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2008年12月

年越しの夜の笠地蔵

大晦日のお話と言えば笠地蔵ですね。
日本の昔話の中でも、一番美しい話ではないかと思います。

いくつもの変形がありますが、

・貧乏な(老)夫婦が、お正月の支度をすることができない
・すげ笠(かせ玉、苧枷玉など)を作って、町へ売りに行く
・しかし、笠(かせ玉など)はまったく売れない(ので、かせ玉と他者の笠を交換する)
・気を落として帰る道、雪に埋もれたお地蔵さまを見つける
・笠を順番にかぶせていくと、ひとつ足りない
・自分の被っていた笠(手ぬぐい)を取ってお地蔵さまにかぶせて帰る
・夫婦で良いことをしたと喜んで眠る
・夜中、地蔵さまが、お正月のもちなどを運んできてくださり、夫婦は幸せなお正月を迎える

大体、こんな筋になっているかと思います。
(かせ玉は、麻の糸だと思っていたのですが、まんが日本昔話では、頭に飾るとあるので、調べてみたいところです。)
貧しい人が、その状態以下になって戻ってくるのに、それを喜びあえるという豊かなやさしい心が胸を打ちます。

ウィキペディアでは、「あらすじ」に、地蔵さまが7体とあるのですが、六道輪廻から人を救ってくれるという六地蔵の方が代表としてはふさわしいと思うのですけれど。

Photo

画像は、母が軽石を彫って作ったものです。
笠は、ラフィアかとうもろこしの皮で作っています。
これは、岩崎京子さんの「かさこじぞう」のような、おじいさんが手ぬぐいをかぶせたバージョンです。

今年はいつにもまして厳しい年の瀬ですね。
心優しい人たちの元に、少しでもよいお正月が来ますように。

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来年は丑年 ~年賀状に使いたかった牛の図案~

時々暮れにダウンして、喪中でなくても「年賀欠礼」してしまっている私ですが、今回はほんとうの喪中で年賀状はお休みです。

ちょっと残念ですね。丑年なら年賀状に使いたい牛があったのですが。

まず、トレロカモミロ
闘牛士トレロカモミロは、男の中の男だけど昼寝が好きで、すごい黒牛を片手でちょいと転がして「黒いベッド」にしてしまいます。
昔、NHKの「みんなの歌」で放送されて、何度見聞きしても飽きなかった曲で、現在も子どもの歌集によく収録される、人気のある現役の歌です。
タンゴ系は日本人の好みでもあるようで、高速の短調部分のノリの良さ、中間部の長調の穏やかな流れの変化と、曲調そのものがいいのですが、阪田寛夫さんのつけた歌詞の力も大きいと思います。
(正確な訳をつけたのではないと勝手に想像していますが。あのありえない展開がたまらなく好き。)
当然、図案は、「黒牛の上で寝ているトレロカモミロ」
…正月から寝ている絵って、他の干支でもやった覚えが^^;…あ、辰年の孔明様か。
(「みんなの歌」のアニメーションは、動画サイトで探すと見られます。)

11月に、逓信総合博物館(ていぱーく)に行った折、たまたま「年賀状の歴史と話題展」を開催していて、昔の年賀状などがたくさん展示されていました。
丑年にちなんだたくさんの図案の中で、これは、と思ったのは「牛若丸」
今まで考えたことがありませんでしたが、なるほど、確かに牛にちなんでいるし、絵になるし、古典だし、これは素敵だと思いました。
(「年賀状の歴史と話題展」は、2009年1月12日まで)

12年後に元気だったら使いたいと思います。(←弱気)

余談ですが、逓信総合博物館(ていぱーく)の売店では、郵便関係の資料や切手などもたくさん売っていますが、おすすめは「起こし文」のはがきです。
Photo_2
山岡進さんのだれでもできる「起こし文」(情報センター出版局)という本があって、飛び出す仕掛けの和のカードの作り方がたくさん紹介されているのですが、この中の「受け取った相手が切り込みを入れて立体化できるはがき」(起こし文はがき)を、ここの売店で買うことができます。(この本も売っています)
駄菓子屋、銭湯などの街並みの建物4枚組で、今、3集まで出ていたと思います。

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久々の携帯迷惑メール ~料金請求型~

携帯の迷惑メールは滅多に来なくなっていたのですが、久々にこんなのが来ました。

㈱アプローチ
03‐3255-2148 担当の上野と申します。早速ですが、本題に入らさせて頂きます。
現在お客様がご使用中の携帯電話端末より、認証ネットワーク事業者センターを介し
以前にお客様がご登録されました『有料情報サイト』『特典付きメルマガ』
『懸賞付きサイト』等における無料期間内等で退会手続が完了されていない為、
ご登録料金及びご利用料金が発生しており現状で料金未払いとなった状態のまま
長期間の放置が続いております。
当社はサイト運営会社より依頼を受けまして、料金滞納者の個人調査、
悪質滞納者の身辺調査などを主に行っております。
本通知メール到達より翌営業日(営業時間内)までにご連絡を頂けない場合には、
ご利用規約に伴い ①個人調査の開始(悪質な場合は身辺調査の開始)、
②各信用情報機関に対して個人信用情報の登録、 
③法的書類を準備作成の上、即刻法的手続(強制執行対象者等)の開始、
以上の手続に入らせて頂きますので予めご了承下さい。 
※退会手続の再開、お支払いのご相談等をご希望のお客様は
担当上野までお問い合わせ下さい。
尚、本通知は最終通告となります。
営業時間 月曜~金曜    午前10時~午後7時迄 土曜午前10~午後6時 
祝日、祭日、日時=休日
こういう手口って昔から変わっていないんですね(呆)
あせって連絡したら個人情報が知られて大変、というパターン。
こちらの名前も書いていないのだから、相手は自分のことを知らないのだけど、
つい、そんなことはないと連絡してしまうのが向こうの狙い目です。
今年は振り込め詐欺がとても多かったそうですが、年の瀬のあわただしい中、
こんな手口も横行しているんですね。

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一賽六瓢 ~縁起物 判じ物 地口~

職場で、昨年のカレンダーを整理していた同僚から、これは何と読むのだと聞かれました。
「一賽六瓢 願じ奉り申す」みたいな言葉で、絵は、うさぎがさいころにのって舞を舞っていて、まわりにひょうたんの模様が散らしてある図柄です。
この「一賽六瓢」が読めないというわけ。

「『賽』はサイコロとか賽の神の『サイ』で『瓢』はヒョウタンの『ヒョウ』でしょ? 『イッサイロクビョウ』? でもそんなの聞いたことないなあ」
「1月のカレンダーなんだから、なんかめでたい言葉みたいだよね」
「どういう意味なんだろう?」

手持ちの国語辞典をひいてみても、「イッサイ」のところに「一賽」がないので、しかたなくネットでひいてみました。

「あった! 『イッサイムビョウ』って読むんだ。」

「一切無病」という音にかけて、つのサイコロに個のひょうたんをあしらっているのですね。
その手のものは大好きなのに、わからなかったのは残念でした。

実際は、六つの瓢箪をあしらった「六瓢」だけで使われることも多いようで、波津彬子さんの「雨柳堂夢咄」にも、六瓢の掛け軸の絵の中の瓢箪をもいでしまう老人の話(「匏翁」)が出てきます。(忘れていた^^;)

「六瓢束賽」(無病息災)というのもあるようなので、さいころを束ねた絵でもついているのかな?

こういうのは判じ物なので、広辞苑などをひいても出てきません。

同じようなタイプに、蕪の絵に蟻をあしらって「株にありつく」なんてのもあり、これは手ぬぐいを持っています。(歌舞伎座近くの大野屋というお店にあります。てぬぐいは季節ものも含めてたくさん。足袋や印伝などもあります。「株にありつく」は縁起物のページに「斧琴菊」(よきこときく)「かまわぬ」などとともにあります。)

ほかにも、
「春夏冬二升五合」=秋無い・枡枡・半升(商いますます繁盛)
「一斗二升五合」=五升の倍・枡枡・半升(御商売ますます繁盛)
 はみだしオヤジの起業・夢追いセレナーデ 参照

「春夏冬中」=商い中
「馬が九頭」=うまく(行く)
「フクロウ」=不苦労
「タヌキ」=他抜き
「カエル」=(お金や人が)返る・帰る
などは、よく知られたところです。

落語に出てくる地口あんどんには、「鼻高きが上に飛んだカラス」の絵と言葉が、実語教の「山高きがゆえに貴からず」のもじり、なんてものもあって、こうなると作る方読む方両方の引き出しの多さと頭のやわらかさが必要になってきますね。
(この落語は「明烏」です。若旦那は、ちゃんと地口の元の文はわかったのですが、洒落がわからないので、「間違いではないか」というのでした。)

ブログ雪月花 季節を感じての記事消しゴムはんこで、福招きの中に、瓢箪をきれいな6色で押した図案が出ていました。
ぽち袋にしても素敵だと思います。

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おりがみを切る時に レターオープナー

折り紙をしていると、しばしば、サイズ違いの紙を作らなくてはならなくなります。
15cm角のものは、単色おりがみもよく手に入りますが、7.5cm角になると、千羽鶴折り紙のようなものしかこのあたりでは入手できません。
特定の色だけなくなってしまうのも困るし(クリスマスなら赤や緑)、特殊なおりがみだったりすると小さいサイズがない場合もあります。
10cm角だの、半分サイズの長方形だのから折るものもありますから、どうしたって元の紙を切らなくてはならない。

で、紙をきちんと半分に切るのはけっこう難しいのです。(←私には^^;)
折り紙なので、角や直線はきちんとしていてほしいのですが、半分に折ってその線をはさみで切るとどうしても曲がる。
直線を切るならカッターですが、わざわざカッターマットに定規を持ち出すのも面倒ですし、画用紙などと違っておりがみは薄いのでやはりまっすぐには切りにくいものです。

