« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの

ほぼ空になっていたレターケースの中にも、いろいろな手紙関係のものが詰まっていました。
まず官製はがきは10円額面でした。これって火焔土器の絵だったのね~
そして、絵はがきが何枚か。
Photo_2 昔から、この手は私の趣味じゃないので、これはもらったものだと思います。(和柄でも、ファンシーなのとそうでないのがあり、これは後者)

裏を返してみたら、「世界身体障害者芸術家協会」。これは、今や私のファンシーポストイットやメモの主流をしめているところですね。
今でも、こういう絵葉書やカードも売っていますが、かわいいふせんやメモ、特に型抜きタイプは見逃せません。(そのうちコレクション公開を♪)
(その記事はこちら → お道具箱の中身5~付箋その他~
この会もずいぶん長く活動しているのですね。

封筒は、本来のこのレターセットのものと、ミドリのびんせんのペアのもの、もう1枚は外国の風景画のようなワンポイントですが、これも正体不明です。
Photo_3 Photo_4

Photo

びんせんは、わずかなものをのぞいて、自分が使った覚えがないので、これは、妹か友達と交換したかもらったかの品なのでしょう。
1枚しかないものなんか、きっとそうです。
ミニ便箋(A5)のパンダ柄は使っていました。
誰のイラストかわかりませんが、これも名前のわかる人のものではないかしら。
当時、パンダが初めて日本にやってきて…(歳がばれる)、そういえば、中国物産展で買った鉛筆はまだ少し残っているかも。

右の画像はキャラクターものです。左端の絵は、色が薄くてわかりにくいんですが、男の子と女の子がいます。これは私のものでした。何かに使っていましたよね、このキャラクター。リボンシトロン?
後のは、見覚えがないので、もらったものでしょう。ビーバーなんか、微妙な色柄違いですね。(これだけはコクヨのものとわかる会社名入り)

他にも、柄つきの折り紙(駄菓子屋千代紙というらしい)を集めたり交換したりしました。
今の子どもも、かわいいメモ帳(1枚ずつはがせるタイプ)を交換したりしているみたいですから、基本的にこういう感覚は変わらないのかもしれませんね。
で、交換したものはだいたい1枚~の少ない枚数しかないので使えない。それでコレクションとなり、いつの間にかなくしてしまったり、死蔵したりしてしまう。
でも、妹は、結婚するときに、その使えない折り紙のいっぱい入った箱を忘れずに持っていったそうです。
そして、使えないまま子どもが生まれて、その子が大きくなったときに、「お母さんの大事」と言って譲り渡したとか。

(で、その中に、このブログの宿題になっていた「パラピンおりがみ」が入っていたのです♪ うまく画像が撮れないんですが、そのうちアップします。)
 (→ パラフィンおりがみ知ってますか? へ)

人により、びんせんだったり、おりがみだったり、ふろくだったり、いろいろでしょうが、はかない消耗品の紙製品だけに、なおいとしく大切に思えることがあるのかもしれません。

拍手する

【関連記事】

→ 「昔のファンシーびんせん その1」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その2 起山房便箋」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その4 チダ ハンドラー&サンエックス」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その6 コクヨ」 へ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

フラットクリンチホッチキスの意外な危険

職場では、書類をとじる用事が多いため、電動ホッチキスがあります。
(さすがに個人でほしいとは思いません)
すきまに重ねた紙をさしこむと、ガチャン! ととじてくれます。
けっこう音も大きいし、手にもびんびんと衝撃が来るので、なかなか大げさな道具です。
紙を引っ張るタイミングが悪いと、センサーに変に反応して余計にとじてしまうこともあり。

電気を使うせいか構造が複雑らしく、不調になることもあり、一部分解したりと困っていたとき、誰かがホッチキスを殴ったら見事に復活したこともありました(^^;)

で、うちの職場のものは、フラットクリンチタイプで、綴じた部分の針がかさばらないものなんですが、先日、綴じ込み作業をしていたとき、書類の持ち方が悪かったんだか、私の指にぐさっとホッチキスの針がささったんです。
指先の腹側で、けっこうしっかり刺さって、血も出て。
で、案外あとを引いて、もう1週間になるのにまだ痛かったりするんです 泣

考えてみたら、フラットクリンチというのは、針の先が書類に食い込んでいないわけですから、逆に書類の外に出たままになっているのよね。
だから、うっかりそこを指で触ったときに、刺さる危険もあるわけです。

かさばらなさ、外しやすさでは、フラットクリンチが評判がよいようですが、自分がお気に入りのかるヒットがフラットクリンチでない方だったりするので、粗忽者としてはフラットクリンチでないものを使ったほうがいいかなと思いました。

ま、電動ホッチキスのとじッティングのときは…気をつけよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

昔のファンシーびんせん その6 コクヨ

自分では、コクヨは定番事務用品を買うところ、ってイメージでしたが、当時からファンシーものもあったのが意外でした。

Photo Photo_2 これは、おみやげに?もらったレターセットです。
こんな風にケースに入ったレターセットは、これしかもっていなかったので、使い終わったあとも、他の便箋やら封筒やらの収納ケースにしていました。(この中にまたいろいろ入っていて…は、また後日のネタに)

ピンクの方はかなり中身が残っています。(妹のものです)
最初、これがどこの製品だかわからなかったのは、ケースに社名が入っていないからで、
封筒の角に小さく薄いピンクで「KOKUYO」と書いてあって判明しました。
実は、便箋のほうにも、角に一箇所、その角から縦に5cm横に5cmの位置に、4mmくらいの筆記体のロゴマークが入っています。
角はともかく、なぜそんな位置にロゴがあるのか、まったく理解できません。
ケースに社名がないのは、たぶん、レターセットに巻いてあった帯か袋に書いてあったためと思われます。

色合いは、ケースと同じデザイン化した花模様を薄い色で印刷してあります。
気に入ったのか、数がなかったのか、水色は使い切ってあります。
罫線はないので、線の入った紙が付属していたと思われます。
封筒は、それより気持ち濃い印刷がふたの部分にだけしてあります。
もともと付属していたシールは左側の花と猫で、右のくまシールは、「なかよし」の付録です。
ケース、びんせん、封筒に統一感があるのに、シールだけなぜこんなに雰囲気が違うのかわかりません。
やはり、ここはこの花柄から2種くらい選べばいいと思うのですが。

Photo_3 Photo_4

Photo_6

左は珍しくキャラものです。買った理由ははっきりしていて、楽器が出てくるからです。表紙は地模様に、楽譜と英文がパッチワークのようになっています。
表紙の絵は3柄ですが、中身は、ピアノを弾くふりのやんちゃ坊主と、スーザーフォン風ラッパを吹く男の子の2柄が角に配置されています。
誰のイラストかは不明です。
名前は「ミュージック」で、値段は100円。

