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三菱ユニカラー240リミテッドエディションの日本の伝統色の謎 その1

フェリシモ500色の色えんぴつの対抗馬?、三菱240色色鉛筆(uni COLOR 240 LIMITED EDITION)のカタログには、こう書いてありました。
240

ひと色、ひと色、心に映える
日本の伝統色を含んだ
uniならではの240色

2402 無限の色の中からuniが選んだ、240の色。
『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』の選色は、
カラーコンサルティングについて経験豊かな
DICカラーデザイン株式会社とのコラボレーションで行いました。
鮮やかな色、穏やかな色、深みのある色など、色彩学で裏付けされた240色は、
あらゆるものの描写に対応できます。

uniならではといえるのは、日本の伝統色を48色も取り入れたこと。
日本的なモチーフを描くときにとりわけ活躍します。
また、色の名前は文化のひとつの表れ。
1本1本にしるした色名には、画材等にも使われている慣用色名を採用しました。

色鉛筆の頂点をめざす、『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』。
この機会を逃すことなく、貴重な1箱を
あなたのものにしてください。

日本の伝統色、和名に弱い私としては、これはチェックしなくてはならないところです。

折ってB6サイズのカタログにはすべての色名と色見本が一覧になっているのはいいのですが、字が細かくて、年寄りは購買層に入ってないのか~! でしたが、その中から伝統色を拾ってみました。

ところが、「伝統色は48色」と書いてあるのに、48色見つからないのです。

カウント 色番号 色名

 1  17 HIIRO(緋色)
 2  20 HIZAMEIRO(緋褪色)
 3  22 SHINSYA(辰砂)
 4  23 TOBIIRO(鳶色)
 5  33 OUNI(黄丹)
 6  39 KUTINASHIIRO(支子色)
 7  46 RIKANCHA(璃寛茶)
 8  51 ROKOCHA(路考茶)
 9  63 YANAGIBAIRO(柳葉色)
10  64 HIWAIRO(鶸色)

11  67 KOKEIRO(苔色)
12106 HANAASAGI (花浅葱)
13108 NAKAHANADA(中縹)
14109 HIROSHIGE(広重)
15110 TETSUKON(鉄紺)
16118 TSUYUKUSAIRO(露草色)
17125 OUCHIIRO(楝色)
18126 WAKAMURASAKI(若紫)
19144 SHIKON(紫根)
20147 TOKIIRO(鴇色)

21165 NAMAKABEIRO(生壁色)
22170 TORINOKOIRO(鳥の子色)
23178 AOSIROTURUBAMI(青白橡)
24179 KIKUZIN(麹塵)
25184 SABIASAGI(錆浅葱)
26194 WABISABI(侘寂)
27195 OMESHITYA(御召茶)
28196 RIKYUNEZUMI(利休鼠)
29200 KUROMIDORI(黒緑)
30201 KUROCHA(黒茶)

31208 AONIBI(青鈍)
32212 KESHIMURASAKI(滅紫)
33214 KUROTURUBAMI(黒橡)

【三菱オリジナルの色】
34237 uni IRO【ユニ色 …鉛筆uniの軸の色】
35240 MITUBISHI PENSIL RED【三菱鉛筆の赤…赤鉛筆の色?】

見つけられたのは33色。これに三菱オリジナルの色が加わったとしても35色。
33色(または35色)と48色ではずいぶんな違いですが、私の数え方がおかしいのかしら?

そしたら、MSN産経ニュースのユニカラー 240 リミティッドエディションの記事はこうなっていました。

2009.6.10 03:19

「ユニカラー 240 リミテッドエディション」 ■三菱鉛筆

 鉛筆「ユニ」発売50周年記念商品。こけ色など日本の伝統色33色を含む240色の色鉛筆をセットした。5万2500円。5000個限定で10月1日発売(予約は受け付け中)。フリーダイヤル0120・321433

となると、私の数え方でもおかしくないということになりそうで。
この色数の食い違いはどこからおこったのでしょうか?
(HPの説明に伝統色の色数は書いていないようです。)

途中で仕様変更があったのかもしれませんが、カタログなどの情報を頼りに予約、返品なしの高額商品なのに、校正が杜撰な気がします。

カタログの画像の色名をのせますので、日本の伝統色が48色あるか数えてみてください。(クリックすると画像が大きくなります)

