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「500色の色えんぴつ」考 紙ケースの構造(2) ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その10~

(この記事は、「500色の色えんぴつ」考 紙ケースの構造(1) ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その9~ の続きです。)

フェリシモの500色の色えんぴつの紙ケースとくらべるために、まず、日本製とそれに準ずる色鉛筆で、12本以上のセットの紙箱入りのものを出して比べてみました。

Photo_3

【三菱色鉛筆 No.850(12色)】(756円)

12 昔は完全に紙箱だったと思いますが、現在のものは、紙外箱の中に白くて薄いプラスチックの引き出し部がついています。
この引き出し部は上部に横の溝があって折り曲げられるようになっているようで(完全に折ってしまっていいのかわからなかったので、しならせただけですがそれでもうまくいきました)、鉛筆の先端が飛び出して取り出しやすい工夫かなと思います。
引き出しには端から端まで溝が彫ってあり、1本鉛筆を取り出しても他の鉛筆は動きません。
立てて収納しても、色鉛筆は移動しません。

【コーリン色鉛筆 770(12色) 復刻版】(タイ・コーリン製 1260円)

12_2

コーリン鉛筆は、元々は日本の鉛筆シェアの第3位を占める会社でしたが諸般の事情で1997年に倒産し、現在はタイで「コーリン タイランド」として生まれ変わり、復刻版を引っ提げて日本に再上陸中です♪

この復刻版No.770の色鉛筆の紙箱は、記憶にある方も多いのでは?

「紙外箱に紙引き出し」と、フェリシモと同じタイプですが、鉛筆の中央部に当たる部分に7.5cmの紙仕切りが2本おきについています。
仕切りにはさまれた2本は互いに転がりますが、そのほかの仕切りにまで移動することはありません。
立てて収納しても、色鉛筆は移動しません。

【コーリン色鉛筆 770(36色) 復刻版】(タイ・コーリン製 3780円)

36 12色タイプと同じ仕切りですが、こちらは仕切りが5本おき。
その分、転がる率が高くなっていて、色の順番は移動しやすいですが、その5本以外は動きません。

362 カバーの中央部に中引き出しを押しだせる切りこみと、引き出しを引っ張りやすい切りこみがついています。

なので、横長の箱でもスムーズに出し入れできます。
フェリシモ500色の色えんぴつより11本分も横長になりますが、立てて収納しても、鉛筆は移動しません。

【コーリン チーク色鉛筆 12色】 未使用状態

Photo_4 紙の蓋がブック型に開きます。

鉛筆サイズぴったりの枠の中に、一見2本おきのような仕切り(3cm)がありますが、これは上下互い違いになっていて、実は1本おきに仕切りが入っています。
きちっとガードされているので、鉛筆は移動しません。
(また、チーク材の木を生かした無塗装なので、ぶつかることで塗料がはげることは考慮に入れなくていい鉛筆とも言えます。)
蓋のテープはあまりくっつきがよくないのですが、四方を囲まれているため、それでもあまり色鉛筆は転がりません。

【トンボ No.150F 12色】(昔のものです。1960年代後半~1970年代前半のもの? 骨董市で購入)←価格400円の値段シールが後から貼ってあるので、オイルショックの時に店頭にあったものかも。

121  引き出し部中央よりやや下部に、7.3cmの仕切りが1本おきに入っています。
仕切りの紙が弱って寝てしまう場合もありますが(今回は手前6本分くらいの仕切りが寝てしまって、仕切りなし状態になっていました)、仕切りが立っていれば鉛筆のスペースは確保されます。
経年変化で紙が弱ったことを考えればいたしかたのないところだと思います。

122_2

引き出しには、しおりに使う紐(スピン)を短く切って輪にしたものがシール止めしてあり、引き出しやすい工夫がされています。
また、引き出し部の折り返す部分に色名が印刷してあり、これを頼りに色の順番を元通りにすることができます。

【トンボ 色辞典第1集 36色】(3150円)

              Photo_5

12色ずつ、3つの紙箱に収納されています。
しっかりした壁で鉛筆の四方をガードして、一見取り出しにくそうですが、溝に段差があるので、鉛筆下部を押し下げれば簡単に取り出せます。

Photo_2鉛筆の下には中央に11.5cm分の鉛筆の溝があり、ころがりにくい構造です。
蓋はのせるだけですが、それを平ゴムで押さえ、さらに3箱まとめて紙ケースに本のようにしまうことで、蓋が不用意に開かないようになっています。

このように、国産(コーリン鉛筆は元国産ですが)の紙箱色鉛筆は、廉価な紙箱タイプの色鉛筆であっても色鉛筆が動きにくい仕切りを工夫しているといえるでしょう。
また、取り出しやすさにも気配りがされているものが多いです。

しかし、外国製のものはそうとは限りません。
(続く)

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【参考サイト】

コーリン色鉛筆HP … 現在の製品情報のほか、旧コーリン鉛筆の歴史もわかる。
Photo_4 ウェブショップもあり、復刻版770番色鉛筆のほか、12本の鉛筆が立てられるチーク材の色鉛筆スタンド、コーリンステッカーなどもある。
今なら、愛すべき三角顔のコーリンマークの入った
コーリン色鉛筆Tシャツも再販売中☆(5色、それぞれ3サイズ展開。数に限りがあります) 

画像は色鉛筆スタンドに12色の色鉛筆を立てていますが、応用編は、Kero556さんのブログ コーリン鉛筆カタログ化計画 の記事チーク材 色鉛筆スタンド/コーリン色鉛筆(COLLEEN)をごらんください。

【このブログのフェリシモ500色の色鉛筆の関連記事は】

→ カテゴリー シリーズ:フェリシモ500色色鉛筆 へ

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コメント

こんばんは

コーリンの鉛筆立てですね(^^)
なかなか良い感じですね~☆

オーディオにも似たようなものがあって、
アナログレコードのカートリッジを立てる、
カートリッジキーパーというものがあります
まぁほとんどはプラスチック製ですが、
ベースは木製だったり大理石製など
色々あります

私はアナログレコード再生をしていないので
カートリッジキーパーは無縁ですが(^^;)

 

投稿: 松本麗香 | 2009年6月27日 (土) 23時02分

麗香さん こんばんは
コーリンのチーク鉛筆立て、いい感じでしょ?
穴が鉛筆の太さにぴったりで、きちんとロゴを見せて固定することも可能~♪
色鉛筆の比較写真を撮ったりするときにも便利かなあと思います。

カートリッジキーパーは何のことやら…? なので検索してみました。
こんな感じでしょうか?
http://www.super-crazy.com/newpage20.html
カートリッジ(っていうんですか?)を並べて収納するんですね。

投稿: けふこ | 2009年6月27日 (土) 23時15分

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