便利な結束用品 ビーズバンドの利用法
大昔に伊東屋で購入した、カラフルで便利な結束用品がありました。
プラスチックでできたボールチェーンのような形状で、ボール部分を二つの穴に引っ掛けて自由な位置で留めることができ、リング状にすることも、結束バンドのようにきっちり留めることもできます。
しかし、普通の結束バンドと違うのは、取り外しが自由で、再利用ができること。
大変重宝していたのですが、いつしか伊東屋で扱わなくなってしまいました。
この商品はビニールの袋入りで、上部のボール紙のところに商品名がついているタイプだったため、開けて紙を捨ててしまうと商品名がわからなくなり、探せなくなりました。(その頃はネットで検索もできなかったのです。)
その後、東急ハンズで似たような形状の白と黒のタイプを見つけ、これは10本入りと50本入りだかの多いのがあって、同様に使えました。(現在ハンズで売っているカメダデンキのものとは、少し形状が違い、先が三角にとがっていて、素材も少し硬めでした。)
でも、あのカラフルなのがないものかと探してみて、見つけることができました。
オーム電機の「ビーズバンド」と言います。
以前のものは、色つきの透明なプラスチックでしたが、これは不透明なものになっています。(結束径35mm)
でも、色はこんな風に5色のアソートになっていて、単色売りはなし。
(以前は売るときに既にリング状になって袋詰めにされていたような気もしますが、これは不確かな記憶です。いろいろな使い方も印刷されてたような気がします。ボールの大きさももう少し大きかったかも)
透明なものもきれいだったので、それは少し残念です。
メーカーが違うことも考えられますが、以下の特長は同じなので、たぶんここの製品だったのだろうと思います。
似たような形のボールチェーン状の結束用品は他社からも出ているようですが、ここのビーズバンドは先端がやや三角に尖り、逆側の端は、三角部を通して留める部分で、穴が2つ(ぱっと見には4つに見えますが、通せる穴は2つです)あります。
使用法により、二つの穴の使いやすいほうに挿しこみ、一見、2つの穴のように見える真ん中の部分にビーズ部を渡して押し込むとしっかり固定されます。
結束だけでなくリングにしても使いやすいのが利点です。
このビーズバンドはいろいろな場面で使えます。
【ほうきやカレンダーなどを掛ける紐がわり】
ビーズバンドの先が尖り気味でしかも硬めなので、穴に通すのが簡単。
できた輪も固めで、しかもリングほど固定されていないので、画鋲などが相手でも引っ掛けやすい。
【カードリングがわり】
輪にして使えばよいだけ。
パンチ穴に通すのも楽々で、めくるのもボールに引っかかって困るほどではないです。
私は、パンチした書類を一旦外してまたファイルし直すようなときに、穴がずれないように仮に通して使っていました。
【ボールチェーンやキーホルダーがわり】
金属のボールチェーンは取り付けや取り外しのときにやや面倒ですが、ビーズバンドは簡単でしっかり留まる。
吊り下げタイプの名札にさらに何かつけたい時などに便利。
【新体操風リボンを作るときに】
本格使用ではなく、遊び用のものですが。
①コハクリボンの5cm幅くらいの太いものの片側を少し折って縫い、重なった部分にハトメをつける。(反対側の端はピンキングばさみで切る)
②リコーダーの中を掃除する棒など、先端に穴のあいた棒、または、先端にヒートンなどをつけた棒を用意する。
③リボンのハトメ穴と棒の穴にビーズバンドを通し、リング状に留める。
これだけで、くるくる回すことのできるリボン手具(風)が安価にできます。
ビーズバンドには弾力があるので、ねじれても元に戻ります。
もちろん、用が済んだらビーズバンドを外せばいいわけです。
本来は、コードなどをまとめる道具だと思いますが、…全然本来の使い方をしていませんね。
机の中に数本入れておきたい文具(?)です。
色が白黒でもいい人は、白だけ、黒だけのビーズバンド(結束径は26mmでちょっと短い)もあります。
なお、同じオーム電機でも、白で結束径が29mmの「ビーズタイ」は、先が尖っていないし、留まり方も「軽く留まる」なので、同じような使い方には向いていません。
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