猫の血尿&頻尿
27日の夜(正確には28日の未明)、飼っている猫の様子がおかしくなりました。
猫トイレに走っていっては、長いこと居座る。
砂をいつになく激しくひっかき、近くにあった布まで巻き込まれている有様。
しかも、5分もあけずにまた猫トイレへダッシュしていきます。
変だなと思って猫トイレを見たら、猫砂が赤く染まっています。
これって、血尿?
分量は多くありません。
なのに、何度もトイレに行くのだから、頻尿状態。
人間なら、腎臓か膀胱の異常だろうなと思います。
よく見ると、猫がいた場所にもあちこち血がついています。
いつもなら2階に連れていって寝るのですが、この状態ではまた2階から1階のトイレに走りそうでかわいそうです。
1階に寝る場所を作って、猫と一緒に毛布に入って猫をなでていたら、落ち着いたのか我慢する気になったのか、トイレに行くのは止まりました。
家の洗面所の壁紙の張り替えなどでリフォームの業者さんがしばらく来ていて、人間もトイレやお風呂に行くのに不自由な生活をしていました。
猫もトイレをがまんしたり、自由に動けなかったりで調子が悪くなったのかもしれません。
翌朝は食事もして水も飲んだそうで、トイレの状態も昨夜のようにひどくはなかったけれど、暮れで病院が閉まってしまうと困るし、血尿の症状をネットで調べたら早期に治療しないと命にかかわる場合もあると書いてあったので、予定通り病院に連れて行きました。
動物病院は近くですが、ペットキャリーは10年来使っていないので出せる状態ではなく、たまたま買ったばかりの柳のフタつきバスケットに入れました。
中にギンガムの布つきですが、寒いかなと、ペットが乗るとほんのりあたたかくなるマットがちょうど入る大きさだったのでそれを入れ、さらにまわりを百円ショップのフリースひざかけ?を3枚入れてクッションがわりにし、猫を入れて、ふたをしてキャリーに縛って、ころころと転がして行きました。
猫は普段ほとんど外に出ないのに、かごに入れられた挙句知らない道をガタガタ動いていくのが不安らしく、時々大きな声をあげ、大丈夫だよ、病院に行くんだからと声を掛けながらの道中でした。
そこの動物病院は、いろいろな猫が椅子に上がったり受付から顔を出したりと、猫カフェってこんな風? と思うような雰囲気で、病院の猫たちが気ままに動き回っていました。
1匹の猫はこちらが持ってきたかごが気に入ったのか興味津津でかごに触り、診察の間もずっとかごの近くを動いていました。
猫の症状を話した後、尿検査をしました。(生年月日はさすがにわかりませんでした。拾った日はきちんと覚えていたので書けましたが。)
猫の下に膿盆を入れて、猫が動かないように押さえてから猫のお腹を押して尿を出させます。
張っているのになかなか出なかったようですが、やっと出た尿は血の塊の少し混じった状態で、血尿ではなかったです。
顕微鏡で調べて、石はないけれど細菌がいるということで(モニターで細長い細菌を見せてもらった)、細菌性の膀胱炎と診断されました。
猫も飼い主も飲み薬には慣れていないため、注射を3本打ってもらいました。
首のところの皮をのばして、ちょっとずつ場所を変えてぐいっと奥まで針を刺して…見ている方が痛いですが、猫はそうでもないのか、特に鳴いたりはしなかったです。
再びかごをキャリーにのせてころころと家へ帰りましたが、猫は今度は鳴きませんでした。
注射が効いたのか、かごから出したらだいぶ元気に動き回り(大丈夫だから病院はもういいというアピールだったり?)、トイレの様子もいつも通りに戻りました。
29日現在元気です。
病気と無縁の猫なのでかなりあせりましたが、大丈夫そうでよかったです。
暮れは、魚の骨が家人ののどにささってしまったりとか(過去記事「魚の骨がのどに刺さったら…」)、それ以前には、自分が荷物を両手に持って車から降りて歩こうとしたら、顔から転んでけが+メガネが壊れるとか(今より若かったのにどうしてそんなことになったのか)、いつもよりも病院のお世話になります。
この動物病院はお正月もやっているということでしたが、お正月は元気で迎えたいものです。
今回使用したフタつきバスケットは、4個セットが入れ子になっているもので、内側に布があるので、ものがひっかかりません。
フタつきバスケットは複数のお店で扱いがあり、サイズや色柄がお店によって少しずつ違うので、いくつか比べてみるといいと思います。
安価でかわいいです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント