文具~書く・消す・描く~

三菱ユニカラー240リミテッドエディションの日本の伝統色の謎 その2

(この記事は、三菱ユニカラー240リミテッドエディションの日本の伝統色の謎 その1の続きです。)

日本の伝統色を含んでいるのがセールスポイントの一つである三菱の240色色鉛筆uni COLOR 240 LIMITED EDITIONですが、選色に不思議なものを感じます。
それは、基本色でなく派生色のほうが積極的に採用になっていることです。

例をあげます。

106 HANAASAGI (花浅葱 はなあさぎ)
184 SABIASAGI(錆浅葱 さびあさぎ)

この2色の名前は、「浅葱色(あさぎいろ)」を元にしています。

『日本の傳統色―その色名と色調』(長崎盛輝 京都書院アーツコレクション)によれば、

・浅葱色
「浅葱」は嫩い(わかい)葱(ねぎ)に因んだ色であるが、その染色は実物の葱より青みがちの浅い緑青色である。(p.230)

・花浅葱
花色がかった浅葱色の意で、色票(注:この本は巻頭に色見本がついている)のような鮮やかな青色をいう。(p.235)

・錆浅葱
名称に冠せられた「錆」は、前出の「錆御納戸」と同じように破調を示す語で、浅葱色のややくすんだ浅い緑青色をいう。(p.164)

つまり、「花浅葱」「錆浅葱」は、「浅葱色」を基準にさらに色味を加えた名前です。
色をイメージするときに、まず基本の色を思い浮かべ、そこに色を足していくようなもの。
「水浅葱(みずあさぎ)」なら、浅葱色にさらに水色が加わった薄い感じの色かな、と想像できるわけです。

しかし、この色鉛筆には「浅葱色」が入っていません。
伝統色をイメージしやすくするためには、基本色を採用し、ゆとりがあれば派生色を加えるほうが、理解しやすいと思うのです。

でも、240色色鉛筆の色選定には、基本色を避けたような色が目立つ気がするのです。
「195 OMESHITYA(御召茶)」「196 RIKYUNEZUMI(利休鼠)」「212 KESHIMURASAKI(滅紫)」などは、基本の茶色や鼠色や紫は色鉛筆に入っていなくてもわかるので、それにニュアンスが加わったものと見当がつきますが、

○…入っている色、×…入っていない色

○108 NAKAHANADA(中縹 なかはなだ)
× 縹色(はなだいろ)

○178 AOSIROTURUBAMI(青白橡 あおしろつるばみ)
○214 KUROTURUBAMI(黒橡 くろつるばみ)
× 橡色(つるばみいろ)

○208 AONIBI(青鈍 あおにび)
× 鈍色(にびいろ)

となってくると、元になっている「縹色」「橡色」「鈍色」を入れたほうがよいのではと思います。

色を足し算でイメージするのは大体できる気がしますが、「青鈍」から青を引いた「鈍色」をイメージするのは難しいと思いませんか?

橡(つるばみ)色は、ドングリの実で染める色で、
・媒染で色味が「紺黒」や「黄褐色」になったりする
・「橡」単独で使われると、時代によってどちらを指すかが異なる
(黄褐色が「つるばみ色」の時代なら、区別するために「黒橡」と呼んだり。
など、簡単に言い切れない面があるようです。

でも、青白橡は「青い白橡」色らしいので、だったら「白橡」の方を採用したほうがいいのではないかと。
「つるばみ色」は黒っぽいと思っていて、「青白つるばみ」が緑がかったグレー(あるいはグレーがかった黄緑 けっこうものによって差が出る色)では、色の系統がさっぱりわかりません。
天子の色だから採用したのかもしれませんが、わかりにくいと思います。

ついでに、ユニカラー240では、「青白橡」と「麹塵」を2色に分けていますが、『日本の傳統色』ではこの両者を同じものとしています。
どちらも文献等に当たってのことでしょうから、そのくらい和の色名というのは難しいのだと思うし、そんなに厳密に分かれてはいないように思います。

こうやって見てくると、この240色色鉛筆は、グラデーションになる色選定を先に行い、その中の中間色に、たまたま当てはまる和名をつけたにすぎない気がします。
選定されている色名からは、「知ってる? これって○○色っていうんだよ」という単発の知識が得られるにすぎず、たとえば、「中縹」のまわりに、「縹」「深縹」「次縹」「浅縹」「白縹」と豊かに広がる色名の世界には行きつけません。

まず、「縹色」がどんな色か知ることが、すなわち伝統を知ることではないでしょうか。
本来、植物染料で人の手で染められた微妙な色はきっちり同じ規格におさまるものではないのですから、「基本の色をこれとして」があって初めて、「浅い」「深い」「薄い」「濃い」などが比べられるのではないかと。
「縹色」の色鉛筆があり、その横に「中縹」「深縹」の色鉛筆があれば、ああ、日本の色名ってこういう展開をしているんだなとよくわかることでしょう。

しかし、こういう微妙な色を和名で展開してしまうと、それだけでどうかすると200色超えてしまいます。
『日本の傳統色』に色見本がある色だけでも225色あるのですから。

「日本の伝統色色鉛筆」を作ってくれたら、私はうれしくてすぐに予約してしまいますが^^(ぺんてるのアクアッシュ12色は「日本の伝統色」タイプを持ってます)、一般的な需要を考えたら、中途半端な和名を使わず、全部外国名にして、「世界に通じる」で通してしまったほうがよかったように思います。
先の『日本の傳統色―その色名と色調』の中には、これらの和名もすべて英名が書いてありますから、できないわけではないのです。

せっかくuni50周年の記念に豪華な限定バージョンを作ったのに、どこか中途半端な気がしてしまうのは、こういうところにもあるのです。

個人的には、どうしてこの中に「桜色」がないのかなあと思います。
ほしかった色名はほかにもありますが、日本の色の代表なら、桜色を入れてほしかったものです。

実は、この色がほしかったのに、という不満を大体クリアしているのは、トンボの色辞典だったりします。
色辞典の色名は、和名、古名、英名にこだわらずかなり自由ですが、伝統色はたくさん入っています。

色辞典Ⅰ~Ⅲ集の90色の中で、『日本の傳統色』の中(本文含)に名前が出てくるものだけをとりあげてみます。(読みの違うものや「~色」のあるなしは考えないことにしました)
色をつけたものは、三菱240色色鉛筆の伝統色と重なっているものです。

1薄紅 2菖蒲色 3黒 4臙脂色 5銀煤竹 6鶯色 7千歳緑 8青褐(褐色の項) 9紫根(紫の項) 10梔子色 11萌葱色 12蘇芳色 13苔色 14鳩羽紫(紅藤の項) 15桜色 16一斤染 17鳥の子色 18白緑 19秘色 20瓶覗 21雀茶 22菜種油色 23麹塵 24緑青 25二藍 26梅紫

と、これだけで26色あります。
そして、本と少し呼び名が違う(色目も違うかも)伝統色系のものに、

1珊瑚色(本では珊瑚朱色) 2薄浅葱(水浅葱) 3鳩羽色(本では鳩羽鼠) 4濃藍(本では深藍) 6熨斗目色(本では熨斗目花色)

の6色があります。

そのほか、ネット上で伝統色として分類されているものに、
(サイト 和色大辞典 日本の伝統色 日本の伝統色 を参考にしました)

1若菜色 2蜜柑色 3枯葉色 4栗色 5杏色 6撫子色 7天色 8土器色 9芥子色 10渋紙色 11猫柳色 12柳葉色 13抹茶色 14砥粉色 15肉桂色 16山藍摺 17古代紫

の17色があり、これを全部足すと49色。
90色のトンボ色辞典のほうが、240色のユニカラーより伝統色が多いことになります。
(「桜貝」や「忘れな草色」や「杏色」など、伝統色でない和名の色はもっとあります。)
1988年発売で、今も売っていて、しかも、バラ売りがあって補充可能♪

トンボ色辞典は、「探していた色がきっとある」がキャッチコピー。
今までの色鉛筆になかった色を集めてあるので、ユニカラーのようにすべての色を順番に網羅するつもりはない色鉛筆ですから両者の性格は違いますが、色辞典がいい具合に肩の力が抜けている割に中身は充実しているのがおもしろいところです。

となると、ユニカラー240リミテッドエディションは、伝統色云々よりは、色そのものの豊富さをうたったほうが良いような気がします。
たぶん、絵を描いたりする場合に必要な色は吟味されているのではないかと思うので。

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三菱ユニカラー240リミテッドエディションの日本の伝統色の謎 その1

フェリシモ500色の色えんぴつの対抗馬?、三菱240色色鉛筆(uni COLOR 240 LIMITED EDITION)のカタログには、こう書いてありました。
240

ひと色、ひと色、心に映える
日本の伝統色を含んだ
uniならではの240色

2402 無限の色の中からuniが選んだ、240の色。
『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』の選色は、
カラーコンサルティングについて経験豊かな
DICカラーデザイン株式会社とのコラボレーションで行いました。
鮮やかな色、穏やかな色、深みのある色など、色彩学で裏付けされた240色は、
あらゆるものの描写に対応できます。

uniならではといえるのは、日本の伝統色を48色も取り入れたこと。
日本的なモチーフを描くときにとりわけ活躍します。
また、色の名前は文化のひとつの表れ。
1本1本にしるした色名には、画材等にも使われている慣用色名を採用しました。

色鉛筆の頂点をめざす、『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』。
この機会を逃すことなく、貴重な1箱を
あなたのものにしてください。

日本の伝統色、和名に弱い私としては、これはチェックしなくてはならないところです。

折ってB6サイズのカタログにはすべての色名と色見本が一覧になっているのはいいのですが、字が細かくて、年寄りは購買層に入ってないのか~! でしたが、その中から伝統色を拾ってみました。

ところが、「伝統色は48色」と書いてあるのに、48色見つからないのです。

カウント 色番号 色名

 1  17 HIIRO(緋色)
 2  20 HIZAMEIRO(緋褪色)
 3  22 SHINSYA(辰砂)
 4  23 TOBIIRO(鳶色)
 5  33 OUNI(黄丹)
 6  39 KUTINASHIIRO(支子色)
 7  46 RIKANCHA(璃寛茶)
 8  51 ROKOCHA(路考茶)
 9  63 YANAGIBAIRO(柳葉色)
10  64 HIWAIRO(鶸色)

11  67 KOKEIRO(苔色)
12106 HANAASAGI (花浅葱)
13108 NAKAHANADA(中縹)
14109 HIROSHIGE(広重)
15110 TETSUKON(鉄紺)
16118 TSUYUKUSAIRO(露草色)
17125 OUCHIIRO(楝色)
18126 WAKAMURASAKI(若紫)
19144 SHIKON(紫根)
20147 TOKIIRO(鴇色)

21165 NAMAKABEIRO(生壁色)
22170 TORINOKOIRO(鳥の子色)
23178 AOSIROTURUBAMI(青白橡)
24179 KIKUZIN(麹塵)
25184 SABIASAGI(錆浅葱)
26194 WABISABI(侘寂)
27195 OMESHITYA(御召茶)
28196 RIKYUNEZUMI(利休鼠)
29200 KUROMIDORI(黒緑)
30201 KUROCHA(黒茶)

31208 AONIBI(青鈍)
32212 KESHIMURASAKI(滅紫)
33214 KUROTURUBAMI(黒橡)

【三菱オリジナルの色】
34237 uni IRO【ユニ色 …鉛筆uniの軸の色】
35240 MITUBISHI PENSIL RED【三菱鉛筆の赤…赤鉛筆の色?】

見つけられたのは33色。これに三菱オリジナルの色が加わったとしても35色。
33色(または35色)と48色ではずいぶんな違いですが、私の数え方がおかしいのかしら?

そしたら、MSN産経ニュースのユニカラー 240 リミティッドエディションの記事はこうなっていました。

2009.6.10 03:19

「ユニカラー 240 リミテッドエディション」 ■三菱鉛筆

 鉛筆「ユニ」発売50周年記念商品。こけ色など日本の伝統色33色を含む240色の色鉛筆をセットした。5万2500円。5000個限定で10月1日発売(予約は受け付け中)。フリーダイヤル0120・321433

となると、私の数え方でもおかしくないということになりそうで。
この色数の食い違いはどこからおこったのでしょうか?
(HPの説明に伝統色の色数は書いていないようです。)

途中で仕様変更があったのかもしれませんが、カタログなどの情報を頼りに予約、返品なしの高額商品なのに、校正が杜撰な気がします。

カタログの画像の色名をのせますので、日本の伝統色が48色あるか数えてみてください。(クリックすると画像が大きくなります)

240_4  240_3

240_5 240_6

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「500色の色えんぴつ」考 初めに… ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その8~

フェリシモの「500色の色えんぴつ」第1回分が届きました。
私のものは、緑系の箱に入って、「Kraso クラソ ダイジェスト版」「iedit イディット」他のカタログやリーフレットとともに宅配便で届きました。
中には、メール便で届いたという信じがたい発送方法もあったようです。(→ ブログ日々の記録 【500色の色えんぴつ】1回目 を参照。No.2の色名も掲載されています。)
みんみんさんもブログで書いていましたが、私の常識では、フェリシモは少量の商品でも、商品以上にどっさりカタログを入れて、箱詰めで送ってくる会社なので、これは意外なことでした。(→ みんみんさんのブログの記事は 色の花束 へ) 
新規拡大のチャンスなのに、どうしてこんなことになったのでしょうか。

今回の復刻版「500色の色えんぴつ」については、文具・画材としてよりは、一種のファンシーグッズとしてとらえるのが妥当だと思っていますが、まずは文具としてどうなのかを見ていきたいと思います。

初代との違いを大まかに整理すると、

1 ケースが透明プラスチック → 紙ケース(クリスタルパック包み) へ

2 色名が 和名のみ または英名のみ → 和名・英名併記 へ

3 鉛筆の冠部(後部)が 切りっぱなし → 山高加工 へ

4 1ケースの配色が ミックス → 同系色グラデーションへ

5 生産者が 三菱鉛筆 → 中国製(メーカー名不明)へ

6 価格が 5万円 → 2万円~3万6千円 へ

7 付属小冊子が 「色のささやき」 → 箱に封入の「色名の紙」へ

このあたりでしょうか。

7の「色のささやき」冊子については、私が持っている英名版には付属していなかったものなので考察できるかわかりませんが、明らかに違うものととらえている方がいらっしゃるので、相違点としてあげておきます。(詳細は後日)

もうあちこちでレポートが出ていますので、私が書くことがあるかわかりませんが^^; ぼちぼち書いていきたいと思います。

【参考ブログ】

どちらも、500色の色鉛筆の特設カテゴリーがあります。

→ フェアリーガーデン出張所:カラフルカラー 《みんみんさん》

初代の第一回配布色と比べる、同じ色を初代と今回で塗り比べるなどのレポートのほか、気になる他の記事などもよく探していらっしゃいます。(私が今回「7」を入れたのは、ここにレポートされていた記事を探して読んだからです。)

→ アナログロボ絵師の筆箱:フェリシモ500色の色えんぴつ(鉛筆) 《はいばら榊さん》

実際に絵を描ける方のレポートですので、描き味や硬さなど大いに参考になると思います。他社の色鉛筆との使用感の違いもおもしろいです。これによると、フェリシモ色鉛筆は学童用色鉛筆と同等の、硬めのようです。

【このブログの500色の色鉛筆に関する記事】

→ カテゴリー☆ シリーズ:フェリシモ500色色鉛筆 へ

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500色の色えんぴつ到着&uni240色色鉛筆カタログ配布中 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ 番外~

1 フェリシモ 500色の色えんぴつ、第1回分到着

私の分はNo.4(オレンジ系 076~100)が届きました。
開けてみた第一印象は、塗料のにおいがかなりきついなあ、です。

2 三菱鉛筆 ユニカラー240リミテッドエディション(uni COLOR 240 LIMITED EDITION)店頭ディスプレイ開始

三菱鉛筆から出る240色色鉛筆ですが、取り扱い店舗に、店頭ディスプレイ(パネルと、色鉛筆の箱の引き出しを開けたところを模したペーパークラフト)と、色見本&色名がすべてのったミニカタログ(たたんだ状態でB6サイズで、色は白)が置かれています。
(注文のキャンセル、返品不可)   

ただ今、私は体調不良と多忙で、細かいレポートが書けません。
週末も土日とも予定がいっぱいなので、画像や内容など、詳しくは来週になってから書いていく予定です。

【関連リンク】

フェアリーガーデン出張所 カラフルカラー
みんみんさんのブログのうち、500色の色えんぴつ関連の記事をまとめたカテゴリーです。
500色は、私と同じNo.4が届いています。
過去のフェリシモ歴から、手放しでほめないところが私と似ています。
三菱の240色色鉛筆についても触れています。

【このブログ内の 500色&240色色鉛筆 関連記事】

→ カテゴリー シリーズ:フェリシモ500色色鉛筆 へ

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三菱鉛筆より240色色鉛筆「uni COLOR 240 LIMITED EDITION」限定販売 ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ 番外~

このブログの記事、500色の色えんぴつ発送開始? ~フェリシモ500色色鉛筆のあれこれ その7~ に、いろいろなコメントをいただいたのですが、オクトバコさんより、本日、違う方面からのコメントをいただきました。

三菱鉛筆が 240色色鉛筆を 限定販売する

いう情報です。

これはまったく知りませんでしたので、教えていただいた三菱のページユニカラー240 リミテッドエディションへ行ってみました。

鉛筆「ユニ」 誕生50周年。

今、歴史に残る色鉛筆を作ります。

色の世界に魅力を感じる大人の色鉛筆ユーザーの皆様へ、

「240色の色鉛筆」をお届けします。

「ユニカラー240 リミテッドエディション」

標準小売価格 52,500円(税込)/5,000セット限定販売

…すごいですね。(いろんな意味で)

もともと、初代フェリシモ色鉛筆を作ったのは三菱鉛筆なので、多色の色鉛筆を作る技術ならこちらが本家。
しかし、フェリシモは、当時、広告には三菱鉛筆の名をのせたものの、製品にはフェリシモのロゴのみだったため、後々、これが三菱鉛筆製だということがわからなくなってしまったのです。
今回、三菱鉛筆製にならなかったのは、コストもですが、そのあたりも原因ではなかったかなと勝手に憶測しています。

今回は、フェリシモは500色の色えんぴつを三菱鉛筆から中国製と変更したため、それが理由で買うのをやめる人もあちこちで見られました。

フェリシモは、もともと500色の色鉛筆をファンシー商品として展開していると私は思います。
画材や文具としての品質より、それを並べて飾ったり、占いのようなことをしたりできて、さらに、絵や字もかける、そんなカラフルなアイテムです。
なので、メーカーや品質についての質問があっても、きちんと回答しなかったりします。

三菱鉛筆は、文具メーカーとしてそれに対抗しているような気がします。

たとえば、特長の「なめらかな描き味」では、

色鉛筆は、色をつくりだすための顔料や染料に、なめらかな描き味にするためのワックスとタルクを混ぜて作ります。その配合は極めて微妙で、描き味を維持しながら微細な色の差を表現するには、高度で熟練した職人技術が必要です。

と、どこでも簡単に作れるものではないのだという矜持を見せ、240色についてでは、

色の名前には、自然物から写し取ったものや顔料や染料など色材に由来したもの、あるいは文学的に表現されたものから商業的な目的でつけられたものまで実に多様です。色名は時代とともに自然と淘汰され、現在、私たちが目や耳にしているのは、今を生きている色名なのです。

『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』では、慣用色名や、伝統的なもの、さらに近現代に名づけられ、次の時代にも引き継がれていくであろう色名を選び名づけました。
なかでも日本の伝統色の名前は、あえて英訳せず、音の響きを生かした表記としました。日本人の感覚でとらえた色と、命名に対する想いを感じていただきたいという、uniからのメッセージです。

と、色名も「気分」でつけたわけではないという意思がうかがわれます。

この色鉛筆なら、フェリシモのものより品質はよさそうだと誰もが感じるのではないかと思います。

☆  ☆  ☆

なのに、この勝負、戦略的にはフェリシモの勝ち、と私は思ってしまいます。

それは、「240~500色の色鉛筆を切実に必要としている人はほとんどいない」と思うからです。
「たくさんの色が集まっていたらきれいだな」という漠然とした希望、それを形にしたものが超多色色鉛筆だと思います。
だったら、「色が多くて、値段が手ごろなほう」に軍配が上がると思うのです。

初代500色色鉛筆は、バブルの時代の産物です。
それでも、5万円の色鉛筆は私には厳しい買い物でした。
まして、現在は先のわからぬ不況下です。
そこに、52,500円
待望の本家三菱鉛筆が出した色鉛筆、というだけでは、簡単にとびつけない昨今の事情です。

実際、240色色鉛筆の色の選択には、不思議なことがあります。
それは、「240色の中に、現在発売しているユニカラー100色のうち、67色(の芯色)しか入っていない」ということです。
どうしてその33色を外したのか。
240色にその33色を足した273色がユニカラーのすべての色なのに、それが1セットに収まっていない。
限定バージョンで既存よりはるかに色数が多いのに、コンプリートにもなっていないという中途半端さが気になります。
せめてHPに240の色名くらいのせてほしいものですが… 訂正:色名は、HPのユニカラー240 リミテッドエディションページ下部の、「色を味わう」の「[Ⅰ]赤~橙系」などと色の系統が書いてある部分をクリックすると見られます。240色の詳細についてはこちらからリンクではわかりません。)

また、画材として優秀であったとしても、こちらもばら売り対応はしないそうですから、使い切ってしまえば補充できないというのは500色色鉛筆と同様。
となると、こちらも使えない色鉛筆になりがちでしょう。
値段が値段ですから、2セット買ってがしがし使う、のも厳しい。

