ステーショナリー タニィの秘密4 お取り寄せ

ステーショナリー タニィの秘密3 在庫と収納 の続きです)

ステーショナリー タニィが、お客さんの要望に合わせて取り寄せたペイントマーカーは、寺西化学工業のオパックカラーでした。
そのお客さんは、家の外にポスター?を書いて貼っているのだけど、すぐに色が褪せてしまうので、色あせしないマーカーがほしい、という要望でお店に来られたそうです。

ペイントマーカーでよく知られているのは三菱で、これは染料インクも使っていて発色がよいのだけれど色あせしやすい、と、店長さんと専務さんとでいろいろ調べた結果、油性顔料インクのオパックカラーに行き着いたそうです。
そして、決め手になったのが、ISOTで寺西の出している看板。
これが、オパックカラーで書かれていて、何年使っていても色あせしていなかったからということでした。

そして、お客さんの満足度は大変高く、後々まで感謝されているわけでした。

それから、X社のプリンターのインクを買いに来たお客さんがいました。
ステーショナリー タニィにはこれは在庫していなくて、取り寄せで明日には来るということでした。

在庫していないのには訳があり、X社のインクは、E社やC社のインクと異なり、消費期限が切れると変質しやすく、一度、黒インクがセピアのようになってしまい、あわててたことがあるそうです。

実は、私はそのX社のプリンターを使っているのですが、これはとても納得がいきました。

「すごく印刷がきれい」と絶賛する同僚がいて、私もX社のプリンターを買い、満足していたのですが、ある日、職場の壁に貼っておいた2種類のデジカメ写真の色の差に驚きました。
ひとつは、職場のE社のプリンターで印刷したもの、もうひとつは、私が家でX社のプリンターで印刷したものでした。
同時期に光沢紙に印刷して同時に貼ったものなのに、X社の方は見る影もなく褪色していて、このインクの耐光性が弱いことは一目瞭然でした。
で、次に買うならX社はやめておこうと思ったのです。

プリンター本体は電器店で買っても、消耗品は文具店で買うもの。
ステーショナリー タニィにも、E社やC社のインクはいろいろ置いてありました。
でも、変質しやすいものをずっと在庫では置いておけないということでした。
(実際、期限切れで売っていることもよくあるそうなので、これからはチェックをしたほうがいいかなと思いました。予備を貯め込むのもほどほどに)

注文しても「明日には来る」ということからでしょうか。
それとも、インクの量で2種類あるカートリッジを、用途がどうならこちらがお得かも、とか一緒に考えてくれるからでしょうか。
その人はお店にインクを注文していきました。
都会ですから、ちょっと足をのばせば、在庫している店も安い量販店もあるわけですが、お客さんに頼りにされているお店では、こんな場合でもお客さんはよそへ行かないものだなあと思いました。

商店街の活性化のためだと思いますが、ここにもポイントシールが2種類あったのですが、もらっているお客さんは少なかったです。
つまり、地元で買い物して何らかの付加サービスが受けられるから、ここを利用している訳ではないようでした。

ステーショナリータニィの独自なサービスは、そういうお得感ではありません。
切実な要求にこたえられる「ひと」の技です。

(続く)

オパックカラーについては、ステーショナリー タニィHPの「文具Q&A」に詳しく出ています。

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その11 ケルボⅡの広告より

「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その10 三菱鉛筆の社史より の続きです。)

ザッツユーロビートさんが、ケルボ関係の新たな広告をブログ昭和の雑誌広告・懐かしモノに掲載してくださいました。(貴重な資料がさりげなく出ているブログなので見逃せません)
1981年、少年マガジンに掲載されたものだそうです。

以下、その広告の文章です。

消せるボールペン ケルボで当てよう! レコード券

お好きなレコードが買える レコードギフト券3,000円分を500名さまにプレゼント。4

応募方法

ケルボまたはケルボⅡのパッケージ裏面にあるペーパーメイトのダブルハートの部分を2cm四方以内に切り取って薄くはがし、応募ハガキまたは官製ハガキに貼って、住所、氏名、年齢、職業、性別、郵便番号をお下記のうえ、右記あて先までお送りください。

消せるボールペン  ペーパーメイト

ケルボ&ケルボⅡ
総発売元 三菱鉛筆株式会社  ジレット・ジャパンinc.(ペーパー メイトは、ザ・ジレットカンパニーの筆記具部門です。)

ペーパー メイト ケルボ 500円/米国製
ペーパー メイト ケルボⅡ 1,200円/米国製

この広告から、私がノンボテシリーズその8で書いた、「ペーパーメイト開発の消せるボールペン」の年表は、さらに修正できることになります。

修正版2 ペーパーメイト開発の消せるボールペン】

1979年 ペーパーメイト 「イレーサーメイト」を発表

1980年 日本で「ケルボ」の愛称で「イレーサーメイト」が販売される。
     (ペーパーメイト製品として、三菱鉛筆?が販売)

1982年までに 1981年までに 「ケルボⅡ」 日本で販売。

1985年頃まで 「ケルボ」「ケルボⅡ」並行で日本の文具店で売られる。

1986年 「ケルボ(イレーサーメイト)」一般文具店から姿を消す。

2000年頃まで? ペーパーメイトの「イレーサーメイト」 輸入品店などで細々と売られ、その間に改良が進む。

2001年までに ペーパーメイトの「イレーサードットマックス」発売される。

また、ケルボだけでなくケルボⅡも「米国製」でペーパーメイトの製品であること、三菱鉛筆が「総発売元」であることもはっきりしました。
また、両者が並行で売られていたことも確かだとわかりました。

(このシリーズは、新しい事実がわかったときに追加記事を書きます。)

→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その1 きっかけ へ

→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その8 ケルボの子孫 へ

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昔のコーリン鉛筆の雑誌広告

ザッツユーロビートさんのブログ昭和の雑誌広告に、時々文具の広告も紹介されています。
珍しいところでは、宇宙ペン(フィッシャー社のスペースペン 販売したのは日光ペン)の広告なんかもあります。(1969年のもの)

コーリン鉛筆に関係のあるものは次のようなもの。

コーリン鉛筆ピアス  1963年、週刊朝日に掲載されたものです。

コーリン鉛筆 コア  1975年、週刊少年マガジンに掲載されたものです。豪華な懸賞つき。

コーリン鉛筆(全般)  1961年、サンデー毎日に掲載されたものです。

コーリン鉛筆 電動鉛筆削り器 1975年、少年マガジンに掲載されたものです。

雑誌広告は、当時の世相を反映していますし、定価などの詳しい情報が残っていて、とても興味深いです。

雑誌で興味のある記事を切り取っておく人は多いと思いますが、広告はいらないものとして捨ててしまうことが多そう。
でも、ずっと後になるとそれが逆に貴重な情報になったりしますね。
雑誌こそ捨てるな、というのは情報活用でよく言われること。

そうは言っても、雑誌もかさばるのでなかなかとっておけないので、こういう記事をのせてくれているところは大変うれしいです。

~「昭和の雑誌広告・懐かしモノ」より追加~

コーリン鉛筆 ハイピアス 1972年、少年マガジンに掲載されたものです。
懸賞のお知らせ広告で、ケンちゃんシリーズの宮脇康之君が出ています。  

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ステーショナリー タニィの秘密3 在庫と収納

(「ステーショナリー タニィの秘密2 会話と推理」 の続きです。)

やや大判(八つ切り程度)のスケッチブックを手にしている中学生?の女の子に、
「夏休みの宿題?」とか、例によって店長さんが話しかけると、画用紙ぐらいで、遠くから見える大きさのスケッチブックがほしいとのこと。
絵本をうつして書き、大型の読み聞かせ用の絵本のようなものを作る課題のようでした。
(画用紙サイズは、私の地域では四つ切りが「普通」ですけど、このあたりでは八つ切りのようでした。)

店長さんはその子といろいろな話をして、先生がどう言ったかとか、使い道などを確認し、もっと大きいのもあるよ、と、スケッチブックの棚ではなく、レジ側の通路の物入れの後ろから、ぐっと大判のスケッチブックを取り出しました。
「値段も高いけど」と「専務」さんがおっしゃってましたが、その子はそちらを買っていきました。
サイズ違いで棚に入らないからそこに収納してあったのだと思いますが、ちゃんと在庫しているのでした。

夏休みも終盤で、課題を書く画用紙なども買いにくる親子連れも目立ちました。
ステーショナリータニィでは、模造紙などが入る大きなスチールの引き出しを重ねて、その上に板をのせてレジ台を作っています。
引き出しはお客さん側に向いていますが、普段はその前に筆記用具の什器などが乗せてある木の物入れがあります。
紙を買いに来る人がいると、物入れ(キャスターつき)をするするっと前にずらして自由に引出しを使えるしかけ。
さらに、奥側には、昔のミシンの台のような蝶番でたためるテーブルがついていて、食事などで手狭なときには台を広げられるようになっています。

私が座らせてもらっていたのも木の椅子ですが、踏み台にも使えそうで、これもまた側面のふたを開けると、中にクロネコヤマトの送り状などが収納されています。
そして、こういう木製品には、「Stationery Taniy」 のロゴが彫りこんであったり印刷してあったり。
これらは、みんな「専務」さんの手作り!(もともとダムなどの設計をされていたそうで、木版などもされているとか。大きさが違うだけですることは同じだとおっしゃってました。)
広くはない店内を有効利用できるような機能と、手作りの温かみを合わせ持っています。

「何をお探しですか?」でお客さんから要望のあったスクラップブックは、天井近くの棚に2タイプ。
三菱の高級色鉛筆ペリシアは、習字や画材の上の棚に。(おお~ 高級品じゃ~ 私まだ持っていません!)
このお店では、遠慮しないで商品を言えば、何でも出してくれるんじゃないかなと錯覚します。
いえ、むしろ「聞かなきゃ損」。
在庫だけでなく、豊富な商品説明がついてくるのですから。

先にあげたエイチ・エスのブック&カードホルダーを買いに見えたお客さんが、

「ここに来ればあると思ってたの」

と、うれしそうにおっしゃっていました。
大型店ではないのに、この評価はすごいですね。
似たようなサイズが3種類あり、ものを持ってくればよかったと困っていました。
交換OKということで、お客さんは1種類を選んで買っていかれました。
(近くに撮影所があり、台本にカバーをするために買われることもよくあるそうです)

このお客さんはさらに、
「前にここでとってもらったペイントマーカーが、すごくよかった」と、聞きもしないのに大変うれしそうに語っていきました。

そのペイントマーカーをステーショナリー タニィが選んだわけをお聞きしました。

(続く)

→ 「ステーショナリー タニィの秘密4 お取り寄せ へ

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ステーショナリータニィの秘密2 会話と推理

(「ステーショナリー タニィの秘密 ~第一印象~」 の続きです)

ステーショナリー タニィは、お客さんへの声かけが大変多いお店です。
このごろでは大きな売り場が多く、お店の人はレジから動かず黙っていて、こちらが勝手に商品を探して持っていくのに慣れていると、「夏休みの宿題?」なんて子どもさんに話しかけているのは珍しく感じました。
私の場合は、初めの声かけ、こちらが頼んで商品を出してもらった時、商品が増えて持つのが大変そうな時などでしたが、うるさく干渉してくるわけではありませんでした。
いろいろな棚を見てものを取っているようなお客には、自由に選ばせてくれています。
で、ものが見つからなくて困っているようなお客には「何かお探しですか?」
これが、絶妙なタイミングで、これで出て行ってしまったり、「別に何も」なんて言ったお客さんは、私が見ている間(←5時間ほど…長すぎ!)に一人もいませんでした。
お客さんからの質問や話しかけも多く、会話がはずんでいて、日頃から地元のお客さんに親しまれているお店だということがわかります。

その中で、一人の男の子が、黙って、レジにスティック糊を持ってきました。
ああ、さっき見た「貼ってはがせる」タイプだなあと私はそれを眺めていたら、店長さんが、
「これ、後ではがせるタイプだけど。強力タイプは上の方にあるよ。」
と言ったのです。
商品説明もついていた商品なのに、なぜそんなことを言うのかなあと思っていたら、その男の子がくるりと向きを変えて、今度は強力ピットのりを持ってもう一度現れたのです。

えええ~!? 
なぜ、この子の買いたい糊が「貼ってはがせる」タイプじゃないってことがわかるの!?

