« 新旧 500色の色えんぴつ 軸色を比べる ~フェリシモ500色色鉛筆 その21~ | トップページ | 怒涛の買い物 8月末 »

三菱ユニカラー240リミテッドエディションの展示 見てきました

はいばら榊(絵)さんに教えていただいた、三菱ユニカラー240リミテッドエディションの展示、最終日に見に行くことができました。
運よく休暇中で、家人と日暮里にいくことになったついでに見てきました。

(関連記事 → 三菱 ユニカラー240 リミテッドエディション 八重洲地下街にて展示中(期間限定) ※イベントは終了しています)

240

「色に親しむ、夏休み!」の柱の片側に、ユニカラー240リミテッドエディションの実物が展示してあり、反対側にペリシアの実物やパンフレットのコーナー、その横に、塗り絵コーナーと色鉛筆画の優秀作品の展示がありました。
通りがかった人も、「きれい!」と賞賛の声をあげていました。

240_2

色構成にこだわりのあるところを看板にも掲げます。
今回は、「英名、日本名またはカタカナ名、inpressed word」を一覧にしていました。

240_3 240_4
240_5 家で、さんざん色鉛筆グラデーションを眺めた後でしたが、ユニカラー240は実に美しい色展開です。
色数がフェリシモの半分で、微妙ながらきちんと色の差をつけて並べている感じがします。
(どうして全色見せてくれないのだ、という不満も逆に募る。充実したモノトーンとパステルトーンは見せどころではないのかしら?)

240_6 鉛筆の引き出しの木の枠に、金文字で色番号が印刷してあります。
(これも、数本抜いておいてくれると、箱の構造がよくわかるのですが…)
鉛筆1本1本の「uni COLOR 240 LIMITED EDITION」の文字が神々しく、鉛筆のとがった形に先端が成形されているケースにぴったりおさまって、私には使えそうもありません。

しかし気になる表示が。

240_7 「本商品は最終完成品ではありません / ※本商品発売時にはデザイン・仕様等変更になる場合が御座います。」

10月1日発売の商品なんですが…もう8月も終わるというのに、まだ仕様が決定しないんですか?
それも、予約商品なのに?

フェリシモ500色の色えんぴつの仕様がきちんと出ないうちに、誰かと申しこむと割引になる「しあわせ割り」が出てきてしまって憤慨していたのですが、三菱鉛筆も仕様が全部決まってから募集をかけていたわけではないようです。
満を持して発表、ではなかったのですね。
予約した方が、ディスプレイを見て「予約して正解♪」と思った後、この文字を読んだら、心中複雑なのではと思いました。(変わるなら良く変わると思いたい…この間のフェリシモエコバッグのデザイン変更のように)

高額商品だけに、内容を検討して納得したら買いたいという人もいるはず。
世の中には、完全予約限定版で、内容は出てみるまでわからないものもいろいろありますけれど、どちらかと言えば熱烈なファンがついている商品かと思います。
今回の240色色鉛筆のターゲットは誰なのでしょう?
製品自体はとても美しくて好みなのですが、どこか釈然としないものが残りました。

せっかく今までのユニカラーにない色を作ったのだから、「伝統色36色セット(33色+三菱の色2色+α)」をついでに作ってくれたらいいのになあ。

伝統色色鉛筆では、サントリー美術館のミュージアムショップに、色鉛筆 特製桐箱装幀 という、岩絵の具風12色色鉛筆〔臙脂(えんじ) 朱(しゅ) 丹(たん) 藤黄(とうおう) 白緑(びゃくろく) 緑青(ろくしょう) 白群(びゃくぐん) 群青(ぐんじょう) 藍(あい) 黄土(おうど) 大赭(たいしゃ) 墨(すみ) 〕があるんですが(←持ってません)、ユニカラーは色数が多くて軸も塗ってあるからもっときれいだと思うのですが。

色鉛筆画の展示には、猫の絵がいくつもあってかわいかったです。
やわらかい毛と色鉛筆の線がぴったり合う感じで、一番好きな絵は、三毛猫とたんぽぽの綿毛の絵でした。
せっかく色鉛筆をいろいろ買っているのだから、老後の楽しみに絵の練習をするのもいいかも。

【おまけ情報】

三省堂書店神保町本店の3F文具売り場で、240色色鉛筆の予約を受け付け中でしたが、10月1日分渡しはすでに終了だと書いてありました。(今から予約すると11月になる、だったか? 不確かですみません。)
ここにはまだユニカラー240リミテッドエディションのリーフレットがたくさんありました。
(日本の伝統色数は48色のままでした。 → 記事 三菱ユニカラー240リミテッドエディションの日本の伝統色の謎 その1 参照)

○楽天市場で最安値のお店を見たら、8月18日現在の全国の予約数を載せていました。(予約するなら十分間に合いそう?) 
ケースの材質は「クロス張りMDF(木質繊維を原料とする成型板)」なんですね。
三菱鉛筆のHPには、Q&Aのところに記載がありますが、カタログには、「クロス張り木製」としかありませんでした。

【このブログの ユニカラー240 リミテッドエディション の記事】

→ 三菱鉛筆より240色色鉛筆「uni COLOR 240 LIMITED EDITION」限定販売 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ 番外~

→ 三菱ユニカラー240リミテッドエディションの日本の伝統色の謎 その1

→ 三菱ユニカラー240リミテッドエディションの日本の伝統色の謎 その2 

→ 三菱 ユニカラー240 リミテッドエディション 八重洲地下街にて展示中(期間限定)

拍手する

|

« 新旧 500色の色えんぴつ 軸色を比べる ~フェリシモ500色色鉛筆 その21~ | トップページ | 怒涛の買い物 8月末 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三菱ユニカラー240リミテッドエディションの展示 見てきました:

« 新旧 500色の色えんぴつ 軸色を比べる ~フェリシモ500色色鉛筆 その21~ | トップページ | 怒涛の買い物 8月末 »