「500色の色えんぴつ」と描き味を比べるだけなら、今のユニカラーを買ってくればいいわけですから、積極的に240色色鉛筆を買う理由はないのですが、240色鉛筆の取り扱い店舗が行けるところにあるので、実物なりカタログなりを見る機会があるといいなと思います。(←危険)
実際、専用ケースにおさまっている色鉛筆の画像は近づきがたいほどきれいなのですが、何にしても高嶺の花です。(ケース込みだから、なお高値なんでしょうね。)

もちろん、三菱鉛筆製ならよかったのに、と思って、フェリシモ500色色鉛筆をやめた方には朗報でしょう。
「uni COLOR 240 LIMITED EDITION」は、本日、6月1日から先行予約注文受付開始、10月1日より、全国で5,000セットの限定販売(ケースにシリアルナンバーつき)です。
→ 予約受付店のご案内 へ 

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☆ 240色色鉛筆の対抗馬? フェリシモの500色の色えんぴつの関係の記事は

→ カテゴリー シリーズ:フェリシモ500色色鉛筆 へ

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カドケシプチ 限定カラー

消しゴムでカラフルな色がほしくて、コクヨのカドケシプチ 限定カラーを全色注文したのですが、

Photo

どう見てもお菓子^^; のキャンデイ小袋包装。

Photo_2

裏返すとなおさら^^;

「これは食べ物ではありません」って書いてあるけどおいしそう。

※カドケシプチ 限定カラー(限定版)をこうやって送ってくれたお店は、

→ 教材・文具の文喜堂 … 10色セット840円。メール便送料込みのお値段です。

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百円消しゴム「お化ケシ」は楽しい♪

それは小学生の男の子が持っていた消しゴムで、何の気なしに見たら、その名は「お化ケシ」
いいな~、この駄洒落!
お化けの消しゴムで、「お化ケシ」なんて、あまりにも当たり前そうだけど、私は今まで見たことがない。
子どもはお化けが大好き。
そのお化けの絵が描いてあって、「消す」は「消える」おばけと縁がありそうでぴったり。
文字も崩し加減でちょっと恐くて楽しい。
「どこで買ったの?」とその子に聞かなかったのは、一抹の私の理性でした。

しかし、100円ショップセリアに行ったら、この「お化ケシ」がさがっているじゃありませんか。
たぶん大人にしては消しゴムを使う場面の多い私だけど、最近買った消しゴム多すぎ、と思いながら、この誘惑には勝てませんでした。
4種類あったのを2種類にしたのだから、一応がまんしたと思ってください。

Photo_3 消しゴムそのものも2種類のようで、どちらも消しカスがまとまるタイプですが、からかさお化け(お化ケシスリム)はやわらかめ、ミイラ男(お化ケシハード)は濃い鉛筆用のかためです。
色や形に凝ったおもしろ消しゴムはコレクションするのにはいいけど、もったいなくて使えないので、中身が白で、スリーブだけおもしろいようなものが実用的だと思っています。

素材は塩化ビニル樹脂、(株)マーケティングアートのもので、日本製。
けっこう大きめで、これが2個で100円なのはうれしい。

手持ちの消しゴムとくらべてみると、ダイソーの「激落ちくん消しゴム」シリーズと中身は同じ気がします。
Photo_5
「からかさお化ケシ」は「まとまる激落ちママ」と、「ミイラ男お化ケシ」は「激落ち君 はじめての消しゴム」と、大きさとゴムの色が同じなので(激落ちシリーズもMADE IN JAPAN)、同じ消しゴム会社が製造しているのではないかと思います。
細長いタイプは少し透明っぽく、濃い鉛筆用はアイボリーっぽい不透明な消しゴムです。

「このパッケージは捨てずに保管してください」って書いてあるので、資料として保管いたしましょう♪

消しゴムの絵は、パッケージに入っているときは同じ面を見せていますが、表と裏は違います。(画像では違う面を出してみました)
からかさお化けの裏は、「とくぎ あまやどり」だそうな。
お化ケシは、「みんなまとめて消しちゃうぞ~」がキャッチフレーズらしい。
よく消えるといいな。

私は断然、からかさおばけがいいですね。
やはり、日本古来のおばけですし、どことなく愛嬌があって。
これなら細長いからウエストポーチの筆記具入れにも入れやすそうだし(←使うんかい!)。

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【このブログの関連記事】

→ 対の関係 ~おそうじ消しゴムと激落ち君消しゴム~ … 消しゴム「MONO」そっくりのメラミンスポンジと、メラミンスポンジ激落ち君にそっくりの消しゴムを取り上げています。

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マジックインキ3話

【マジックインキ補充液】

市内の文具店が1店閉店してしまいました。
一般的な事務用品や専門的な画材を扱っていたため、私はあまり利用していませんでしたが残念なことです。
同じ系列の市内の店で、スペースも広く多種の商品を扱う人気店ができているので、そちらに1本化することにしたようです。
閉店セールにはいけなかったのですが、新しい店のワゴンに、たぶんそちらの店の商品だったと思われるものがまとめられ、セール価格で売られていました。

和紙の折り紙などのほかに、目についたのがマジックインキ補充液です。
Jpg 私は黒の補充用インクは持っていますが、他の色は使ったことがありません。
場合によってはマジックインキを単色で1ダースとか買いそうな赤や青だけでなく、この店で緑も売っていたとは知りませんでした。

しかも、寺西化学工業のHPによれば、白+16色(黒 赤 青 緑 黄 茶 橙 紫 黄緑 黄土 空色 桃色 灰 うす橙 焦げ茶 鶯)すべてに、60ml 900ml 1800ml 18リットル 2000ml(海外向けUN缶入り)タイプの補充液があるっていうのだからすごい。(→ 寺西化学工業株式会社のHP マジックインキ補充液のページへ)
個人で使っていると、補充液60mlだって使いでがあるので、多いものは業務用だとは思いますが、どういうところで使っているのかとても興味深いです。
あまりぎゅうぎゅう書く人だと、補充する前に芯がだめになってしまいますし。

実際に補充した感じでは、本体のプラスチックカバーを破いて蓋をあけるので、その後はインクが蒸発しやすくなる気がしました。
(テープなどで密封すればよいのかも)。
でも、エコなんて言葉がなかったころから、インクを補充すればまだ使えるという発想があったのは素晴らしいと思います。
私はまだ売っているのを見たことがありませんが、替え芯もあるんですね。(→ 各種替ペン先 のページへ)
ちょっと替えるのが難しそうに見えますが、機会があれば挑戦してみたいです。

【マジックインキとジスマーク】

マジックインキの古いタイプには、ジスマークがついていました。
Photo_2 002

現行商品と少し前の商品を並べてみました。
現在のものにはジスマークがついていないのがわかります。
古いものと新しいものを見分けるのに役に立ちそうです。
しかし、古くて乾いてしまっていても、マジックインキ補充液という強い味方があるので捨てなくてもいいのです♪
もう一つのマーク、ベルマーク商品であるのは現在も同じですね。

【マジックインキ型鉛筆削り器】

偶然見つけた昔の商品です。
Photo_4

本物と並べてみると、雰囲気が似ていることがよくわかると思います。
本体はガラス、ラベルの上にはプラスチックフィルム、キャップの形は少し変えて太くしてありますが、でこぼこの溝の感じを生かし、キャップを外すと芯が抜けたマジックインキのようになっていて、そこに鉛筆を差し込んでこりこりと削るのです。
ライセンス商品ではないと思いますが、愛すべきマジックインキの形をうまくとらえていると思います。

本家マジックインキ消しゴムはもちろんかわいいですけれど。(マジックインキの形をしたミニ消しゴム)
こちらは、1月より、新配色、黄、黄緑、黒、空、桃の5色で再発売されているようです。(→ トピックスのページへ)
前回同様、中間色特殊色展開ですが、前に出なかった黒がほしいな~。

【このブログのマジックインキの関連記事】

→ 小さきものはみなうつくし ~マジックインキ消しゴム~ … 前回のマジックインキ消しゴムについて書いています。

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三菱ユニ消しゴムの感触 ~続・失われた定番 ステッドラーの消しゴム~

消しゴムで消せるボールペン、ペーパーメイトリプレイマックスの試し書きコーナーにあった消しゴムを無造作に持って、書いた線を消してみて驚きました。
黒いプラケースに入っている白い消しゴムは、紙に当たったときの滑らかで力のいらない感触と消え具合、消しくずの出なさ加減がすごくよかった。
これより大きくて太かったものの、昔、愛用していたステッドラーの製図用の消しゴム、緑のプラケース入りを彷彿とさせました。
(→ 詳しくは、過去記事失われた定番 ~ステッドラーの消しゴム~をごらんください。)

黒いケースに「店頭用」とか文字が貼ってあって、これはいったいどこの消しゴムだ? とよく見たら、私が一度も買ったことのなかった三菱ユニのダース箱に1個入っている消しゴムでした。
たぶん、紙のスリーブに入っているユニ消しゴムも中身は同じなのでしょうが、買ってきて使ってみるとちょっと雰囲気が違います。
あの滑り止めの線が入ったプラケースのわずかなたわみ具合が私の記憶に訴えるのです。
ひょっとして、ステッドラーの消しゴム以上に、プラスチックスリーブが気に入っていたのかしら。

愛用したタイプの消しゴムを見かけなくなって20年はたつと思うのに、目でなく手が覚えていたお気に入りの感触。
ぜひステッドラーの後継者として定番にしたいところですが、それを定番にするのには、ユニを常に1ダース買わねばならないという…weep いつもユニスターどまりの私なのに。
プラケースタイプの紙スリーブの消しゴムが売っていれば、リフィルとして使えるのですが、どうも同じ大きさのものはないようです。

近頃はプラスチックスリーブの消しゴムはあまり見かけません。
紙のほうがごみも少ないし、消しゴムが小さくなれば切って使うこともできます。
それはわかっちゃいるけど、好きなものは好きなんですよね。

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※ ペーパーメイトリプレイマックスは、私はダイエーで見つけました。

→ ダイエー文具コーナーの ペーパメイトリプレイマックス&限定キャンパスノート へ  

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ダイエー文具コーナーの ペーパメイトリプレイマックス&限定キャンパスノート

地元のダイエーは、100円ショップ キャンドゥを併設しているくらいで、そんなに大きな文具売り場があるわけではないのですが、だいぶ前から、消しゴムで消せるボールペン、ペーパーメイトのリプレイマックスを全色販売しています。
(→ ペーパーメイトリプレイマックスについては、過去記事 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その9 かつ消え、かつ結びて にまとめてあります。)

リプレイマックスはこのあたりの文具店では扱いがないため、扱ってくれてうれしい^^
専用のディスプレイケースに入っていて、試し書き用紙と消しゴムがあり、使い心地を試せるようになっていました。
書いてすぐの文字はきれいに消えますが、誰かが書いた日のたったものは消せないのがはっきりわかります。

