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2009年4月

折り紙で作る藤の花

桜の後は、藤の花が咲き始めました。
もう花の房が見ごろになっているところもあるようですね。

今回は藤の花の折り紙です。
これは私のオリジナルなので、折り方は簡単です^^
花のパーツを折って、重ねて糊づけして長くしていきます。

Photo 藤の花を折るのには、7.5cm角(千羽鶴用サイズ)の折り紙、葉はそれを半分の長方形に切ったものを使いました。

花の4~7の工程は、「にそうぶね」を折るときの開き方と同じで、7ではみ出した部分を最後に四角に開きます。

折り図では、構造がわかりやすいように色を交互に変えて貼りつけています。
太い花房にする場合は、横に貼って広げることもできます。

葉っぱは、両側をとがらせるように二度折った後、真ん中に切り込みを入れて、2枚の葉が向かい合う形にしてあります。
端の1枚は切り離したものを使います。
(別に全部切り離してもいいのですが、くっついている方が扱いが楽なので。)

藤の花に使うおりがみを、無地の藤色だけでなく、ソフトハーモニーおりがみ(15㎝角のものを4分の1サイズに切る)、ソフトハーモニーおりがみ千羽鶴サイズダイヤハーモニーおりがみなどをまぜると雰囲気が出ます。
Photo_2 つるのかわりに、自然素材の緑のひもを使ってみました。

その他の藤の花の折り紙の折り方は、『おりがみ全集プラス 最新決定版』 (レッスンシリーズ)に、朝日勇さん考案のものが出ています。
これは、1個ずつの花がマメ科らしく丸みをおびて独立していて、色紙などに並べて貼っていくタイプです。

束になった折り紙の中には藤色(薄紫)は大体入っていますが、濃い紫が入っていないものがあるので、ほしい場合には単色で買うか、「50色」とかの多色のものが確実です。(下部リンクのトーヨー単色おりがみの紫系には、むらさき ふじ うすふじ あおふじ があります。)

※いろいろなハーモニーおりがみ15㎝サイズがセットになった「おりがみ ハーモニーBOX 」はアマゾンでも取り扱っています。

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思いやりから生まれた機能美 ~ガムテープ文字 修悦体~

ネット書店アマゾンで、注文のついでにあちこちをあけていたら、1冊の本が目に飛び込んできました。

『ガムテープで文字を書こう! ―話題の新書体「修悦体」をマスターして』

ガムテープで文字を書くの?^^
ああ、ガムテープなら一定の線の幅で文字を書けるから、看板なんか作る時に便利そうだなあ。
表紙の題字は、原色のカラフルな文字で、丸みはありますが、往年の丸文字(変体少女文字)とは違う四角に当てはめたような文字。
「修悦体」というのは何だかわからないけど、おもしろそうだなと注文しました。

読んでみて驚いたのは、このガムテープ文字は、新宿駅改修の工事現場から生まれたのだそうです。
生みの親は、そこで乗客の誘導業務を行っていた佐藤修悦さん
工事中の駅の迷路のような構内で、迷子になったお客さんが佐藤さんに道を尋ねてくるので、その人たちにわかりやすい表示方法として、佐藤さんが考案したのだそうです。
それで、この文字の名前が「修悦体」なんですね。

佐藤さんが文字を書くのに使ったものは、工事現場の詰所にあったガムテープ。
正確には、布粘着テープ。
手でまっすぐに切ることができ、重ね貼りもできるタイプのものです。
おすすめは、スリオンテックのカラー布粘着テープだそうですが、まずそれが現場にあったのではと想像します。
それを佐藤さんが壁に貼って切り出して生まれたガムテープ文字の表示がたくさん紹介されていました。

ガムテープやビニールテープで一時的な文字を貼った経験は私にもありますから、他にもやってみたことがある人は大勢いると思います。
その場合、画数の多い漢字はつぶれてしまって困りましたし、バランスが悪くなりました。
しかし、佐藤さんのガムテープ文字は、工事現場の壁という広い面に、みんなに見えるようにという配慮から、太いガムテープでも十分空白があるほど大きな文字です。
小さめの文字にする場合はガムテープを割いて幅を変え、テープが手でまっすぐに切れるという特性を良く活かしています。

漢字は横画のほうが縦画より多い構造の文字です。
なので、明朝体では横画だけを細くして、正方形にも納まるようにしています。
しかし、線の幅を変えずに隙間をあけていけば、字は縦長になります。
修悦体が縦長になるのは、漢字の特性を踏まえているからでしょう。
しかも、初めに必要な線の数を数えて、きちんと枠をとって書いているので、バランスがよいし、画数の多い文字もつぶれません。

そして、文字記号として必要な線ができたらそれで終わりではなく、一部の角をとって丸くしたりする。
このバランス感覚が絶妙なのです。
まずは手でばりっとテープを切ってどんどん概形を作り、カッターで余計な部分を切り取り、最後はカッターで丸みをつけて繊細に仕上げる。
作業効率もいいですね。

お手本があったわけではないこの文字は、佐藤さんが、「どうしたら見やすい表示ができるかな」と試行錯誤してできていったのだと思います。
満足のいく一つめができて、お客さんがそれを見て迷わずに歩いて行くのを見ながら、「次はもっとこうしたら」、「こんなこともできそう」、と、どんどん作り方の改良や工夫が加えられていったのでしょう。
工事が終われば無用になる表示に凝ってしまうのは、まさに人間ならではの技。
誰もほめてくれなくても、目をとめてくれる人がいるだけでも違うような気がします。
文字の角が丸くなくても記号としては問題ないのに、「この方がいい雰囲気♪」なんて一工程増やしてしまうのは、機械にはできない発想です。

でも、このガムテープ文字を「わかりやすい表示」として享受した人は多かったでしょうが(時期を考えると私も見ていたように思います)、「こんな文字見たことないなあ」「これ、どうやって作っているの?」「誰が考えたの?」とまで立ち止まって考えた人は少ないと思います。
それを「発見」した山下陽光さんの発信で、これはおもしろい、と興味を持つ人が増えて現在に至り、使われる場も増えているそうです。
家でこの話をしたら、家人はこの文字のことをテレビを見て知っていました 笑

色使いのセンスや文字の配置などは佐藤さんのオリジナルにかないそうにありませんが、こうやって作れば基本の形はできる、とマニュアル化されているところも、みんなが作りやすく使いやすい書体だと思います。
作り方も詳しく解説されているので、大きな表示を作る機会があったら、ぜひ使ってみたいと思いました。
それとも、種類豊富なマスキングテープで、小さいものをためしに作ってみようかな。(手でまっすぐには切れませんけど)

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豪華限定版 GUIN SAGA(グイン・サーガ)7月発売☆

復刊ドットコムから本の紹介メールがときどき来ていますが、その中に、

グインサーガ誕生30周年記念出版

豪華限定版『GUIN SAGA』予約受付開始!!

