アニメ・コミック

朝日ソノラマがなくなるんですってね

朝日ソノラマが9月になくなると人に聞いてびっくりしました。
それじゃあ、私の大好きな『雨柳堂夢咄』(波津彬子 ネムキに連載)はどうなるの~?
(「現在連載中の私の読んでるマンガ」のことを書こうと思っていたものだからなおさら)

調べにいったら、ITメディアニュースに「朝日ソノラマ 9月に営業停止 『時代の流れに抗しきれず』」という記事があって、

「百鬼夜行抄」「雨柳堂夢咄」「チキタ★GUGU」などのコミックや、「吸血鬼ハンターD」などノベルズ新刊は、朝日新聞社から出る。

とあり、ちょっと安心しました。
わざわざ作品名が出ているあたり、こういう作品についての問い合わせが多いのかもしれませんね。

「朝日ソノラマ」のソノと、「ソノシート」のソノが同じ意味だとは今回初めて知りました。
ソノシート、って、セロテープ同様、商標だったんですねえ。
(フォノシート とか シートレコード が一般名だそうな。誰もそんなこと言わない。)
今の子どもは全く知らないでしょうが、学習雑誌の付録などにもソノシートはよくついていました。
赤や青のぺらぺらしたレコードで、音がちゃんと出たんですから画期的よね。
(え? 使った世代ですよ --;)
マンガなどの主題歌のほか、童謡やお話のものもあったし、「石けんで手を洗おう」みたいなキャンペーンとか販促用のものもあったと思います。

覚えている朝日ソノラマの本で、一番ほしかったのは、『宇宙戦艦ヤマト』ハードカバー3冊本
当時、男女かかわらず大勢がヤマトにはまった時代、アニメの絵をふんだんに使ったこの本はとてもほしかった。
でも、3冊セットは、私にはとても高価だったのよね。
音楽も大好きだったのに、LPも買えなかった。(今は交響組曲のCDを持っています)
アニメより音楽より、経済的な娯楽として活字を選んでいたあの頃です。

楽しかったのは、『あの子は委員長』みたいな学園もの。
後から文庫になりましたが、私が持っているのはヤマトサイズのハードカバー。
今、こういう学園ものは受けないのでしょうか?

ソノラマ文庫からは、アニメ関係のノベライズも出ていたようで、
アニメになった『さすらいの太陽』の小説バージョンの文庫を持っています。
(原作のマンガは、コミックパークよりオンデマンド復刊されています。)

ソノラマ文庫の中でも気になる、キマイラシリーズ(夢枕獏)
確かこれ、完結してなかったと思うんですけど…?
なかなか次の巻が出ないので、チェックを怠ってしまったんですが、どうなるのだろう。
(初めの方の文庫は絶版になってますが、全部が新装版になってるわけではないような。
 こういう中途半端なのは困るんですけど。)

マンガ少年、Duoの作品、サンコミックス…と好きなものを挙げていくと、どうしても現在進行形というより、過去のものが多くなってしまいます。

その中で、「雨柳堂夢咄」は、現在進行形で気に入っている作品です。
骨董屋を舞台に、いろいろな骨董と、それに寄せる人への思いが、あるときはシリアスに、あるときは美しく、あるときは恐く、いろいろな形で表されています。
狂言まわしの蓮の、常人離れしていながら人間味のある不思議なキャラクター設定が素晴らしい。
波津さんのうるわしい絵はもちろん大好きです(*^^*)
読み切り連載なので、どこから読んでも楽しめます。
ネムキは読んでいないし、この雑誌自体が隔月刊なので、なかなか次のコミックスが出ない。
まだかな~ と思っていたところにこれですから、とても驚きました。

