テレビで紹介される文具 -スマステ&ランク王国-
このごろ、文具関係がメディアで取り上げられることが増えています。
私はテレビのチェックはほとんどしないのですが、家人に教えられて見ることもあります。
5月28日の「世界一受けたい授業」の時は、けふこが使っている筆箱が出るよ、と教えられました。
その時にとりあげられたのは、「自立する筆箱 ネオクリッツ」と、「曲がってる定規 アーチルーラー」「ネジ型消しゴム viss」で、人の役に立つ形という観点から取り上げられていました。
(余談ですが、私が筆箱の一つとして使っているのはクリッツのほうで、ネオクリッツはチューブタイプの化粧品やブラシや爪切りなんかを入れて卓上に置いています。便利。)
昨夜から今朝にかけて、文具が2つの番組で特集され、いろいろな文具が紹介されました。
【SmaSTATION!!】 6月4日 23:00~ テレビ朝日
進化を続ける最新「文房具」ベスト21(※放送順)
1 ステッドラーREG
(芯の出方を調整できるシャープペンシル/ステッドラー) ※クルトガ オルノも紹介
2 テープ・デ・グー
(長いテープも貼りやすいハンディテープカッター/ミタカ精工)
3 キリヌーク ※追記あり
(1枚切りカッター/オルファ)
4 ハンディーペーパーカッターライン
(曲線が切りやすいマウス型カッター/長谷川刃物)
5 クリヤーブック ノビータ
(背幅が変えられるクリヤーブック/コクヨ)
6 バイモ11 フラット
(軽く40枚止められるハンディーホッチキス/マックス)
7 ホッチくる
(中綴じホッチキス/マックス)
8 アナーケル
(情報保護パンチ/ナカバヤシ)
9 クルッキル
(ハンディシュレッダー/ナカバヤシ)
10 ペンカット
(ペン型はさみ/レイメイ藤井)
11 Deng On
(キーボードに挿す動物型メモ/ハイモジモジ)
12 リストイット
(腕に巻く防備メモ/ハイモジモジ)
13 アーチルーラー
(ずれないこすらない曲がっている定規/アッシュコンセプト)
14 裏から見えない修正テープ
(情報保護文字が印刷してある修正テープ/プラス)
15 モノ・PS
(テープリムーバーのついた修正テープ/トンボ)
16 手作りスイーツ消しゴム
(手作りお菓子消しゴムキット/デビカ)
17 ネイルと消しゴム
(スリーブに爪磨きのついた消しゴム/サンスター文具)
18 シールメーカー
(好きな紙をシールにできる/ザイロン)
19 ポメラ
(ハンディキーボードデジタルメモ/キングジム)
20 マメモ
(卓上デジタルメモ/キングジム)
21 エアペン
(手書きをそのままデジタル機器に送信するデジタルペン/ぺんてる)
銀座伊東屋人気ランキング ベスト5
5 スケジュール&仕分けファイル
(書類を差し込むだけで落ちずに整理できるファイル/リヒトラブ)
4 新聞レンズ
(文字を2倍に拡大するフラットレンズ/伊東屋オリジナル)
3 クルトガ
(使うたびに芯が回転してとがるシャープペンシル/三菱鉛筆)
2 360ノート
(360度折り返せるしなやかなノート/ジークエンス)
1 フリクションボール ノック
(消せるボールペンノック式/パイロット)※他のフリクションシリーズも紹介
上のは銀座伊東屋アマゾン店への商品リンクで、伊東屋にはHPにネットショップもあり、そこで購入もできます。 → 銀座・伊東屋HP
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【ランク王国】 6月4日25:43~ TBS
文具王が選んだすごい文房具ランキング TOP10
10 テープカッター直線美
(切り口がぎざぎざにならないテープカッター/ニチバン)
9 スタンド付ルーペPRO
(机上に置いたまま使えるルーペ)/サンスター文具)
8 ツイストリングノート
(ページの差し替えが楽にできるリングノート/リヒトラブ)
7 パワータンク
(濡れた場所でも書ける加圧式ボールペン/三菱鉛筆)
6 とじ&トル
(ボタン切り替えで簡単にリムーバーになるホッチキス/サンスター文具)
5 ドットライナースタンプ
(スタンプのように糊づけできるテープのり/コクヨ)
4 バイモ11
3 ペンカット
2 スケジュール&仕分けファイル
1 ハリナックス ※ 追記あり
(針なしで紙が8枚綴じられる/コクヨ)
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同時期ということもあり、重なった製品も見られます。
もちろん、良い製品が何度も取り上げられるのは当然ですが、「まだこんなものもあったのか」という驚きは薄くなります。
また、ベスト21の方は、「最新」とうたいながらロングセラーの「ホッチくる」や自分で作る消しゴム(以前から「おゆまる」などがありました)が混じっていたりと、選定基準がよくわかりません。
人気があるとみると、あっと言う間に同じような企画が続出して、過剰に露出して飽きられてしまうことはよくあることです。
誰でも見たことがある情報になれば、わざわざ見る必要はなくなります。
既に、文具関係の特集雑誌やムックは最近続出しており、資料として購入はしてありますが、多すぎてきちんと読んでいない状態です。
本を断裁してデジタル化する「自炊」は絶対無理な私でも、似たようなものが多すぎると、たくさんでうれしいというよりも邪魔。
それよりも、分量が少なくても継続してとりあげてほしいのです。(その点、無料配布の『Bun2』は理想的です)
2012年以降の文具資料が激減なんてことがないようにと願います。
以前、がっちりマンデー(TBS) 2009年11月8日に放送された、多くのメーカーのフェルトペン先を製造しているテイボー株式会社の特集、日曜ビッグバラエティ(テレビ東京)2009年5月17日に放送された北星鉛筆と開明墨汁の特集などは今でも覚えています。(番組については下部にリンクあり)
一つの文具を掘り下げても物語があるのに、どの番組も表面だけざっと流して「あらすごいね~」で終わってしまうのは残念です。
後追いになる番組は、違った切り口をもって、もっと文具の魅力を掘り下げてほしいです。
☆
私が持っていないもので一番気に入ったのは、両方の番組にかぶったスケジュール&仕分けファイルです。
現在私が職場でよく使っているのはテジグとクリップボードで、「資料を綴じないではさんでおくだけで落ちずになくならない」というのが好き(←つまり無精)。
でも、数が増えるとどちらもかさばって大変なので、ぜひこのファイルを使ってみたいです。
それから、リストイット。
手にメモする代わりというより、目印として便利そう。
アイディア料が高いなという気はするけれど。
上の画像リンクは単色タイプで、10色セットもあり。
【参考サイト】
テイボーを取り上げた番組
→ JUGEM 「がっちりマンデー」地方がっちり~リバテープ・米吾・テイボー・中村ブレイス~
北星鉛筆と開明墨汁を取り上げた番組
→ Leica a la carte「文具が主役のテレビ番組」
→ 日曜ビッグバラエティ「ニッポンの老舗! 家訓で守るこの逸品」
【追記】
6月8日、日本文具大賞2011の優秀賞として、機能部門で、キリヌーク、ハリナックスが選ばれたことが発表されました。
(文具王のtwitterから知りました。)
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