すみれのほうは、「思い出の馬車」で、60円! 際立つこの安さは、きっとオイルショック前の製品では?
やや大人っぽい柄なので、たぶん文具店で発掘して買ったんだと思います。

題名も表紙も「馬車」なのに、中身には馬車が出ていません。
ま、無地のびんせんでも表紙がやたらきれいだったりしますから、こういう名称は会社で在庫管理や注文のときにわかりやすければいいのでしょうか。

これも、すみれと鈴蘭が角に配置されています。(ほんとうに好きなのね。ここに出てないすみれのお気に入りはまだある)
ただ、画像のブーケ(右下のもの)は好きなんですが、左上のすみれの青がどうにも好みじゃなくて、けっこう枚数が残っています。罫は細め。

吸い取り紙(水色)には、手紙の書き方が出ています。すごく実用的☆
「メッセージのいろいろ」「手紙のマナー」「花言葉」「誕生石」
手紙の書き方に、「郵便番号を忘れずに」とあるので、少なくとも郵便番号施行以降のものですね。

メッセージの例文は、ちょっと笑える(^^)

誕生祝い
・お誕生日おめでとう。また一つ年をとったね。
・ブラボー! 君の誕生日を心から祝福するよ。
・お誕生日おめでとう。あなたに素晴らしいことがいっぱいありますように。
・Happy Birthday. なにを贈ろうかといろいろ考えましたが、私のハートが一番だと思います。
・このむと、このまざるとにかかわらず誕生日は、年1回やってきます。
・親愛なるお父様(お母様)お誕生日おめでとうございます。

お見舞い(抜粋)
・毎日天井とニラメッコ、もういいかげんに逃げ出せよ。
・見舞い品の処分どうしている。僕も手伝おうか。

入学・卒業祝い(抜粋)
・これで君も大きな顔ができるね。おめでとう。
・卒業できるかどうか心配していたよ。よかったね。
・楽しかった思い出も、苦しかった思い出も、みんなさようなら。

結婚祝い(抜粋)
・君の顔いつもより○○の下が長いぞ!
・結婚おめでとう。逃げないようにしっかりたずなを。
・あなたには、もったいない位の旦那さま、いつまでもおしあわせに。
・子宝といいますが、今はあてにできません。ほどほどに

〔書き出しと結び〕
 先生や目上の人に出す時、書き出しがむつかしいものです。一般的に使われている拝啓と書き出したら敬具、前略なら草々と、これは少し堅くなりますので、それよりヤングマンらしいことばを作ってはいかがですか。(後略)

「わ~ぃえむしえ」♪
けっこうコクヨってくだけた考えかもしれない(^^)

拍手する

【関連記事】

→ 「昔のファンシーびんせん その1」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その2 起山房便箋」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その4 チダ ハンドラー&サンエックス」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの」 へ

| | コメント (4) | トラックバック (5)

セタガヤ・ブング・ジャムに行きたかった

“文具王” 高畑正幸! “ブンボーグA” 他故壁氏! “イロブン” きだてたく!
文房具業界のドラQパーマンこと三人の文具野郎たちがついに夢の競演。ときにアツく、ときにクールに、たまに半笑いで文房具を語ります!! 文具話限定トークライブ『セタガヤ・ブング・ジャム』。世田谷でダラダラと文具の話をするからセタガヤブングジャム。わかりやすいイベントタイトルが自慢です。

参加申し込みをしていたのですが、仕事が入ってしまって。
それでも、早めに終わればと思いましたが、いつも以上に長く炎天下の作業で、
間に合わない~、とあきらめました。 (・ ・、)くすん

「今ごろ、お江戸では、楽しい文具会が開かれているのね…」(遠い目)

次回があることを願っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ

NB(エヌ・ビー)の製品は3つありました。だいぶ雰囲気が違います。

Nb_1 Nb_2

Nb_3 Nb_4

左の蛍光ピンクがきいてるのは「Layered」。150円です。
デザインされた花柄は色合いも全然好みではないのですが、買った理由は、両面印刷になっていることです。
文字を書く側には罫線のみが印刷され、裏の花柄は透けて見えるだけになっています。
三つ折にすると、派手な柄の上に、スカラップになった薄いピンクの6弁の花がふたをするような感じになります。
「レイアード便箋でファッショナブルに!」と、表紙の裏に折り方の説明が書いてあります。
ペアの封筒は買いませんでしたが、封筒もふたが薄いピンクの6弁の花になっているようです。

真ん中は「Rocky」。200円です。
あまり主張がないタイプですが、地色がブルーグレー、そこに白のレース模様というのがよかったようです。
今だと、ホールマークの英国風シリーズが全体的に青系イメージで好きですが、このあたりの好みもすでに始まっています。

右端は「すみれ」。200円。
これは、私が文句なく一番好きなすみれ、日本のただの「スミレ」という、濃い紫で葉っぱが細長いすみれです。(金子功さんのプリントにもあります。)
よく使ってあります。

表紙はミューズコットン風のグレーの厚ぼったい紙、中は細い罫にワンポイントのすみれ。
今の私には、少々罫が狭すぎるけれど、すみれがきれいだから許す。(←えらそう)

ミドリので今回しまってあったのは、この1つだけ。

Photo Photo_2

Photo_4 Photo_5

表紙は、ギョーム・アポリネールの「ミラボー橋の下を セーヌ河が流れ われ等の恋が流れる…」の有名な詩が金文字で書いてあります。
中には詩はなく、左の角にだけ表紙と同じブーケがあります。
名前は「ミラボー橋」、150円です。

写真ではわかりにくいと思いますが、花にはわずかにエンボス加工がしてあり、ぐるっとまわりを取り囲むレース部はすべてエンボス加工がしてあります。
ただ、このピンクが好きじゃなかったので、早々に引退したようです。
おおむね好きでも、どこか気に障るところがあるとなかなか使えないというのに気付いたのは、つい最近のことかもしれません。(←ああ、なんて無駄の多い人生)

ここで特筆すべきは吸い取り紙で、「世界の民謡集」とあり、チリ民謡の「アイアイアイ」が楽譜つきで印刷してあります。
歌はまあまあ知ってるほうだと自分では思っていますが、これは知らない。
(「アイアイ」のおさるさんではないのです)
しかも、この末尾には、

この楽譜の裏面は吸取紙になっています。吸取紙としてお使いになった後で、この楽譜を集めて「世界の民謡集」を作りましょう。

と書いてあります。
ということは、当時のミドリの吸い取り紙には、いろいろな民謡がついていたのでしょうか?
しかも、こういうマイナー系の。
「民謡集」が作れるほどたくさん便箋を買う人がいるんですか~?」(←ここにいる)

また、「真心をつたえるミドリのルストカード発売!!」とあります。
ギフトカードを売り出したのはサンリオだということですから、追随したのでしょうか?

毎度ミドリの製品をお求めいただきまして有難うございます。
ミドリの便箋には皆様に親しまれている世界の民謡を次々に紹介しています。これからも色々な歌を集めて下さい。
ミドリではこの外、米国ルストクラフト社と提携してすてきなデザインの便箋、ノート、ショッピングバッグや、楽しく美しいグリーティングカードの各種、クリスマスカード・エブリデーカード(バースデー・友情・お祝い等)ペットカードなど多数のきれいなカードを発売しています。あなたのまごころを最も良く伝えてくれるミドリのルストカードをどうぞお友達にもおすすめください。
ミドリの便箋はJISが保証する工場の製品です。品質管理はきびしく行っていますが万一不良品のありました場合はお取替致します。
製品についてのご意見、ご不満がありましたらお聞かせ下さい。

とてもグリーティングカードに力が入っているのがわかりますね。
(サンリオはホールマークと提携してたと思います。)
便箋にJISマークはついていませんが、「JIS標準型 177×250mm」「JIS表示許可第3671119号」との断りがあります。

拍手する

【関連記事】

→ 「昔のファンシーびんせん その1」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その2 起山房便箋」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その4 チダ ハンドラー&サンエックス」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その6 コクヨ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの」 へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

昔のファンシーびんせん その4 チダ ハンドラー&サンエックス

おそらく、私が社名を意識していたあたりでも、一番お気に入りだったサンエックスのものです。
ここにないものがたくさんあると思いますので、それはまたいずれ書くことにします。

社名は、初めからサンエックスではなかったようで、このチェリー柄の2つは、「株式会社 チダ ハンドラー」で、トレードマークとして、サンエックスの XXXの上に・・・がついた人間3人並んだようなマークがついています。
Photo Photo_2

Photo_3 Photo_4

右の2つは、最初に綴じ込まれた吸い取り紙に印刷してあったもので、
「紙製品のトップを行く  サンエックス・ブランド!」というのと、「株式会社 チダ・ハンドラー」と、両方が書かれています。
私はこの手の紙を吸取紙だと知らなかったので、一度も使ったことがないし、意識してみたのは今回が初めてみたいです。
(ちなみに、郵便料金は、はがき10円、封書20円の時代のもの)

で、柄ですが、チェリーが2柄。チェリーの配置と、てんとう虫がいるか、アリがいるかであんまり違いはありません。こういう2柄展開はちょっと珍しいと思います。
普通は、同じような雰囲気でも、細かなアイテムがいろいろあるとか、色展開が違うとか、
コレクションしたくなるような要素があると思うのですが。

表紙はチェリーの色が蛍光ピンクっぽい色なのがあまり好きではないんですが、中は違う!
表紙と同じサイズの絵が、薄く印刷されているのです。(色も蛍光色ではない)
大柄なので、文字を書いてもさくらんぼの絵はわかる。とても好みです。
だから、同じようなものをまた追加で買ったと思われます。
(この「さくらんぼ」が、サンリオと違うところですので、サンリオのことを書くときに。)
罫線がないので、罫線用の紙がついていたと思いますが、これは現在失われています。
現在は、罫線ありのほうが好きですが、当時はどちらでもかまいませんでした。

こちらは、「サンエックス株式会社」になってからのものです。
Photo_5 Photo_6

左は、表紙が大変好みです。薔薇おとなしめで、すみれもきれい。パステルみたいにやさしい色。
「Roman Frower」という名前で、ゲーテの「見いだした花」の詩が書いてあります。
後で出てくる、ミドリの製品にも、詩がついているものがあります。
詩がファンシーの役割なのは、どちらかというと、もっと昔の少女系に多かったのでは?
中原淳一のものなどに似合いそうです。

中は、画像ではよくわからないと思いますが、同じ絵がうっすらと印刷してあります。
(これはもっと濃くてもいいんじゃないかと思いますが。詩はなし)
ピンクの吸い取り紙がついていますが、これには何も印刷がしてありません。
値札をはがしてあり、値段の印刷もないので、価格は不明。

右側のものは、「Beautiful Letter」。表紙の印刷では、たぶん200円です。
花柄はデザイン化されたもので、配色も自分の好みとは少し違うのですが、たぶん決め手になったのは、トレーシングペーパーだということかと。
薄く印刷とかと同様、透け感というのも好きなところでした。
実際は、紙がかためなので、筆圧が弱いとちょっと書きにくいとか、インクの吸いが悪いとかの問題点があります。

拍手する

【関連記事】

→ 「昔のファンシーびんせん その1」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その2 起山房便箋」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その6 コクヨ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの」 へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社

今回のものは、現在は倒産してしまったというユーカリ社の製品です。

008 Photo          Photo_2          

右は「POETIC」という名前。これも、起山房便箋と同じく、アルプスらしき風景にブーケです。
他社なのに似たような柄があるのは、当時流行りだったのかなあと思います。お値段は150円。

ただ、ブーケの花のリアル度はかなり低めで、鈴蘭と薔薇のつぼみらしきものだけが及第点。勿忘草風の花は、5弁だったり6弁だったりして適当です。メインの花も野薔薇っぽいですが、花びらがつるんと丸すぎるし、葉っぱが違いすぎるのが、私としてはイマイチです。(←だから別にリアルである必要はないんだってば)

ただ、実際のびんせんでは、絵が小さくなって細かい点が目立たなくなり、淡い色彩がなかなかいい感じになります。地に薄い花が飛んでいるのもgood☆

左は、「Geuuesse」? お値段は200円。たぶんこちらが後期のものです。

青と黄色の花が、つぼみや葉っぱのつき方までリアルなボタニカルアート風ですが、日本では見かけない花のような気がします。外国の花なのかもしれません。
左上の地模様に薄く、イギリスあたりの昔のペン画のカットみたいな、馬、飛行機、船、傘、ギターとリュート? レトロな自動車などの絵が印刷してあります。
今だと、スタンプコーナーなどにあるタイプのイラストかなと思います。
(また、こういうスタンプが好きで、植物だの猫だのいろいろ持っています)

花とイラストにあんまり関係がないのが気になりますが、地模様に薄く絵が入っているのは大変好みです。
実際にこの上に字を書くとまるで絵がわからないので、自己満足の領域ですが。

どちらも吸取紙はついていません。
裏の上部の表紙が貼り付いている部分(値段のついているところ)には右の方は「ユーカリグリーティングカード」、左の方は「ユーカリダイアリ」と書いてあります。
これらがグリーティングカードやダイアリではないので、そのような製品を作っているという宣伝なんでしょうか?
(社名はどちらもユーカリ社製造 となっていますので)

拍手する

【関連記事】

→ 「昔のファンシーびんせん その1」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その2 起山房便箋」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その4 チダ ハンドラー&サンエックス」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その6 コクヨ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの」 へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

どうしてそんなにデカいのか~ハローキティ ジャンボ消しゴム~

ネットでたまたま見つけたんですが、サンリオオンラインショップの、ハローキティ ジャンボ消しゴム。(画像はリンク先を見てくださいませ)

文字で見たときは、お値段(6300円!!)にびっくりして、1桁間違えてるんだろ~と思いましたが、間違ってなかった 汗。
普通の消しゴム60個分っていっても、たかがしれてると思いましたが、これを持って本当に使うんですかい 汗 (使ってる画像もありますよん)
だって、2.2cm厚のB5ノートと思えばいいんだもん、この大きさ。しかも、1kg超え!

