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2010年3月

けふこの本棚と文具の引き出し 3周年

2007年に始まったこのブログも、よれよれながら3周年となりました。
読んで下さったみなさま、ありがとうございます。
…深刻な体力不足で日々ダウンしていて全然更新できていませんが、これからもよろしくお願いいたします。

現在の総アクセス数は、36万4千6百あまり。
1日のアクセス数が、5~7百くらいです。
更新が滞ってもあまりアクセス数が落ちないのは、季節もののバックナンバーがその時期ごとに読んでいただけるためかと思います。

この1年で増えたのはケシカスくんの記事かも♪
(ついに カテゴリー化^^; → カテゴリー ケシカスくん へ)
正確には、うちの記事は「ケシカスくん文具」や「グッズ」の記事が多いです。

悪徳商法関係も、おそらく、チラシが入ったり、訪問があったりするたびに検索されている模様です(←こういうものがコンスタントにアクセスされるのは逆に心配)

【コメント承認制の思わぬ利点】

途中で、迷惑広告がたくさん来たために、コメントを承認制にしました。
現在は、1記事に集中して同じ業者からコメントが入るタイプのものはなりをひそめて、入るのは「ヒャッホイ系」アダルト広告くらいです。

このコメント欄に、個人的に連絡をとりたい方からのコメントが入ったことがあります。
ブログでも、FC2の鍵コメのように管理者だけが読めるコメントが書ける機能がついたものもありますが、ココログにはそういう機能はありません。
しかし、ココログのコメント承認制の場合は「管理者以外にはコメントがついたことさえわからない」という仕組みになります。

投稿の後、すぐに反映されなくて、ちょっと抵抗がある承認制ですが、そういう連絡にも使えるならこのままでもいいかなと思いました。

【内職商法の業者の逮捕】

富士紙製工芸に始まって、このブログで昨年3月から延々と続いてしまった内職商法関連記事ですが、先ごろその業者(の同類?)が逮捕されました。
業者は「ライセンスアカデミー」「ガイダンス」という名前で、他にたくさんの会社名(40以上)を使っていたということしか報道されていないようです。
まだ捜査中なのでしょうが、ぜひ、具体的な社名を報道してほしいものです。

→ カテゴリー 悪徳・問題商法 へ

現在は、Twitterユーザーが多くなっていて、いろいろな情報もそちらに多く流れているような気がしますが、自分には向かない方式だと思っています。
テーマには、やりかけのものも、手をつけていないものも多々ありますが、短文にまとめる才能がないので、ここで「シリーズ その10」とかのんびり(←のんびりすぎる)…今の一番の課題は、体力をどうやって確保するかかもしれません。
看板以外のことでアクセスを集めてしまう傾向のあるブログですが、1年後に、健康(老化?)対策ブログになっていないことを願っています。

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ケシカスくん「カスプレ大百科2」 早くもセリアに現る☆

3月14日に、百円ショップ セリアに行ったら、またまたレジの中に本物(モノホン)ケシカスくん、しかも、今回は「カスプレ大百科2」の方が売っていました。
まだ発売から間もないのに、105円はお買い得~^^(定価は157円)
どうも、セリアはショウワノート、ショウワグリム関係に強いようです。
(→ ショウワグリム 本物(モノホン)ケシカスくん カスプレ大百科 第2弾 のページへ)

レジで、ひと箱ほしいのですが、と言ったら、今回はあいにく在庫がなく、そこに残っていた4個だけ買ってきました。
発売したばかりで、このお値段で買えるのですから、無理もないかと。

会計の後、レジの人に、
「ケシカスくんはまた入荷すると思いますので、また声をかけてくださいね。」
と慰められてしまいました^^;
「注文できますか?」とはさすがに聞きませんでしたが。

スタンプ好きな私は、すでに「ケシカススタンプ」のほうはゲットしています。(ガチャガチャ商品ではない方)
これは、インクをつけなくても押せる浸透印タイプで、6色展開。(袋入りなので、色柄は選べません)
印面にねじ式のカバーがついています。
ケシカススタンプはメーカー定価が105円なので、こちらもセリアに出そうな気がしますが、今のところまだ販売はありませんでした。
(セリアで買うなら、お得感があるのはカスプレ大百科のほうですけど)

カスプレ大百科でやってみたいことがあったのですが、時間がなくてできませんでした。
(来年までお預けかも…それまで人気が続いているのか?←問題発言)

もうそんなにグッズは要らないのですが、ケシカスくん柄のキャラクター生地が出たら、活用度が高そうなのでほしいです。
先日、キャラクター生地・怪談レストラン(紺)、なんてのを見つけて、こんなものまで生地になるのかとびっくりしました。
たぶん、怪談レストランがアニメ化されたせいでしょうね。
それならケシカスくんも生地化するんじゃないかと思って探してみましたが、この4月の入園・入学シーズンにはまだ無理みたいです。

【このブログのケシカスくんグッズ関連記事】

→ カテゴリー ケシカスくん へ

ケシカスくんの記事が増えてリンクを貼るのが大変になったため、カテゴリーを分けました。
基本的に、ケシカスくんの文具、グッズ、マンガの記事は、他のカテゴリーから抜けてここに入ります。
(ただし、百円ショップで買える場合は、百円商品カテゴリーにも入っています。)

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内職商法の業者、詐欺容疑で逮捕

昨日、報道されましたが、内職商法を行っていたグループが逮捕されました。

以下の記事は、TBSの動画ニュースサイトからの引用です。(ニュースの動画も見られます)
(赤字はけふこによる)

内職商法 詐欺容疑で会社代表ら逮捕

 不況を背景にした犯罪が摘発されました。「内職で稼げます」などと広告を出して、主婦らに教材を買わせ、実際には内職を紹介しないいわゆる「内職商法」で、全国の主婦らおよそ1700人から、5億円余りを集めていたとみられるグループの男5人が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・台東区の教材販売会社「ガイダンス」の元代表、安田容 容疑者(35)や、広告代理店「ライセンスアカデミー」経営の、竹山雅弘容疑者(51)、そして、兄で会社経営の幸嗣容疑者(53)ら5人です。

 警察によりますと、安田容疑者らは、2007年から架空の会社名義で広告を出し、応募してきた島根県に住む主婦らに「内職で月に7万円はかたいです」などと言って、15人からそれぞれ、作業マニュアルの教材費など、およそ35万円をだまし取った疑いがもたれています。

 このグループは、複数の教材販売会社や広告代理店を設立、名前を変えて営業を続けていましたが、実際には内職の紹介はほとんどせず、全国の主婦らおよそ1700人から5億2000万円余りを集めていたとみられています。

 「あくまでも商品の売買契約をガイダンス(安田容疑者)と結んでいて、初めてうちも商品(教材)をおろしているわけですから、主婦をだますとか、内職とかは、一切関係ありませんから」(竹山雅弘容疑者)

 一方、安田容疑者は逮捕前の3日夜、JNNの取材に対し「自分は竹山容疑者らにだまされてやった」と話していました。

 「だまされた気分でいっぱいですよ。とかげのしっぽ切りだったと思います」(安田容疑者)

 被害者から相談を受けた行政書士は・・・。
 「大体20~40代の主婦層が多い。小さい子供がいて、外に働きに行けない」
 (会社名を変えてるが?)
 「典型的な在宅ワークのパターン。手口自体は非常に似通っている。被害が顕在化しにくい」(吉田安之行政書士)

 警察は事件の全容の解明を進めています。(04日13:09)

ここに出てくる会社名は「ガイダンス」「ライセンスアカデミー」ですが、作業マニュアルの教材費の金額は、このブログで取り上げてきた 内職や在宅ワークを募集していた会社 富士紙製工芸関連(ふじ工芸 だるま屋 明朋教育サービス 松栄堂 NTS 日本トータルサポート)とほぼ同じ金額です。

逮捕された業者は、いろいろな名前で募集を行っていたということですが、これらの会社がその中に含まれていたのかとても気になるところです。
詳しい報道が待たれます。

【このブログの関連記事】

→ カテゴリー 悪徳・問題商法

内職商法に応募しようとした人、応募してクーリングオフをした人などの体験談がコメント欄に寄せられています。
発端になった記事は、『富士紙製工芸 内職』って何ですか? ~謎の検索キーワードです。

【追記】

この業者は、逮捕後起訴されて、判決が出ているようです。
元記事(産経新聞)が削除されてしまっているので、ブログ「詐欺ニュースファイルからの引用です。
文中の「2日」は、ブログが書かれた日から考えて「2011年6月2日」だと思われます。

内職詐欺の男に懲役8年判決 「計画性高い」と千葉地裁

東京都の教材販売会社「ガイダンス」が内職のあっせんを装い、顧客から現金をだまし取った事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪に問われた元広告代理業、竹山雅弘被告(52)の判決公判が2日、千葉地裁で開かれた。波床昌則裁判長は「低額とはいえ、報酬を与えて詐欺と発覚しにくくさせるなど巧妙で計画性の高い犯行」として、懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。

