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英名500色色鉛筆の仕様 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その3~

1992年に発売されたフェリシモ500色色鉛筆の英名バージョンは、画像のような仕様のものが計20ケースになっていました。
(色は私が並びかえたので、もともとは同系色ばかりが1ケースに入っていたわけではありません。)
Photo

透明プラスチックケースは、ふたが離れずに上に開くタイプで、ふたに「FELISSIMO COLOR MUSEUM」のロゴが入っています。
Photo_2 色鉛筆がずれないような仕切りもついています。(画像は裏から見たところ。2か所に支えがついています)
色鉛筆の先は削ってあり、ウレタンフォームで保護しています。
(ウレタンフォームはケースに貼りついていません)

鉛筆のロゴは2か所に入っていて、片側は「FELISSIMO COLOR MUSEUM」、その裏側に「色名 色番 FELISSIMO」が金の箔押しで印刷されています。
Photo_3 端には金の線が入っています。
当時から、「三菱鉛筆」は色鉛筆にもケースにも名前がのっていなかったので、パンフレット等を見なければ、どこが製造したのかはわからなかったと思います。
これが、三菱鉛筆の意向だったのか、フェリシモの要望だったのかは興味のあるところです。
当時、500色色鉛筆の販売は、新聞広告にも出た記憶があるのですが、何度も掲載されたわけでもなく、フェリシモ通販に縁のなかった人には、そんなものがあったことも知らないとなってしまったのも、三菱鉛筆から発売されなかったからではないかと思います。

画像に出ている「Misterius Jomon Cedar」の元の和名は「神秘なる縄文杉」、「MINT JELLY」は「ペパーミントの葉」、「HUNTINGTON」は「春の七草粥」、「Karuizawa Summer Resort」は「避暑地の軽井沢」と、わかってもらえるのかなあの縄文杉がそのままだったり、「葉」が「ゼリー」になっていたりと、両者の差は詳しく見て行くとおもしろいだろうなあと思います。
(和名に直すのには、サイトmicmacのHomePage 色々な色 を参照しました。)

Photo_4 なお、鉛筆の端は切りっぱなしのタイプで、色の芯がそのまま見えます。
透明ケースであったために、鉛筆の色もきれいで探しやすく、金色のロゴも映えていました。
今回の再販品は紙ケースということで、探しやすさ、並べやすさという点でもやはり初回のものには負けると思います。

※ 500色色鉛筆について触れているサイトを追加紹介します。

フェアリーガーデン出張所(みんみんさん)
初回の500色色鉛筆をお持ちで、記事色、いろいろでは、ノベルティだったミニサイズ色鉛筆「ちび」の画像を、記事500色の色えんぴつでは、普通サイズの500色色鉛筆の画像をのせていらっしゃいます。
プラスチックケースが入っていた箱や、専用鉛筆削り器、付属パンフレットなど貴重な画像ものっています。
(グラデーションに配列するための説明書もあったとか。)
500色色鉛筆の月々の頒布は、92年11月~94年3月だったようです。

500色の色えんぴつ
500色色鉛筆の画像や、色をクリックすると色名が出る「この色なに色?」などの労作がそろっています。

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【このブログの500色色鉛筆の関連記事】

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→ 500色色鉛筆 更なる割引は勧誘が条件 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その4~

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