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失われた定番 その2 ~水性顔料ミリペン ゼブラ DRAFIX~

イラストやカットやマンガなどをかくのに、本格的にはつけペンに墨汁か製図用インク、となるのでしょうが、手軽には、細い線がかけるミリペンを使うのではないかと思います。耐水性のものであれば、色を塗っても線が流れませんし、油性ボールペンのインクのボテなどもないので、使いやすいと思います。

だいぶ前になりますが、私の筆記具(黒)の鉛筆以外のものが、ほとんど「プラチナ カーボンブラック」というデスクペンタイプのものと、耐水性のミリペンだけになっていた時期がありました。
カーボンブラックは仕事の必要で、このペンか、理想科学の「OKペン」というペンで書いた原稿でないと、リソグラフ(高速印刷機 謄写版の進化系)の製版ができなかったのです。初期のリソグラフは、プリントゴッコと同じようにカーボン原稿でないと製版ができなかったため、この2つ以外の万年筆やボールペンの黒では原稿が作れませんでした。もちろん、万年筆タイプで耐水性ですから、宛名でも文書でも何も問題がなく、汎用性が高かったのです。欠点は、デスクペンタイプで長いために携帯に不便だったことくらいです。(これは現在も買えます。)

で、耐水性のミリペンの黒は、最終的にこれだけを使いました。
「ゼブラ DRAFIX 水性顔料」 
今、ゼブラのドラフイックスを検索すると、シャープペンやシャープ芯が出ますが、私が使っていたのはミリペンです。油性と水性の両タイプがありましたが、油性はにじむ分太くなるのと、芯が乾きやすいというイメージがあって、油性のものはほとんど使いませんでした。
使っていた太さは、ほとんどが0.1mmで、たまに0.2mmでした。(0.05mmもありましたが、芯の質が変わり、細く硬すぎてうまくつかないことが多かったです。) 色は、黒、赤、青の3色。やはり、黒と赤の使用が多かったです。

線の太さが大体決まるので、線を引くのに多用。見出しの文字などを書くのにも便利。さらに、キャップと本体の太さが同じためスマートで携帯にも便利。裏移りしないし、乾けば水に流れない顔料系インクですから、これまたいろいろなものに使える。チップも硬すぎず、滑り止めのギザギザも持ちやすく、もう、買ってきては、引き出しでもバッグでも筆立てでも、そこらじゅうに置いて使っていました。ワープロは使っていましたが、まだまだ手書きのものが多かったせいもあります。ボールペンが苦手な私でしたが、これでボールペンを使う必要はほとんどなかったのです。値段も、0.1mmなら1本150円でした。

それが、ある日、それを買っている文具店で、ドラフィックスの棚に切れているものがあって(たぶん、0.1mmの黒)、「今度入れておいてくださいね」と言ったら、「これ、製造中止になったんです」と言われたのです。
私と同じく、ドラフィックスを愛用している人がいて、残っている分あるだけ取り寄せてほしいと言ったそうです。
私もそれにならいましたが、時遅し。
知らないうちに、愛用の定番のドラフィックスは、すっかり姿を消してしまいました。

そして私は、他のミリペンをいくつか使ってみましたが自分には合わず、それきり、あれほど使っていたミリペンは普段使いの文具から姿を消してしまいました。

今でも、グラフィックスの何種類かの太さのものは持っていて、必要なときに出して使うこともあります。水性ペンで長持ちしていますし大事に使っていますが、もうこれらを補充することはできません。

なぜそれほどまでに気に入っていたのか。
他のミリペンと並べてみると、その理由がわかるような気がしました。(この項続く)

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