また、コクヨから時々出る限定柄のキャンパスノートも、なかなか売っているところがわからなくて探していました。
Photo
ダイエーには前にチームキャンパスが1パックしかなかったので、もう売り切れかと思ったのですが、今回は、ギンガムチェックのギンガムキャンパス、ユニフォームイメージのチームキャンパス、共に5色パックで、A罫とB罫の両方がどっさり入荷していました。(リンク先はコクヨHPですが、どちらも画像がありません。ぷんぷん)

Photo_2 Photo_3
色は、ギンガム柄が「ピンク、黄色、水色、青、黄緑」、チームキャンパスが「赤、緑、青、水色、黄色」です。
通常のキャンパスノートより幅広の背クロステープで丈夫そう。
色分けをして使いたい人にも便利です。

全国どこのダイエーにもあるというわけではないでしょうが、リプレイマックスや限定キャンパスノートを探している人はのぞいてみたら見つかるかも、です。

【ネット通販を探している方は】

《ペーパーメイトリプレイマックス》

クボタ文具店
以前からペーパーメイトの消せるボールペンに思い入れを持って取り扱っている文具店です。実際に字を書いて、消しやすさが変わっていく見本もあり。しばらくは品薄になるかもとあります。

《キャンパスノート限定柄》 

安田文具店
2月入荷で、キャンパスノートの、ギンガム柄、チームキャンパスと、「東大合格者のノートは必ず美しい」のドット罫線の5色カラータイプを扱っています。兵庫県西宮市の店舗で、ネットショップではありませんが、送料負担で遠方へも送ってくれるようです。限定柄なので売り切れ次第終了。スクラップブッキングの素材なども扱っています。

トップカルチャーnetクラブ
楽天のネットショップで、ギンガムキャンパス柄、チームキャンパス柄、ドット入り罫線カラー表紙タイプを扱っています。

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ケシカスくん文具セット ネット通販あります ☆追記 消しゴム単品もあり

近頃、とみに、ここへ検索で来るお客さまに「ケシカスくん 文具」だの「ケシカシくん 学習帳」だの「ケシカスくん 消しゴム 販売店」だの「ケシカスくん 文房具 通販」だのが多くなってきました。

ケシカスくんのマンガの記事は書いたことがありますが(→ 記事「学校文具のギャグマンガ『ケシカスくん』」)、文具などのグッズのことは書いたことがありません。
でも、どうも、ケシカスくんの文具が発売されているみたいです。(←検索ワードで世間の情勢を知ることが多い私です。)

調べてみたら、1~2月に「次世代ワールドホビーフェア(WHF)'09Winter」というイベントが各地で行われていて、その会場でケシカスくんグッズが限定発売されたようです。

イベントも終わったことで、オークションなどでしか手に入れようがないのかなとと思ったら、ショウワグリムより、

・ケシカスくん下敷き(ステッカーつき)  ・ケシカスくん消しゴム(2柄)  ・ケシカスくん自由帳(シールつき)   ・ケシカスくんえんぴつセット  ・ケシカスくんキャラクターシール  ・ケシカスくんクリアファイル

が発売されていました。(詳しくは、ショウワグリムHPのケシカスくん商品のページへ)
WHF会場限定品の「消しゴム用着せ替えスリーブ」、限定の下敷き以外の文具はWHFが先行販売だったようで、無事一般発売されたようです。
(2月20日のテレビおはスタでも、ケシカスくんグッズが取り上げられた模様。)

しかし、「発売されている」はずでも、近所で売っていない人が探しているわけですね。

どこか、ネットで売っているところはないかな~と探したら、ありました。

雑貨屋たんたん~うれしくなるもの見つけにおいでよ!
↑このページに、消しカス君文具セットがのっています。

雑貨屋たんたんさんは、神奈川県川崎市にリアル店舗を持つお店ですが、ここで、先の文房具のうち、クリアファイルをのぞく5点セット(消しゴムは2種類のうち1種類が入る)を買うことができます。
(文具セット価格 1050円)
※ ケシカスくん文具セットのみの注文なら、メール便送料160円でOKです。

たんたんさんはネット販売はメインではなく、サイトにショッピングカートなどもないため、問い合わせを注文ごとにすることになります。
ほしいものの在庫や送料をメール、FAX、電話などで問い合わせ、送付方法などが決まって金額が決定したら、ゆうちょ銀行か三井住友銀行に前払いで送金します。
私の場合は、他のものと一緒にエクスパック(送料500円)で送ってもらうことにしました。
お店の業務の合間に通販関係を行うことになるので、急ぐ方には向きませんが、誠実に対応してくださいます。
他に、かわいい音楽グッズや、消しゴムはんこの材料のはんけしくん なども扱っています。

お店ではケシカスくん文房具のバラ売りもしているそうで、在庫のセットがなくなったら、次の入荷は3月末だそうです。(追加注文しているけれどメーカーでも欠品! だそうでcoldsweats01 さすが「文具界のアイドル」ですね)

〈雑貨屋たんたん 連絡先〉

営業時間: 10:00~16:30(土、日、祝日休業)

所在地: 〒216-0022
      神奈川県川崎市宮前区平1-1-16
             (向ヶ丘出張所バス停前)(地図

TEL&FAX::  044-865-8123

買物の方法: うれしくなるものみつかりましたか? 参照

たんたんさんのお近くの方は直接お店へどうぞ。
スタッフさんが全員、小・中学生のお母さんなので、子育て応援、母子手帳の提示で10%OFFだそうです。

楽天でもケシカスくん文房具が売っているところがあったのですが、現在売り切れ中です。
また入荷する可能性はあるかも。(ステーショナリーショップ たまぶん)。
(追記: 2月24日現在、予約受付中になっていました。以後はリンク先でチェックをお願いします。)

近所で、ケシカスくん文具がバラで入荷しているとラッキーですね^^
消しゴムも2種類買えるし。

…って、ケシカスくん消しゴムはまっとうな消しゴム人生(?)を送れそうもないような気もするのですが^^;
子どもにあれこれいじくられて「ノーン!」と叫ぶ光景があちこちで見られそうで。

【うれしい追記】

雑貨屋たんたんさんに、ケシカスくん消しゴムが単品で入荷しました。
消しゴムだけでも購入することができます。
消しゴムは2種類、各105円です。
詳しくは、雑貨屋たんたんの記事ド~~~ン!!!へ。

【3月18日 さらに追記】

雑貨屋たんたんさんでは、ケシカスくん文具セット+セットに入っていない柄のケシカスくん消しゴム1個=1155円(メール便送料別160円)のセットもできました。
これで、「ケシカスくんの両方の柄の消しゴムがほしい」という要望にもばっちりですね。
詳しくは、雑貨屋たんたんの記事 ケシカスくん文具セット へ。
3月24日に入荷しています。

【6月現在発売中! ケシカスくん文具パート2】

→ ケシカスくん文具第2弾 5月末発売決定! 予約もできます へ … 大好評? につき、ケシカスくん文具第2弾が登場。今回は、メモ、カンペンケース、定規&消しゴムセット(2種)、ねりけしです。
雑貨屋たんたんさんで、通販しています。(セット割引あり)
詳しくは、雑貨屋たんたんの記事おはスタでをごらんください。

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(追記)
e!conve イーコンビ Yahoo店でも、ケシカスくん文具セットの予約を受け付けていました。(本体は特別価格ですが、送料は宅急便料金がかかります。)

【このブログのその他のケシカスくん関連記事】

→ 学校文具のギャグマンガ『ケシカスくん』 … マンガそのものについてです。

→ ケシカスくん文具セット 詳細 … ケシカスくん文具の実際を見て、パロディになっているところなどを詳しく書いています。

→ 100円ショップにあったケシカスくん文具 … 消しゴムと自由帳を見つけました♪ 

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もうひとつの『筆箱採集帳』

関西限定の情報誌「L magazine(エルマガジン)」のバックナンバーを読んでいたら、あるページが目にとまりました。

題は「文房具の終着点、みんなのフデバコの中身はどんな感じ?」です。

Photoこの特集の最終ページに、

「星の数ほどある文房具の中から、何を選び何を使うか。フデバコのなかみはいわば“極私的小宇宙”。最後に、文房具コンシャスな6人それぞれの“小宇宙”を公開してもらいました。」

とあり、画像のような記事が書かれていました。

登場する6人の人選が、

・知事
・文具メーカーOL
・イラストレーター
・雑貨店オーナー
・小学生
・大学留学生

と、わずか1ページの構成ながら、年齢、職業、立場、筆箱の種類とも多彩です。

それぞれの筆箱と中身の画像、ご本人からのコメントに編集部が手を加えたもので構成されています。

先日発売され、アマゾンで一時注文不能にまでなった大人気の筆箱本筆箱採集帳では、「スーツの胸ポケットとそこに挿してあるペン」とか「画家の持ち歩き用画材セット」とか「特殊メイクアーティストのメイク用品入れ」なども広義で「筆箱」ととらえていましたが、エルマガジンの特集でも、知事の「筆箱は持たず、外出時には胸元に万年筆をオン」と、その文具が挿してある卓上筆立て=「筆箱」として紹介しています。(画像左上)
どちらも私にはちょっと思いつかない発想です。
(私の仕事中の「筆箱」はそれならウエストポーチってことになるのでしょうが、私はどうしてもそれを「筆箱」とは考えられませんもの。)

この特集は「京阪神『恋する、文房具』」ですが、特集の巻頭を飾る写真が、画像右下の小学生の筆箱です。
Photo_2
特集の中身には、文具メーカーやお店や文具や文房具達人の紹介などいろいろなのですが、最後のページが先にあげた筆箱紹介。
つまり、筆箱に始まって筆箱に終わっている特集です。

これもまたひとつの「筆箱採集帳」だと思うのですが、署名記事ではないため、写真を撮った方以外の、企画・編集された方がどなたなのかわからないのが残念です。

ちなみに、このエルマガジンは、2005年5月号です。

Photo_3 エルマガジンは、先日も、2009年1月号で「文房具と人」を取り上げるなど、文具ファンにとって興味深い特集を組んでいた雑誌だと思うのですが、2009年2月号で休刊となってしまいました。

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欲しい人は今のうちに ~三菱鉛筆First-Kシリーズ廃番~

少し前に、ステーショナリー タニィのHPを見ていたら、三菱鉛筆のFirst-Kが廃番になったという記載がありました。(鉛筆お名入れのところでわかります)
今度は、パレットというシリーズになるらしいです。
(正確には、First-Kもパレットも、鉛筆だけではなく色鉛筆や筆箱などの文具も展開しています。)

初代First-Kの鉛筆は、以前子どもへの美しい贈り物 ~かきかた六角軸First-K~という記事に書いた、私の好みにぴったりの容姿をもった鉛筆です。
1本の軸の中がグラデーションに塗装されたものがひと箱に3種類、その3種類がさらに横に2本ずつ並んでグラデーションになるという素敵な色合いの鉛筆で、ピンク系と青系の2種類がありました。
(画像上が青系、下がピンク系です。1ダースの状態の画像は、子どもへの美しい贈り物 ~かきかた六角軸First-K~の記事にのせてあります。)
Firstk_1
さらに、種類は
・ビニールケース入り(中身は9800番?)六角軸 6B 4B 2B B HB
・ビニールケース入り 三角軸 2B B                        
・プラスチックケース入り(中身はユニスター)六角軸 2B B HB
・プラスチックケース入り・消しゴムつきバリューパック(中身はユニ) 2B B HB
・ビニール袋入り3本組
などがあり、どれも同じようなきれいなグラデーション展開をしていました。
ユニやユニスターならまだしも、廉価なタイプにも同じく面倒な塗装をしてあるところに、会社の心意気を感じました。

しかし、去年2008年春の新バージョンでは、全体の色展開は増えたものの(ピンク系 青系 水色系 緑系 オレンジ系)、1本の中を塗り分けるグラデーションはなくなり、単色を並べた全体のグラデーション展開に変更になりました。
画像は、袋に3本入りのユニスターで、このタイプは6色のうちの3色しか入っていません。
(上が緑系、下が青系です)
これはこれできれいですが、1本単体の満足度は下がります。
Firstk_2

また、二代目First-Kは、ユニやユニスターのプラスチックケース入りは、軸色6色をそなえて全体で微妙なグラデーションを作っていますが、廉価な紙箱タイプだと、1ダース買っても軸色が2色しかないのです。(画像は青系の紙箱入り)
Firstk_3 この差別化は残念でした。
(ネットショップの写真だと、紙箱に6色入っているものもあるようなのですが、いくつか仕様があったか、仕様変更があったのでしょうか?)

