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昔のファンシーびんせん その5 NB & ミドリ

NB(エヌ・ビー)の製品は3つありました。だいぶ雰囲気が違います。

Nb_1 Nb_2

Nb_3 Nb_4

左の蛍光ピンクがきいてるのは「Layered」。150円です。
デザインされた花柄は色合いも全然好みではないのですが、買った理由は、両面印刷になっていることです。
文字を書く側には罫線のみが印刷され、裏の花柄は透けて見えるだけになっています。
三つ折にすると、派手な柄の上に、スカラップになった薄いピンクの6弁の花がふたをするような感じになります。
「レイアード便箋でファッショナブルに!」と、表紙の裏に折り方の説明が書いてあります。
ペアの封筒は買いませんでしたが、封筒もふたが薄いピンクの6弁の花になっているようです。

真ん中は「Rocky」。200円です。
あまり主張がないタイプですが、地色がブルーグレー、そこに白のレース模様というのがよかったようです。
今だと、ホールマークの英国風シリーズが全体的に青系イメージで好きですが、このあたりの好みもすでに始まっています。

右端は「すみれ」。200円。
これは、私が文句なく一番好きなすみれ、日本のただの「スミレ」という、濃い紫で葉っぱが細長いすみれです。(金子功さんのプリントにもあります。)
よく使ってあります。

表紙はミューズコットン風のグレーの厚ぼったい紙、中は細い罫にワンポイントのすみれ。
今の私には、少々罫が狭すぎるけれど、すみれがきれいだから許す。(←えらそう)

ミドリので今回しまってあったのは、この1つだけ。

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表紙は、ギョーム・アポリネールの「ミラボー橋の下を セーヌ河が流れ われ等の恋が流れる…」の有名な詩が金文字で書いてあります。
中には詩はなく、左の角にだけ表紙と同じブーケがあります。
名前は「ミラボー橋」、150円です。

写真ではわかりにくいと思いますが、花にはわずかにエンボス加工がしてあり、ぐるっとまわりを取り囲むレース部はすべてエンボス加工がしてあります。
ただ、このピンクが好きじゃなかったので、早々に引退したようです。
おおむね好きでも、どこか気に障るところがあるとなかなか使えないというのに気付いたのは、つい最近のことかもしれません。(←ああ、なんて無駄の多い人生)

ここで特筆すべきは吸い取り紙で、「世界の民謡集」とあり、チリ民謡の「アイアイアイ」が楽譜つきで印刷してあります。
歌はまあまあ知ってるほうだと自分では思っていますが、これは知らない。
(「アイアイ」のおさるさんではないのです)
しかも、この末尾には、

この楽譜の裏面は吸取紙になっています。吸取紙としてお使いになった後で、この楽譜を集めて「世界の民謡集」を作りましょう。

と書いてあります。
ということは、当時のミドリの吸い取り紙には、いろいろな民謡がついていたのでしょうか?
しかも、こういうマイナー系の。
「民謡集」が作れるほどたくさん便箋を買う人がいるんですか~?」(←ここにいる)

また、「真心をつたえるミドリのルストカード発売!!」とあります。
ギフトカードを売り出したのはサンリオだということですから、追随したのでしょうか?

毎度ミドリの製品をお求めいただきまして有難うございます。
ミドリの便箋には皆様に親しまれている世界の民謡を次々に紹介しています。これからも色々な歌を集めて下さい。
ミドリではこの外、米国ルストクラフト社と提携してすてきなデザインの便箋、ノート、ショッピングバッグや、楽しく美しいグリーティングカードの各種、クリスマスカード・エブリデーカード(バースデー・友情・お祝い等)ペットカードなど多数のきれいなカードを発売しています。あなたのまごころを最も良く伝えてくれるミドリのルストカードをどうぞお友達にもおすすめください。
ミドリの便箋はJISが保証する工場の製品です。品質管理はきびしく行っていますが万一不良品のありました場合はお取替致します。
製品についてのご意見、ご不満がありましたらお聞かせ下さい。

とてもグリーティングカードに力が入っているのがわかりますね。
(サンリオはホールマークと提携してたと思います。)
便箋にJISマークはついていませんが、「JIS標準型 177×250mm」「JIS表示許可第3671119号」との断りがあります。

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→ 「昔のファンシーびんせん その6 コクヨ」 へ

→ 「昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの」 へ

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コメント

エヌビー社の製品は、自分があれこれ集めはじめた時代は典型的なファンシー文具が多かったです。現在はほとんど見かけなくなりましたが…。
左側の花柄のものは、エヌビー社にしてはちょっと意外な感じの製品ですね。ユーカリ社で同じような両面印刷のものを見たことはあります。

ミドリはロゴがなつかしいですね(錦糸町の本社にこのロゴがありました)。むかしテレビでコマーシャルをやっていたことがあるような気がします。
エンボス加工は厚めの紙でないとあまり意味がないような気もするのですが、この製品はどうなのでしょうか。

サンリオは、たしかにホールマークのライセンシーでしたね。1980年代まではそうだったのかなぁ。

投稿: 早瀬かをる | 2007年8月25日 (土) 17時24分

ミドリのロゴ、どうなってたっけ? と今日買ってきたびんせんを見てみました(汗) 
割と目に付くところに「ミドリ」と書いてあったりしたので、私の認知度はNBより高いです。
およそ1970年代とはいっても、同時に購入したわけではないし、汚れない限り古いものも使っていたので、雰囲気の違うものは当時の流行なのかもしれません。蛍光ピンクは比較的新しいほうなのかなと思います。
エンボス加工は画像ではわかりにくいと思いますが、なかなか繊細で、つぶれずにいい感じです。点字より細かく凸凹も少ないですが。

投稿: けふこ | 2007年8月25日 (土) 22時14分

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