いろいろな意欲作を出していた会社なので、これをきっかけに見直すことになるかも。
哀しいきっかけですけど。

→朝日ソノラマHPへ

→Wikipedia 朝日ソノラマ の項へ

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June全集の内容 第12巻 耽美イラスト美術館

June全集ⅩⅡ 耽美イラスト美術館  第12回配本
  1995年12月25日発行

○枚というのは、収録イラストの点数。
(有) 
の作家さんは、月報にご本人のコメントがついています。(長くて200文字程度ですが)。
収録イラストは、表紙や口絵などのもので、すべてカラー。
他の巻が700ページ程度なのに、この巻は200ページあまりと薄いですが、
コストはかかっていると思います。
サイズは小さいですが、当然、雑誌よりも紙質がよく、とてもきれいな保存版です。

青池保子 5枚 (有)

あすか佳代子 1枚  ※当時、連絡がつかないという編集部のコメントあり

いのまたむつみ 9枚 (有 イラストつき)

初田しうこ 21枚 (有)

上杉可奈子 1枚 (有)

内田一奈 1枚 (有)

岡野玲子 2枚 

小田時哉 2枚 (有)

恩田尚之 2枚 (有)

垣野内成美 1枚

笠井あゆみ 12枚(「ロマンJUNE」 の表紙が多い) (有)

加藤冬紀 1枚 (有)

神村幸子 1枚

如月七生 1枚

岸裕子 2枚 (有)

木原敏江 2枚 (有)

きよみずまこと 1枚 (有)

黒川あずさ 2枚 (有)

小菅久美  9枚 (有)

小林智美 2枚 (有) (表紙だったイラストはヤマトタケルだと思います)

ささやななえ 2枚

白井恵理子 2枚 (有)

鈴木雅久 1枚 (有)

仙人(林下刹那) 1枚 (有)

高口里純 2枚 (有)

高橋まりこ 1枚 (有)

竹田やよい 2枚 (有)

竹宮惠子 52枚(June本誌〈通称大June〉の表紙は竹宮さんのイラストでした)

橘しいな 1枚 (有)

たらさわみち 1枚 (有)

ちばひさと 7枚 (有)

茶屋町勝呂 1枚 (有)

東城和実 1枚 (有)

徳田みどり 1枚 (有)

鳥図明児 2枚 (有)

西炯子 2枚(1枚は、フジミ第1作「寒冷前線コンダクター」の口絵)

橋本正枝 1枚 (有 イラストつき)

波津彬子 1枚 (有)

・ハルノ宵子 5枚

藤田まり子 1枚 (有)

舞方ミラ 1枚 (有)

魔木子 1枚 (有)

まつざきあけみ 5枚

松苗あけみ 3枚 (電話?コメント)

道原かつみ 1枚 (有)

南川恵 1枚 (有)

望月玲子 1枚

桃栗みかん 3枚 (有)

森川久美 1枚 (有)

山村路 3枚 (有)

吉田秋生 1枚

渡辺多恵子 1枚

巻末には、どの号にのった作品かの一覧がついています。(一部、作品の題のついているものあり)

あれ? そういえば、南川恵さんの「魔法使いの弟子」のコミックがXIに収録されてない。
BELNEさんの「飾り窓」とか、白井恵理子さんの三国志4コママンガもないですね。
当時、単行本になっていたせいかもしれないけれど、こうやって豪華本で残っていないのは残念な気がします。

これで一応、『June全集』全12巻 の収録作品紹介を終わります。(な、長かった…)
オークションなどに出てこないと、中身の解説をしているところがあまりないみたいなので、
特に知りたいことがある方は、コメント欄で質問してみてください。
(あまり大変でなければお答えします。)

補足とか、カセットやビデオなんかの話は、気が向いたらしていこうと思います。

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June全集の内容 第11巻 幻の漫画傑作選集

June全集ⅩⅠ 幻の漫画傑作選集  第6回配本  1995年6月25日発行

波津彬子 「Day Break City Blues」

女城あさま(松苗明美) 「魔法人形」

西炯子  「LAST REQUEST AT LONG LAST」 「LONG LAST」
       「欲望という名の自転車」 「ここへおいで」 「会いたい」
       「子供の頃こういうことがあった」 「太陽の下の17歳」 
       「天使にならなきゃ」

