金子功さんがデザイン活動を休止されるそうです
ピンクハウスを作ったデザイナー 金子功さんは、現在、ピンクハウスから独立して、「KANEKO ISAO」「WONDERFUL WORLD」の2ブランドのデザインをされていましたが、この秋で、デザイン活動を休止されるそうです。
5日に帰宅したら、その連絡の手紙が来ていてびっくりしました。
(店で話を聞いていたら、距離が違う人にも同じ日に届くようにと、時差をつけて手紙を出したそうです。早く連絡がきた人は、これを言ってしまっていいのか~と、カネコイサオのHPに記事がのるのを待って自分のサイトに書いたとか)
ここのところ疲労がひどくて、休日もダウンしていたので、なかなか遠征もできず、
1年くらいご無沙汰していたような。(←ひどすぎ)
1日から始まったセールの日もぐったり状態で、今回はパス! だったのですが、
パスしてる場合じゃない~ と、7日に東京に出かけたのはこれが主目的でした。
セールといっても、カネコのセールは、40%オフで、
元値が元値だから、セーブしながら買い物しなくちゃならないものなのですが、
今回は思いっきり暴走してきました。(セールでない新作も)
だって、もうじき、新しい服は買えなくなってしまうんですもの。
今でも、山のように、見つからないほど(←おい)服は持っているけど、
新作を待つ楽しみはまた別物ですもの。
ピンクハウス系の服は、ロングスカート、ペチコートでふくらませたボリュームのある重ね着に、フリルとリボンとレースがたくさん、ってイメージでしょうか。
基本形のこの形はかわいすぎるし、動き回るのには不便で、仕事には着ていけません。
でも、おとなしめのものを、だんだん仕事着に転用して、
何か変わっているとか言われつつおおむね好評? なこのごろでした。
今の時期なら、紫陽花柄の、カットソーやジャンパースカートなど。
東京に着ていったのは金魚柄に、団扇と朝顔柄(ホタルもついている)。
そのうち、日本画の若冲の向日葵と朝顔柄のアロハ型シャツなどの出番です。
金子さんの服には、いつも驚きがある。
何色色を重ねたのかわからないほど繊細なプリント、
一つの柄に、多ければ10色などの展開もしてしまう豊富な色彩、
こんなものがなぜ柄になるのかという多様な柄や、それを再現したコサージュ、
見ても構造がわからない組み立てをされている服、
さまざまな色や柄や形で構成された手の込んだパッチワーク、
プリントに合わせてリアルに編まれたモチーフニット、
無地ものであれば、どうしてここまでと思うほど、細かく施されたピンタックやピコフリルやレースなどの加工、
着物を含めた、民族調の服の、洋服へのアレンジ、
そんなものが何もない無地のすとんとしたワンピースの絶妙なライン、
…それを知ってしまったら、なかなか他の服だけを着るつもりにはなれないのです。
(だいたい、私はフルコーディネートは和調くらいで、他の服と混ぜたりしてお気軽に着ています。気軽に着られないものはコレクションという名の死蔵になってますが 汗)
最後の秋物の絵型は、7月13日(金)からです。
(カタログと絵型がどんな役目をするのかは、固定客であれば知っていますが、またそのうちに。)
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