「拡大画像」…拡大しなくてもいいわい!

いったい、どういう意図でこれを開発したんでしょうか。
「小さきものはみなうつくし」の、枕草子以来の感覚に挑戦するのかサンリオ!

まじめに、千円くらいだったら冗談で買うのもありかと思うんですが、6300円持ってサンリオギフトコーナーに行ったらどれだけ買い物ができるだろうと思うと、これを買うのはどんな人かなと思います。
だって、たくさん消しゴムを使う人でも、箱で買って使う分だけおろすほうが傷まないと思うし、切り分けるのなら切ってあるほうがいいと思うし。

巨大な消しゴムはんこ、というより消しゴム版画を作りたい人にはいいかもしれません。
ああっ、でも、6300円よ~~。買う勇気あります?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

昔のファンシーびんせん その2 起山房便箋

屋根裏にしまってあった1970年代のびんせんのうち、まず、私の耳なじみのない起山房便箋から。(早瀬かをるさんはご存じみたい。さすがファンシーものの通ですね♪)

名前には覚えがなくても、図柄はとっても好みで、これらはあと数枚を残して、あとは実用に使われました。
今回出てきたのは4柄です。お値段は150円の値札。同様のもので60円の製品があったところを見ると、これらはオイルショック後のものになるのかも。
裏に「ファンシーレター (お揃いの封筒もあります)」と書いてあります。
吸取紙はついていないシリーズのようです。(4デザインのどれにもなかったので)

001 002

003 左の、すみれがついているのが「Exotic mood」、右の薔薇がついているのが「Journey」という名前です。

この2柄に共通なのは、風景に花のブーケ、そして楽譜柄がついていることです。

左の方は、月光荘の便箋のように、五線で罫線が引いてあります。(しかも手書き風で完全な直線ではない)。罫線の色は黄緑。表紙にも楽譜が印刷してあります。
(何の曲かわかりません。Here we dance Loo by loo という歌詞で、8分の6拍子のヘ長調の曲です。)

右の方は、細い縦罫のため五線ではなく、地模様に楽譜がうっすらと印刷してあります。
左上のは、イギリスの国歌ですが、右下のはなんでしょう? 英語じゃないので、賛美歌か何かだと思うのですが。
楽譜はデザイン化されて、拍子や音符が意味なくなっていることも多いのですが、私は音楽になる楽譜が好きです。(←まったく個人的好みにすぎない)

こんなだから、月光荘の便箋やら、ト調のメヌエット柄鉛筆だのにはまる素地があるわけ。

005 006          007          こちらは、左が「Tranguillity」、右が「Travel」という名前です。

右の表紙の方が断然好みです。地色がハッカ色、オランダらしい風景は色が邪魔にならないセピア色、で、とても好きなリアルクローバー柄です(花はいまいち何の花かわからないですが)。
左はマーガレットがあんまり好きじゃない分ポイントが下がります。でも、すみれと勿忘草がしっかりブーケに入っているあたり、好みは踏襲されています。背景はアルプスといったところでしょうか。
これらもワンポイントの色がとてもきれいです。
(すみれに、勿忘草に、クローバーって、私が金子功さんのプリントで好んで買っている柄ですねえ。)

花柄の色はけっこう重要で、ちょっと色合いが違うとくどくなったりして、買ってきたものの、結局そこがだめで使わないということもままありますが、起山房の便箋はおおむね私の好みの色あいです。

現代のファンシーものとくらべると、どれも罫が細いように思います。
これを何枚も使って長文お手紙を書いていたときもあるのでした。しみじみ。

拍手する

【関連記事】

→ 「昔のファンシーびんせん その1」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その4 チダ ハンドラー&サンエックス」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その6 コクヨ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの」 へ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

昔のファンシーびんせん その1

来客の都合で、屋根裏のものを出し入れしたので、ついでにそのあたりを見たら、しまってあったびんせんが目に付きました。
これは「もう使わない」と判断して、最初によけたものです。
「使わない」の理由は、
・残り枚数がわずか
・絵柄などがいまいち好みでなく、今後使いそうもない
の両方が混じっています。
時期としては、1970年代くらいのものになると思います。
(なので、同時期のものでここによけてないものはもっとあります)

私の好みの「ファンシー」の原点が、ここには色濃く出ています。
枚数が少なくてよけたものは、今でも使いたいと思うタイプですから。

・基本的にリアル花柄。そうでなければ、音楽、果物、クローバーなどのモチーフ
 花はすみれなどの地味系。

・模様は、角に多色刷りで1~2箇所。もしくは、地に薄く透かしのように印刷してある、もしくは、透ける。

現在は、動物柄、キャラクター、和柄など、好きなものはもっとありますが、当時はキャラクターものは眼中になかったですね。
サンリオ製品も出回っていたのですが、見事に持ってないです。

どこの会社のものがあったかというと、

・起山房便箋  ・ユーカリ社  ・チダ ハンドラー&サンエックス  ・NB  ・コクヨ  ・ミドリ

で、現在おなじみのところと、こんなところがあったのかな? と思うところがあります。

次回から、画像つきで、会社別にのせていく予定です。
保存状態がよくないのですが、「こんなものがあったんだな~」という覚えに。
値段は60円~200円程度。150円~200円が中心です。

【関連記事】

→ 「昔のファンシーびんせん その2 起山房便箋」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その4 チダ ハンドラー&サンエックス」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その6 コクヨ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの」 へ

拍手する

| | コメント (2) | トラックバック (0)

はにわふせんに猫金魚グッズはいかが?~東京国立博物館ミュージアムグッズ~

美術館や博物館のミュージアムグッズは、名画が身近に楽しめるので私は好きです。

先日、上野の東京国立博物館に行った折には、あいにく本館のミュージアムショップが改装中で、東洋館のミュージアムショップを見てきました。(本館のミュージアムショップは、7月31日からリニューアルオープンしています。)