パレットのシリーズは、カラフルな濃い色使いで、イメージは、12色の色鉛筆に入っているような軸色。
鉛筆の軸色は、「赤 オレンジ ピンク 黄緑 水色 青」で、セットにより組み合わせが変わります。(→詳しくは三菱鉛筆のユニパレットの仕様ページへ)

気になったのは、「赤 オレンジ ピンク」と、「青 水色 黄緑」のような配色。
いわゆる、「女の子色」「男の子色」に思える組み合わせです。
こういう組み合わせは、現在ではあまり受けないと思うのです。
私の見聞きする範囲でですが、「青」はどちらにもファンがいる色、「水色」などのパステルカラーは割と女の子の好む色(ピンクは年齢が上がると好みが分かれる)、「赤」を好きな男の子も多いのです。

以前のFirst-Kでは、初代は万能の青系とピンクらしくないピンク系であり、二代目は好きな色の濃い薄いで選ぶことができました。
しかし、パレットのセットでは、6色タイプでも3色タイプでも、どれか好みに反する色が出てきてしまいそうな気がします。
これはあくまで私見なので、モデルチェンジで売り上げが伸びているなら、三菱鉛筆のリサーチがきちんとしていた、ということになります。
大人の好みと子どもの好みは違いますし。

昔、パール系の軸色が6色入った鉛筆を1ダース持っていました。
それをおろすときの、鉛筆ならではのためらい。
好きな色だから使いたい反面、なくなってしまうのを残念に思って、どれにしようかと悩む。
引き出しの中に、短くなったその鉛筆が混じっていましたが、ナイフで軸を削って名前が書かれていました。
いとしい、はかない、美しいものへの思い。
その気分を味わえるのはたぶんFirst-Kの方だったと思います。

それはともかく、First-Kシリーズの方がほしいなあと思う人は、まだあちこちで手に入れることが可能です。
廃番を知って、以前、First-Kを取り寄せてもらった近所の文具店に注文したら、まだ問屋には在庫があったようで買えました。(初代グラデーションの方)
ネットショップにもまだたくさん出ているので、欲しい方は今のうちに。
どちらかといえば、HBの方が品薄のようです。

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百円ショップにあった 金の合格鉛筆&合格消しゴム

病院帰りに百円ショップのオレンジに寄りました。(←転んでもただでは起きない性格で♪)

けっこう充実の文具コーナーを見ていたら、金の合格鉛筆を発見☆
鉛筆の断面は五角形で、側全体がつやのある金色をしています。
文字は少しへこんでいて「合格祈願 学業成就」で、文字の色は、白、ピンク、水色の3種類があり、文字の同色2本がビニールパックに入って105円でした。
パックにも本体にも鉛筆の濃さ、メーカー名などの記載がありません。
Photo_2

ものは、左サイドバーの海猫屋で扱っている金の合格鉛筆と同じものだと思いますので(見た目も書いてある文字も同じです)、そのデータだと濃さはHBのようです。
個人的には、実際にこれだけで書くよりも、鉛筆は使い慣れているものを入れ、お守り代わりに1本筆箱に入れておくのがいいと思いますが。

定番の、まとまるくん合格消しゴム(ヒノデワシ)も1個105円で販売していました。
合格絵馬のイラストがついた赤・水色・緑・黄色の紙ケースのもので、私は元気がありそうな赤を購入。(→画像は、ヒノデワシHPのヒノデワシの消しゴムたちへ。)
ヒノデワシからは他にもいろいろな合格シリーズが出ているようですね。
「合格でかでかぱっちりくん」)なんか、HPには製品名だけで画像がないので、どこかで見つけたいと思います。
たぶん、「ぱっちり激落ちくん」みたいなミント系ではないかと推測します。
(→ダイソーの「激落ち消しゴム」シリーズは、このブログの記事対の関係 ~おそうじ消しゴムと激落ち君消しゴム~参照)

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サクラピグマックスツインの単品(バラ)は百円ショップにあり

昨年3月のこと(←記事が下書きのまま埋もれていたのでこんなことに^^;)、風邪で声が出なくなって病院に行った帰り、見慣れない100円ショップの看板が目につきました。
そういえば、同僚が、新しい百円ショップができて、あなたの好みかも、と言っていたっけ。
遠くはないけれど通勤ルートではないので、ここはやはり寄らなくてはなるまい、と、病人にもかかわらず寄ってしまうのはもう性みたいなものです。

百円ショップに来る商品はいくつか系列があるようで、そのショップのオリジナル製品とは限りません。
今回の百円ショップ「オレンジ」は、「レモン」と似た商品展開をしていましたが、いくつか新しいタイプのデスクまわり収納用品などもありました。

そして、100円ショップオリジナルではないメーカー品の文具コーナーがけっこう広いのにびっくり。
そこを見ていたら、なんと、サクラピグマックスツインのバラ売りがぶらさがっているじゃありませんか!
私にはかなり使いやすいマーカーですが、流通では少数派で、置いてある文具店も少なく、ばら売りもめったにない商品です。
それが、黒、赤、青だけとはいえ、単品で売っているなんてうれしい^^
(だいたい、セットでもそういう色がまず使えなくなるわけですから)
もちろん購入しました。

マッキーの詰め替えタイプとそのレフィルも売っていました。
当時、市内の文具店ではまだこのタイプのマッキーは置いていなかったのに、確か8色全部、太いのも細いのも置いてあるので、相当場所をとっていました。100円ショップおそるべし。
しかし、これは消えいろピット詰め替え用の時と同様にレフィルがかさばるのと、本来マッキー派ではない私は見送り。(私のマーカーの基本は マジックインキ、ポスカ、ピグマックスツインです)

その後、同じく百円ショップの「セリア」でピグマックスツインのバラを見つけましたが、今度は、黒、赤、青のほかに単品の白がありました。
ポスカは8色セットでも白が入っていますが、ピグマックスツインは12色セットでも白が入っておらず、存在だけは知っている幻の色だったのですが、100円ショップでお目にかかるとは思いませんでした。
他の色と同様、ポスカほどの隠ぺい力ではありませんが、黒いビニールの上にも書けますし、ふたを取ってすぐに使えるのが良いところです。
嫌なにおいもないし、いろいろなものに書けるので、子どもが工作に使うのにも向いているマーカーだと思います。

それがなかなか文具店に置いてもらえないのは、マーカーではサクラクレパスは後発でなかなか既成ルートに入り込めないのかもしれません。
良い性能のマーカーなのに残念な気がします。

【おまけ】

サクラピグマックス細字12色も、昨年夏に発売されています。(12色1200円)
これも使いやすいのですが、あまり売っていないかもしれません。
Photo

【このブログのサクラピグマックスツインの記事】

→ サクラ ピグマックスツイン の意外な強さ その1

→ サクラ ピグマックスツイン の意外な強さ その2

【消えいろピット つめ替え用 を私が支持しない理由は】

→ もっと小さくならないかな… 消え色PiT つめ替えタイプ

→ 詰め替え失敗のリスク大~消えいろピットつめ替えタイプ~

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BEAMS文具 定番化か?

セブンイレブンの文具コーナーに、これが吊るしてありました。
Photo_5

2008年春のBEAMS文具、オレンジカラーのトンボ PFitです。
(BEAMS文具は、セブンイレブンとBEAMSとのコラボレーション文具です。)
この店では、まだ以前のビームス文具が残っていたりするのですが(^^;)←春のものも残っている。大丈夫か?

改めて専用の袋に入っているあたり、いくつかは定番として売るのでしょうか?
値段としては普通の文具よりかなり高いので、一時の話題商品としてならともかく、定番化するのには無理があると思うのですが。
通常商品と同じ価格帯でセブンイレブンオリジナル商品として出てくるなら道はあるかも。
人気の高かったマイマッキーケースのように、通常商品がないもののほうがいいのではないかしら。

このほかに、春のフローティングペンとマッキー、Bicの三角ボールペンが同じように袋入りで売られていました。
ジスマークもどきのBEAMSマークは、ばっちり袋に印刷されています。(それが購入理由か?)

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【このブログのBEAMS文具関係記事】

定番とジスマークのナイス☆パロディ~BEAMS セブン-イレブン コラボレーション文具

BEAMS セブン-イレブン コラボレーション文具の買い物

BEAMS文具 まちがいさがし

学習帳のジスマーク(←本物) ~BEAMS文具 まちがいさがし2~

ツバメノート&レポート用紙三態 ~BEAMS文具 まちがいさがし3~

秋のBEAMS文具 登場するも…

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対の関係 ~おそうじ消しゴムと激落ち君消しゴム~

久々のダイソーで、いいものないかなと物色していたら、これがありました。

Photo_3 メラミンスポンジ(水をつけてこするとよく汚れが落ち、スポンジ自体がだんたん小さくなるタイプ。メラミンフォーム・ウレタンフォームとも)の代名詞ともなる「激落ちくん」の柄そのまんまの消しゴム、「激落ち消しゴム」です。
実際の激落ちくんもいろいろな種類がありますが(→メーカー レック株式会社HPの「激落ちファミリー」のページへ)、そのファミリーの顔がそのまま消しゴムになっているのがダイソーのものです。

私が買ったのは、ミントの香りの「ぱっちり激落ちくん」と、長くてまとまるタイプの「激落ちキング」ですが、他に、「激落ちくん」「激落ちパパ」「激落ちママ」「激落ちベイビー」「濃い鉛筆用激落ちくん」「占いくん」があるそうです。(商品画像は、ダイソーHPユニーク消しゴム特集へ)
素材は塩化ビニルタイプです。
こういうパロディに弱い私のツボにはまる商品でした。
これは、「激落ち君はよく汚れが落ちる」というイメージを、「よく消える消しゴム」というイメージに重ねています。

これと対をなすのが、アズマ工業の「おそうじ消しゴム」ですね。(→アズマ工業HPのおそうじ消しゴムのページへ)
これは、トンボのMONO消しゴムそっくりのパッケージに入ったメラミンスポンジで、売る時のパッケージの仕方なども似ていて楽しい。(参考価格は150円~580円)
これは「MONO消しゴムはよく消える」というイメージを、「よく汚れの落ちるスポンジ」というイメージに重ねています。

奇しくも、両方の業界に「よく消える」という定評のある商品があり、どちらも「使うと小さくなってなくなる四角い白いもの」であるあたり、この二つのイメージを重ねたのは成功していると思います。
あれ? っと思い、くすっと笑えるものですしね。

どちらも使ってみたい楽しいものですが、この時期、受験生に「激落ち消しゴム」は少しまずいかもしれない(^^;)ありがちな話ですまぬ

→ おそうじ消しゴムとMONOとの大きさ比較画像は、ブログAKATUKI DESIGNの記事年の瀬におそうじ消しゴム~メラミンスポンジへ。
MONOスポンジがジャンボ消しゴムに見えて楽しい♪

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検索で来られた方のためのリンク先(手芸・画材関係)

このブログは検索でいらっしゃる方が多いのですが、よく検索されるもので、うちには出ていないけどよそでならわかるものや、ここのブログに出ていてもそのページに行きにくいものを集めてみました。

☆「荷造り紐 金魚」「荷作りテープで作る金魚」「ビニールひもで作る金魚」など

→「リボン 金魚」で検索すると、平たい紐状のもので編んで作る金魚が見つかります。

例: リボンの金魚(綾テープを組んで金魚の形を作っています)

ハマナカのHPにも、夏にはエコクラフト手芸で「金魚の作り方」がのっていたのですが、現在は秋冬物に変わり、掲載されていません。(また夏に出るかも?)

☆「広告紙 手芸」「広告紙 編む」「広告紙 編んで作る」など

→「あんでるせん手芸(アンデルセン手芸)」という手芸なので、それで検索するとお目当てのサイトにいけると思います。

例: ママのリサイクル手芸 (基本の棒の作り方、編み方、つなぎ方の基本、紙で作るビーズなどが出ています)

☆「水彩絵の具 単色 大量」 など

リンク先は、製造会社のHPです。売っているところは商品名で検索を。

【水彩絵の具】…ぺんてるF水彩とサクラマット水彩には単色大型はないようです。

ギター ジャンボカラー(寺西化学工業) 220ml入り 18色 各682円

マッチカラー 共同用単色(MATCH) 240ml入り 8色 各1365円(混ぜても彩度が落ちない絵の具だそうです。興味を持ってこの社のものをいくつか購入してあるのですが、まだ使っていません。)

【ポスターカラー】

ぺんてる ポスターカラー 230ml入り 18色 各682円(ポリチューブ)(リンクは12色セットのもの)

ぺんてる ポスターカラー(クラス用L 単色) 600ml 18色 各1785円(リンクは12色セットのもの)

ポスターカラージュニア(サクラクレパス) 16色 220ml入り 各682円

工作ポスターカラー(サクラクレパス) 20色 260ml入り 各682円 720ml入り 各1890円 (ペットボトルや牛乳パックにかけ、洗い落とせる造形遊び用)

  

☆アクリル絵の具タイプの大型単色は種類が多いので見つけやすいと思います。
例:ネオカラー、イベントカラー(ターナー)
  スクールガッシュ(ぺんてる)
  ニューサクラカラー(サクラクレパス)
  

☆「ぺんてるパッセル 単色 バラ (売っているところ)(購入)」など

ここのブログの ぺんてる「パステル」と「パッセル」も中身は同じ? の中で、通販してくれる「オリエントeショップ」を紹介しています。

でも、入手困難なら、バラ売りの多い「ぺんてるふとパス」「ぺんてるパステル」なら大きさも配色も変わらないので、そちらで補充しておくという方法もあります。(詳しくは緑リンクの過去記事をどうぞ)

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ステーショナリー タニィの「ノンボテ」記事

私の「ステーショナリー タニィの秘密」シリーズはまだ続きますが、タニィの店長さんがご自分のHPに「NON・NONボテ??三菱鉛筆国産初の加圧式ボールペン」の記事を書かれましたのでご紹介します。

ちょうど、こちらのブログでは、

「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その4 ステーショナリー タニィによる調査

「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その5 プロの記憶とレファレンス

のところにあたる、タニィのお二人と三菱鉛筆とがどんなやりとりをしていらしたかがよくわかる内容になっています。
(軽い気持ちでお尋ねしたら、こんなに手間と時間をかけてくださっていたわけです。本当に申し訳ないやらありがたいやらでした。)

合わせて読んでいただけると、このお二人がいなければ、三菱鉛筆からの回答は「当社の加圧式ボールペンに“ノンボテ”という商品はありません」になっていたことがよくわかります。
実物を知って記憶していることが大きな力になるという好例だと思います。

記事へは、ステーショナリータニィのHP →サイドバーの「Taniy日誌」の 2008年9月14日へどうぞ。(このブログの左サイドバーのリンクからも行けます)

それから、「taniko日記」には、私のタニィ訪問の様子も書いてくださっています。(私の文章年齢は20代?^^;)

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→ ステーショナリー・タニィの秘密 ~第一印象~ へ …私のステーショナリー タニィ訪問記の第1回です。

→ カテゴリー シリーズ:ステーショナリー タニィ に、タニィの関連記事をまとめました。

 ノンボテとケルボの関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その11 ケルボⅡの広告より

「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その10 三菱鉛筆の社史より の続きです。)

ザッツユーロビートさんが、ケルボ関係の新たな広告をブログ昭和の雑誌広告・懐かしモノに掲載してくださいました。(貴重な資料がさりげなく出ているブログなので見逃せません)
1981年、少年マガジンに掲載されたものだそうです。

以下、その広告の文章です。

消せるボールペン ケルボで当てよう! レコード券

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応募方法

ケルボまたはケルボⅡのパッケージ裏面にあるペーパーメイトのダブルハートの部分を2cm四方以内に切り取って薄くはがし、応募ハガキまたは官製ハガキに貼って、住所、氏名、年齢、職業、性別、郵便番号をお下記のうえ、右記あて先までお送りください。

消せるボールペン  ペーパーメイト

ケルボ&ケルボⅡ
総発売元 三菱鉛筆株式会社  ジレット・ジャパンinc.(ペーパー メイトは、ザ・ジレットカンパニーの筆記具部門です。)

ペーパー メイト ケルボ 500円/米国製
ペーパー メイト ケルボⅡ 1,200円/米国製

この広告から、私がノンボテシリーズその8で書いた、「ペーパーメイト開発の消せるボールペン」の年表は、さらに修正できることになります。

修正版2 ペーパーメイト開発の消せるボールペン】

1979年 ペーパーメイト 「イレーサーメイト」を発表

1980年 日本で「ケルボ」の愛称で「イレーサーメイト」が販売される。
     (ペーパーメイト製品として、三菱鉛筆?が販売)

1982年までに 1981年までに 「ケルボⅡ」 日本で販売。

1985年頃まで 「ケルボ」「ケルボⅡ」並行で日本の文具店で売られる。

1986年 「ケルボ(イレーサーメイト)」一般文具店から姿を消す。

2000年頃まで? ペーパーメイトの「イレーサーメイト」 輸入品店などで細々と売られ、その間に改良が進む。

2001年までに ペーパーメイトの「イレーサードットマックス」発売される。

また、ケルボだけでなくケルボⅡも「米国製」でペーパーメイトの製品であること、三菱鉛筆が「総発売元」であることもはっきりしました。
また、両者が並行で売られていたことも確かだとわかりました。

(このシリーズは、新しい事実がわかったときに追加記事を書きます。)

→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その1 きっかけ へ

→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その8 ケルボの子孫 へ

 関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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昔のコーリン鉛筆の雑誌広告

ザッツユーロビートさんのブログ昭和の雑誌広告に、時々文具の広告も紹介されています。
珍しいところでは、宇宙ペン(フィッシャー社のスペースペン 販売したのは日光ペン)の広告なんかもあります。(1969年のもの)

コーリン鉛筆に関係のあるものは次のようなもの。

コーリン鉛筆ピアス  1963年、週刊朝日に掲載されたものです。

コーリン鉛筆 コア  1975年、週刊少年マガジンに掲載されたものです。豪華な懸賞つき。

コーリン鉛筆(全般)  1961年、サンデー毎日に掲載されたものです。

コーリン鉛筆 電動鉛筆削り器 1975年、少年マガジンに掲載されたものです。

雑誌広告は、当時の世相を反映していますし、定価などの詳しい情報が残っていて、とても興味深いです。

雑誌で興味のある記事を切り取っておく人は多いと思いますが、広告はいらないものとして捨ててしまうことが多そう。
でも、ずっと後になるとそれが逆に貴重な情報になったりしますね。
雑誌こそ捨てるな、というのは情報活用でよく言われること。

そうは言っても、雑誌もかさばるのでなかなかとっておけないので、こういう記事をのせてくれているところは大変うれしいです。

~「昭和の雑誌広告・懐かしモノ」より追加~

コーリン鉛筆 ハイピアス 1972年、少年マガジンに掲載されたものです。
懸賞のお知らせ広告で、ケンちゃんシリーズの宮脇康之君が出ています。  

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その10 三菱鉛筆の社史より

(「『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その9 かつ消え、かつ結びて」の続きです。)

『時代を書きすすむ 三菱鉛筆100年』(三菱鉛筆株式会社 昭和61(1986)年) という、三菱鉛筆の社史を入手することができました。

001_3
その年表の中に、以下のような記述がありました。

1979(昭和54年) 10月 ペーパーメイト「ケルボ」販売提携。
1980(昭和55年) 差別化商品相次いで発売   消せるボールペン「ケルボ」発売(2/15)
(『同書』 P.222 年表より 抜粋)

販売提携とは、ペーパーメイトの「イレーサーメイト」を日本で三菱鉛筆が「ケルボ」という名前で販売する契約ということだと思います。(ノウハウを得て国産化する場合は「国産化契約」というようです。例:スティック糊の「ウフ」 同書 P139)
記事「その8に挙げたケルボの広告がのった雑誌も1980年のもので、矛盾はありません。
これで、ケルボの発売時期や製造元は確定したと言ってよいでしょう。

「エアペン」(ノンボテ)に関する記述はどうでしょうか。
まず、意外なところにありました。

 特殊な筆記具としてはプリンターペンがある。加圧ボールペンとしてノンボテGL-100があるが、超高速のコンピュータで出力される数値データを図形やグラフに処理するプロッターの記録用加圧ボールペンとして、超高速、超連続筆記に耐える機構と特殊インクを開発し、加圧ボールペンを完成したのは57年12月である。筆記性能のほかに形状や寸法精度にも高度の機械的性能が必要であり、これまで市場をほぼ独占していたアメリカ製をおさえ、多くのプロッターメーカーに採用された。いまや、パーソナルプロッター用のスタンダード製品と呼ばれるようになり、その開発技術がボール径2種、色も12色を揃えた超高速プロッター用加圧ボールペンにつながり、世評を高めた。

『同書』 第三章躍進 3 横浜事業所の充実 ●研究・開発の成果 P162より

ノンボテが出てくるのは、「プロッター用加圧ボールペン」の説明のためにちょこっと顔を出す程度です。
シェアを奪い取る功績を挙げたプロッター用ボールペンの説明に比べると、とてもシンプルですが、ここで注目すべきは、「ノンボテ」=「GL-100」であることです。

記事「その3」で調査したように、「ノンボテ」は「エアペン」の愛称だったはずですが(エアペンの軸に「nonボテ」と印字してあった)、ここでは「GL-100」、つまり「スペースラブ」を指しているのです。
スペースラブにも「ノンボテ」という名称が印刷してあったかはわかりませんが(スペースラブと言う名前で認識されていました。画像では印字が読めませんでした)、少なくとも社内では加圧式ボールペン類が「ノンボテ」と呼ばれていた可能性があります。
正式名称「エアペン」「スペースラブ」を押しのけて、社史にさりげなく載ってしまった「ノンボテ」という名は、社内の人にも愛されていたのかもしれません。
また、このプロッター用加圧ボールペンの技術も、パワータンクに受け継がれているのかもしれず、興味は尽きません。

エアペン(ノンボテ)に関する記述は、以下の文章だけのようです。

1971(昭和46年) 創業85年記念行事として帝国ホテルに得意先を招待し新製品発表会を行う。(エアペン、ユニカラー、ユニプリント)

『同書』P220 年表より抜粋

日本初の加圧式であるとか、上向き筆記ができるとか、開発が大変だったとか、そういうことは何も書いてありません。「まっくろけのけ」の純黒や、水性ボールペンユニボールのようにヒットしなかったため、この製品は社史においてもほとんど語られていません。
エアペン発表の1971年 も、「その3」ステーショナリー タニィの調査と一致しました。)

でも、次の三菱鉛筆の社史には、これらの製品が文章として紹介されるかもしれないな、と思います。
なぜなら、加圧式ボールペンの開発努力は、21世紀に入ってから、ヒット商品パワータンクとして花開いたからです。
パワータンクの開発を語ろうと思えば、これらの先行商品は無視できない存在でしょう。
先人の意欲や失敗や努力という土台があってこそ、新しいものはその上に築かれるのです。
成功したものに目を向けるのは当然ですが、そこまでにあった努力を今回垣間見ただけでも、大変興味深いものでした。

社史の最後の方の見開きのカラーページに、当時の「現行商品」と思われる製品がずらっと並んでいました。
002_2
その中に、「SPACELAB GL-100 宇宙でも使えるボールペン」と、金銀の「メタボ」が混じっていました。
解説もなく、それと知って探さなければ見つからないつつましい姿でした。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

1本の知らないボールペンから始まった楽しい調べものの旅、ここで一旦しめたいと思います。
また新たなことがわかりましたら、追記、訂正などをしていきたいと思います。
協力してくださったみなさま、読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
補足、訂正をしてくださる方は、随時歓迎です(^^) 
ご感想もいただけるととてもうれしいです(^^)
どうぞよろしくお願いいたします。

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→ このシリーズを「その1」から読んでくださる方は こちら へ

実はまだ続いてしまいましたcoldsweats01 続きは

→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その11 ケルボⅡの広告より へ

 関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その9 かつ消え、かつ結びて

『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その8 ケルボの子孫 の続きです。)

消せるボールペン ケルボ への最初の不満は、「普通のボールペンの書き味ではない(ねばねばする ぼそぼそする など)」「思ったよりきれいに消えない」であったように思います。

その後、「書類を改竄するのに使用された」などの問題点が出てきました。

ボールペンにもいろいろな種類がありますが、通常「消せない」ことを前提に使用するものです。
個人的な使用なら「消せる」ことは便利な性質ですが、書き直されては困る文書に使われてしまったら、問題が起こるのは当然のことです。

ケルボが日本で比較的早く姿を消したのは、そのあたりも原因であったかもしれません。

その後、20年ほどたってから、パイロットから、消しゴムで消せるゲルインキボールペン G-inkが発売されます。
このときは、ケルボのことをすでに知らない人も多く、かなりブームになったようですが、「消さなくても消えてしまう時がある」などの欠点があり、インクを改良して e-GEL が発売されていますが、やはり、「悪用される」などの問題点が出ました。

消せるボールペンは、生まれては消え、消えては生まれを繰り返す商品のように思います。

消せるボールペンがあったら便利だ → 【開発・販売】 → 普通のボールペンの使い心地ではない → (買わなくなる) → 悪用する者も出てくる → 【販売終了】 → (市場になくなる) → ボールペンで書いたものは消せなくて不自由だ → (最初に戻る)

ボールペンに限らず、道具は開発者の意図しなかった使われ方をするものです。
すべての人が良識ある人というわけではありません。
悪意を持って使用する人が出てくれば、便利な道具であっても使用中止やむなしということもあります。

現在は、摩擦熱で消せるボールペン フリクションボールがヒットしていますが、この命運はどうなるでしょうか。
消せるボールペンが悪用されにくいためには、芯が抜けないような使いきりタイプで替え芯は作らない、見た目ですぐに区別のつくような特化した外見などが必要だと思いますが、そのような配慮はないようです。
ケルボとその子孫はまだ「時間がたつと消せなくなる」という性質があり、これが存続できた理由になっていると思いますが、きれいに消せるフリクションボールは大丈夫でしょうか。

すべての人に良識を求めるのではなく、悪意で使おうとしてもできない工夫をすることが、これからの製品に必要な視点だと思います。
お札をコピーしようとすると真っ黒に印刷されたり止まったりするコピー機、はがすと「開封済」の文字が残るテープなども、悪用や悪意の対策のために生まれたものだと思います。
もちろん、それをかいくぐって悪用する人はいるでしょうが、簡単にはできないという対策があるだけで、問題の発生は減ります。

消せるボールペンたちが問題ある商品として再び消えるのか、それとも便利な文具として発展していけるのかは、これからの対策にかかってくるように思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さて、ケルボの子孫 イレーサー・ドット・マックスはどのくらい性能がよくなったのか、私も使ってみたいと思いました。

近所ではペーパーメイトの製品を扱っている店がないので、ネットショップで調べてみましたが、なぜかどこも品薄状態、特に黒字はほぼ品切れといっていいありさまでした。
けっこう使用者の評判がいい商品なのに変だなと思ったら、ペーパーメイトのネット商品カタログにこんな記述がありました。

ペーパーメイトリプレイマックス

感性を大切にするブランド ペーパーメイトから書き直し自由自在のボールペンが登場します。時間が経てばインクが定着するので、数年後の自分へ、家族へ、友人へ伝えたい“心からの言葉を”コミュニケーションしていくボールペンです。

そして、イレーザー・ドット・マックスは出てこない。
どうも、イレーザー・ドット・マックスは生産中止になり、このリプレイマックスが後継者になるようですね。
今度は、色も「ブラック、レッド、パープル、ピンク、オレンジ、グリーン、ブルー、ターコイズ」の8色展開になりますが、イレーザー・ドット・マックスを愛用していた人たちはどちらが気に入るでしょうか。
(モルBさんの愛用品が廃番! の悲劇はまた繰り返されたのでした。)

最後に、今までの記事の補足です。 (続く) 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

☆追記☆ ペーパーメイト リプレイマックスの情報

クボタ文具店のHPの記事消せるボールペン(国内の同様製品とは大きな違いがあります)に、リプレイマックスの使用感や、イレーザードットマックスとの違いなどが詳しく説明されています。
以前からイレーザードットマックスを愛していたお店らしく、これらは「逸品文房具」に分類され、大変力の入った推薦文になっています。
イレーザードットマックスを消しゴムで実際に消し、何日目にはこうなっているという写真一覧を見ると、消しにくくなる様子が一目でわかります。
遠からず、これがリプレイマックスの消し具合の写真と入れ替わると思われ、更新が楽しみです。
リアル店舗もあり、通販もしてもらえます。

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→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その10 三菱鉛筆の社史より へ

 関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その8 ケルボの子孫

(「『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その7 ケルボの行方」 の続きです)

ケルボは、ネットで断片的に名前が出てくるので、情報を拾ってまとめてみることにしました。

まず、ザットユーロビートさんのブログ「昭和の雑誌広告・懐かしモノ」に、貴重な「ケルボ発売」の広告の画像が出ていました。
雑誌「明星」の1980年のもので、「米国製」「ペーパーメイト」「消せるボールペン ケルボ」とあります。
商品は台紙つきのパッケージで売られており、台紙にケルボの名称や説明があり、本体画像には軸に文字が写っていないので、本体はイレイサーメイトそのものの可能性が高いです。

ゴローも、消した。
ふつうの消しゴムで消せる唯一のボールペン、ケルボ

間違いだらけのラブレターなんて……。ケルボを知らなかったのね。ケルボなら、書くときはふつうのボールペンだけど、HBの鉛筆で書いたものと同じくらいカンタンに消せるの。試験でも、レポートでも、もちろんラブレターだって、もう間違いはふつうの消しゴムでOKよ。
ケルボは、アメリカの一流ブランド、ペーパー メイトが開発した、革命的なボールペン。特殊なインクを使っているので、間違えても消せるのです。ただし、一定の期間がすぎれば、インクは定着して消せなくなります。全国のデパート、有名文房具店等でお求めください。ペーパー メイト パワーポイント ボールペン シリーズも同時新発売。ケルボとは違うふつうのインクのボールペンで、360°上向きでもなめらかに書ける、独特の機構を持つ高品質の製品です。

価格 500円 / 軸色 黒 青 赤 / 替芯 350円 / 米国製

違う加圧式ボールペンがまた出ていますが、それは今回はおいておくことにします(汗)。

また、Yumiko Yamaguchi さんの 「日々の雑貨」 2002/04/19消せるボールペンの記事の中には、「Erasermax」「Eraser Mate」についての興味深い記述があります。
(D-ink は2001年に発売されたパイロットの「消せるゲルインキボールペンです。)

(前略 D-inkと)もう1種、愛用しているのが、PAPERMATEの「Erasermax」。「D-ink」のような色とりどりの華やかさはなくて、黒のボディでキャップの先に専用消しゴムがついています。一般の消しゴムでも消せます。専用の方がよく消えるような気がしますが。ただし消せるのは書いてすぐ、24時間立つと定着するそうです(実際には1日経っても消せました)。書き心地はこちらのほうがワタシは好き。インクが出過ぎず、長もちします。最初に買った時は黒1色しかなく、しばらくして、赤も売っていることに気付き、ついこのあいだ別の店で青も見つけました。こっちの赤はインクの色もマット系です。「D-ink」の赤は金赤(ブライト系)。ところで、もう1種類、2、3年前に、買ったのかもらったのか、抽き出しから出てきた消しゴム付きのボールペン、ほんとに消せるのにいまごろ気が付いた!のです。「うそやろ」と思って試していなかったのです。ジョークで消しゴムがついていると思ってた。だとするとずいぶん前に「消せるボールペン」があったということになりますよね。このボールペン、「Eraser Mate」って書いてあります。インクは「Erasermax」タイプで、消しゴムがそっくり、前身かもしれません。 (後略)

