« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月

筆箱事情調査 ~仮説:筆箱のなりたち~

このブログで取り上げていることの一つに、筆箱の歴史の調査があります。

今は調べものの混沌期で、ちょうど、部屋を片付けようとしていろいろなものを引っ張り出して逆に足の踏み場がなく乱雑になっているのに似ています。
筆箱の歴史を調べているのに、何で探す本が教育史や骨董の資料まで広がってしまったのか…他市の図書館にも行ったし、行きたい博物館も複数あるし、骨董市にも出向きたい気分です。(…そんなにいっぺんには無理だって)

そんな中で、自分なりに筆箱の歴史について仮説を立ててみました。
なお、ここに出てくる「筆箱(筆入れ)」は、机上に置いておくものではなく、持ち運ぶために作られたものを指します。

(仮説1) 携帯する筆箱は、ペンよりも鉛筆を持ち運ぶために生まれた。

(仮説2) 蓋がきちんとしまる木製筆箱発祥の地は西洋である。

(仮説3) 学校(初等教育)であまり鉛筆を使わなかった国では筆箱は発達しなかった。

(仮説4) 日本生まれの筆箱の主たる先祖は、硯箱である。

(仮説5) 矢立(筆を携帯した道具)の役割を継承したのは「文具函」であり、これは廃れた。

さらに資料が集まるうちに、仮説が間違っていたというものも出てくるかと思いますが、わかったものから少しずつ書いていきたいと思います。

【このブログの関連記事】

→ カテゴリー シリーズ:筆箱事情調査 …筆箱(筆入れ)の誕生は日本なのか? 明治の伊東屋の営業目録や西洋児童文学に登場する筆箱などを取り上げて考察中のシリーズです。

web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »