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2011年10月

猫もかわいい☆この冬の 口と足で描く芸術家協会製品☆

この冬の口と足で描く芸術家協会の新作グッズと、冬の福袋が届きました。
(画像はのちほど … ネットショップでも見られます。) ※11月7日 画像追加

福袋は、大きめのクリスマス柄つきビニールの巾着袋に入っていて、私の中身は、

・雪柄にリスの刺繍のフェイスタオル
・猫のシルエット模様とワンポイント刺繍のハンカチタオル
・動物キャラ柄の家型ポップアップ粘着メモ
・木の葉のダイカットタイプ粘着メモ
・長方形の雪だるま柄粘着メモ(普通は3個セットのものをばらして1個)
・A6サイズの粘着メモ 2冊組
・季節柄ポチ袋9枚入り
・柄入りリングノート
・クリスマスカード サンキューカード バースデーカード 各1枚

と、普通の注文でも粘着メモが多い私にはとてもうれしい内容でした。(注:内容は袋により異なります)
前に注文したものが入ることもありますが、好きで注文したものなので気になりません。
ハンカチタオルは、通常注文には同じタイプのものがないので、福袋用なのかもしれません。
(丈夫で使いやすいので、定番にしてほしいくらいです。)

今年の冬のお気に入りは、ピアノメモと、ミニスティッカーです。

ピアノメモは、糊のないタイプで、ピアノ型にカットしてある紙ケース入りで、猫の楽団が夜空の下、ピアノの鍵盤の上で演奏しているような絵柄です。
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蓋を開けると、鍵盤の上の指揮者猫と、クローバーをくわえて飛ぶ小鳥、流れる音符。
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引き抜いたメモには、やはり鍵盤が印刷してあり、バイオリンを弾く猫が隠れていました。
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メモを出すまでに、三様のデザインが楽しめるのが素敵です。
グランドピアノ型は、伝言をするのに便利な形で、上の狭いところには「○○さんへ」、広い所にしっかり用件の文章を書けます。

ミニステッカーは、わずかにダイカットされた3匹の猫柄(真ん中の猫は後ろ向き)で、猫はふせんの幅いっぱいの、ぷっくりタイプ。
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伝言が書きにくい、目印タイプのファンシーふせんはあまり買わないのですが、この猫が見えるように貼ったらかわいいだろうなあと、使うのが楽しみです(もっと買っておけばよかった…)
他にも、パンダや、犬と吹き出しのダイカットタイプなども購入しました。
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これらは、職場でがんがん使われることになっています。

購入は下記で。(ネット上で画像は見られますが、紙のカタログの請求もできます)
送料は、80円~300円、5000円以上購入の場合は無料です。

→ 口と足で描く作品ネットショップ

【このブログの「口と足で描く芸術家協会」関連記事】

→ 冬のかわいいふせんあります~口と足で描く芸術家協会の紙製品~

→ かわいい伝言メモ その実力

→ 口と足で描く芸術家協会の製品支持者として

→ 昔のファンシーびんせん その7 はんぱもの

→ お道具箱の中身5 ~付箋その他~

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シャーロック・ホームズ「三人の学生」の鉛筆とナイフはどう収納されたか? ~筆箱事情調査シリーズ~

☆注意☆ 推理小説のネタバレあります。

シャーロック・ホームズシリーズの短編「三人の学生」の話の舞台は、1895年(明治28年)のイギリスのある大学町。
奨学金の試験問題の校正刷りが、何者かに読まれ、書き写されたと思われる事件が起きました。
ホームズは、残されていた鉛筆の削り屑から、犯人は「普通サイズより大きく、柔らかい芯、外側の色は紺、メーカーの名は銀色に印字され、残っている部分の長さは一インチ半ほどしかない」Johann Faberの鉛筆「非常になまくらなナイフを持っている」と推理します。
奨学金の試験を受けることになっていた3人の寮生に対し、いくつかの確認作業を経て、翌日、犯人は特定されます。
このころの、Johann Faberの鉛筆がよく知られたものであり、しかし取り寄せしないと文具店に在庫していないとか、なかなか興味深いエピソードもあります。
(話の全文は、三人の学生 に掲載。Johann faber は全然詳しくないのでごめんなさい。)

