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遅くまで郵便屋さんは…ゆうパック遅配騒動に思う2

(この記事は、クロネコヤマトは偉大 …ゆうパック遅配騒動に思うの続きです)

7時ごろ、仕事を終わりにして職場の玄関を出たところで、門からかなりのスピードでバイクが突っ込んできました。
そのあたりに人もいるのに乱暴な、と不愉快になりました。
不審なバイクかと思ったら、色は赤。
郵便屋さんでした。

私が職場の人間と分かったからでしょう。
二言三言言葉を交わして、郵便物をもらって、再び玄関の中へ戻りました。
また、バイクはすっ飛ばして門を出ていきます。
…言葉づかいはおだやかだったのに、あの運転?

で、玄関の中に入ってから気づきました。
いつもなら、こんな時間に郵便が来るなんてことはない、と。

振り向くと、バイクは猛スピードで次の家に行きました。
「こんなに遅くまで御苦労さま」という声が聞こえました。

ゆうパック騒動のあおりを受けて、一般郵便物にもしわ寄せがきているのかもしれません。
ラインが違っても、ゆうパックの応援やらクレーム処理やらで人手が取られれば、一般郵便物に影響が出ないとは言えないでしょう。
私も何かねぎらう言葉を言えば良かった、と後悔しました。

郵便物を中に置いて、私はまた外に出ました。
バイクはまだ近くにいて、スピードを出してすぐ止まり、次の家へ。
玄関に郵便物を差し入れて、次に階段を上って階上へ。
配り終わらなくては終えられない今日の仕事をこなすために、あんなにバイクを走らせているのでしょう。
いつもはのどかに見える赤いバイクが、別物のようでした。

家へ帰ってその話をしたら、家の郵便物も私が帰り着く少し前に着いたのだそうです。
家の郵便物は、いつもならお昼前くらいに着いているのに。

日本中のあちこちで、システム不備のあおりをくった郵便屋さんが、その穴を埋めるために必死で働いていて、時には不備を起こした代表みたいに謝っているのです。

昨日の日本郵政の、ようやくHPで説明しましたの文章は、これって本当に現場を把握しているの? のひどいものでした。

お知らせ

宅配便事業統合に伴うゆうパックの送達状況について

平成22年7月4日

郵便事業株式会社においては、7月1日にJPエクスプレス株式会社のペリカン便を承継し、ゆうパックとしてサービス提供を開始したところですが、一部業務の不慣れなどにより、現在、送達の遅れなどの状況が発生しております。
ゆうパックをご利用のお客さまには大変ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、状況の確認を行っておりますとともに、数日以内の業務運行の正常化に向けて、最大限の対策を講じておりますが、その見込みは以下のとおりとなっております。

  1. ゆうパックの送達について
    取扱物数の増加に対応するため新たに設置したゆうパック処理の拠点(統括支店)などにおいて荷物の処理方法の不慣れなどにより、一部において処理遅延が発生し、半日から2日程度の送達遅延が発生しました。
    現在では、一部の統括支店を除き業務は正常化しております。また一部の統括支店においても、数日内に正常化する見込みです。
  2. 情報システムについて
    情報システムについては、統合初日に一部不具合が発生しておりましたが、現在は正常に稼動しております。

以上

いやいや、そんな生やさしいものではないでしょう?
遅延26万個ですし、さばききれないところにまた新しい荷物が来てしまうんですから。
「混乱が収まるまで、しばらく荷物を出すのを控えてください」とはなかなか言えないでしょうが、引き受けすぎるとかえって補償やら何やらで経費がかさみ、利用者の不満が募れば「もう使わない」というゆうパック離れを増やすだけです。

仕分けや配達の現場で働く人たちが過労で倒れる前に、一刻も早い正常化を願います。

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