240_4  240_3

240_5 240_6

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コメント

こんばんは

ファッション性重視のフェリシモと違って、実用と品質に
おいては追随を許さないという気概が感じられるこの240色の
三菱鉛筆ですけれど、さすがに48色から3割も少ないともなると
高い志も揺らいでしまいますよね(´-`)
「絵に描いた餅」ならぬ「カタログに載せた色鉛筆?」(苦笑)

 

投稿: 松本麗香 | 2009年7月 4日 (土) 21時28分

麗香さん こんばんは
実は、私、こんな記事を書くつもりじゃなかったんです。
240色全部を文字で打つのは大変だから、売り物の日本の伝統色だけとりあげて、48色はこんな色が入っているというのをわかりやすく並べて紹介するつもりでした。

ところが、色名を打ってみたら、48色ない。
おかしいなあと、打ったものに通し番号を振って、さらにカタログをコピーしてチェックを入れて、やっぱり足りないことがわかって。
これだけカタログにはっきり書いてあって、まさか間違っているなんて、誰も思いませんよね。

カタログの文章を読むと、こちらこそ正統派、色鉛筆はかくあるべきという対抗意識がばしばしに感じられるのですが、なればこそ、こんなところで間違っていたらまずいよなあと思います。

初めの色名は、日本の伝統色が48色あったのかもしれない。
それが変更になって、HPやプレスは直したけれど、カタログだけ直すのを忘れたのでしょうか?
「48色」と指定せずに「伝統色を取り入れ」とでも書いておけば何も問題にはならなかったのですけど。

投稿: けふこ | 2009年7月 5日 (日) 03時18分

カタログ私も手に入れました。
やっぱり三菱鉛筆の赤につい笑ってしまいました。
してやられたって感じです。
三菱財閥のコーポレートカラーですよね。きっと。
DIC特色なんだろうなぁ~とつい思ってしまいました。

投稿: はいばら榊(絵) | 2009年7月15日 (水) 00時35分

はいばら榊(絵)さん こんばんは
コメントをありがとうございます。
DIC特色って何ですか?(汗) で調べてみたら、DICは塗料や印刷インキなどを作っている会社なんですね。
色見本帳がたくさんあって楽しそうでした。
三菱鉛筆は三菱財閥グループとは別物なのですが、三菱グループのコーポレートカラーは赤なんですってね(←検索した。実は、コーポレートカラーも知らなかったのです)。
なんだか一層まぎらわしいです。
ユニ色が三菱鉛筆のこだわりの色だと思っていましたが、そうでもないのかしら?

日曜に文具店に行ったら、先日置いてあった240色色鉛筆のペーパークラフトとカタログが撤去されてしまっていました。
単に場所がなかったのか、ミスがわかったからかはわかりませんが、早々にカタログをもらっておいてよかったです。

投稿: けふこ | 2009年7月15日 (水) 03時24分

DICは大日本インキという会社で、印刷用インク日本最大手です。日本だけでなく、中国やフランスの伝統色というカラーシステムのインクも展開しています。

世界最大手はPANTONEだと思います。あのソフトバンクのカラフルな携帯のカラーシステムの元ですね。

大企業はコーポレートカラーをたいていインキ会社に特注で作ってまして、特注のインキを「特色」と呼びます。印刷時に発注元から指定があります。同じ赤でもマクドナルドと三菱と郵便局では色が違うわけです。

で、DIC印刷インキの色見本帳というのがありまして、丁度けふこさんの作ってる色鉛筆の色見本帳のように一点固定で扇子のように広げられるようになっていて、色フェチにはたまらないのです♪

uni色鉛筆パンフ撤去されちゃってたんですか?じゃぁ新しいバージョンがまた出るんでしょうか。そちらも楽しみです♪

投稿: はいばら榊(絵) | 2009年7月16日 (木) 23時10分

はいばら榊(絵)さん こんばんは
コメントをありがとうございます。

色見本とか紙見本とかは見ているだけで楽しいなあと思います。
やはりDICのHPで見た「日本の伝統色」には興味津津で^^
「特色」は自分のイメージの色を作ってもらえそうですが、これこそ口で説明するのではどうしようもなく、微妙な作業になりそうですね。
ちょっとならいいと思っても、大きくしてみたらまたイメージが違ったりとかもありそうで。

パンフはもう出ないのかもしれないなあと思っています。
けっこう好調に予約が入っているようですから、置くとしてもあとは大手のお店用があればいいくらいじゃないでしょうか。

投稿: けふこ | 2009年7月19日 (日) 22時20分

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