やっぱり、楽しいものピカいちはこれ^^
Photo Photo_2           

名前は「考古ふせん」ですが、私は「はにわふせん」と呼びたい。(右側のははにわじゃなくて銅鐸の絵ですけど)。
ワンポイントが、かわいくて、しかもアカデミックなポストイット。
「踊る埴輪」って、もともとシンプルでいい感じ、と思うのは私だけ?
♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪ なんて顔文字もあるくらいだし。

埴輪や火焔土器の実物も見てきたんですが、実際はかわいいというより、けっこう大きくて迫力ありありなんですけどね。

ぽち袋も格調高くて美しい♪
Photo_3

どちらも酒井抱一のもので、左が「四季花鳥図巻」、右が「夏秋草屏風」だそうです。
左はオモダカが気に入ったので買いました。こういう地味~な花が家紋になったりするのだから不思議よね。
右は、ススキがリアルで素敵です。(クズの花はこの暑いのにもうちゃんと咲き始めています。)

そして、歌川国芳の猫と金魚~♪
Photo_4 Photo_5
「金魚づくし」の絵は、金魚のしゃぼん玉屋さんが一柄、猫が狙って金魚大騒ぎの場面が一柄。

これが、ポストカード(画像は「猫の涼み」)、一筆箋、アートクリップ(画像は朝顔ですが)、シールもぺったりと大きな「あーとすてっかー」と、金魚が型抜きになってるシールタイプがあります。
きっと夏だから金魚が多いのだろうと勝手に解釈。

Photo_6 で、バッグやエプロンも出ているのです♪
エプロンは汚すからなあと、私はバッグを購入。(バッグ好きなの)
トートバッグは、帆布風の軟らかめの生地で、紐は肩に掛けられる長さなのがうれしい。
小さい方はシーチングのような生地で(トートバックより薄い)、口が巾着のように絞れるようになっています。
Tシャツが売ってなかったけど、ほしかったな~。
猫柄と金魚柄を合わせて「猫に金魚」とかにするの、好きなのよね。

月光荘のバッグと合わせてバッグだらけですが、大きいのは早速使っています。
やっぱり夏は金魚よねえ♪

| | コメント (4) | トラックバック (0)

もらわれていく文具

片づけをしていると特に、どうしてこんなにいろいろなものを持っているんだ、と呆れます。
音楽柄のペンケースだけでも、月光荘画材店のホルン柄型押し、銀座ヤマハの鍵盤柄、印傳屋音符柄、PICK BOY(ナカノ)のト音記号柄、と、長さや容量に差はあるものの、そんなにどうするんだ状態。(しかも、おろしてないセルロイドとかの他の筆入れだってある。筆箱屋かい!)

そこへお盆休みで子どもが二人やってきた。
一人が筆箱をなくした、とかいう話で、それなら一式あげましょう、ってなもんで。
ペンケースは、印伝抜きで選んでもらって(印伝はサイズが小さい)、月光荘とPICK BOYがもらわれていくことになりました。
音楽柄の鉛筆とか、テープとか、過剰なものがこうやってはけていく~♪
で、どんなものが好みなのかとか、把握ができてよかったです。

え、焼け石に水? (^^;)

→ 登場するペンケース類は、カテゴリ 音楽グッズへ (PICK BOY(ナカノ)のト音記号柄は記事がありません)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

金子功さんの色とトンボの「色辞典」

絵もろくにかけないのに、色鉛筆などは多色のものが好きで、(その最たるものはフェリシモの500色色鉛筆です。この続きも宿題になってる記事だわ) いろいろな色鉛筆を持っています。その中でもお気に入りは、トンボの「色辞典」。色数は500色にくらべればかなり少ないですが、色の満足度が高い。

起源は、子供の頃持っていたぺんてるのクレヨンで、そこには「ぞうげいろ」だの「せいじいろ」だのという不思議な名前の色がたくさん入っていました。また、そういう色はきれいで大変自分の好みだったのです。

なぜ多色物にひかれるのかなと思っていましたが、金子功さんの服の色のことを書こうと思って、はたと気付きました。
それは、ただの多色ではなく、中間色が豊富にあることが理由ではないかと。

金子功さんデザインの、カネコイサオでもワンダフルワールドでも、店内の服は実に色とりどりです。
モノトーン展開などで色数のないもの、スーツなどでシックな色合いに抑えてあることもありますが、多色展開で出るものが多く、そこにさらに多色のプリントがのっているのですから、色数はとても豊富です。

でも、そこにはほとんど原色はありません。
少しグレーや茶色でも落として鮮やかさを抑えた色合いです。
私は自分の基本色を中心にしつつ、着たことのない色はあまりないのですが、それはこの色あいのせいだと思います。

ブルーグレーは、青に灰色を混ぜたクールタイプと、わずかに緑を混ぜたタイプがあります。
黄色は、カラシ色だったり、少し黄緑がかっていたり。
オレンジは赤茶色がかっていたり、レンガ色ぽかったり。
パープルは、藤色~青紫 の薄いのから濃いのまで。(淡パープル パープル 濃パープル なんて困った色展開もあったわ)

なので、逆に苦手な色が、黒や、ギンガムのサックス(水色)。あいまいさのない色だからかなと思います。(それでも持っているし着られる 笑)

で、こういう色は、普通の24色の色鉛筆あたりには入っていない。
色辞典でこのあたりの色だな、と思うのが、(リンク先は、画材ショップカワチの色見本のページです)
ディープトーン(茶色展開のときはこのあたりが多い) ディープトーンⅡ(向日葵はこのあたりの組み合わせ) ダルトーン ベリーペールトーン(白緑 をちょっと濃くしたのがプリントの地色のブルーグレー。)あたりで、ディープ系をさらに白で薄めたようなものもあります。(薄く塗ればいいのかも)
水色も、12色鉛筆のではなく、ペールトーンの 忘れな草色みたいな色。

「色とりどりの中間色」、これが私の嗜好で、それが服に向かえば金子服、文具に向かえば色辞典になる、そういうことみたいですね。

金子服のプリント塗り絵ができたら、色辞典で塗ってみたいものです。(うう、作ってほしい。お手本つきで)

余談ですが、本日でこのブログも1万アクセスを超えました。
いろいろな方に見ていただけてうれしいです。

なのに画像はないしな~(- -;) まだ片付けしてる最中なのよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

発掘☆ 甲州印伝音符柄グッズ

発掘(部屋の片付け)をしていたら、母が、こんなものが出てきたけど? と持ってきたのが、↓。 印傳屋の製品、音符柄のお財布とペンケース!

