金子功さんの色とトンボの「色辞典」
絵もろくにかけないのに、色鉛筆などは多色のものが好きで、(その最たるものはフェリシモの500色色鉛筆です。この続きも宿題になってる記事だわ) いろいろな色鉛筆を持っています。その中でもお気に入りは、トンボの「色辞典」。色数は500色にくらべればかなり少ないですが、色の満足度が高い。
起源は、子供の頃持っていたぺんてるのクレヨンで、そこには「ぞうげいろ」だの「せいじいろ」だのという不思議な名前の色がたくさん入っていました。また、そういう色はきれいで大変自分の好みだったのです。
なぜ多色物にひかれるのかなと思っていましたが、金子功さんの服の色のことを書こうと思って、はたと気付きました。
それは、ただの多色ではなく、中間色が豊富にあることが理由ではないかと。
金子功さんデザインの、カネコイサオでもワンダフルワールドでも、店内の服は実に色とりどりです。
モノトーン展開などで色数のないもの、スーツなどでシックな色合いに抑えてあることもありますが、多色展開で出るものが多く、そこにさらに多色のプリントがのっているのですから、色数はとても豊富です。
でも、そこにはほとんど原色はありません。
少しグレーや茶色でも落として鮮やかさを抑えた色合いです。
私は自分の基本色を中心にしつつ、着たことのない色はあまりないのですが、それはこの色あいのせいだと思います。
ブルーグレーは、青に灰色を混ぜたクールタイプと、わずかに緑を混ぜたタイプがあります。
黄色は、カラシ色だったり、少し黄緑がかっていたり。
オレンジは赤茶色がかっていたり、レンガ色ぽかったり。
パープルは、藤色~青紫 の薄いのから濃いのまで。(淡パープル パープル 濃パープル なんて困った色展開もあったわ)
なので、逆に苦手な色が、黒や、ギンガムのサックス(水色)。あいまいさのない色だからかなと思います。(それでも持っているし着られる 笑)
で、こういう色は、普通の24色の色鉛筆あたりには入っていない。
色辞典でこのあたりの色だな、と思うのが、(リンク先は、画材ショップカワチの色見本のページです)
ディープトーン(茶色展開のときはこのあたりが多い) ディープトーンⅡ(向日葵はこのあたりの組み合わせ) ダルトーン ベリーペールトーン(白緑 をちょっと濃くしたのがプリントの地色のブルーグレー。)あたりで、ディープ系をさらに白で薄めたようなものもあります。(薄く塗ればいいのかも)
水色も、12色鉛筆のではなく、ペールトーンの 忘れな草色みたいな色。
「色とりどりの中間色」、これが私の嗜好で、それが服に向かえば金子服、文具に向かえば色辞典になる、そういうことみたいですね。
金子服のプリント塗り絵ができたら、色辞典で塗ってみたいものです。(うう、作ってほしい。お手本つきで)
余談ですが、本日でこのブログも1万アクセスを超えました。
いろいろな方に見ていただけてうれしいです。
なのに画像はないしな~(- -;) まだ片付けしてる最中なのよね。
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