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昔のファンシーびんせん その3 ユーカリ社

今回のものは、現在は倒産してしまったというユーカリ社の製品です。

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右は「POETIC」という名前。これも、起山房便箋と同じく、アルプスらしき風景にブーケです。
他社なのに似たような柄があるのは、当時流行りだったのかなあと思います。お値段は150円。

ただ、ブーケの花のリアル度はかなり低めで、鈴蘭と薔薇のつぼみらしきものだけが及第点。勿忘草風の花は、5弁だったり6弁だったりして適当です。メインの花も野薔薇っぽいですが、花びらがつるんと丸すぎるし、葉っぱが違いすぎるのが、私としてはイマイチです。(←だから別にリアルである必要はないんだってば)

ただ、実際のびんせんでは、絵が小さくなって細かい点が目立たなくなり、淡い色彩がなかなかいい感じになります。地に薄い花が飛んでいるのもgood☆

左は、「Geuuesse」? お値段は200円。たぶんこちらが後期のものです。

青と黄色の花が、つぼみや葉っぱのつき方までリアルなボタニカルアート風ですが、日本では見かけない花のような気がします。外国の花なのかもしれません。
左上の地模様に薄く、イギリスあたりの昔のペン画のカットみたいな、馬、飛行機、船、傘、ギターとリュート? レトロな自動車などの絵が印刷してあります。
今だと、スタンプコーナーなどにあるタイプのイラストかなと思います。
(また、こういうスタンプが好きで、植物だの猫だのいろいろ持っています)

花とイラストにあんまり関係がないのが気になりますが、地模様に薄く絵が入っているのは大変好みです。
実際にこの上に字を書くとまるで絵がわからないので、自己満足の領域ですが。

どちらも吸取紙はついていません。
裏の上部の表紙が貼り付いている部分(値段のついているところ)には右の方は「ユーカリグリーティングカード」、左の方は「ユーカリダイアリ」と書いてあります。
これらがグリーティングカードやダイアリではないので、そのような製品を作っているという宣伝なんでしょうか?
(社名はどちらもユーカリ社製造 となっていますので)

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コメント

(ホームページでも書いていますが)自分が最初に手にしたファンシー文具がユーカリ社「PASTEL LIGHT」(黒井健のイラスト)でした。ここの会社の代表作、といえる存在だったのではと思います。もともと、落ち着いた感じのイラストものが得意だったメーカーなのかな?
自分があれこれファンシー文具を集めだしたころは、どちらかというとコミカルなキャラクタっぽいイラストものが多かったのですけどね。

投稿: 早瀬かをる | 2007年8月23日 (木) 21時10分

黒井健さんのイラスト素敵ですね。私は黒井さんの絵本の動物イラストが好きです。(「手ぶくろを買いに」とか「猫の事務所」とか) あのパステル?のふんわりした色が好き。
ユーカリ社を調べてて見つけましたが、かをるさんのところにもリンクがあった、はらJINさんのファンサイト。こういうキャラクターものも出していた会社なのですね。
コミックみたいな絵柄のキャラクターものは、サンリオ以前には少ない気がします。ユーカリ社も触発されて、キャラクターものが増えていたのかも。

投稿: けふこ | 2007年8月23日 (木) 22時08分

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