Photo ずっと探していたものなので、どこにあったか聞いたら、自分がしまったと思ったところと全然違うたんすの上にあったらしい。
だって、買ったの2000年の秋なんですもの、もう7年近くたつわけよね。幸い、箱に入ったまま、傷みもなく無事でした。

甲州印伝は、鹿のなめし革を染めて、うるしで模様をつけてあります。
丈夫なのは、これと同時に購入した紺地のトンボ柄(赤とんぼと紺(黒かも)とんぼの2色ミックス)の財布が、毎日がんがん使っているのに壊れず、模様もはげないのからもわかります。手にもなじんで大好きです。

音符柄はもちろん伝統柄ではないけれど、一過性のものでもなかったようで、現在もあちこちで購入できるようです。音符は象牙色ですね。

→ この製品を扱っている プレリュード はこちら

買った場所は、京都祇園の 幸光 よしまさ店(祇園町南側570-8) です。
この2000年秋には、金子功さんの京都コレクション(ファッションショー)が祇園で行われて、それを見にいった折に購入しました。

財布の機能としてはトンボ柄が一番よく(小銭入れが全開になる)、でも音符柄でお札の入るタイプもほしいし… 紺のほうが汚れないと思うけど赤も捨てがたいし…
で、お財布は紺のトンボと、紺の音符柄の2種類。小銭入れを赤の音符柄、ペンケースを紺の音符柄にしたのでした。(お財布はこんな風にお札が入る。メインのお財布は、とじたときに正方形に近くなるタイプしか使いません。)
Photo_2
…なのに、行方不明になっていたんでは、だめじゃん。

このコレクションのときは、京都だから和柄よね~と、赤の鹿の子のワンピースの上に、デニムの袴と上着、前日に買った若冲の鯛づくしの風呂敷?を巻いて、短冊エプロンのかわりに、ペチコートにしたちりめんのスカートのひもを袴の上にひらひらさせて、というかぶいた格好で古布のお店にいたら店員さんと間違えられたりとか、楽しいことがいろいろありました。
(やはり、多かった質問は「今日何があるんですか?」だったなあ。)
会場限定グッズは、確か金魚のうちわだったと思います。(これも発掘)

コレクションは平日に開かれることが多くて、私はこれ以外にはあと一度しかいったことがありません。このときは連休だったので東京の平日より行きやすかったのよね。
お店ではその後、コレクションのビデオを流していました。
あの空間ももう次はないのだと思うと残念です。

→ 他の音楽柄グッズは カテゴリー 音楽グッズ へ

web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「乱歩地獄」ってどんな映画?

乱歩地獄」のキーワードでうちのブログに来た方がいらっしゃるのですが、聞きなれない名前で、いったい何だろうと思って検索してみたら、そういう名前の映画が公開されのですね。(試写は済んだのかな?) 2005年11月に公開されて、現在DVDが出ているそうです。

4作品のオムニバスで、
「火星の運河」が、監督・脚本 武内スグル 
「鏡地獄」が、監督 実相寺昭雄
「芋虫」が、監督 佐藤寿保
「蟲」が、監督・脚本 カネコアツシだそうです。(詳しくはリンク先へ。ネタバレあり)

小学校4年生の時、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズの『大金塊』にはまって、もっと乱歩が読みたいと買ってもらった、春陽文庫の江戸川乱歩の8冊セット。
しかし、これこそ、「子どもの読むもんじゃありません」小説満載だったのよね。(『孤島の鬼』こそなかったけれど、『陰獣』は入っていました。汗)
でも、短いのから順に読みました。すぐに全部が理解できたわけではありませんが、かなり私に影響を与えていると思います。

上の4作品の中で、「火星の運河」はあまり印象に残っていませんが、あとの3作品は強烈に覚えている作品です。
「鏡地獄」は、ほんとうに鏡の球の中に入ったらどうなるのだろうという恐さとこわいもの見たさ、「芋虫」の、子どもにはまだ得体の知れない倒錯した心理、後の宮崎事件でまっさきに思い出した「蟲」…現実におこれば許せない事件を、この話では加害者側の生い立ちから心の軌跡を追って書いてあり、加害者を哀れに思ってしまうという、別の意味でこわい話なのです。
(こういう作品群は、JUNEに通じるものがあると思います。)

映像にしていいのか、というようなこの作品群をどう映画にまとめたのでしょう?
あらすじを見ると、だいぶ翻案、改作されていて、こんな話ではないなあとか、

>ユーモアを交えて描きだす『蟲』。

なんていうと、???なのですが。(原作は、はたからみたら滑稽な面はあったにしても、終始、本人の視点で書かれていてユーモアどころではない。)

う~ん、見にいくるべきか、やめておくべきか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

発掘は続く ~コミックマーケットの文具・雑貨など~

水分補給に来ました…夏の発掘(私の場合は部屋の片付け)は大変厳しいです。

これで広げるだけ広げて、また寝る前には寝る場所をあけるようにとりあえず積み重ねるわけだから、…寝る前に終わるかな?

発掘してたら、大JUNEの箱がどれか判明したので、手前に出して置きました♪
(昔のゆうぱっく大箱で4箱弱です)
古本で補完したので、旧JUNEからそろっています。当時は、まんだらけとか、神保町の中野書店とかで買いましたね。
でも、小説JUNEは発行が長かったからあちこちにばらけているし、他のJUNE(ロマンJUNEとか新鮮組とか)は、どこかにあるのか処分してしまったのか、まだ発掘が終わってないので不明。

ゆうぱっくの昔の箱は、B5の雑誌が背表紙を見せて入って(水平に入れるほうが本が傷まないけど、探すのが大変なので)、ふたが別になっていて二重になるから丈夫で、実に収納に向いていてよかったです。収納のためだけにたくさん箱を買ってきました。
今のゆうぱっくの箱は違うような気がする。最近買いにいっていないからわかりませんが、普通の上が開く箱になったんじゃないでしょうか。

文具では、コミックマーケットで買ったオリジナルスタンプとかグッズなども出てきました。
創作コーナーは、アクセサリーや雑貨などが並ぶ列があり、個人で作っている安くてかわいいものがいっぱい。
ブックカバー、ペーパーウェイト、レターセット、ポストカード、スタンプ、シール、Tシャツ、巾着、和風小物などなど、大変種類も豊富です。
こういう即売会から商業化されるキャラクターもあるようです。
(私の記憶では、「たまごやろう」は千趣会よりコミックマーケットで見たほうが早かったと思います。)
動物柄コーナーは、特に楽しいと思います。

そのうち選んで画像をアップ…
ではまた発掘してきます C= C= \(;・_・)/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鍵盤柄テープ 今 出ています

時々、探している人がいる、ピアノの鍵盤柄のセロテープ(プラスチックテープかな?)、また違う会社から出ています。

株式会社カミオジャパン ℡:06-6245-6843
49898 税込み105円です。(MADE IN CHINA)

今まで見たテープと違うところは、鍵盤の上に5mmくらいの黒い部分がついていることです。1.3cm幅のテープなので、そのぶん、鍵盤部分が短くなっています。

まちの普通の文具店で買えましたので、お探しの人は今がチャンスですよ~。
他にも柄つきのテープがたくさんあったので、新柄が出たばかりという雰囲気でした。

あいにく、カミオジャパンのHPには、この関係の画像や情報はありません。
音楽グッズ専門のところを除いて、キャラクター会社は割と、花柄とか音楽柄みたいな商品の紹介には力を入れていないようです。
HPのかわいいキャラクターの印象が強いのですが、通販コーナーはもうちょっと大人っぽいファンシー商品が並んでいました。

→その他の鍵盤柄や音楽柄テープの記事は 音楽柄テープを探してみた」 

→その他の音楽グッズの記事は カテゴリー 音楽グッズ へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

金子功ファンの服の枚数

「金子服を何枚くらい持っているの?」と聞かれたのですが、自分でもわからないのでした。で、
「約10年着ているでしょ。で、シーズンごと、春・夏・秋・冬 と1セットずつ買ったとして、×10だから、最低40セットはあるはず。」
何か1枚だけという買い方はまずしないので、そんな計算になる。

しかし、ここに大きな間違いがあった。
私は、ワンダフルワールド、カネコイサオ、どちらでも買い物をしているのだから、枚数はさらに×2 になって、最低80セットとなるはず。(ぎょ!)

もちろん、買わないシーズンも何度もあったけれど、1シーズンに1セットでは済まないこともあり、さらに、セールやらリサイクルやらでいろいろ入手しているわけなので…

…考えないことにしよう (- - ;)

収納できるわけがないよなあ。しみじみ
そうでなくても、金子服はロングスカートで普通の服よりかさばるのだもの。

整理能力のない人間がコレクターになると、ほんと、収拾がつかないのでおすすめしません。
捨てられないし片付かないし見つからないし。
(私みたいなタイプは、本当はコレクターになってはいけないんだと思います。本はもっと多いし、レター関係などもコレクターの域よね)

金子さんの服でも、自分ではうまく使えないものはリサイクルに回そうと思っていたのですが、金子さんの活動停止となると簡単に手放せなくなってしまったし。
また掃除を始めて(それは身内が帰省してくるから)、服の山(比喩ではなく)を前に途方にくれていたりするのでした。
いえ、ちゃんと分けて死蔵しないで使えるようにしなくては~。
服や本をひろげて整理できる空間がほしいよう。

で、この程度の服の枚数の人は序の口、というのも十分わかっているわけで。
ピンクハウス時代から着ている方だの、フルセットでいろいろ買っている方なんて、処分されていないならどうやって収納されているのでしょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

コーリン鉛筆 高橋真琴柄

アクセス解析をしながらネットサーフィンをしていたら、ネット古本屋さんがあって、のぞいたらそこにコーリン鉛筆が売っていました。(どこに残ってるかわからないものですね)
そこで売っていた理由は、たぶん、高橋真琴さんがパッケージデザインをされていたからでしょう。(鉛筆の箱だけも売っていたもの)

少女フレンドを読んで育ったので、細川知栄子さんとか青池保子さんとかは絵柄を見ただけで作者名まで言えた覚えがありますが、高橋真琴さんはマンガでなくイラストだけの方だったので、絵は知っているけれど作者は知らない、という状態がずっと続いて、割と最近、大きく取り上げられるようになってきて、ようやくお名前を知ったのです。
私の世代ならとても見慣れた絵ですよね。

ものは3点です。

【for Lady  HB120 ジスマーク899 1ダース\180円 】コーリンマーク右向き
Photo_3 Photo_4

藤色がかった地色の箱に、白抜きで for Lady   白抜きの地で少女の絵、MAKOTOの文字、水仙の花が描かれています。
裏は、ダイヤ白抜きの中に上から、水仙、ガーベラ、山百合のイラスト。
蓋の中の部分に、「K6602」という数字があります。
鉛筆は箱よりもオレンジがかった渋いピンク地に、小さな水仙のちらし柄、端に5本の青い線。文字は「for Lady  ”Colleen”Brand コーリンマーク 120 *HB*」と「TCB608  *HB* ジスマーク」です。
鉛筆の後ろは切り落としタイプで芯が見えます。

【コーリン3300 少年と少女と猫】 コーリンマーク右向き
3300 

プラスチックケースに入って、それが紙パッケージに入っているやや高級タイプです。
紙箱は明るいピンクに白い筋、その中にピンクで「COLLEEN」のロゴ。
裏には、「\360」のクリーム色のシール値札(価格改定の貼りなおし?)とジスマーク。
プラスチックケースは、蓋が離れて開くタイプで、コーリンマークと、「COLLEEN」のロゴ。

高橋真琴さんの少年と少女の絵は、鉛筆の端を保護するような形で、少年はオレンジの伽助っ人に、青白ボーダーのシャツ、手に薄紫のパンジー、少女は左右二つ分けの髪にピンクのリボンをそれぞれ結び、白い衿のパフスリーブのブラウスにピンクのジャンパースカート(一体型のワンピースかも)に白い猫を抱いています。
裏には土曜日までの8こまの時間割がついています(8時間めがあった???)

鉛筆は、6本が薄いサーモンピンク、6本がエメラルドグリーンで、芯の見えない端の部分はどれぞれ同系の濃い色になっています。
絵柄は、端の方に少年と少女が手をつなぐ絵の顔だけシルエットの絵。
地模様は、にこにこしているプードル風の犬と白猫がたくさんと赤、黄、青の紅葉の端を丸くしたような柄(花柄)です。
文字は「コーリンマーク ”Colleen”3300 *HB* ジスマーク」と、エンボスで、別の面に「ETG30」の文字。
Photo_6

鉛筆を持っていたら、後ろの芯を保護している木が取れてしまいました(--) これって後から貼るんですね。知らなかったわ。

【12色色鉛筆 「FLORAL Lady 12」 №770 500円】コーリンマーク左向き
Photo_7

紙箱入り12色色鉛筆です。
箱の表側は、上部に削った色鉛筆の写真、「for Lady」の文字、下部に、「FLORAL Lady」、コーリンマーク NO770.LD があります。
イラストは、白い帽子をかぶった少女で、色とりどりの薔薇、アネモネ、パンジー、桜草、散らした鈴蘭などたくさんの花の乗った帽子とブーケを持っています。
Photo_8 Photo_9 箱の裏にも同じイラストの縮小版と、COLLEEN のロゴ、コーリンマーク、コーリン鉛筆№770-LD \500 の文字があります。
鉛筆には柄はなく、削った状態で入っています。

私は鉛筆は、ただの花柄とかきれいな色の軸などのファンシータイプが好きだったので、こういう絵柄ものを買った記憶はないのですが、好きだった人は集めていたでしょうか?