というのがありました。

ちゃんと文庫新刊を買い続けている読者さんには、文庫にはさまっているチラシでご存じだと思いますが、私のように休んでいる読者には気付きにくいことでした。

『豪華限定版 グインサーガ』の内容は、以下の通りです。(復刊ドットコムのメールと、早川書房のhayakawa online ニューリリース を参考にしました。)

・ グイン・サーガ第1巻~第100巻までを、2冊の本にまるまる収録している。(つまり、100巻一気読み可能)

・ 各巻B4判、ハードカバー、1064ページ、クロス装、函入り

・ 1巻の函両面には加藤直之氏と天野喜孝氏、2巻の函両面には末弥純氏と丹野忍氏によるカバーアート

・ 特典として次のものがついている

 ☆ グイン・サーガ創作ノート
  (栗本薫氏のグイン・サーガ執筆のアイデアノートの一部を復刻した小冊子)

 ☆ オリジナル・イラストシート4点 B4サイズ
  (加藤直之・天野喜孝・末弥純・丹野忍の各氏の描きおろしモノクロイラスト)

・ 完全受注生産品(書店に申し込む) 申し込み締切 5月31日(日)

・ 発売予定 7月25日(土)

・ 価格 24,150円

B4判のハードカバー、大きいですね(^^;)
(広げたらまさに地図サイズ、持って読んだら腕力がつく重量級)
何段組みにするのかしら?
たぶん挿絵がないのだと思うので残念ですが、1巻分が241.5円で読めると考えると文庫以下のお値段ですね。
一気に100巻読み通す体力が君にはあるか?

良いことは、限定版ではあるけれど、「完全受注生産」で、基本的に「ほしい人はみんな買える」であることです。
1989年に発行された「限定版」は、550部限定でしたから、ほしくても買えなかった人がいるはず。
お値段は、限定版1巻に辺境編の5巻までが収録で1万6千円でした。
(ベルベット貼りの函入り、革装、天金、とこれは装丁にお金がかかっているせいですが。こちらはそのうち画像付きで紹介します。ついでに、同人誌の『FULL HOUSE』も ←劇場で買った脚本集バージョンも2種類あったり♪)
今回は、締め切りまでに気がつけば大丈夫です。

注文は、早川書房の専用申込書(pdfファイル)をダウンロードして書店で注文します。
ネットでは、復刊ドットコムの他、セブンアンドワイビーケーワン、などで予約できます。

アマゾンでは、現在放送中のテレビアニメ グインサーガ のDVDの予約のみで、この本の予約は扱っていなかったのですが、5月1日現在、この「豪華限定版 GUIN SAGA」の予約ができるようになっていました。(アマゾンでの本の予約は → 『豪華限定版 GUIN SAGA グイン・サーガ』 へ)

【追記】7月28日現在、予約していない人でもアマゾンで買えます。


アニメ グインサーガのDVD1巻は、7月22日発売予定です。
(毎週見てます^^)


 

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消えていく製造元・商品 ~色画用紙の場合~

市内の文具店Bに寄った折、 中村紙工の話をしていたら、今度は「ヒサゴが色画用紙を作るのをやめる」という話を聞きました。

ヒサゴは、伝票などの事務用品を扱っている会社で、そちらは続けるそうですが、色画用紙の製造はやめるとのこと。
で、このお店はヒサゴの色画用紙を扱っていたので、中村紙工のおりがみ同様、よく出る色は多めにとっておくことにしたそうですが、扱っていたものがなくなって困ると言っていました。
かわりのものをさがさなくてはならないけど、 会社が変わればまるきり同じものではないから補充が簡単にいくばかりではないし、お客さんが元の商品を気に入って買っている場合もあるしというわけで。

ただ、時には、会社は廃業するけれど、人気製品のライセンスだけ他社に譲って、そのまま製造してもらう場合もあるのだそうです。
(製造会社だけがかわるわけ)
ただ、これもまるきり同じ品質のものになる場合と、値段とのからみで、たとえば、手帳の中身は同じでもカバーの素材がかわるとかいう場合もあるのだそうです。

大きなメーカーばかりではありませんから、廃業したり規模縮小したりして、知らないうちに製品がなくなったり、製造元が変わったりしていることもあるわけですね。
新製品が売れ行きの具合で製造をやめるのと違い、長年にわたって定番化していた商品がなくなっていくのはさびしいものです。

【関連記事】

→ 消えていく製造元・商品 ~紙の場合~ へ

→ セールにかかった中村紙工のおりがみ へ 

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うらやましい MONO消しゴム柄テープ

最近、コラボ製品で、メラミンスポンジ(アズマ工業:おそうじ消しゴム)や脱臭剤(バンダイ:MONO消しゴム消臭剤)などにもデザインされている消しゴムのMONOですが、それにもまして素敵なものがネットで紹介されていました。

ブログarittakeの日記MONO消しゴム柄テープ」!(←画像はこちらをごらんください)

文具店の白い袋が開かないように貼られたセロテープは、青、白、黒の3色に塗り分けられ、真ん中に「MONO」のロゴ。
消しゴムのスリーブを細長くしたようなデザインになりますが、周りに透明な部分もあるので少し幅広?
何cmかおきにロゴが入っていて、上手に切るとこんなふうにロゴが真ん中に入るのでしょう。

思わず、どこで買ったんですか? と聞きそうになって、よく文章を読んで、これは文具店が使用しているものとわかりました。
たぶん、これはトンボ鉛筆から販促グッズとして文具店に配られた非売品なのでしょう。
近所の文具店が、MONOの絵が底に印刷してある釣銭トレーを使っていますが(誰か落としたらしくてひびが入っています…くすん)、たぶんそれと同じ扱いなのでしょうね。

三色テープは、フランス国旗タイプの色のものが定番ですが、これはより落ち着いた配色で、甘々でないラッピングに使えていいなあと思いました。
どこかの文具店で使ってくれるのに出会うでしょうか?
(っていうか、ほんとうは自分が購入したいんですけど…)

(おまけ)
先日、メラミンスポンジの「おそうじ消しゴム」をようやく見つけたのですが、MONOの絵がパッケージ袋に印刷されているだけなので、開封してしまえばそれでパッケージはごみ、中身は白いだけ、というのがちょっとなあ、でした。
使う分だけ切って、残りは袋に入れておけばいいんですが、巨大紙スリーブに入れたまま使ってみたかったわ。

【このブログのMONO関連記事】

→ 対の関係 ~おそうじ消しゴムと激落ち君消しゴム~

→ MONO消しゴムのスリーブと伊東家の裏ワザ

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定点観測のすすめ2 ~自分のブログのアクセス解析~

(この記事は、このブログの記事 定点観測のすすめ ~自分のブログのアクセス解析~の続きです。)

自分のブログのアクセス解析を見ていて、あれ? と思うのは、

2、その記事を(特に)書いていないのにアクセスが来てしまう時

です。
これにはおおまかに2つのパターンがあります。

〔原因1〕 検索されたできごとについて特に語っていないが、言葉だけは書いてあるとき

自分は、文章中で何気なく使っているだけなのに、その語で検索して来る方がよくいるなあ、というパターン。

たとえば 『グラシンおりがみ』っていうのねという記事では、パラフィン紙やグラシン紙でできた半透明のおりがみやその思い出について書いています。
ところが、この記事に来る人の検索ワードで、「薬の包み方」というのが妙に目立つ。
本文中では「ほどいた薬包紙と同じように折って、薬の包み方も覚えた。」と書いてあるだけなのに、です。

他にもコーリン鉛筆 高橋真琴柄で、ただ、鉛筆のデザインを説明するために使っている「ジスマーク」で検索されて、アクセスが絶えなかったりしました。

〔原因2〕 検索されたできごとについて何も語っていないが、たまたまブログ内に検索ワードがばらばらに存在していたために、検索エンジンにひっかかった。

一番顕著なのは、いろいろな地域からの「富士紙製工芸 内職」という検索ワードです。
このブログでは「富士山」も「紙製」も「工芸」もありそうですし、「内職」はどこだったかな~と探したらでんぐりの七夕飾りの中にありました。

でも、私は「富士紙製工芸」なんて聞いたこともありません。
なのに何人もその検索ワードで来るのです。

記事と関係ないアクセスがたくさん来てしまうときは、「ネット上によっぽどその情報がないんだなあ。」と考えます。

自分が検索するときのことを考えればわかりますが、検索サイトで検索結果を見ると、検索ワード周辺の文章が出ています。
これを読んで、探すものがなさそうだと思えば、その段階でそのサイトにアクセスするのをやめます。
〔原因1〕〔原因2〕のようなときに私の文章を読めば、知りたいことについて詳しく語っていないことは見当がつきそうです。
なのに、アクセスしてしまうのは、他にめぼしい情報がないので、駄目もとで来ているのだと思います。

実際、〔原因1〕〔原因2〕のようなとき、私もその検索ワードでサイトを探してみたのですが、詳しく語っているサイトがなかったり、その検索ワードでは見つからなかったりしました。

「インターネット」とはよく言ったもので、これはまさに情報の「網」。
網の目は、びっしり詰まっている部分もたくさんありますが、すかすかで大きな穴があいている部分も少なくありません。
「自分のブログのアクセス解析で、ネットの穴がわかる」、これが一番おもしろいところです。
一日に、何千何万とアクセスがある大手より、むしろ、小さなブログの方がわかりやすいと思います。
書いていない話題で検索上位に来てしまっているのですから、よほどのことです。

「出ていないことはないと思っていたネットに、こんなことがまだ載っていないのか!」
「こんなの当たり前だと思っていたのに、知りたい人がいるんだ!」
それがわかるだけでも楽しいですし、それなら自分が書いてみようと思ったりします。

アクセス解析は管理人にしか読めません。
人のサイトをウォッチしていても、アクセス数や人気記事くらいしかわかりません。
すでに話題になっていることなら、「今検索されている言葉」「話題の~」みたいなサイトでわかりますが、探している人がいるのに見つからないことはわかりません。
ネットに出ていない話題を(ものによっては、いち早く)、自分だけが知ることができる「アクセス解析」。
時々はじっくり読んでみると、いろいろな発見があっておもしろいものです。

普段の様子がわかっていれば、いつもと違う傾向のアクセスには気付きやすい。
広くあちこち見て回るのは大変ですが、定点観測は同じところを観察するだけ。
でも、そこに現れた小さな変化が、よその大きな変化の予兆だったりするのです。

で、わざわざアクセスしてきてくれた人はうちの記事を見てがっかりするだろうなと思って、知っていることは書くようにしたら、なんだかよろずなブログになっているのが現状です^^;
今では薬の包み方ジスマーク関連も、悪徳・問題商法もあります。
あんまり手を広げすぎると手に負えなくなるので、ほどほどにしたいとは思っています。

でも、まったく謎で始まった話が、だんだん情報がそろって全貌が見えてくる過程が好きなんですよね。
(ブログの看板に合ったお題では、ボールペンの「ノンボテ」シリーズがそうです。)
生来、調べ物が好きなので、興味を持てば、また全然違う話を書いているかも。
それは、誰かがこのブログにやってきた時の検索ワードが元かもしれません

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定点観測のすすめ ~自分のブログのアクセス解析~

自分のブログを持っている方は、そこで提供されているアクセス解析を利用されていると思います。
私がこのブログのアクセス解析でよく見ているものは、

・ 1日のアクセス数
・ リンク元
・ 検索ワード

です。
まだブログを始めたばかりでアクセスが少ないときでも、ここからいろいろなことを読み取ることができました。

1、アクセスが急に増えた時

〔原因1 どこかにリンクされた〕

初めのころ、一日数十アクセスがあるかないかの時に、急にアクセスが二百とか増えてびっくりしたことがあります。
それでアクセス解析を見ることを覚えたわけですが、niftyの「瞬ワード」に「クロネコメール便定規」が載って、そこから重さから厚さへ ~クロネコメール便定規の記事へリンクされていたのでした。
その後は、この記事は「クロネコメール便定規」の検索ワードで検索されることが増えました。

同様に、立てかけるなら断然 ダイソー レシピ&ブックスタンドのアクセスが急増したときは、2ちゃんねるで、同人誌即売会で本をディスプレイするために使う道具としてこれが話題に登場し、画像の参考にとどなたかが貼ったリンクが原因でした。

春には一番人気の記事桜の切り紙とその応用は、Yahoo!知恵袋からリンクを貼ってくださった方がいるからで、そこをたどって大勢の方がみえています。(リンクも拍手もありがとうございます。)

〔原因2 世間で話題になった〕

ぽつぽつアクセスがあるような古い記事のアクセスが急増するときは、それがメディアなどで取り上げられたときです。

最近では、フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その1
2007年5月の記事で、一応途切れることなく読まれていた記事ですが、今年になってからよく検索されるなあと思っていたら、この色鉛筆が復刻されることになって、情報を求めていた人が急増していたわけです。(これは、自分で気付かずに、コメントで教えていただきましたが)

同様に、一日だけ妙にアクセスの多かったのが月光荘画材店のホルン柄お役立ちバッグ月光荘画材店の素敵な小物文具
これも、2007年7月の記事なのにおかしいなと思って検索をかけてみたら、その日、関西のテレビで月光荘が紹介されていたのでした。
テレビの場合は、その日にアクセスが集中して、後はぽつりぽつりとなります。
後になると忘れてしまうのでしょうね。

以前、京都のお菓子屋さんむらを東三堂(とうさんどう)」のご店主が、テレビで紹介された時には、一時的にたくさん問い合わせが来るけれどその時だけで、雑誌にのった場合は、何年も前の記事を頼りに来てくれる人がいるとおっしゃってました。
テレビの影響力は非常に大きいですが、繰り返さない情報はかなり記憶から消えてしまうのです。
(で、商品名も忘れた頃に検索がかかったりするわけ)

その他、季節ものは、その季節が近づくと古い記事へのアクセスが増えます。
ここでは、折り紙の記事でそれが多く、ああそろそろ次の季節の準備をしなくちゃ、と思います^^

次回は、定点観測の醍醐味、

2、その記事を(特に)書いていないのにアクセスが来てしまう時

です。

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→ 定点観測のすすめ2 ~自分のブログのアクセス解析~ へ続く

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500色の色えんぴつ スターターキットの謎 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その6~

通販会社フェリシモ(FELISSIMO)では、現在、ミニカタログを5冊まで無料配布しています。
商品を申し込まなくても、カタログだけで送ってくれます。
(→詳しくは、フェリシモHPの フェリシモお好きなブランドの09'カタログ5冊無料プレゼント へ)
その最後に、「500色の色えんぴつ」のカタログがあったので、申し込んでみました。

他のカタログが一応「冊子」だったのに、500色の色えんぴつのものは「リーフレット」です。
(商品一つしかないわけですけど)
良かったことは、小さいながら、一応500色全部の色鉛筆の写真と色名が出ていること。
手軽に一覧できて便利です。

内容は、「しあわせ割り」のパンフレットとほとんど同じですが、気になることが一つありました。

500色の色えんぴつ
New project ver.3

第1回目のお届け時に スターターキットをプレゼント!

「500色の色えんぴつ」大好評を記念して、20ヶ月間色えんぴつが届くのをさらにさらに楽しみにしていただける、ささやかなプレゼントを企画しました。500色の色えんぴつならではのアイデアになっています。第1回目のお届けを楽しみに待ってください!

スターターキット、ですか?
ああ、何か悪い予感が
スターターキットっていうのは、通常、気に入ったら次からは高価な本格仕様のものを買ってね、っていうお試しのもの。
でも、化粧品などは、それだけで1つのポーチに入っていたりして、1回こっきりで終わっても不完全な感じはしない。
でも、500色色鉛筆は、ずっと25本の色鉛筆が続くシリーズ。
その中で、第1回目は無料プレゼントがついていて、2回目からは買ってね~♪ だったらどうしよう。
買わなきゃいいと言われればそうですが、第1回目だけそれがついてて後はない、というのは不格好に思えるようにできているような気がする。

たとえば、初代500色色鉛筆が入っていた透明ケース、あれをプレゼントとしてつけられたらどうでしょう。
「このクリアケースに入れると、色も簡単に選べるし、そのまま飾ってもすてき。500色の中からあなたの選んだお気に入りの25色はどれになるでしょう?」とかのコピーつきで。

ケースが1個あればいいようなコピーがついているけれど、2回目からも、全部の色鉛筆をそれに入れたくなりませんか?
そして、予定外のケース代を払う羽目に…(勝手に悪く考えてます、すみません)

いえ、500色を塗る枠が印刷してある色見本帳とか(←これならほしい! 枠の横に、その色で塗り絵ができるミニカットがついているとか)、昔の頒布にあった、鉛筆削り器とかスケッチブックとかの単発ものだったらいいんですが、いったい何をスターターキットにするつもりなんだろう。
ああ~、こわいよう。

お願いだから、何も企画しないで! フェリシモ~。
(ものをくれると言われてこう思ってしまうあたりが、フェリシモ経験者のトラウマ)
こんな心配がいい意味で裏切られて、「やるじゃん、フェリシモ」という記事を書きたいなあ。

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【このブログのフェリシモ500色色鉛筆の関連記事】

→ フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その1

→ フェリシモ500色色鉛筆復刻 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ 番外~ 

→ 500色色鉛筆 1995年のセール(英名版他) ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その2~ 

→ 英名500色色鉛筆の仕様 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その3~

 500色色鉛筆 更なる割引は勧誘が条件 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その4

→ 500色色鉛筆の新聞全面広告を読む ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その5

→ カテゴリー シリーズ:フェリシモ500色色鉛筆 へ

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シード 修正テープはがしは 不器用さんの味方

百円ショップの文具コーナーには、豊富にメーカー消しゴムが並んでいます。
でるけし(サンスター文具)、MONO(トンボ鉛筆)、まとまるくん(ヒノデワシ)、FOAM(サクラクレパス)など、一般文具店より扱いが多いんじゃないかと思うほど。

その中にまじって、シード(SEED)の修正テープはがし(品番ER-ST1)が吊るしてありました。
Photo_2 普通の消しゴムよりは、やや薄くて長い印象です。
袋には「消さなくてもよい所まで消してしまい困った時…」「こんなとき…とっても便利!!」とあります。

私は修正テープの使い方が下手で、それでも液が乾くのを待っていられないようなときにはやむを得ず修正テープを使うんですが、テープがぼろぼろになったり、はみ出してひいたりで、とても相性が悪いです。

なので、実際に修正テープがうまくはがれるのか使ってみたら、なかなかいい感じです。
でも、これって他の消しゴムでもできるんじゃないかなと思って、消えることでは定評のあるMONOと、それより硬めのKEEPとで比べてみました。
(比べる相手をKEEPにしたのは、この修正テープはがしが硬めだったからです。)

無印の方眼レポート用紙に、ボールペン(ハイブリッドテクニカ0.3mm)で文字を書き、修正テープ(MONO)で消した後、3種類の消しゴムで端からこすってみました。
Photo

このように、修正テープはがし以外の2種の消しゴムでは修正テープはほとんどはがれません。
修正テープはがしだけがはがせるというのは、お見事です。

Photo_3 筆記具と紙の種類にもよるでしょうが、文字にも影響は感じられませんでした。
消しゴム(修正テープはがし)自体が薄めでかたいので、狙ったところを消しやすいのです。
(あまり強くこすりすぎると、紙面に消しくずが付着することがあるそうです。)
砂消しゴムだと、文字自体が消えてしまうおそれがあるので、とても微妙な硬さになっているんですね。

修正テープがうまく使えない人は、机の引き出しに1個入れておいてもいいと思います。
修正テープはセロハンテープでもはがせることになっていますが、文書の場合はテープが文書を傷めるおそれもありますから。
普通の消しゴムと間違えて取り出しても、これで鉛筆の文字も消せるので大丈夫です。

しかし、このあたりの文具店ではシードの製品は、流通の加減でほとんど入ってこないんです。
それが百円ショップでは売っているとなると、複雑な気分です。
元祖シードの修正テープも使ってみたいものですが…ほんとは、修正テープはがしがなくても、ぴたっと狙ったところだけを消せる修正テープがあれば、それでいいんですけどね。

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【関連サイト】

→ シード修正テープラインナップ …メーカーサイトの説明はこちらへ。柄つき修正テープ?の「ペコテ」もおもしろそう。

→ シードのなるほど! 修正テープの裏ワザ … メーカー提案の修正テープのいろいろな使い方。応用編を考えてみたくなります。

→ シード 修正テープはがし ER-ST1 … アマゾンでここから購入できますが、ナガサワ文具センター扱いなので、送料が高い!(なぜか画像間違えているし 説明は合っています。) 他に買うものがないなら百円ショップを探す方をおすすめします。

【このブログの関連記事】

→ どっちが好き? ~修正テープと修正カバーテープ~ … 私は修正カバーテープの方をよく使います。修正テープが苦手な方は一度お試しください。

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在宅ワーク「ふじ工芸」の追加情報

(この記事は、このブログの記事 富士紙製工芸 内職」って何ですか? ~謎の検索キーワード~」 「富士紙製工芸 内職」は、広告による募集?  「内職、在宅、SOHO」募集の注意点 ~就職情報誌による~  『富士紙製工芸』の実際の広告を読む」 やっぱりあやしい 富士紙製工芸 ~伝言板の記事から~」 富士紙製工芸の内職 問い合わせた方からのコメント ☆追記あり」 富士紙製工芸 申し込んで返金されたケース 「『ふじ工芸』内職に応募された方のコメント」 関連です。)

埼玉県さいたま市大宮区にあるという「ふじ工芸」にパンフレットを送ってもらった 正義の味方さんより、「『ふじ工芸』内職に応募された方のコメント」 の記事に追加コメントをいただきました。
それによると、

・ パンフレットに書いてあるのは仕事の内容だけで、肝心の最初にかかる費用は明記されていない

・ パンフレットには会社名がなく、パソコンでプリントしたもので、メリットしか書かれていない。

・ (電話して話を聞いたら)

 「お金の払えない人やローンを組めない人は、悪あがきでいろいろなところに投稿しているみたいですが、そういう人は相手にしておりません。」と言われた。

・ (内職商法悪徳名鑑に「富士紙製工芸」がのっていると教えたら)

  「勝手にどうぞ」 と言われた。

  「富士紙製工芸も、ふじ工芸と簡単に略して載せている会社もうちの会社」

・ (北海道の各情報雑誌の会社に内職詐欺会社としてお知らせしたと言ったら)

  「どうぞ勝手に」 と言われた。

人を募集する会社が、さして長くもない名前をころころ変える必要はなく(長いなら初めから短い社名にすればいいだけのこと)、使い回しがきくようにパンフレットにも会社名がなかったりするわけです。
内職商法では、資料請求したら、資料が来なくていきなり電話がかかってきたというケースも聞きます。
契約した状況証拠がなるべく残らないようにしているんですね。

悪徳商法の対策で「電話は録音しておくこと」というのがありますが、長時間録音できる機能のついた電話を持っている方ってどのくらいいるのでしょう?
「意味のない世間話で長電話してくる」というのは、このブログにコメントをくださった方が複数書かれていますが、これは録音対策なのかもしれません。

また、「お金が払えない人やローンの組めない人」は相手にしていないというのが明白です 笑
生活にゆとりがないから内職を、という人にはまったく向いていないのがわかりますね。
こういう言い方をして、相手のプライドを傷つけ、「馬鹿にするな。そのくらいできる!」という気を起させるのもまたむこうの手口です。

悪徳商法として告発すると言われても、契約が成立していない段階だし、名前を変えて募集しなおせばいいだけのことですから、むきになって「うちは内職商法ではない」とか言う必要はないわけです。
(場合によっては、「そんな情報を真に受けて、こんないいチャンスをふいにするあなたこそ気の毒」なんて言われることもあり)

相手は騙しのプロですから、近づかないにこしたことはありません。

このブログにおいでになった方の中で、「富士紙製工芸」または「ふじ工芸」を含む検索でいらっしゃった方が、どこからいらしたのか調べてみました。

「けふこの本棚と文具の引き出し」に、検索ワード「ふじ工芸」「富士紙製工芸」で検索し、アクセスした方の地域
(2009年4月13日~4月18日)

ふじ工芸

【北海道・東北】 北海道 秋田 福島
【関東】 茨城 千葉 東京 群馬 
【中部】 愛知
【近畿】 大阪 三重
【中国】 岡山 兵庫

富士紙製工芸

【北海道・東北】 北海道 青森 秋田
【関東】 茨城 東京 埼玉
【中部】 愛知
【近畿】 大阪 奈良
【中国】 広島

実際は、地域がわからない人のほうが多く、アクセスした人の中にも、内職募集に応じようとしたのではなく、悪徳商法関係を調べていただけという場合もあるわけですが、かなり広範囲だということはおわかりいただけると思います。
(この期間にはありませんが、長崎や沖縄からのアクセスもありました。)

注目すべきは、埼玉で、これは1件しかありませんでした。
内職を募集する地元よりも、他地域からのアクセスが多いというのはおかしなことです。
内職は、本来「なるべく経費を抑えるため」に発注されるもので、納品が間に合わなければ次には注文しない、納品に交通費がかからないように近所で募集する」、という性格のものなのです。
「どんな会社かちょっと見てくる」ができない地域にばかりたくさん広告を出す、これがまともな内職や在宅ワークでないことは明白ですね。

そして、「富士紙製工芸」「ふじ工芸」が内職商法と認知されるようになれば、会社の名前を変え、事務所を引越し、違う仕事の看板で、同じように仕掛けてくるのだと思います。

「遠方からの内職や在宅ワークには応じない」、これだけでも内職商法の被害は減ると思います。
住所がなく、フリーダイヤルやメールアドレスだけの場合も避けたほうが無難です。

【このブログの追加記事】

→ 内職商法 返金されるまでの道のり ~富士紙製工芸・ふじ工芸・だるま屋~ 

→ 内職商法の業者、詐欺容疑で逮捕 

 

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【追記】

この記事のコメント欄に、申し込みされた人の体験談がいろいろ寄せられています。
参考になりますので、合わせてお読みください。

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投げて消す消火剤「SAT119」は大人気☆

昨日4月15日(水)の夜にかかっていたテレビ「ベストハウス123」を見ていたら、「消防最新装備で救命」というコーナーがあって、最近の消防用の製品が大進歩しているという紹介がありました。
命をかけて消火作業をしてくださっている消防関係の方には、ぜひ、安全に消火活動をしていただきたいものです。

まず、「インパルス消火銃」
消火隊というより警備隊のようないでたちでかっこいいですが、水と空気の力だけで銃から霧状の水を吹き出し、炎を吹き飛ばすような形で消火するそうです。(画像や詳しい説明は、災害現場の必需品 第9弾! インパルス消火銃 へ)
水も大量にいらなくて、初期消火に効果的だということです。
訓練をしていないと水の勢いに負けるかなと思いましたが、(というか、重量25kgなのに、軽々と動いていた消防隊員の人はすごい!)、火を瞬時に消す様子の映像は素晴らしかったです。
水の量の割に効果が高いのがいいですね。

次に、水ではなく泡を吹き出して対象物にくっついて空気を遮断するタイプの消防車(ミラクルキャフスカー Miracle CAFS Car)。
(今までの油火災用の化学車とどこが違うのかは、番組内ではよくわかりませんでしたが、まだできたばかりの新型だそうです。)
泡は水と違って流れ落ちないため、1台でも消火効果が高いのだそうです。
(→ 詳しくは、株式会社モリタの 消防ポンプ自動車 Miracle CAFS Car のページへ。 かなり長い音声説明入り)

で、これは! と思ったのが、最後に出てきたペットボトルサイズの青い液体の入ったプラスチック容器
これを、火の中に投げ入れるだけでそこに道ができて人を救助に行けるというのです。
モーゼの十戒じゃないですが、火の海が分かれるというんですね。

部屋の模型が思いきり燃え盛る中に、その容器をそのまま投げ入れたところ、え? 何も起こらないじゃないと思った次の瞬間に、さ~っと炎が引いてしまって火は見事に消えたのです。
これは二酸化炭素が大量に発生して火を消す仕組みで、こうやって火が引いたところを救助にいけるというわけです。
投げるだけのこの消火器、製品名は SAT119(サット119) と言います。(→ SAT119メーカーサイト へ。 消火実験ムービーも見られます。)
容器はねじったりしても壊れませんが、落とすと割れる特殊なプラスチックでできているそうです。 

おお~ これはいい!
消防署でもぜひ使ってほしいけれど、災害用に家にも置いておきたい、と話していたら、SAT119はもともと一般用に販売されていたものだったのが、あまりに消火効果があるので消防庁が導入を決めたというではありませんか。
さらに、「ネットや東急ハンズでも買える」と説明があったので、これはみんな買いに走るだろうと、番組終了後にすぐに検索して注文しました。
いつもすぐに来るはずの楽天の受注メールが来ないので、これは混んでいるに違いないと思いました。

そして、今日になってメールのご連絡が来ました。
曰く、

大変申し訳ございませんが、この商品は消費期限が
ございます商品になりまして弊店と致しまして
御注文頂きましてから少しでも新しい商品をお送りする為に
製造元より直接取り寄せを行っております。

しかしながら昨日のテレビ放映にてご注文をたくさん頂戴致しまして
製造元の一部部品が欠品してしましました。
誠に申し訳ございませんが、発送日等が確定致しましたら
再度ご連絡をさせて頂きます。
何卒今しばらくお待ち頂けませんでしょうか?
よろしく御容赦頂きます様宜しくお願い致します。

あはは、やっぱり~♪
あの映像を見たら、ほしくなりますよね。
急ぐものではないけれど、「備えあれば憂いなしの商品」ですもの。
(欠品した部品は、壁にかけるために使用する部品だそうです。)
非常時に動転していても、投げるだけでいいわけですから気が楽です。

アマゾンでも2種類扱っていますが、番組で紹介があった初めのタイプは、入荷に時間がかかるようです。
(ちょっと試しに実験はできない値段なので、ものが手に入っても使用レポートはなしですみません。)

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500色色鉛筆の新聞全面広告を読む ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その5