筆箱調査をしていた私がこの話を見つけて疑問に思ったことは「彼はどうやって鉛筆とナイフと紙を持ち歩いていたのか」でした。
いたずら小僧のトム・ソーヤだったら、鉛筆もナイフもポケットにつっこんでおきそうですが、この話の学生は大学生です。
しかも、(ネタバレです)
走り幅跳びの練習の後に、運動靴を持って帰って来た状態です。
寮生なら、授業の後の練習でも、本や筆記用具などの学習道具は寮に戻って置いて、運動のできる服装に着替えてから練習に行くように思います。
運動するのに筆箱を持っているのも変だし、かといって、ポケットにむき出してナイフと鉛筆では運動するのに危険でしょう。
講義が終わってからバッグにそれらを入れて運動に行き、そちらの更衣室で着替えて帰ってきたのなら何の問題もないことだし、きっと、シャーロキアンだったら解決済みの案件なんでしょうが、犯人よりもそちらが気になってしかたがありませんでした。

別のものを探していて、明治43年(1910年)『伊東屋営業品目録』を見直していたら、見落としていた文具を見つけました。
それはヒースというものです。(綴りがわかりません)
英語は「SAFETY LEATHER POCKTS FOR FOUNTAINPEN PENCIL AND KNIFE」です。
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平らな革に、3~5本の複数のペン挿しがついているのが基本形。
これに、蓋のようなカバーする部分がついて二つ折りになったもの、メモのついたものなどがあって、中央の「絞革製 手帳附二ツ折ヒース」の図にはナイフが挿されているのです。

鉛筆ハ何処ニ ナイフハ何処ニト 一々探ス不便ヲ防グニ用ヒテ 最モ高雅ニシテ便利ナルモノナリ

この形は舶来ではないのですが、舶来製のものも、二つ折りになっていてペン以外のものも入りそうな形をしていて、これならさほど邪魔にもならず鉛筆とナイフを携帯できると思いました。
メモ用紙もついていれば紙も持ち歩けるし、鉛筆をたくさん挿せないので、折れたらナイフで削ると言うのも大人仕様で納得。
長い鉛筆には向きませんが、1インチ半(3cm8mm)なら問題なく入ります。
むしろ、長いタイプの鉛筆だったら入れられないでしょう。
こういうケースに入れていたなら、無理なく携帯できると思います。

…なーんて、この学生がバッグを持っていたなら全然的はずれの推理ですが。

この話自体は何の証拠にもなりませんが、明治43年(1910年)に、ヒースが「舶来」として存在するとなると、「鉛筆を含む筆記用具の携帯」が「日本独自」とはますます言えなくなると思います。

万年筆1本用のケースや、マッコウクジラナイフ用の革ケースなどはありますが、今はあまりこの形の文具は見かけない気がします。
伊東屋オリジナルで復刻してくれたらいいのになあと思うくらい、私には好みの形です。

【このブログの関連記事】

→ 伊東屋の営業精神 ~明治43年『伊東屋営業品目録より~ その1

→ 伊東屋の営業精神 ~明治43年『伊東屋営業品目録より~ その2

→ カテゴリー シリーズ:筆箱事情調査

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トンボ鉛筆の広告の筆箱と、手作り筆入れ(昭和9) ~筆箱事情調査~

昭和9年(1934年)の『少女倶楽部』の付録、『少女新手藝ブック』を入手しました。
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ページを開けたら、表紙裏に トンボ鉛筆 と 三星ゑのぐ の広告が出ていました。
こういう偶然はうれしいものです。
トンボ鉛筆の会社名は「小川トンボ鉛筆製作所」となっています。
「筆記用にはHB印、F印、H印、図画用にはB印から6B印、製図用には2H印から6H印までのトンボ鉛筆が適して居ります。」と、当時から鉛筆の濃さにはたくさんの段階があったことがわかります。
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トンボ鉛筆は、セーラー服の女学生が机に向かって、ノートに鉛筆で横書きに何かを書いている絵で、その横に筆箱の絵があります。
これは、半開きの薄い缶ペンケースのようで、蓋に「TOMBOW」のロゴとトンボマークがついているのが確認できます。
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缶ペンケースというより、缶に鉛筆を入れて売っていて、買った人はそれを筆箱にしていたのではないかと推測します。
缶入り鉛筆がいつごろ多かったのかは私にはわかりませんが、いろいろな本を見ると、国産でもヨット鉛筆やキリン鉛筆など、いろいろなメーカーから缶入り鉛筆が出ていたようです。
戦争で金属供出が行われるよりも前のものだと思います。
鉄鋼の配給規制や金属の回収が行われるようになったのが1937年、金属回収令でおもちゃから何からみんな回収されるようになったのが1941年ですから、この冊子の時代は、まだ統制が特になかったと思われます。
雑誌自体も、キューピーやベティちゃんが出てきたり(どちらも流行するのはこれよりも後)、カラーページが豊富だったりと、鬼畜米英時代とは異なります。