 事件への関与を否定していた竹山被告について、波床裁判長は「共犯者の証言などから首謀者だったことは明らか」と指摘。さらに「組織のトップとして長期にわたり組織的詐欺を継続させていた」と非難した。

 判決によると、竹山被告は平成19年3月~21年2月、男女38人に「誰でもできる簡単な仕事がある」などと内職をあっせんするよう装い、教材費名目で計約1320万円を詐取した。

逮捕時は、15人」から詐取の疑いだったのが38人」に増えていますが、実際の被害はおよそ1700人だったようですから、すべての被害が明らかになったわけではなかったようです。

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「くまさんのずぼん」を適切な長さにする方法

『くまさんのずぼん』(柴野民三 原作 いもとようこ 絵)という絵本があります。

くまが、たぬきの洋服店でズボンをあつらえますが、はいてみると、少し長い。
「明日までに、5cmほど短くしてほしい」という要望を受け、たぬきの親方は仕立て屋の弟子の動物に「大急ぎで5cmつめてくれないか」と頼みますが、頼む弟子は誰も忙しがって次々と断ってくる。
しかたなく、たぬきの親方は自分自身で5cmズボンの丈を詰めて部屋に帰ります。

その後、使いから戻ってきたうさぎは、親方の言葉を思い出し、ああ、くまさんのズボンを5cmつめてあげなくちゃ、と、丈を5cmつめて家に帰る。
次にやってきたやぎも、また、親方の言葉を思い出して、ズボンを5cmつめて帰る。
翌日、早朝出勤してきたさるも、昨日は悪かったなあと、いそいでズボンを5cmつめる。
結果は…というお話。
5cm長かっただけのズボンが、計20cmも詰められてしまったのですから、それはもう笑える長さになったわけです。

別に、教訓的に読む必要はない楽しい話ですが、あえて、なぜこんなことが起きたのか考えてみます。

一番大きな理由は、コミュニケーションの不足です。
忙しくて、席をはずしてしまった動物もいるので、親方は一々「もう私が丈詰めをすることにしたから、お前はやらなくていい」と言えなかったこと。
断った弟子が、後から反省して作業をすることも予想できなかったため、「丈詰め済」の表示もしておらず、弟子が、作業済みであることがわからなかったことです。

それは別にしての問題点は、この話での親方から弟子への依頼は「くまさんのずぼんを5cm短くする」ということのみであることです。
それを、弟子は、頼まれたのだからやらなくてはと、何も考えずに機械的に5cmずつ短くしていった。
これが、くまの身長に合う長さかどうかとか、長ズボンの依頼か半ズボンの依頼かとかは、誰もまったく考えていません。
みんなが言いつけを守ったために、逆に誰が見てもあり得ない長さになってしまったという悲喜劇です。

この依頼には隠れた言葉があり、正確には、

『くまさんから返された元の状態の』くまさんのずぼんを5cm短くする」な訳です。

元が1mなら、丈詰めすれば95cm、元が70cmなら、丈詰めすれば65cm。
できあがり寸法にはとんでもない違いがありますが、「くまさんから返された元の状態」つまり「基準」がわかっていない弟子たちには、「5cm詰める」という作業しかできないわけです。

ところで、忙しくて「丈詰め済」の伝言ができなくても、こんな馬鹿げた長さにならない方法があります。

それは、

「くまさんのズボン丈を70cmにしておいてくれ」

という依頼方法です。

この場合、弟子は、ズボン丈を70cmにするために、まず、目の前のズボンの長さをはかります
切る前に長さをはかってみて、既に70cmになっていれば、これは既に作業が終わっている、もしくは、指示が間違っていた(な~んだ、親方、これ70cmだからこれ以上詰められないよ)と判断ができるからです。
うっかり誰かが詰め過ぎてあれば、「丈出し」の依頼だと思って、次の弟子が70cmになるように丈をのばす場合もあるでしょう。
基準となる長さがはっきりしていれば、あり得ない長さに切ることはありません。

いろいろ物議をかもしている、バンクーバーオリンピックのフィギュアスケートの点数や採点方法を見ていて、私はこのお話を思い出しました。
適正な審査だったと説明されても、良かった悪かったを抽象的に山ほど言われても、身の丈に合わないズボンをはかされたくまさんのように、印象と得点の差がありすぎて。

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