いくつかのブログで、通販会社フェリシモが、このたび復刻される「500色の色えんぴつ」の広告を、新聞一面を全部使って打ったという記事を読み、広告を見逃した私は「いつの新聞?」 とあせりました。
幸い、KENJI IGARASHIさんのブログCLIPSの4月11日の記事20ヶ月の贈り物の中に、「今日のそれ(広告)」という言葉があったので、無事、しばってあった新聞紙から広告部分を救出することができました。(危なかった~)
KENJI IGARASHIさんには大感謝です。

他の新聞にも出たのだと思いますが、私の入手した広告は、朝日新聞の2009年4月11日(土)の24面、全面広告です。

500

初めのコピーは、

「大反響!/ FELISSIMO / 500色の色えんぴつ / 500 / colors / names / stories / 予約受付中!」

500_2

「世界最大級の色数だよ」
「500の色。500のなまえ。500のストーリー。/ 誰といっしょに買いますか

「ふたりで買えば、ふたりに届く。」
ふたりとも、ひと月¥1,000(税込み)&送料無料

そして、「しあわせ割りキャンペーン」の説明が出ているのですが、これがどういう仕組みなのかはっきり書いていないのです。

細かい文字部分も見てみましょう。
500_3

500_4

ところで、「1セット1000円、送料無料」の「しあわせ割り」扱いしてもらうためには、

・ 自分以外に、まだ500色色鉛筆を申し込んでいない人を勧誘する。

・ 自分とは別会計で、その人が毎月支払い、20か月それが続く。

この2点が外せない重要な点です。(→ 詳しくは以前の記事500色色鉛筆 更なる割引は勧誘が条件 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その4をご覧ください。) 

しかし、全面広告という広いスペースで、それがきちんと書いていないあたり、さすが、イメージ(だけ)戦略のフェリシモ、と思ってしまいます。
そういえば、「中国製」の表記もここにはありませんね。

この色鉛筆を買おうと思った人は、もう少し注意深く読むとは思いますが、前記のブログでは、この方式を誤解して、

あと、(自分と一緒に)誰かに贈ると割引というのもいいね。(20か月間も毎月25色の色鉛筆が届くことを誰かに贈るってなんか楽しい。なんなら、1年に1回で20年でもいいよ。生まれた赤ちゃんが成人するまでに揃う。)

と書いていらっしゃいますが、無理もないことです。
普通、そんなふうに使えると思うでしょう?
それならいいんですよ。
それができれば、とっくにしていますよ~~~

でも、自分が何セット買っても、割引にも送料無料にもならないんですよ、これ。
こっちでお金を払って、ギフトとして送ってもらうこともできないんですよ、これ。
(→ 参考: フェリシモHP ともにしあわせになるしあわせ割りとは? の Q&Aに、「申し込みは代表者だが、月々のお届けお支払いは別々」「ギフトお届けには現在対応していない。商品に請求書が同封される」と明記してあります。)
(ギフトにしたい場合は自分のところに送ってもらって相手に自分が届けるしかない)

あくまで、「新しい購入者を増やした見返り」として、割引や送料無料の恩恵が受けられるのが「しあわせ割り」であり(さらに言うならこのパターンが「フェリシモ方式」であり)、相手が20か月、払い込みの手間と大量に届くカタログを引き受けてくれなくちゃならないわけです。
もちろん、通販大好きな友達で、今まできっかけがなかったというのなら問題ないかもしれないですが。

四月の先行予約もそろそろ終わるというこの時期に、さらにテコ入れするこの全面広告、好感度も高いようですが、相変わらずだなあと思わずにはいられません。
当初の通常販売締め切りは6月1日でしたが、この新聞広告では9月30日まで申し込みが延びたようですから、購入を迷っている人は使った人の感想を聞いてからでも遅くないかも。

【関連サイト】

フェリシモの500色の色えんぴつが1000円&送料無料に

以前にも紹介しました、はいばら榊さんのブログの記事です。
中国製フェリシモ色鉛筆の品質を考える視点と、このような大幅割引がマーケティング戦略としてどう成立するのかとか、とても興味深い視点から書かれています。

フェリシモHP 500色の色えんぴつ

時々更新がされています。
現在は、「しあわせ割り」の正しい説明(苦笑)のほか、ダウンロードできる500色色鉛筆のスクリーンセーバーなども用意されている…はずですが、私のPCからはプレビュー画面が見られません。???

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【このブログの500色色鉛筆の関連記事】

→ フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その1

→ フェリシモ500色色鉛筆復刻 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ 番外~ 

→ 500色色鉛筆 1995年のセール(英名版他) ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その2~ 

→ 英名500色色鉛筆の仕様 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その3~

 500色色鉛筆 更なる割引は勧誘が条件 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その4

→ カテゴリー シリーズ:フェリシモ500色色鉛筆 へ

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セールにかかった中村紙工のおりがみ

先週、新しいBun2(無料配布の文具情報誌)をもらおうと思って近くの文具店Aへ行きました。
ついでにおりがみを購入。
この店では、単色おりがみは「トーヨー単色おりがみ」を扱っています。
ディスプレイスタンドから必要な色をとって…そのときは気付かなかったのですが、1周まわってきたら、おりがみコーナーの前に段ボール箱が置いてあって、「処分価格30%OFF」で売られていたおりがみは、中村紙工の単色おりがみ「ひょうじゅんカラー」でした。
文具店Aには今まで置いていなかった製品なので、先ごろ閉店した文具店Xの在庫だったのかもしれません。(※1)

以前、中村紙工が操業をやめると聞いた文具店B(※2)では、よく出る色は今のうちに注文しておくと言っていましたが、文具店Aではきっと補充もできなくなるからと売りきってしまう方針に出たようです。
すべての色がそろっていたわけではありませんでしたが、持っていなかった色もかなり残っていました。
もう買えないかもしれないので、20袋あまり購入してきました。
「クリーム」と「やまぶき」、「だいだい」と「オレンジ」と「はだ」、「さくら」と「ピンク」と「ももいろ」と「ばらいろ」など、微妙なグラデーションを作る時にきっと役に立つと思います。
残りは、後日、他の人が購入していなかったら全部買ってくるつもりです。

中村紙工が廃業する原因は、大きな取引先が中村紙工の商品の扱いをやめることになったためと文具店Bでは聞きました。
大手における中村紙工の売り上げは微々たるものだったのかもしれませんが、小さな会社には致命的な痛手になったのかもしれません。

※1 文具店Xの閉店は → マジックインキ3話 へ。閉店した店と同系列の店が「文具店A」で、ここには「Bun2」を置いています。

※2 中村紙工については → 消えていく製造元・商品 ~紙の場合~ へ

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「ふじ工芸」内職に応募された方のコメント

(この記事は、このブログの記事 富士紙製工芸 内職」って何ですか? ~謎の検索キーワード~」 「富士紙製工芸 内職」は、広告による募集?  「内職、在宅、SOHO」募集の注意点 ~就職情報誌による~  『富士紙製工芸』の実際の広告を読む」 やっぱりあやしい 富士紙製工芸 ~伝言板の記事から~」 富士紙製工芸の内職 問い合わせた方からのコメント ☆追記あり」 「富士紙製工芸 申し込んで返金されたケース 関連です。)

「富士紙製工芸」で検索されることが多いこのブログですが、このごろ「ふじ工芸」や「世界に広げる ふじ工芸」などでお見えになる方が時々います。
北海道の方から、「ふじ工芸」に関するコメントをいただいたので、内容を紹介します。(赤字は追加情報です)

・ 求人情報誌「ジョブティス(Jobtice)」 北海道全域版の中に「在宅ワーク」として「ふじ工芸」が掲載されていた。

・ この会社は埼玉県の会社である。

・ 問い合わせして話を聞くと、内職商法だとわかった。(初期費用がかかる)

 一括で先に研修費を払えば来週からすぐに仕事が始められ、3ヶ月後に国から資格を取るための援助金が出て、またその月から10万くらいは普通に稼げるという話だった。(82歳のおばあちゃんも月8万くらい稼いでいるとのこと)

・ 最初33万円くらいかかり、3ヶ月後35万円各企業から戻ってくると言われた。

 締め切りが迫っているから今月中に契約しないと募集枠がなくなると言われた。

・ 「消費者センターにこの雑誌を持ち込み話をしてくる」と言ったら、二度と電話をかけてこなくなった。

ここも、初期費用を要求される内職商法の会社のようです。

YAHOO!知恵袋にも、最近の質問でこのようなものがありました。

sakuramayumasatoさんの質問

在宅ワークの会社なんですが…

無料の情報誌で、『ふじ工芸』と言う、神奈川にある会社を見つけました。

が、ネットで調べても、何の情報も得られなかったので…

知ってる方みえましたら、きちんとした会社なのかとか、どんな情報でも良いので教えてください。

質問日時:2009/4/7 13:31:51

「富士紙製工芸」の住所は埼玉県ですので、この「ふじ工芸」とは違う会社なのかもしれませんが、 同じように情報誌に「在宅ワーク」で募集をかけていることがわかります。
なお、追加情報で、埼玉の「ふじ工芸」もあることがわかりました。
で、内容は前述の通りなのだとしたら、これも同様の内職商法と言えるでしょう。

内職商法関係を調べていると、初期費用の名目や業務内容こそ違いますが、うんざりするほど同じ手口なんですね。

【内職商法の基本的手口】

・「誰でもできる簡単な仕事、空いた時間を利用して高収入」などの広告を出して資料を請求させる。

・勧誘電話をかけ、研修費などがかかるが後から戻ってくるなどと言って高額な初期費用を払い込ませる。

・実際は仕事がなかったり、質が悪いと言って報酬をもらえなかったり、会社がなくなったりする。

なのに被害報告が後を絶たないというのは、人の心をとらえるパターンが確立しているからなんだと思います。
全国展開の内職募集には、手を出さないのが賢明だと思います。

なお「ふじ工芸」という会社はいくつも存在しており、今のところネットでHPが見つかる会社は今回の内職とは関係のない「ふじ工芸」なので、誤解のないようにお願いします。
(関係ない「ふじ工芸」の方には迷惑な話ですね)

【追記】

・4月12日、このブログに来られた方の検索ワードが「ふじ工芸 0120-958-101」でした。
この電話番号は、「富士紙製工芸」が使っている電話番号と同じなので、この両者は同じ業者と思われます。(参照サイト: 堺・泉州地域の求人サイト/一般 富士紙製工芸

・4月14日、北海道の方より、ふじ工芸のフリーダイヤルはやはり 0120-958-101だったと書き込みがありました。

各種の悪徳商法については、まとめサイトや関連の本に目を通しておくといいと思います。
基本的なパターンを知っていると、少しは予防になりますし、解約するための方法もわかります(←海千山千の相手との戦いなので、はじめから契約しないに越したことはないのですが)

【手軽な参考本】

↓ 新書でコンパクトに悪徳商法のさまざまな手口が網羅されています。
内職商法については、「講座や適正試験などの費用の先払いは当然」と思うのは在宅での仕事を求めている人の考えで、「本当に仕事があるなら、最初からその仕事に適した人に依頼する。そのための『選抜試験』があったとしても、受講料や教材代など発生するわけがない。」  これだけ頭に入れておくだけでもかなり違うと思います。

↓ 実際の悪徳商法でかわされる会話例がたくさん出ていて、こんな風に言われたらひっかかるよなあという実感がわきます。(ご本人のマルチ商法に勧誘された体験談と逃げ方の実例もあり)
クーリングオフの具体的な書面例のひな型もわかりやすく、実用的だと思います。
この本のチャートだと、私は「騙されやすさ40%」でした 笑。 気をつけます。

【追加記事】

→ 在宅ワーク「ふじ工芸」の追加情報 へ … 実際のやりとりでの業者の開き直りぶりや、このブログへのアクセス解析から、どの地域に広告が出ているかなどの手がかりを書いています。

→ 内職商法 返金されるまでの道のり ~富士紙製工芸・ふじ工芸・だるま屋~

→ 内職商法の業者、詐欺容疑で逮捕

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山手線駅名標のおもしろいメモパッド

同僚から仕事関係のメモをもらいました。
何気なく受け取って、しかし次の瞬間、どっかん!☆ と ときめきましたね。
Photo

このメモに印刷されているのは、山手線の駅についている駅名表示のプレートじゃないですか
下の行先の緑の線やらローマ字表記やらもそのままに。
これはツボだ~!

メモの用件とは全然関係なく、「このメモいいですねえ」と聞きに行く。
見せてもらった元のメモパッドの表紙には、山手線の駅名がびっしり並んで、それだけでも楽しいのに、1枚ずつ駅名表示が違うそうで。
何の用件だかわかってもらえなかったりすると言ってましたが、そういう無駄に凝ってるものが大好きなんですよ、私。
「どこで買ったんですか?」とさらにたたみかけると、どこだか忘れたと言っていましたが、こちらの必死さに、鉄道博物館だったか、と思い出してくれました♪

元の駅名メモの画像はこちらで見ることができます。(税込420円)

→ 鉄道博物館ミュージアムショップ 駅名標シリーズ 「クルミメモ」 をクリックすると、メモの表紙と中身(秋葉原の駅名)の両方が見られる画面が出ます。(画像にカーソルを合わせると画像が切り替わります)

通販等はしていないようなのですが、このためになら鉄道博物館に行くのもいいなあと思います。
他の路線の駅名標もシリーズとしてグッズ化していくようです。(← ミュージアムグッズレポート08年1月:鉄道博物館ミュージアムショップ より)

→ カエルニッキ(カエルさんのブログ …テンプレートが若冲だ。いいなあ)の 鉄道博物館メモ帳
表紙と中身、中身の後半部の路線部分のこだわりについても画像つきで紹介されています。

検索であちこちを探していたら、他のものも見つけました。

【東急線駅名メモ帳】

→ ブログ 物・モノ・mono の 東急線駅名メモ帳

東急線7線の全96駅の看板を1枚に1駅ずつデザインしたメモ帳が画像つきで紹介されています。
パラパラメモのような工夫もあるみたい。
表紙の白地に黒と赤の駅名標は、山手線とは全然違った雰囲気を漂わせています。
2009年1月20日から15,000冊限定、420円だそうです。

【ボックスタイプの駅名メモロール】

→ グッズステーションtraindo(トレンド)の トレインメモロール(山手線)

電車型の紙箱の中に、駅名表示板をつなげたロールメモが入っていて、ミシン目で切り離して使うタイプ。(他の路線もあります)
ネットショップなので通販があります。350円。送料500円(一律)。

ここは鉄道グッズのお店なので、「でんしゃ文具セット」(電車型のペンケース、消しゴム、鉛筆のセット。四角い電車型の鉛筆ですが、中国製なのでトンボの「電車鉛筆」とは別物?)、方向幕ボールペン、新幹線デコペン、各地方の「でんしゃのいろえんぴつ」、ペーパークラフトなど目移りするほど電車文房具やグッズがあります。(以上は ステーショナリー のページに画像があります。)