新井理恵 「小さな愛のものがたり」 「燃えよ剣」 「おどる亀ヤクシ」
        「バニシング・ポイント」

折原みと 「愛の生徒会」 「倒錯の保健室」 「マッチ売りの少年」

島田悠美 「眼」 「今夜は君の夢を見て」 「交際宣言」

橋本正枝 「舞え水仙花」(尾鮭あさみ 原作) 「さかあがり」
        「おとまりっこ」 「まこくんのひつじ」 「パン喰い幽霊の怪」
        「父兄参観日」 「とさか大王」 「児雷也 [秘技鎌鼬の巻]」
        「児雷也 [拷問の巻]」 「児雷也 [蝦蟇失踪の巻]」

ふくやまけいこ 「児雷也外伝」

・企画・構成 桐生薫(原のりこ)
 「二十面相 VS. 小林少年・明智探偵」
  (ひさうちみちお 竹宮惠子 吉田秋生 桐生薫 渡辺多恵子 
   吉田光彦 たらさわみち)

渡辺多恵子 「ジャドー宣言」(辻井元子 合作) 
         「もうひとつのアナザー・カントリー」
         「コリン・ファースを探し求めて」

村田順子 「化戀の村」 「あだしなる野辺の子供」 「天使の罪」 
       「坊さま竜宮へまいる」 「初午の日」 「西国巡礼のすすめ」
       「牛若丸 薬師丸」 「モモタロくん」 

藤貴紀子 「魔天堂へようこそ」

・ケン吉(紫門ふみ) 「2001年宇宙の旅」

岡崎京子 [美形のスケッチブック] 「ひ・み・つ」

・一丸 「負けるもんか!」

杉本亜未 「乙也」

おおやちき 「むぅびぃ画報」

高野文子 カット

こうやって並べてみると、作風もいろいろで、豪華な顔ぶれですね。
高野文子さんや西炯子さんは、Juneデビューだったりするのです。
折原みとさんは、もともと同人マンガ家さんで、
この全集が出た頃には少女小説家として名を馳せていました。

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June全集の内容 第10巻 短編小説傑作集

Ⅹ 短編小説傑作集  第11回配本  1995年11月25日発行

左が小説の作者、右がイラストを描いた人です。

・水戸妾子 「ベルベット・スキャンダル」  ちばひさと
・内村梨津子 「朝露の中」 ふくやまけいこ
・入江裕  「陽気にCity Night」 徳田みどり
・江森備  「桃笑始(とうししょう) 私説三国志」 
・淀川乱歩 「地獄の玩具」 吉田光彦
・早蕨弥生 「バニシング・ポイント」 高口里純
・石井妖狐 「浪の花」 竹田やよい
・葵佐和子 「真夜中の貴公子」 橘しいな
・よるのはせお 「夜の風<レファーレン物語>」 道原かつみ
・浦辺朱(あける) 「グッバイ・マイ・サマー・ムーン」 竹田やよい
・滝尾令以子 「鳥葬の谷」 嶌峰麻利子
・義月粧子 「9・to・5」 竹田やよい
・宗像しま 「ヘラクレスの溜息」 西炯子
・速川ほなみ 「ベクトルの向こうで」 黒川あずさ
・むさしきょう 「仔犬の恋」 千明初美
・富沢郁恵 「ベルモット・ナイト」 魔木子
・河上桜子 「微笑う人魚姫」 ふくやまけいこ
・佐々木禎子 「野菜畑で会うならば」 ふくやまけいこ
・金丸マキ 「夕暮れのバス」 高橋まりこ

・イラスト集 (上記の人たち)

不思議なことに、この全集には、最初のカセットJune『鼓が淵』の三田菱子さんが入っていません
ご本人が収録を拒否されたのでしょうか?
三田さんが書かれた一人芝居 「女形能晨鐘~ハナノアケガタ~」には、
花組芝居の女形の篠井英介さんが出演されて、私も観にいきました。

江森備さんの、「桃始笑」は、「私説三国志」の一部で、
小説June誌には掲載されませんでしたが、
新書館版のほうの『小説道場』には収録されています。(『Ⅰ巻』です)
ページの都合か、完成度の差かで、江森さんの巻でなくこちらに収録されています。

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June全集の内容 第9巻 秋月こお

Ⅸ 秋月こお  第1回配本 1995年1月25日発行

 富士見二丁目交響楽団シリーズ(第1部 全7話)
  「寒冷前線コンダクター」 「D-DEAD-線上のアリア」 「さまよえるバイオリニスト」
  「コンサートはお好き?」 「赤い靴ワルツ」 「マンハッタン・ソナタ」
  「リサイタル狂騒曲」 「フジミ外伝 野生のアマデウス」 「フジミ証言編 電柱殿下」     「独り白書」 「ラストゾーン」 「カラダ貸します -岡上探偵事務所の事件簿-」
 「パパ、ドントCry」 

  イラストギャラリー 西炯子 水鳥黎子 中田雅喜 小田時哉

当時、大人気だったフジミの作者だけに、
この巻が第1回配本であり、全巻購入特典が、フジミテレカだったのもうなずけます。
フジミ関係は、角川ルビー文庫で文庫化されました。

「パパ、ドントCry」 は、小説Juneには掲載されなかった投稿作品です。
この巻には出ていませんが、
秋月さんの「たつみや章」名義の児童文学「ぼくの・稲荷山戦記」も、実は、小説道場投稿作品だったりするのです。
Juneに掲載されていた作品は、純文学ぽいのから、エンターティメント、学園もの、耽美もの、ハードゲイタイプ、ギャグとジャンルは実に広かったのでした。

フジミのCDも、ドラマものだけではなく、オーケストラによるイメージアルバムも出てましたし、
アニメイトから、カップとか、指揮棒とか、数々のグッズも出ていました。

その頃は、同人誌即売会でも、フジミのアニパロマンガとか、サイドストーリーとかが作られて盛況でしたが、
どうも、秋月さんは、そういうすきまのお遊び部分もきっちり自分で構成したい方のようで、
人が手を加えて遊ぶ隙のない作品や番外編が多くなったせいか、
同人誌のジャンルとしては割と早く下火になったような気がします。 

今は、のだめカンタービレでクラシックへの親しみが増していますが、
当時は、フジミがきっかけでクラシックに目覚めた人も多かったんじゃないかな。

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June全集の内容 第8巻 江森備/紫音と綺羅

Ⅷ 江森備 / 紫音と綺羅  第10回配本 1995年10月25日発行

・江森備
  私説三国志「わが天空の龍は淵にひそみて--赤壁の戦い--」
         「明かき星天狼を見よ--南蛮征伐--」

・リレー小説 「紫音と綺羅」
  栗本薫 → 江森備 → 野村史子 → 吉原理恵子 → 森内景生 → 榊原姿保美 → 栗本薫

・MAKING OF  栗本薫 

・イラスト集  岸裕子 小林智美 

江森備さんの、私説三国志は、今でも根強い人気で、ついに、復刊ドットコムのブッキングから復刊が決まりました ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
ただ、今回の復刊では、

※新規装丁デザインによる復刊です。オリジナル光風社版の表紙・本文イラストは掲載されません(新規イラストもなし)

ってことですので、単行本のあのうるわしい小林智美さんのカラー表紙はなしってことで、
それはすごく残念です。
(このJune全集でも、三国志は単色の挿絵のみです)
この作品で、小林智美さんのファンにもなり、イラスト展をみにいったりもしました。
もっとポストカード買ってくればよかったなあ。

なお、小説Juneに連載されていた白井理恵子さんの4コママンガ「STOP! 劉備くん」には、
江森三国志ネタもいろいろ使われているので、
単独で読むとわからないものもあります。

私は三国志が好きなので、人形劇三国志とか、ドラマCD三国志とか、三国志関連はたくさん持っています。
そういう意味でも、江森三国志はうれしかったです。

「紫音と綺羅」は、栗本薫さんが、小説Juneに一挙三本June小説をのせたときの最後の一本。
その前の2本でJuneエネルギーを使い果たした栗本さんが、

「そーだ、冗談をしよう」と考えついて死ぬほど楽しくなった。たちまちJUNE小説お馴染みのパターンを検証し、全部ブッ込んで「闇ナベ」をしてやろう、というアイディアがわく。

(中略)ともかく「耽美家元学園天才画家少年社長SMJUNE」をやろうってんだから百で足りるわけなどはなからないので、はじめっからアタマだけ設定つくってさんざん早くもJUNEしておいて、何も落とさずサッと逃げちまう、というつもりでいた。

で、このあとを、June作家の人たちがリレーで書きついでいくことになるわけですが、

ちっとも、少しでも前の人のを受け継いで順当に発展だけさせて終わりにしよう、などという人はいない(しいていたとすれば、それが江森備だったかもしれませんが)し、とにかくみんなどんどん「自分のフィールド」に話を持っていってしまうことで……とにかくあのくらいオシが強くないと、というか自己表現欲求が強くないとやっぱり大物にはなれないんやなあ、と感嘆これ久しゅうしたことでした。

で、最後は、栗本さんが延々と最後を収束させてます。
これは、上下巻で、単行本も出ています。

【追記1】

江森三国志の第1作「桃始笑」は、この巻ではなく、第10巻 短編小説傑作選 の方に収録されています。

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June全集の内容 第7巻 尾鮭あさみ 吉野さくら 嶋田双葉

Ⅶ 尾鮭あさみ 吉野さくら 嶋田双葉  第8回配本 1995年8月25日発行

小説道場の門弟のみなさまの作品です。

・尾鮭あさみ
  「西王母(シーワンム)の青い桃」 「トラブル・フィッシュ」 
  
「人魚(マーメイド)・IN・ぶるー」 「ミスティ・サークル」「京都丑三ツ恋絵巻」
  「田園のSO UTSU」 「地下街の猫」 「フォビア・ダイブ」

・吉野さくら
  「昨日の夜は」 「ポケットに希望を」 「ムーンライト・コネクション」「夏に別れを」

・嶋田双葉
  「彼の(あの)日のソネット」 「十一階のロビンソン」 「BIRDS」 「天秤木馬」
  「二重夏時間」 「ユーモレスク・ピカレスク」 「冬服の姫」

・イラスト集
  橋本正枝 西炯子 恩田尚之 小菅久美 そうだふみ江 如月七生 
    信田琴美 ハルノ宵子

尾鮭あさみさんの「舞え水仙花」はここには収録されていませんが、カセットJuneになりました。
「地下街の猫」「フォビア・ダイブ」以外は、角川ルビー文庫他に再録されました。

嶋田双葉さんの作品は根強いファンがいるようで、復刊ドットコムで復刊リクエストが出ています。

→この巻の補足記事「JUNE全集第7巻 月報の誤り」

→「JUNE全集」各巻の内容は、カテゴリーの June系

→「JUNE」「小説JUNE」の雑誌掲載作品のリストの記事は「『June』『小説June』の作品リスト復活☆」

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June全集の内容 第6巻 神崎春子 森内景生 矢萩貴子

Ⅵ 神崎春子 森内景生 矢萩貴子 第5回配本 1995年5月25日発行

神崎春子
 
「オイディプス・ソナタ」「哀愁のフーガ〈オイディプスソナタⅡ〉」
 「男たちの恋歌〈ベイシティ・ブルース〉」
 「天使はもう歌わない〈ベイシティ・ブルース〉」
 「欲望の刺青〈ベイシティ・ブルース〉」「孤老 暁に死す〈ベイシティ・ブルース〉」
 「春暁〈ベイシティ・ブルース〉」 「家族の肖像」 「おとうと〈家族の肖像2〉」
 「け 〈家族の肖像3〉」

森内景生(けい)  訂正 矢萩貴子
 
「角灯(ランタン)」「わかってねぇな」「桃太郎異聞」「スサノオ秘帖」「足柄山恋歌」
 「フィレンツェ夜想曲(ノクターン)」「緑の瞳の」「光芒(ひかり)の果て 文:森内景生」

矢萩貴子  訂正 森内景生(けい)
 「夢幻伝説」「邪火麗(ジャッカル)」「花弟(はなのおとと)」「奇想店内」
 「夢幻郷(ゆめ)・うつつ」「落葉記」

イラストギャラリー
 みずかみゆり ポネ鏑木 竹田やよい 一丸 杉本亜未 きよみずまこと 黒川あずさ
 桃栗みかん ちばひさと 徳田みどり 魔木子 橘しいな (矢萩貴子 折原みと)

メンバー見ただけで、ハードね(^^; ) という作風ですね。
この方々は、「小説道場」以前からの投稿者です。

(追記)
森内景生さんと矢萩貴子さんのお名前が逆になっていました。(情報提供 あやさん ありがとうございます。) 探し物をされていた方、間違った情報を書いてしまってすみませんでした。

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June全集の内容 第5巻 原田千尋 野村史子 柏枝真郷

Ⅴ 原田千尋 野村史子 柏枝真郷  第9回配本 1995年9月25日発行

原田千尋
 「君が人生の時」「瞬間(とき)」「いつもキラキラしていた」

野村史子
 「レザナンス・コネクション -共・鳴・関・係-」 「テイク・ラブ」
 「グッパイ・ミスティ・ラブ」 「薔薇はもうこない」

柏枝真郷
 「DESPERADO  500MILES」 「DESPERADO番外編 HOME AGAIN」
 「DESPERADO SUMMERTIME」 「DESPERADO番外編 DANNY BOY」

イラスト集
 ちばひさと 高口里純 竹田やよい 信田琴美 魔木子 西炯子 黒川あずさ 高橋まりこ

「君が人生の時」「いつもキラキラしていた」
   →『いつもキラキラしていた』(角川ルビー文庫)へ収録

「レザナンス・コネクション -共・鳴・関・係-」 「グッパイ・ミスティ・ラブ」
   →『レザナンス・コネクション-共・鳴・関・係-』(角川ルビー文庫)へ収録

「テイク・ラブ」 「薔薇はもうこない」
   →『テイク・ラブ』(角川ルビー文庫)へ収録

「DESPERADO番外編 HOME AGAIN」
   →『鎖の封印』(光風社出版)へ収録

「DESPERADO SUMMERTIME」 「DESPERADO番外編 DANNY BOY」
   →『サマータイム』(光風社出版)へ収録

原田さんのは、ロッカー小説。イメージはハマショーとかではないかと。

野村さんの作品はとても完成度が高くて、今読んでもいい作品だと思います。

この中では、柏枝さんが、一番その後も作品を書き続けたようです。

今回、これを書くのに付属の「月報」がとても参考になっています。
全集はいくつか持っているけど、こういうマイナーな作品全集だと、
元の雑誌を持っていないといきさつがさっぱりわからないわけで。
投稿年月日とか、作品の枚数とかもわかるすぐれものですが、
でも、散逸しやすいから、本文に綴じ込んだほうがよかったような気もする。

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June全集の内容 第4巻 ごとうしのぶ 須和雪里 鹿住槇

June全集Ⅳ ごとうしのぶ 鹿住槇 須和雪里 第4回配本 1995年4月25日 

ごとうしのぶ 
 タクミくんシリーズ9話
  「季節はずれのカイダン」 「若きギイくんの悩み」 「ジューン・プライド」
  「ギイがサンタになる夜は」 
「番外編 章三くんのそれらすべていとしき日々」
  
「裸足のワルツ」 「番外編2 告白」 「番外編3 てのひらの雪」 「右腕」

  「真昼の夜の夢」「さり気なく みすてりぃ」(未発表)

鹿住槇
  「さよなら僕のシンデレラ」 「木洩れ陽の欠ける日」 「放課後のカップヌードル」
  「復活のパジャマママン」 「春一番のジェラシー」 「プラスチックの雨」
  「雨の日のタンポポ」 「平八郎天下御免」 「死ぬまで純愛」

須和雪里
  「玉竜天心」「春風前線」「夢の宮 光の宮」

イラストギャラリー
  橘しいな 村上麻樹 黒川あずさ 徳田みどり 折原みと きよみずまこと
  東城和実 三木かおる 羅川真里茂 ハルノ宵子 (加藤俊章)

須和さんはわかりませんが、
ごとうしのぶさん、鹿住槇さん(プリッツ倶楽部/ポッキー文庫)
は、
同人誌即売会で大変人気を集めていました。
学園物のジャンルですね。
現在のBLものは、こちらの流れが主流なのかな?

その後、単行本化されたものもあると思いますが、
全集が出た時点の単行本化作品を太字にしてあります。
なお、タクミくんシリーズは、「そして春風にささやいて」がカセットJuneに、
「そして春風にささやいて」「Sincerely シンシアリー」が、
バンダイ・ミュージックエンタテインメント からドラマCDになっています。

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June全集の内容 第3巻 榊原姿保美 深沢梨枝 石原郁子

Ⅲ 榊原姿保美 深沢梨枝 石原郁子(1995年2月25日 発行 第2回配本)

榊原姿保美(太字は単行本化)
  「龍神沼綺譚」 (絶版ですが光風社出版のハードカバーもあり「蛍ケ池」「カインの月」 「No smoking without fire」

深沢梨枝
  「紅かんざし」 「Tea Time」「赤紫の追想」「ルナティック・ナイト」「黒の蝶」

石原郁子
  「古譚」「紅王」「監督」「湿原」「月の男」

イラストギャラリー
  波津彬子 小林智美 蔦峰麻利子 ささやななえ 桐生薫 村田順子 山田章博
  鎌田幸美 千明初美 浜島羽衣子 (加藤俊章)

この作品群は、私の知る限り、メディアミックスはしていないと思います。
文字でのみ楽しむ世界ですね。
石原郁子さんは、「小説道場」の門弟さんで、ここに上がっているのは投稿作品です。

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June全集の内容 第2巻 吉原理恵子

Ⅱ 吉原理恵子  第3回配本 1995年3月25日発行

「間の楔 [あいのくさび]」
「ミッドナイトイリュージョン」
「ナルシスト」
「影の館」
「暗闇(サタン)の封印」
「対(つい)の絆」
「幼馴じみ」
「銀の鎮魂歌(レクイエム)」
「気分はジグソーパズル」
「闇の迷路」
「アッ、ああ? 嗚呼!」
「間の楔・完結編」OAV脚本

イラスト集(道原かつみ 三木内麻耶 蔦峰麻利子 山下慶司 波津彬子 橘しいな
 木村べん 徳田みどり)

「間の楔」は、「題が読めない」と当時から評判のものでしたが、
(ちゃんと話の中には「間の楔」とは何かの解説もついています)
カセットJUNE(これが2本めでした) 、ドラマCD、オリジナルビデオアニメ2巻、
単行本や文庫本
イメージCDアルバムはバラで何枚も出て、その後、ペットリングつきのボックスも出ました。
(たぶん、全部持っていると思ふ…^^;) ←そのうち画像と曲名などのせるんだろうな
声優さんは、リキが関俊彦さん、イアソンが今は亡き塩沢兼人さんで、実によかったです。

そうなんですねえ。当時はまず「カセットブック」から出たんですよ。しみじみ。
オリジナルビデオアニメも出て、今はDVDも出ているようです。

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June全集の内容 第1巻 栗本薫/中島梓

先日、「June全集」の記事を書いて
「内容はこちら」というリンクを貼ろうとおもったら、そういうサイトがないのよね (- -; )
たぶん、この全集が出た時期が、ネットが普及するより少し前だったからかなと思います。

作品数が多いので、1巻ずつ内容を紹介していきます。

Ⅰ 栗本薫 中島梓 第7回配本 1995年7月25日発行
 ・ジュスティーヌ・セリエあかぎはるな 訳)
  「薔薇十字館」「DOMINIQUE ドミニック」「聖三角形」「獣人」

 ・アラン・ラクトリフ矢代俊一 訳)
  「鍵のかかる部屋」

 ・神谷敬里
  「少年-展覧会の絵より」「棘-展覧会の絵より」「松虫」「稚児」
  「特別手記 ある同性愛者の告白」

 ・滝沢美女夜
  「無明心中」「心中西国譚」

 ・沙羅
  「元禄無頼」

 ・栗本薫
  「恋ケ淵心中」「「逃げ水[摩利と新吾外伝]」「悪魔大祭[グイン・サーガ外伝]」
  「The END of The World [続・翼あるもの]」
  「終わりのないラブソング」

 ・中島梓
  「悪徳の栄え 『哀しきチェイサー』始末記」「ハムレット」
  「美少年学入門 第1回~第4回」「中島梓の小説道場 第1回」
  「世界&日本JUNE文学リスト あかぎはるな編」

 イラスト集(竹宮惠子 福山小夜 石原豪人 堂昌一 木原敏江 吉田秋生)

ここの名前は、イラストをのぞいて全部、栗本薫&中島梓さんのペンネームです。
初期のJuneは、彼女が一人何役もこなして構成していたんですね。
1冊の雑誌の半分以上は、栗本&中島の作品だったそうです。
このジャンルの生みの親と言ってもよいと思う。

『終わりのないラブソング』 『美少年学入門』 『中島梓の小説道場』 『元禄無頼』などは、まとまって本になっています。
(「小説道場」は、旧版の新書館の方が、門弟の作品を楽しめます。)

…なんか、1回につき1巻しか紹介できなさそう(^^;)   

→「JUNE全集」各巻の内容は、カテゴリーの June系

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『June全集』全12巻

知っている人は知っている、「June」という雑誌が、以前、サン出版から出ていました。
現在でこそ、本屋の一角を「ボーイズ・ラブ」関係のマンガ、小説、雑誌が占めていますが、
すべての草分けとなったのが、この雑誌です。
(これを語ってると終わらないから、またいずれ ←語るの?

で、姉妹誌の「小説June」の作品も増えて、
角川ルビー文庫などで、June系の作品が市民権も得た頃だと思いますが、
このJune全集が発行されました。
全12巻、化粧函入りのハードカバーと、格調高いこの作り!
(「発掘」で、まわりの本がどいたので、撮ってみました。)
June

しかし、これは、ものすごく高かったんです。
発行部数が、自費出版、同人誌レベルだったからだと思いますが、
1巻の値段が3500円!
しかも、書店売り一切なしで、送料は別に1冊につき千円くらいかかったような気が…
全巻買うと、当時人気の、『フジミ二丁目交響楽団』シリーズのテレカが特典でしたが、
全巻買った人ってどのくらいいるのかしら?

私は掲載の雑誌を全部持っていたので(←おい  しかも、過去形じゃないでしょうが)、
これは保存用として買い、ほとんど読んでいません。
もうこの手の本は読んでいませんが、これは手放さないと思います。
記念の品としては、なかなかいいんじゃない?(^ ^)

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