この冊子は、当時のいろいろな手芸の作り方を紹介していて、材料セットの通販も行っていました。
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その中に、「ばら模様の筆入」がありました。
細長く切った布に刺繍をして、ブランケットステッチでかがり、端を折り曲げてスナップ留めにしています。

たまたまですが、このページの女の子も机で勉強しています。
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横には、身と蓋が分かれる黄色の筆箱があり、中に消しゴムらしい白いものが見えます。
箱の素材が厚く、角がはっきりしている感じなので、セルロイドではなく、木製か厚紙製かと思いますがどうでしょうか。
持っている鉛筆は小豆色に近い、赤っぽい色あいです。

別のページには、「クロスステッチの五角形筆立」もあります。
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これは作り方の記事がなくて、製品と材料と両方販売しています。
材料なら製品の半額ですが、実際はこの本を見て、手持ちの材料で考えて作る場合が多かったのではないかと思います。
この筆立てには、トンボ鉛筆風の黄緑の鉛筆にクリップがついたようなものが入っていますが、通常の鉛筆ホルダー(例えばパーフェクトペンシル)とクリップの向きが逆のような気がします。
胸に挿すような場合は、さらに鉛筆キャップをしたのかもしれません。
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手前の灰色のものは丸ペンのように見えますが、奥の赤い筆記用具?は何かわかりません。
その割に赤くて派手で存在感があります。

昭和9年(1934年)頃の女学生の筆箱事情

・鉛筆の入っていた金属の缶の利用、布製のホック留めのもの、箱型で身と蓋に分かれるものは存在した。
・布製のものは手作りされる場合もあった。

参考資料:『近代子ども史年表1926‐2000 昭和・平成編』

この本によると、キューピー人形の全盛期は昭和11年(1936年)、ベティちゃんの「子どもシール」は一銭玩具ブームの昭和10年(1935年)となっていて、少女倶楽部は流行を一歩先取りしていたか、流行の種をまいたかではないかと思います。
この本の年表は、多岐にわたる資料を参考に構成されていて、歴史的な事件の「社会」の項目のほかに、「家庭・健康」「学校・教育」「文化・レジャー」に関する制度や流行などを写真入りでたくさん載せています。『子ども史』『家庭史』があり、ともに、明治・大正編があります。

【このブログの筆箱関連記事】

→ カテゴリー シリーズ:筆箱事情調査 … 筆箱がいつごろ、どこで生まれたのかを調べています。資料を集めていますが、筆箱以外のもののほうが見つかったりして…
   

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金子功 花図鑑 *曼珠紗華(彼岸花)*

今年は、珍しく、彼岸花が咲くのが遅かったような気がします。
葉っぱは後から出るために、なおさら目立つ大きな花は、和の赤。
花の形は、くるんと丸まった細い花びらに長いしべの花が集まって、とても凝ったつくりになっています。
田んぼの土手などにずらりと並んで一斉に咲いているのは、とても懐かしい風景です。

好き嫌いは分かれる花だと思いますが、これを洋服のプリントにしてしまったのが金子功さんです。
あいにく、以前(90年代のようです)、インゲボルグから出た曼珠紗華のプリントの実物は私は見たことがありません。
ブログ スノードロップダイアリー の 彼岸花のワンピース という記事に、当時のカタログのピンクのワンピースの画像が出ています。
はっきりとはわかりませんが、花が散らしてあるというより、地面から生えているような向きのようで、花の数も少なめのようです。

2002年の秋、カネコイサオから曼珠紗華のプリントが出ました。

【カネコイサオ 2002年秋 曼珠紗華柄】
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今度のは、同じ彼岸花でも、花を10本ほども束ねたブーケと、その隙間にさらに一輪タイプの花で、全体にとても赤の占める割合が大きいプリントです。
野草柄が大好きなため、出ると聞いてすぐに買う気になりました。
スカート部がキルティングになった綿ワンピースは、素敵ですが着る自信がなかったので、おとなしく、こげ茶のポリのスカートを買いました。
大人気だったコサージュも追加生産されたものを持っています。
(このスカートはボリュームがないので、藍の日本調あたりを秋に着る時に合わせた方がしっくり来る気がします…と言いつつ未使用ですが。)

季節限定の上、嫌う人もいる花なのでどうかなと思いましたが、金子ファンではない人にもいいと言われることが多いプリントです。

小花プリントは以前よりも普通に見かける気がしますが、こういうリアルプリント柄はなかなか出してくれるところがなくて残念です。
この季節だと、パウダーのカラスウリ柄なんかもいいなと思います。

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