不思議だったので後で聞いてみたら、大勢のお客様が間違えるから、ということでした。
多くの人はスティックのりはどれも同じだと思って買うので、買う前に確認するとのこと。
ちゃんとそこに店長さんがつけた説明ポップがついているのに、です。
でも「そこに書いてあるでしょ」なんてこともなく、自然に説明はされ、男の子は今度はよく見て糊を選んできました。(たくさん並んでいた「消えいろピット」シリーズでなく「強力」を選んできたんですから)

私がレジへ持っていった輸入もののホッチキスも、
「これは普通の針でなく3号針を使うタイプですが、よろしいですか」と確認をされています。
コンパクトホッチキスでそれは珍しい、と喜んで買ってきましたが、買う前には全然気づいていませんでした(^^;)

実際、修正テープでは本体でなくリフィルだけを買っていきそうになる人も多く、「これだけでは使えませんがよろしいですか?」と確認をするそうです。

ステーショナリー タニィでは、特別な商品は、

1 商品自体に書いてある説明
2 店側が用意したポップの説明
3 会計前の説明・確認

この3段階を経て買われていきます。
3回説明があれば、かなり間違いは防げますね。

お客がものを知らなかったり説明を読んでいなかったりすることを前提に、それでもそのお客が求めていたものと違うものを買わないようにとのフォローがさりげなく行われています。
「そんなことも知らないの?」みたいな態度の応対は一切ありませんでした。

ボールペンを求めたお客さんには「替芯もありますので、本体をお持ちください」という声かけがほとんどでしたが、一人、フリクションボールを数本持ってきた人には「フリクションボールですがよろしいですか?」と確認がされていました。
消せるボールペンと知らずに買って、大事な文書に使ったりしないようにの配慮でしょう。
その人は、フリクションを選んで買っていたので、話はそこで終わりましたが、
「フリクションボールって何ですか?」「何か違うんですか?」とか言ってくれば、
「これは熱で消すことのできるボールペンなので、~~に使うと大変なんです。」などの説明があったと思います。

かと思えば、
「普通のボールペンください」なんて方も現れます。
「普通」って言われても、何が普通なのか難しいなあと思いましたが、「太いのばっかりで…」とこぼすその言葉で、店長さんはその方に小難しい説明はしないで一緒に棚の前に行き、たちまちノック式のボールペンを1本選んできました。
その人は満足してそれをお買い上げになりました。
油性の事務用タイプで、ノック式とキャップ式の好みくらいしか聞いていないのではないでしょうか。(商品名までわかりませんでしたが)
多様なボールペンがあるばっかりに、「ご自分の好みですから」とか言われても逆に選べず困る人もいるわけです。

これが、「ボールペンはどこにありますか?」のお客さんになると、
「こちらが油性、こちらがゲルインキで書いてすぐこすると汚れます」くらいの説明になり、あとはその人の選択にまかせています。
応対は一人一人の様子によって、細やかに変化していきます。

ファックス用紙の棚には、たくさんの紙芯が入っていました。
買いに来た人が空になった芯を持ってくれば、ここで照合して規格に合った紙を間違えずに買うことができるでしょう。

特別な知識を求められることもなく、自分の要望を伝えれば考えてくれて、誰もが安心して買い物ができるお店、そこには次々と注文や相談が持ち込まれてきます。

(続く)

→ 「ステーショナリー タニィの秘密3 在庫と収納」へ

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秋のBEAMS文具 登場するも…

2008年春に発売された、セブン-イレブンとBEAMSとのコラボレーション文具「BEAMSTATIONARY」の秋バージョンが発売されていました。

地元のセブンイレブンで見かけたのは、

マイ マッキーケース 赤(ゼブラ 480円) …春の黒ケースの赤バージョン

レバーファイル パソコン(コクヨ 500円) …パソコン風A4レバーファイル 中に柄はなし

レバーファイル カートン(コクヨ500円) …段ボールの小荷物風印刷のA4レバーファイル 中に柄はなし

ダイモ トリコロール(2100円) …白と赤のボディに、赤、青、黄の文字盤

トリコロール カッター(オルファ 350円) …白のボディに、赤と青でアクセント

です。(画像は後日)

春の文具の色違いや機能違いで、種類も減り、特に新味はありません。
ファイルも、春物の方が中に印刷があったりして凝っていた分おもしろかった。
実用的で楽しい紙ものがないのも残念(単にまた売りきれているだけかもしれませんが)
もっと違う角度からのパロディを期待していたし、消しゴムや蛍光ペンなどの他の文具やよそのメーカーさんが入るかもと思っていたので残念です。
色あいが、春のオレンジから白になっているのは秋物だから「白秋」?

ついでに、そこの店では、春物BEAMS文具もまだほとんど買えます(^^;)
(マイマッキーケースの黒は売り切れているようですが。)
その時の陳列棚をまだ使っているせいか、秋物の棚に模様替えということもないようです。
いずこも同じ秋の夕暮れ? よそではどんなか知りたいです。

【2008年春物 BEAMS文具の記事】

定番とジスマークのナイス☆パロディ~BEAMS セブン-イレブン コラボレーション文具~

BEAMS セブン-イレブン コラボレーション文具の買い物

BEAMS文具 まちがいさがし

学習帳のジスマーク(←本物) ~BEAMS文具 まちがいさがし2~

ツバメノート&レポート用紙三態 ~BEAMS文具 まちがいさがし3~

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ステーショナリー・タニィの秘密 ~第一印象~

「ノンボテ」ボールペンの調査に協力してくださった文具店、ステーショナリー タニィは、世田谷区、小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅の近くにあります。
祖師谷大蔵は「ウルトラな町」で、駅の看板やウルトラマン商店街など、あちこちにウルトラマンにちなんだものが見られます。

地図と、前日の電話でのご説明と、ステーショナリー タニィの日記のスナップ写真とで、無事にお店は見つかりました。
細めの道の両側に小さな店がたくさん並んだ商店街の中、本物の自転車の看板と写真館の向こう、ステーショナリー・タニィも間口の狭いこぢんまりしたお店でした。
Taniy_2 Taniy_1

まず、入り口の外にお買い得品のディズニーグッズなどのキャラクターもの、ウルトラマンなどの学習帳が並んだラック、ちょっと珍しいホッチキス(輸入物?)、絵入りはがきのラック、ダンモデルなど。

店は両側の壁が棚で、真ん中に両面陳列用の棚が壁のようになっていて(上はあいている)、細い通路が左右と奥にあるような細長い構造です。

入ったあたりで、店長さんらしき方に声を掛けられてご挨拶しましたが、私だとわかってもらえなかったようなので(どうも、文章とイメージが違ったらしいです^^;)、初めて行った文具店、いつも通り、まずは一周、探検することにしました。

ご贈答品などに使いそうな高級文具は見当たりません(←実はあった)。
レジ台の上にあるボールペンやデスクペン類がドクターグリップなどのやや高価なものだったくらいで、店内のほとんどが普段使う文具です。
紙ものは少なめ、筆記具は多めという印象を受けました。
事務用品の用紙類やキャラクターものが精選されているのかもしれません。

両面陳列棚の片面は、ボールペン、マーカー類、鉛筆、シャープペンシルなどで占められていたように思います。(反対側が、のり、はさみ、、カッター 消しゴムなど)
細い筆記具でその棚が埋まっているのだから、種類も大変豊富で、しかも目につくのは国産メーカーのものばかり。
多色展開のものは、バラ売り、替え芯の横に、かわいいケース入りのセットもと、大きな什器は使っていませんが目をひきます。
こんなに筆記用具に種類があったのか、と改めて思いました。

タニィのホームページの文具辞典にも出ているいろいろな学習帳は、「国語 ○マス○行」などの表示のほか、「○○小学校○年生」などの手書きの表示も付け加わっていました。
気がつくと、店内にはそういう表示があちこちに見られます。
100枚入りの角封筒のところには、「10枚入りは外にあります」。
のし袋のところには「御霊前」は四十九日前、「御仏前」は四十九日後、袋による金額の目安なども。
貼ってはがせるスティック糊にも注意書きがついているし、ボールペンの棚にも「500円以上の商品はレジ台の上です」と書いてあるし。
探す人の立場を考えた親切な情報です。

話題になった、フリクションラインケシポンモノゼロクルトガハイテックCコレトPetit1 などもそろっていて、新製品を試してみたい人の心もつかみます。

かと思えば、吸取紙肥後守(後述)、ボトルインクなどの昔からの文具、マンガ万年筆やつけペンなどの漫画用品、ジャンボサイズとまではいかないけど大きめのレーダーの消しゴム(1000円タイプ?)、エイチ・エスのブック&カードホルダー(これは私が初めて伊東屋or丸善で買った商品の一つ、透明で丈夫なブックカバーです)のいろいろなサイズ、トンボのアクアピットのボールペン型強力タイプ、マーカーもはさめるソニックのスーパーコンパスなど、よく見るごとに、あれ? というものが出てきて、手に持った品物が増える…
通路にあって、まだビニールを開けていなかった秋物のレター関係も出してもらったりして。

