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2011年11月

「とても魅力的な記事でした!! また遊びに来ます!! ありがとうございます。。」広告

このブログの記事に、題の通りのコメントが投稿されました。

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

普通に承認しようと思ったのですが、ちょっとひっかかるものがありました。
これは、シリーズものの一つについたコメントなのですが、記事的には地味なもので、シリーズ全体ならともかく、この一つがとりたてて「とても魅力的」で、コメントを書かずにはいられないものだとは思えなかったからです。

ここのブログは、検索で初めて来てコメントを下さる方が多いのですが、そういう場合はかなりそのものに思い入れがあって、「ずっと探している」とか「自分も大好きだ」とか「自分もその件で怒っている」とかいう内容が多いです。
また、そうでなければ、わざわざ手間をかけてコメントを書いてくださる気にならないと思います。

それで、コメントをくれた人の名前(=HPの題名)と、先の「とても魅力的な記事でした」の2つを並べてGoogle検索してみたら、45ページ(450記事)まで来ても、まだこのコメント文がヒットしました。
「とても魅力的な記事でした!!  また遊びに来ます!!  ありがとうございます。。」だけだと、87ページ(870記事)まで来てもまだこのコメント文が見つかります。(投稿者名が微妙に違ったりする)

つまり、これはうまくできた広告と言えるでしょう。
以前からあった、唐突に自分のHPやブログの宣伝を投稿するやり方だと、管理者にすぐに削除されたり承認されなかったりします。
でも、ほめ言葉が書いてあれば、管理者は好意的なコメントと思い、承認したり、コメントを返したりします。
投稿者のURLを削除している(または表示されない設定?)管理人さんもいましたが、そうでなければ、承認されたコメントは、URL付き広告を貼ったのと同じ効果があるでしょう。

文章を一々考えなくても、ほぼ万能のコメント文。
おそらく、関連キーワードでブログ検索をし、あとは、無差別広告と同じ、記事など読まなくても投稿できるシステムを利用しているのではと思います。(投稿されたブログが多すぎるので)

たぶん、同じように不審に思った方も多いのでしょう。
Googleで「とても魅力的な記事でした」を入力したら、その続きの文章が予測変換で出てきました。

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静岡市限定? レトロな「じゆうがちょう」

静岡市の学校前文具店の1軒で見つけたノートです。
Photo_8
横長のB5ノート、中は白紙(ごく薄い画用紙)の無地帳で、名前は「じゆうがちょう」です。
この表紙の絵や字は、どう見ても最近のものではありません。
でも、このノートは、ほこりをかぶっている下の方から発掘したわけではなく、一番上に普通にきれいな状態で出ていました。

その近くにあった学校用ノートで、ジャポニカ学習帳などとは違う見慣れないものに「計画帳」がありましたが、これは裏にメーカー名(文運堂)がきちんとありました。
この「じゆうがちょう」と、横長の「えにっき」「にっき」のノートには、メーカー名も品番も値段も何も書いてありません。(「えにっき」も「にっき」も中は「 月 日 曜日 天気」以外は薄いグレーの方眼のマス目です。)
Photo_9

反射的に思い浮かべたのが、自分の地域限定ノートの「しゃぼん玉帳」です。
Photo_10

これは、現在も学校の中でのみ売られている自由帳で、大きさはB5の縦型で、中身は画用紙ではなく無地の上質紙ですが、私が子どもの頃からデザインが変わっていません。
同じような事情なら、この「じゆうがちょう」も、リニューアルしないまま使い続けているということが考えられます。
お店では、今でも学校で使っているということくらいしかわかりませんでした。

「じゆうがちょう」の裏表紙の「子供の絵について」の文章は、子どもらしい絵についていろいろ述べています。
子どもに対してではなく、教師や保護者に向けた注意書きです。
Photo_11

☆ 子供の絵について ☆

 あなたは子供が絵を描いている時や、描きあげた絵を見たときに、どんな事をいいますか。あなたが不用意に言った言葉や、上手にするために教えようと思っていった言葉が、かえって子供の絵を、ちぢませたり、下手にしたり、絵をきらいにしている事が多いのです。ではどんな言葉がいけないのでしょうか。次にあげる様な事は子供の絵には禁物です。
  でたらめな線や円ばかりかいている子供に、この子はまだ何も形で描けないから、紙やクレヨンを与えてもムダになると考えて、もっと形が描けるように要求することは、大切な、なぐりがきの時期に悪い影響を与えます。
  マルを描いてお母さん、横にボウを引いて汽車だという子供の絵は大人が見ると何の意味もない様であり、つまらないものの様ですが、子供には一つ一つに意味があります。この時期に大人が人物や乗物、家、花などの形を教える事は考へものです?
  形もだんだん出来て来て、一つ一つのものが何んであるかという事もわかる様になるが、バスよりも人物が大きく描かれたり、家よりも、花を大きく描く事は、子供の絵における一つの特徴です。それにもかかわらず「こんな大きな人はバスには乗れないよ」とか「家よりも大きな花はないよ」と小言をいったり、あらひろいをする事は禁物です。せっかく描き出したものもやめてしまいます。
 以上、ほんの一つ二つの例をのべて見ましたが、心なき大人の無意味な指導は慎まなければなりません。子供の絵を、むやみに批判したり、早く上手にしようと思って形を教える事は、有害です。そのために絵を描く興味を失ってしまうことがあります。子供の感情が絵に表現されるという事をお忘れなく。

この文章の雰囲気は文章が書かれた時代の「革新」であって、仮名遣いも(たぶん新かなづかいに直したと思われますが)旧かなが混じっていたりと、最新でも戦後か、どうかすると大正デモクラシーあたりのイメージもあります。

日本美術教育の歴史的変遷によれば、自由画教育運動は大正8年~で、昭和初期にはこの流れは批判されて下火になるようです。
名前が「自由帳」でなく「自由画帳」であるのも、「自由画教育」を踏まえているのかもしれません。
この文章も、自由画運動を提唱された方の言葉を引用しているか、それを踏まえて書かれたもののように思われます。

このノートが古いままのデザインであるなら、子供の頃使ったという方もいらっしゃるかと思います。
このノートについて何かご存じのことや思い出があれば教えていただけるとうれしいです。
おそらく、静岡市内か、その近隣の限定品だと予想していますが、いかがでしょうか。

【このブログの関連記事】

今回、比較で出てきた「しゃぼん玉帳」の関連記事。その地域の学校内でしか販売されていないノートについて書いています。

→ 地域限定ノート 

→ 地域限定ノート(2)

→ 地域限定ノート(3) 

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ピンセルの1ダース箱

学校前文具店の1軒で、探し物を聞かれ、「画鋲抜き、ピンセルありますか?」と聞いてみました。
実際は、それだけを探しているわけではないので、何かおもしろいものが出てくればいいのですが。

お店の人にはないと言われたのですが、私はピンセルの入っていた箱を見つけました。
Photo_6

残念ながら、中は説明書を1枚残して空っぽでした。
しかし、この外箱も実は見るのが初めてなので、ありがたくいただいてきました。

ピンセルの小箱を入れてみると、これは1ダース箱だと思われる大きさです。
ピンセル本体には、桜の花形の中に「F.S」の文字があるマーク、箱には、桜の花形の中に「FUSO」という文字があるだけで、メーカー名もわからない状態でした。
Photo_7

この外箱も素っ気ないのですが、「ふそう ピンセル」「ふそう エース」の文字が繰り返されているので、おそらく会社名は「ふそう」か「FUSO」、あるいは「ふそうエース」だったのではないかと推測します。
他には何を作っていたのでしょう。
「ピンセル」と同様の位置に「エース」という文字があるので、「エース」という商品があったのかもしれませんが、こちらは全く思い当たりません。

根強い人気の画鋲抜きピンセル、どこかで復刻してくれないでしょうか。
これを超える画鋲抜きを作ってくれるのでもいいのですが、今のところ画鋲抜きではピンセルが最強だと思います。

【このブログの関連記事】

→ 古くて優秀な画鋲抜き~ピンセル~ 

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