そこで、重宝しているのがレターオープナーです。
切り口が完全に直線になってほしいので、刃のないペーパーナイフではなく、中に小さなカッターの刃が仕込んであるタイプのもの。
これを、半分に折った紙の「わ」の部分に差し込んでしゅっと引っ張ると、スパッと直線に切れて気持ちいいことこの上なし♪
15cm角の折り紙を10cm角に切るようなときも、定規で線を引いておいて、線に沿って折って、スパッ!
これなら、テレビを見る合間にでも楽々とでき、紙のサイズ違いも面倒ではなくなりました。

私が使っているのは、ミドリのOJ レターカッター マンボウ 青と、サンスター文具のレターオープナーFLです。(リンク先はどちらも会社のHPです)
ミドリのものは、マンボウの形がかわいくて好きなのですが(いろいろな機能もついている)、普段の開封で使っていてもしばしば刃がうまくひっかからなくて開封できないときがあります。
サンスター文具の方は、私には犬の顔のように見えますが、こちらの方がきちんと紙にひっかかって、ミスが少ないように思います。
(猫の顔ならなおうれしいのですが…。色は青です。)

テレビを見ながらクリスマスリースなどを折っていたときは、100円のプラスチックかごに、使用するおりがみ、消えいろPiTほそみ、つまようじ(二重に貼り合わせた折り紙を開くときに角に差し込んで使う)、レターオープナー、定規、鉛筆、はさみ(これは切り込みを入れる時に。あまり使いません)あたりを入れて使っていました。

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ラトリエ・ルージュ開店 ~元・金子スタッフさんのお店~

金子功さんのブランド カネコイサオ&ワンダフルワールドが閉店して1年になります。
金子さんやスタッフのみなさんはどうされているだろうなと思っていましたが、元・店長さんのお一人が、12月7日、新たにお店を開かれました。
お店の名前は「L'Atelier Rouge(ラトリエ・ルージュ)」です。(ラトリエルージュの地図・連絡先はこちら
直接の担当をしていただいたことはないのですが、大変懐かしく、電話をかけてしまいました。

まだ訪問していないので、聞き書きだけでごめんなさいですが、金子さんのもとででデザインをされていた植村浩樹さんのブランド「Kitsch Ride」(←音楽つきHPです)と、金子さんデザインの服のリサイクルなどを扱っているそうです。
Kitsch Rideの雰囲気は、スカート丈をはじめ金子さんの服とは違うものですが、ピコフリルなどのついた、金子服に合わせやすいものも出ているそうです。

HPの写真を見ると、ワンダフルワールドの鈴蘭のマリエや、コサージュなどもディスプレイされていて、久々のあの空間を味わうことができそうで楽しみです。(リサイクルショップでも実店舗が減ってしまってディスプレイが見られなくなってさびしいのでした。)

ラトリエ・ルージュの営業時間は、午前11時~午後8時まで。水曜定休。

年内は29日まで営業。新年は1月5日から営業になります。

詳しくは下記リンクをご覧ください。

(お店に行かれた方は様子を教えていただけるとうれしいです。)

☆初日にお店に行かれたK出さんが、コメント欄にレポートを書いてくださっています。

 → ラトリエ・ルージュHP

 → ブログ「ラトリエ・ルージュのひとりごと」

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クリスマス柄の折り紙 ~HEIKO クリスマスカットペーパー~

業務用品や文具の問屋パッケージプラザ(シモジマ系列)に、今年もクリスマス柄の折り紙が入荷しています。

HEIKO クリスマスカットペーパー 20柄アソート×各5枚入り=100枚入り
15×15cm (コードNo.7600241)390円(パッケージプラザ価格 277円)
7.5×7.5cm(コードNo.7600230)220円(パッケージプラザ価格 166円)
Photo

クリスマス用の包装紙を重ねて正方形に裁断してあり、そのせいか、1袋の中の同じ柄は、同じ模様の位置でカットされています。
なので、ユニット折り紙などでは模様の出方を同じにして折ることもある程度可能です。
紙は、つやのある印刷ばかりでなく、色数を抑えたもの、クラフト紙やハトロン紙に印刷してあるナチュラルタイプなどが混じり、好みで使い分けることができます。

私は朝日勇さんのクリスマスリースを折るのに使いました。
(どちらから見てもきれいなタイプなので、空間につるしてもOK)
このリースは裏面の色が出るユニット折り紙(8枚使用)なので、クリスマス柄の裏に、無地の赤、緑、金などをスティック糊で貼ってから折っています(紙を折ってしまうので、ほそみピットなどで縁だけ貼れば十分)

折り紙にしなくても、ただ、つなげて並べただけでもクリスマス気分になるのでおすすめです^^
(ネット販売はあまり見つかりませんが、 Annie House などにあります。)

なお、赤・金が裏表になっている折り紙は、トーヨーの豪華金箔調折り紙(10枚入り 税込315円)です。
Photo_2
これは、金紙が普通のホイルカラーではなく絹目になっていて、厚さも通常のものより厚くて丈夫です。(金・緑タイプもあるそうです)
クリスマスカラーの赤・金が1枚になっているので、これに緑を合わせればクリスマス気分満喫。
普通の金紙より豪華なのもよいところです(値段も豪華ですが)。

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