※コーリン鉛筆について詳しく知りたい方は、コーリン鉛筆の調査をされているKero556さんの「コーリン鉛筆カタログ化計画」をごらんください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

金子功さんの野草のブーケ

これは98年の夏に出た柄です。名前は「百合ブーケ柄」だったでしょうか。
Photo

このプリントは私の大好きなものです。何しろ、描かれている花が並ではありません。

ユリはたぶん野生のササユリです。
金子さんのプリントに繰り返し出てくる、クローバー、勿忘草、鈴蘭、すみれ はともかくとして、バイモ、マムシグサ、チガヤ、春蘭?、ナズナって…
そんなものをリアルプリントにしようと思う人がいるなんて!
雰囲気は、初夏の山野を歩いていて、気に入った花を摘み取っていったら、こんなブーケになりました、という感じ。
実際には、花の季節も少しずれているし、大きさも花によってかなり変えてあるし(だからリアルだけど嘘なのです。若冲みたいね。余談ですが、金子さんには、若冲の向日葵と朝顔柄もあります。)、園芸のものも混じっているけど、何たってマムシグサでしょ。びっくりしました。

野草好きな私としてはものすご~くほしかった柄なんですけど、総柄のワンピースは裾がひらひら動く穴あきパッチワークで、軽く10万円超えていましたし、チェック地とのパッチワークのワンピースはもう少し手ごろで好きなデザインだったけど、これはあまりにもプリント布が少ないし(後にヤフーオークションで入手)、スカートは5段の段々しかなかった。(さすがに5段は私には無理)
きれいなプリントだからシンプルなワンピースやスカートがほしかったんですが、他の形が出なかったのよね。
使った色数も多いからそれだけで高価なのに、さらに細工が凝りまくって、どうしようもなかったのでした。
で、総柄プリントはあきらめて、顔料プリントのTシャツを3枚買ったという。(パープルのほかの色は、モスグリーンとワイン。総柄プリントと違って、地色と同色のロゴが入っています)
この顔料プリントは、ブロードのプリントよりさらにリアルですが、絵が剥げ落ちることもなく、夏になると出して着ていますがいまだに健在です。もう9年目になるの? なんか信じられないわ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

コーリン ウルトラセブン鉛筆 を見た

伊香保 おもちゃと人形自動車博物館には、昔の駄菓子屋の復元や、富山の置き薬のパッケージ展示、射的で遊ぶコーナーなど、昭和レトロな雰囲気の一角があります。
最近こういうスポットもふえてきましたが、世代差がある集団で遊びにいくと、どれなら知ってるか、と世代のさぐりあいのコミュニケーション?になっていいですね。
私は型抜きのお菓子を買いました。(ザ・かたぬき 150円)
話では何度も聞いているものの、自分の地域のお祭りなどでは見かけたことがなかったです。

その中の展示品で、コーリン鉛筆を見つけました。ウルトラセブン柄です。
(写真撮影禁止とは書いてなかったと思うけど…どきどき
ガラスケースの中なのでフラッシュがたけなくて、いまいち不鮮明ですが。
Photo

左から、「2B かきかたえんぴつ ×42」「B かきかたえんぴつ 741」
「HB 743」で、どれもウルトラセブンですが、絵柄が違います。
コーリン君は右向きです。鉛筆もそれぞれ違う色で、絵柄も違うようです。

ウルトラマン関係では、2頭身の人形がかわいかったですね(^^)
Photo_2

小さきものはみなうつくし♪ しかし、このバルタン星人は妙に友好的なにこにこ顔のようですが。

知らなかった鉛筆はこれ。
Photo_4

ミヤマ鉛筆 と書いてありました。かなり古いもの?
以前、三菱鉛筆の復刻版が出た時、こういうセロハンにくるんでありましたので、紙箱入りの前はこちらが主流なのかも。

他にも、昔の数のおけいこセットとか、ギターペイントの絵の具やクレヨンなどもありました。((こういうところはもっとじっくり見たいよう。)
このあたりも、使ったことがある、見たことがない、で、世代の断絶感が感じられますね~(^^;)

おもちゃのすごろくには、男の子の立身出世ものなどがありましたが、先日、東京国立博物館の展示物に、江戸時代の同じパターンのものがあり(すごろくのマスがあまりたくさんなく、そこに大きな絵柄があり、振り出しから、さいころの目によってここへ移動する、というタイプのすごろく。女性のたしなみものなんかもあり)、伝統的なものが時代に合わせて内容だけ変えていくというのがよくわかりました。(カルタとかすごろくとか大好きなんです。道中すごろくでバイパスのあるものもおもしろかったなあ。)

しかし、自分の子ども時代が博物館になってしまうとは。
昭和は遠くなりにけり。
こういう展示物の方を復刻して売ってほしいと思うのですが、無理なら、図録は販売してほしいなあ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

JUNE全集第7巻 月報の誤り

ご質問のあった『JUNE全集第7巻 尾鮭あさみ 吉野さくら 嶋田双葉』の月報を調べていたら、月報自体の誤りを見つけました。

月報11~12ページに、お三方の「小説JUNE」「JUNE]掲載・投稿作品リスト が載っていますが、12ページの吉野さくらさんのリストのうち、

9)南へ… 第二部  88年9月 348枚 JUNE46 47 89年5月・7月号(恩田尚之)

10)ポケットに希望を(前・後) 89年1月 250枚 

となっている部分は誤りで、正しくは、

9)南へ… 第二部  88年9月 348枚(こちらは雑誌掲載なし)

10)ポケットに希望を(前・後) 89年1月 250枚  JUNE46 47 89年5月・7月号(イラスト恩田尚之) で雑誌掲載あり

となります。
「南へ…」は、ご本人が書き直して後日再び投稿している作品で、雑誌掲載はありません。
以前、コメントと質問をくださった さんたさんが、雑誌の目録で47号に作品が掲載されていることを確認してくださってますし、JUNEの復活した作品リストでもそうなっています。
(→この号の出ているJUNEリストへのリンクはこちら
(→リスト全体のリンクの記事は「June 小説Juneの作品リスト復活☆」へ)

JUNE全集の目録から作品を探す人はあまりいないかもしれないですが、念のため。
さんたさん、情報ありがとうございました(^-^)

(→ 元記事 June全集の内容 第7巻 尾鮭あさみ 吉野さくら 嶋田双葉 へ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »