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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その1 きっかけ

少し前のことになりますが、松本麗香さんのブログLeica a la cartaで、加圧式ボールペンのパワータンクが話題になったことがありました。
(詳細は 記事ここで発見!? 三菱鉛筆POWER TANKへ)

文具話なので見にいったら、そこに寄せられていたみゃ~さんのコメントに、

確か…、

私が学生時代?に『ノンボテ?』とかいう、圧入ガスの力で上向きでも書ける使い捨てボールペンが有りましたけど…
今、無いという事は…

というのがあったのです。

「ノンボテ」!????

私は聞いたことがない製品です。
でも、その性能の説明から、明らかに加圧式ボールペンの一種にまちがいはなく、ネーミングからしても国産のように思われます。

現在、いろいろな文房具サイトや本で語られる加圧式ボールペンの話題で出てくる製品といえば、

A スペースペン(宇宙ペン Space Pen)【フィッシャー社】
B パワータンク(POWER TANK) 【三菱鉛筆】
C エアープレス(AirPress)【トンボ鉛筆】

大体この3種類です。

A 1965年、窒素ガスを封入した加圧式ボールペン「スペースペン」をアメリカのフィッシャー社が開発し、NASAにも採用され、上向き筆記ができ、過酷な環境でも書ける画期的なボールペンとして話題になった。

B 2001年、三菱鉛筆から発売された「パワータンク」は、プラスチックレフィルに3気圧の窒素ガスを封入した加圧式ボールペンで、200円前後と安価だが上向き筆記や低温や水濡れにも強く、性能が高い。

C 2008年、トンボ鉛筆が発売した「エアープレス」は、通常のレフィルを用いて、ノックする時にインクを加圧する「ノック加圧機構」を搭載し、速記や上向き筆記ができるボールペンである。

この基本事項に、価格がとか、基本性能がとか、レフィルの長さがとか、そういう論評をされているのがほとんどなので、1965年~2001年までの間に、その他の加圧式ボールペンは発売されていないものだと思っていました。

でも、そうではないらしい。

今、消せるボールペンとしてパイロットの「フリクションボール」が人気ですが、消せるボールペンとして私が真っ先に思い浮べるのは「ケルボ」という製品です。
これは、書いてしばらくは消しゴムで消すことができて、時間がたつと紙に定着して消せなくなるボールペンで、ボールペンが消しゴムで消せるということで当時画期的な商品でしたが、今はこの製品はありません。(ケルボについては、後に出てくる予定)
ケルボは自分が持っていたので確かに存在した商品だと言えますが、これをネットで検索しても、まとまった情報がなかなか出てこないのです。

インターネットでは、現在の情報はたくさん流れていますが、ネット普及以前の定番にならずに消えてしまった製品などの情報はぽっかりと抜けてしまい、その社のHPにものっていないことはよくあります。
まして、日頃、ボールペンが苦手な私では、見過ごしてしまった商品もたくさんあるに違いありません。

とりあえずネットで検索してみたら、「通販生活と一緒」というブログの「uni POWER TANK」という記事の中に、

かつて、ノンボテという言葉もCMに使われてたと思いますが、(昔の人間ですから)インクがボテッと漏れてしまったり、書き出しにインクが出ない、なんてことは今だってよくあること。

という文が見つかりました。
たぶん、インクのボテがない「ノンボテ」という機能をうたうCM、おそらくこれがボールペン「ノンボテ」のCMだったと思われます。

埋もれた加圧式ボールペン?「ノンボテ」はどんなものだったか、みゃ~さんにお尋ねするとともに、私も調べてみました。(続く)

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 関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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