これらに、ウルトラマン商店街限定オリジナルの根付を加えて、いったんレジへ持っていく際、ようやく、店長さんと「専務」さんにご挨拶をすることができました。

ごゆっくり落ち着いてしまった私の前で、ステーショナリー タニィは、この後次々と「華麗なる日常」を展開してくれたのでした。

(続く)

→ 「ステーショナリー タニィの秘密2 会話と推理」 へ

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単色おりがみっていっぱいあるのね その5

同色だけが入った単色おりがみはたくさん同じものを作りたいときに便利ですが、今回は和紙のものを見つけました。

手すき一色民芸和紙(「一色」は「ひといろ」と読みます。)
15cm角(150mm×150mm) 同色10枚入り 210円(私の購入価格)

発売元は、京の象(かたち) という会社です。
20色あるそうですが、私の買ってきたものには色名が書いてありません。

京の象HPには、現在この和紙の単色おりがみは掲載されていないので、まだ新しい製品なのかもしれません。
でも、同HPでネット販売をしているので、近くのお店になかったら問い合わせは可能です。
今まで、和紙の折り紙で同色がたくさん入っているタイプはありましたが、単色タイプは見かけなかったので、これはうれしい商品です。

この会社からはほかにも、

一色折り紙 15cm角 20枚入り (黒 白 茶 紫 藤 青 うす水 桃 緑 黄緑 黄 橙 赤)

一色折り紙 15cm角 14枚入り(金 銀)

一色折り紙 15cm角 10枚入り(カラーホイルの紫 桃 緑 青 赤)

単色折り紙 15cm角 100枚入り

単色折り紙 15cm角 100枚入り 

一色千羽鶴 7.5cm角 100枚入り(桃 緑 黄緑 黄 橙 赤 黒 白 茶 紫 藤 青 水)

一色千羽鶴 7.5cm角 50枚入り(銀 金)

など、普通の単色おりがみもいろいろ出ています。

【このブログで紹介した単色折り紙の記事】

→ 単色おりがみって いっぱいあるのね その1 (トーヨー、クラサワ、アイアイカラー、中村紙工、ダイヨ、プリントカラー、オキナの製品)

→ 単色おりがみって いっぱいあるのね その2 (トーヨー製品の追加)

→ 単色おりがみって いっぱいあるのね その3 (ぺんてる)

→ 単色おりがみって いっぱいあるのね その4  (協和紙工)

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けふこの予告編

先日、21世紀歌舞伎組の「新・水滸伝」を観に行った折、ステーショナリー・タニィを訪問してきました。
昔の加圧式ボールペン「ノンボテ」の調査に、鮮やかな回答をくださった文具店ステーショナリー・タニィの店長さんと「専務」さん、その実態は!?
当日、私の目の前で繰り広げられた、たくさんの小事件をレポートします(何回続きになるか未定です)。

浅草橋にも行きましたので、お気に入りスポットのその後なども書きたいと思います。
(残念ながら、金魚ひもは見つかりませんでした。紐の問屋さん5軒くらいとビーズのパーツのお店なんかでも聞いたんですけど。紐の問屋さんで、1軒だけ「オパールヤーン」という商品名をご存じでした。)

書きたいことがたくさんあって、なかなかまとまらないのですが、ぼちぼち書いていこうと思います。

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栗の折り方

時々「栗の折り方」でここに見える人がいるので、簡単な栗の折り紙を考えてみました。

「つる」の途中から、「かご(いれもの)」を作るつもりで、最後だけ折り方を変えます。

【栗の折り方】

1 つるの基本形を折る
Photo

つるの基本は、四角からでも三角からでもできますのでお好みで。

2 「かご(いれもの)」を途中まで折る。

つるの基本の、紙が開く側がとがるように両側を折り、それぞれの三角を開いてつぶし、さらに裏側に折り込みます。
このまま上部を折って開けば「かご」になりますが、栗は開かずに上下をひっくり返します。
Photo_2

3 ひっくり返した先端の白い部分を巻き込むようにして折りあげ、富士山型の先を茶色の紙の折り目にひっかけて折り込みます。

4 4面同じようにすると栗らしくなります。

008_2

私は掲示用に和紙のおりがみを使いましたが、これは両面が茶色なので、茶色と白っぽい色を2枚重ねて折りました。
折り目がかさばって開くときは、のりやホッチキスで開かないようにとめます。

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