私は「少し電車好き」くらいなレベルだと思いますが、こういうものを見ていると、鉄道博物館ミュージアムショップに行ったら、やたら何でもかごに入れてしまいそうでこわいです^^;

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今日から『グイン・サーガ』のアニメが始まりますね

栗本薫さんの、世界で一番長い小説『グイン・サーガ』がアニメ化され、本日4月5日(日)23:29~23:54で、NHKBS2で放映されます。
BIGLOBEでのネット配信は4月12日の日曜24:00から。(詳しくは、GUIN SAGA-グイン・サーガ 公式サイト へ)

『グイン・サーガ』という意味がわからずとっつきが悪かった本なのですが、昔、小説JUNEの「小説道場」の中で、投稿小説を評論する道場主だった栗本さんが「『グイン・サーガ』は栗本流三国志」というような説明をされたのにひかれ、第1巻『豹頭の仮面』を読みました。
けっこうグロでどろどろした不気味系の展開なのですが(それは、この森の生物が気持ち悪いタイプだから)、1巻ラストシーンの引きで「続きが読みたい!」と思ってしまったらもう、次々読むしかないでしょう。

ついでに、「グイン」とは主人公の名前で、頭が豹の堂々たる偉丈夫の戦士。
「仮面」という題ですが、タイガーマスクと違って、ヒョウのマスクが脱げるわけではありません。(かぶりものなのかそうでないのか本人にもわからない状態)
グインは、記憶を失った状態でルードの森の中にいきなり現れます。
これに、古い王朝パロの王女と王子である双子の姉弟のリンダとレムス、沿海州の陽気な傭兵イシュトヴァーン、パロに奇襲をかけた新興王国モンゴールの王女ながら戦士のアムネリスがからみ、不気味な生物が跋扈するルードの森でのさまざまな危険と戦っていくところから始まります。
巻数が進むとさらにいろいろな国が登場し、人と人がかかわり、魔道あり、権謀術数や陰謀あり、ロマンスあり、古代の謎あり、亡国から建国から、市井の人や一兵士までが印象深く描かれた大河小説です。

私が一番お気に入りだったのは、パロのクリスタル公アルド・ナリス様。
なので、ナリス様が死んでしまうとわかってからグイン・サーガを読むのがストップしているのですが、巻数は栗本さんのご病気にもかかわらず順調に重なり、現在、ハヤカワ文庫から正伝125巻、外伝21巻を重ね、まだ終わりそうにないという…(^^;)
当初、100巻の予定だったそうですが、どこまで行くのか。

栗本さんご自身で書かれたグインサーガ同人誌『FULL HOUSE』が読みたくて初めてコミックマーケットに行ってしまったり、栗本さんが脚本・演出・作曲までされたミュージカル「マグノリアの海賊」「グイン・サーガ 炎の群像」なんかも観に行ったりしました。(後に、ビデオ上映会なんかもあったと思います。)
「炎の群像」のCDは私好みで、ずいぶん聞きこんでいるので、そらで歌える歌がたくさんあります。

個人的にはいろんな人種の入り混じった実写版映画を観てみたいと思っているのですが、今回のアニメ化も、どういう構成になるのか楽しみです。
声のイメージ、合うかな?^^

雑誌『アニメーションノート no.13』 (2009) (13) (SEIBUNDO Mook)では、表紙と巻頭で、アニメ グイン・サーガが特集されています。

【グイン・サーガ関係リンク】

グイン・サーガ(Wikipedia) … 物語の概要、背景なども上手にまとまっていると思います。今までの発行物や演劇化や漫画化などもわかります。
そういえば、ここに出てくる、通し番号の入った特別製本の「限定版」1巻を持っているのですが、2巻の発売はいつなのかわからなくて買えなかったなあ…くすん。

GUIN SAGA グイン・サーガ … 今回のアニメの公式サイトです。キャラクターデザイン、キャストなどの情報がそろっています。

グイン・サーガ スタッフブログ … 今回のアニメに関する日々の細かい情報はここで。

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富士紙製工芸 申し込んで返金されたケース

(この記事は、このブログの記事 富士紙製工芸 内職」って何ですか? ~謎の検索キーワード~」 「富士紙製工芸 内職」は、広告による募集?  「内職、在宅、SOHO」募集の注意点 ~就職情報誌による~  『富士紙製工芸』の実際の広告を読む」 やっぱりあやしい 富士紙製工芸 ~伝言板の記事から~」 富士紙製工芸の内職 問い合わせた方からのコメント ☆追記ありの続きです。)

4月4日、富士紙製工芸の内職 問い合わせた方からのコメント ☆追記ありの記事にハシモトさんからコメントをいただきました。
このシリーズの3月11日『富士紙製工芸』の実際の広告を読むに出てくる地名、大阪府堺市在住の方です。

コメントによると、

市が発行する求人誌に、富士紙製工芸の募集があり資料を請求した。

・長い電話や世間話の末、仕事を始めるのには33万8千円かかると言われた。

・技能取得手当としてハローワークから35万円返ってくると言われた。

市が発行する求人誌での募集で、ハローワークから返金という言葉もあり、その時は振り込みをしてしまったそうです。

しかし、後から考えておかしいと思い、ハシモトさんは、

・すぐに消費者センターに行き、職員の方が会社に電話をして話をしてくれた。

クーリングオフは2ヶ月間 (※この期間については後述) 設けているとのことで、お金も二つ返事で返すと言った。

・クーリングオフのハガキを出し、ハガキが届いた頃、電話で返金先の口座番号を伝え、無事返金された。

こうして、無事、初期費用として払ったお金が戻ってきたそうです。
入金してしまったけれど、返金されたというほっとするケースでした。

このようにスムーズにいったのは、間に消費者センターが入っているからだと思います。
個人で交渉すると、損をするなどと言いくるめられたり、もう契約してしまったのだから違約金をと言われたりしてなかなか交渉がうまくいかないようです。

通常、内職商法業務提供誘引販売取引の一つ)は、

クーリングオフ(違約金などを払わず申し込みや契約を撤回できる)は、契約書面を受領した日から20日間

・契約書面に「クーリングオフできる」と記載されていない場合はいつでもクーリングオフできる。

(参考:『事例・Q&Aによる悪徳商法対処法』《村田英幸 税務経理協会》)

であり、2か月というのは聞いたことがありません。
2か月と言わず、やめたいと思ったら速やかにクーリングオフしたほうがいいです。
まだ、この会社は募集を行っている最中であり、「騒ぎになるのは早い」と解約に応じたのかもしれません。
何より、会社に連絡がつかなくなってからでは遅いです。

また、契約解除を相手に伝えるのには必ず書面で行うことが必要です。
はがきだけでも効力はあるそうですが、(参照:Wikipedia クーリングオフ)、送ったことが確実に証拠として残るように、内容証明郵便で送るのがベストだと思います。

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【追加記事】

→ 「ふじ工芸」内職に応募された方のコメント へ … この会社もまた内職商法のようです。

→ 在宅ワーク「ふじ工芸」の追加情報 へ … 実際のやりとりでの業者の開き直りぶりや、このブログへのアクセス解析から、どの地域に広告が出ているかなどの手がかりを書いています。

→ 内職商法 返金されるまでの道のり ~富士紙製工芸・ふじ工芸・だるま屋~

→ 内職商法の業者、詐欺容疑で逮捕

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