ポスカへの恋 その1
ポスカが産声を挙げた頃は、私は学生も終盤の頃。
やがて社会人になったものの、しばらくはポスカは高値の花でした。
どうやってその存在を知ったのかは、定かではありません。
憧れたのは、不透明さだけでなく、ソフトなその色あいでした。
マーカーで、黄だいだい(山吹色)やエメラルドグリーンが出るなんて!
その明るいはっきりした中間色は、今までのマーカーにはないものでした。
不透明さだけなら、ペイントマーカーもあったのだけど、
匂いがなく、溶剤を気にしなくていいのも魅力でした。
でも、そのソフトな色を買おうと思ったら、どうあっても15色のセットを買わねばならない。
ピンクや水色だけなら8色でもよかったのだけど、惚れたのがエメラルドグリーンじゃね。
15色の方が、箱に立てて収納ができるので、機能的で好きだったのもあります。
でも、買うのなら、太字という名の角芯のと、中字という名の丸芯のと、
両方ほしいと思いました。
(今なら、迷うことなく太字 ですが、何しろ使ったことがなかったので)
しかし、ポスカはマジックインキやマッキーに比べて高価です。
角芯の太字は、1本250円、15色では、3750円!
中字でも、1本200円、15色では3000円。合計6750円~
今の私でも、簡単には手が出ない金額です。
それを、特に目的もないのに、ただほしいからという理由で買うのは、
社会人ペーペーの私には、とても困難なことでした。
(そうでなくても、仕事に必要な文具をいろいろ買わなくてはならなかったのです。)
そのポスカを手に入れたのは、数年後、
偶然、改装閉店セールをしている文具店があり、
全品3割引くらいで売られていて、その中にポスカがあるのを見つけ、
むろん、こんな機会はそうそうないからと、2種類買いましたっけ。
(後に、浅草橋問屋街で安く買えることがわかりましたけど)
こうして入手し、性能的にも大変満足度の高いポスカなのですが、
実は、対外的には、これほどストレスのたまる文具はない 、と言ってもよいのです。
アマゾンには15色がない ぶ~
(この項続く)
~続きの記事~
→ 「ポスカへの恋 その2」
→ 「ポスカへの恋 その3」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
♪ ユニポスカで何かくの?
背中~♪
ポスカ発売当時、そんなCMがありました(^-^)
投稿: 松本麗香 | 2007年5月16日 (水) 03時24分
それは知らなかったです。ユニ坊主や野菜えんぴつのCMなら知っていますけど(←古)
投稿: けふこ | 2007年5月16日 (水) 20時16分