ここから、ペーパーメイトの消しゴムで消せるボールペンの変遷がわかります。
(この方はケルボをご存じなかったようで、20世紀には消せるボールペンがなかったとおっしゃっていますが、実はあったわけです。)
つまり、イレーサーメイト(日本名ケルボ)  イレーサードットマックス となるわけで、イレーサードットマックスは、ケルボの子孫、ということになります。

それが、日本でどう流通していたかは、掲示板のログからうかがい知ることができました。(過去ログのためうまくリンクが貼れません。元の全文は検索で探してください。)

「PILOTの「消しゴムで消せる」“D-ink”ってどうよ? 」(2001年~の過去ログ) より

27 名前: おかいものさん 投稿日: 01/10/17 22:47
消せるボールペンだったら
ソニプラに売ってある製品が優秀

29 名前: おかいものさん 投稿日: 01/10/18 02:11
>>27
もしよかったら商品名教えてください。
消せるボールペンってすごく便利なんだけど
買ったら色が薄くて失敗でした。
昔買った指で消せる蛍光ペンはあたりだったけど。

30 名前: 27 投稿日: 01/10/18 09:34
>>29
eraser.max MED って印字されています。
また別の箇所にPAPER♥MATEと印字してあります。
色は、赤・青・黒がありましたよ。

42 名前: 投稿日: 01/11/23 12:59
30>サンフォードジャパンから出ている定価200円の物です
D-inkより50円高いけどこちらのほうがいいみたい

44 名前: ななしさん 投稿日: 01/11/30 02:05
20年前に、消しゴムで消せるボールペン使ったこと有るよ。
普通のボールペンより、べとっとした感じのインクでしたが、全然流行らないまま
消えてました。

47 名前: おかいものさん 投稿日: 02/01/08 00:27
ソニプラのerasermax買ってみました。
D-inkとちがって
本物のボールペンみたい。
しかもちゃんと消える。感動しました。
ただ消しゴムがついていないと消せるペンって
だれも気付かないんじゃ?

8 名前: ななし 投稿日: 02/02/19 04:42
20年前の「ケルボ」と比べてどうですか?

2 名前: おかいものさん 投稿日: 02/04/12 21:50
>>58
ケルボ!そういやそんな名前だった…

2001~02年当時は、イレーサードットマックス輸入文房具として、ソニープラザなどのごく限られた場でのみ売られていて、「消しゴムで消せ時間がたつと定着する」という性質はそのままながら、使った人から高く評価される性能になっていることがうかがえます。

サンフォードジャパンは、ペーパーメイトを含む複数の海外文房具会社のグループのようで、ペーパーメイトの製品がここの製品として扱われていることもあるようです。(→詳しくは サンフォードジャパンのHP へ。会社組織は全然わからないのですみません。)

また、「ケルボゼブラの製品」という情報もネットではいくつか見つかりました。
しかし、別の本『文房具の研究 心ときめく世界の文房具』(中央公論社 別冊暮しの設計6 1981年)のケルボの紹介文でも、

ケルボ。消しゴムできえる三菱ボールペン。500円(伊東屋)

とあるので、複数の本がそうそう会社名を間違えることもないと思われ、三菱が扱ったものと考えてよいと思います。

また、『アメリカ文具図鑑』(梅沢庄亮 立風書房マンボウブックス 1982年)には、ケルボⅡが紹介されています。

ケルボⅡ(KB1200)
ふつうの消しゴムでも簡単に消せる特殊ボールペンのひとつ。ボディのプラスチック部を片手でもち、もう一方の手で金属部を右にひねると、ペン先と消しゴムが同時に出てくるのがおもしろい。
とかく書き換えが多い電話番号簿や住所録に、これを使うと、ひじょうに役立つ。ただし、時間の経過とともに描線が定着し、消えにくくなるのも確かである。また、容易に消せるため、公文書等には使うことができないから要注意。太さは、ミディアム・ポイント(1ミリ)、インクは黒。替え芯内部でインクに圧力がかかっているので、ペン先をどんな角度に向けても書けるのも特徴のひとつである(ペーパーメイト)。

ケルボのインクは24時間で定着が売りなのに、住所録にすすめるのはどうかと思ったりしますが、ここにもペーパーメイトの名前がありますので、ケルボⅡも国産ではなさそうだと見当がつきます。

今回の情報を加えて、前回の表を修正すると以下のようになります。

修正版 ペーパーメイト開発の消せるボールペン】

1979年 ペーパーメイト 「イレーサーメイト」を発表

1980年 日本で「ケルボ」の愛称で「イレーサーメイト」が販売される。
     (ペーパーメイト製品として、三菱鉛筆?が販売)

1982年までに  「ケルボⅡ」 日本で販売。(※追記参照)

1985年頃まで 「ケルボ」「ケルボⅡ」並行で日本の文具店で売られる。

1986年 「ケルボ(イレーサーメイト)」一般文具店から姿を消す

2000年頃まで? ペーパーメイトの「イレーサーメイト」
                       輸入品店などで細々と売られ、その間に改良が進む。

2001年までに ペーパーメイトの「イレーサードットマックス」発売される

今後もまだ訂正、補足が出てくるとは思いますが、「ペーパーメイトは日本での評判にかかわらず、ずっと、消しゴムで消えるボールペンを作り、改良を重ねていた」ということがわかりました。

しかし、日本では「ケルボ」として売られなくなってから、しばらく「消しゴムで消せるボールペン」は一般文具店では見ることができず、限られた人が輸入品店などで見つけて愛用する品となったのです。

 
このため、2001年の「消せるゲルインキボールペン」D-ink が出たときには、ケルボのことを知らない人も多く、「消せるボールペン」はブームになり、また、問題もおこしたのでした。 (続く)

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→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その9 かつ消え、かつ結びて へ

※追記

広告資料が見つかったため、年表中の「1982年までに  「ケルボⅡ」 日本で販売。」は、「1981年までに」となることがわかりました。

詳しくは、
→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら…その11 ケルボⅡの広告より へ

 関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その7 ケルボの行方

(「『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その6 三菱鉛筆の努力」の続きです)

私のリンク先のモルBさんのブログモ印良品に、先日、書き直しができる油性ボールペンという記事が書かれました。

そのボールペンの名前は「イレーザー・ドット・マックス」
モルBさんの愛用品の一つとして紹介されていました。

実はこのペン、油性でありながら普通の消しゴムで消せるということの他に、時間がたつと今度は一転して消せなくなるという性能を持っています。

これって、昔の 消しゴムで消せるボールペンケルボそっくりの性質だなあと思って、コメントを書きました。(ついでにこのシリーズの予告も…)

その後、ノンボテの記事を書き始めて、記事「その3」の資料の本をいろいろ探しているときに、ケルボの会社名がペーパーメイトなのに気づきました。
あれ? ケルボって国産じゃなかったっけ? と別の本を見たら今度はケルボⅡの会社名が三菱になっています。

で、先のモルBさんのブログに戻ってみたら、そこには「ペーパーメイトのイレイザー・ドット・マックス」と確かに書いてあります。

どうも、ペーパーメイトが絡むところに「消しゴムで消せて、時間がたつと消せなくなるボールペン」があるようだなと思いました。

探してみると、1984年の『文房具図鑑』(ステレオサウンド)には、次のような記事がありました。

特許訴訟まで起こし業界ではもちろんのことニューヨーク・タイムズまでも取上げた消しゴムで消せるボールペンは、そもそもの発明者ペーパーメイト社によって着実にぼくたちの机の上に顔を出し始めている。
アメリカではボールペンのインクの色は何と言ってもブルーで、次にと言えばレッドということになるだろう。イレーサーメイトもついにレッドを発表した。スティックペン(鉛筆のような形のペン)タイプをイレーサーメイト2と呼んでいるが、それのレッドがやっと発売され始めた。書き味はブルーのものに比べると特長でもあるネバッコさが無いようである。

(P18 「市浦 潤氏のコレクションから」 より)

…やはり、消しゴムで消せるボールペンの元祖ペーパーメイトのようです。
ここに出てくるボールペンの名前は イレーサーメイト イレーサーメイト2 です。

同じ本に取り上げられている同じ性質のケルボペーパーメイトの品。
たぶん、日本向けに売り出すにあたり、愛称を「~ボ」族のケルボにしたのでしょう。
画像がはっきりしないので、軸に「ケルボ」と書いてあるかは不明です。
ひょっとしたら、「ケルボ」とはパッケージだけに印刷してあって、本体は「イレーサーメイト」だったのかもしれません。

その翌年1985年のケルボⅡ三菱の名がつくのは、推測ですが、三菱鉛筆が輸入代理店のような扱いをしたのではと思います。(独自開発をしたにしては、その系統の製品がないようなので。)

しかし、ケルボは話題になりましたが定番化せず、しばらく「消せるボールペン」は一般文具店から姿を消したようです。

1986年発行『文房具 知識と使いこなし』(市浦潤 新潮文庫)に、イレーサーメイトの説明がありますが(先の文章と同じ著者ですね)

「24時間以内なら、キャップに付いた消しゴムで消すことができる。*」

と、がついています。
*がついている商品はあまりないので、解説を見たら、

本書に掲載した商品は、*印を付したアンティーク、輸入品を除いて、原則として銀座伊東屋、池袋西武、札幌大丸藤井で入手することができます。

…ということは、イレーサーメイトは伊東屋でも買えない輸入品になっていたということ?
ケルボが買えたのなら、紹介が出ていてもよさそうですから。

【ペーパーメイト開発の消せるボールペン】

1979年 ペーパーメイト 「イレーサーメイト」を発表

1984年までに  ペーパーメイトの「ケルボ」日本で販売はじまる

1985年 三菱から「ケルボⅡ」販売(輸入品?)

1986年 「イレーサーメイト」一般文具店から姿を消す

この通りだとしたら、ケルボが一般市場にあった時間はとても短いことになります。
追記: その8にて、修正年表をのせていますので比べてみてください。)

しかし、この「消しゴムで消えるボールペン(インク)」は、絶えてしまったわけではなかったのです。 (続く)

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→ ペーパーメイト(PAPER MATE) BRAND CONCEPT (社の沿革が簡単にまとまっています。)

→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その8 ケルボの子孫 へ

 関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その6 三菱鉛筆の努力

(「『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その5 プロの記憶とレファレンス」の続きです)

現在、三菱鉛筆の加圧式ボールペンとして定評のあるパワータンクは、いろいろな方面から評価され、指名買い、定番買いの対象になっています。
パワータンクの発売年は2001年。21世紀生まれです。

しかし、今回、この製品が突然2001年に出現したわけではないことがよくわかりました。

【三菱鉛筆の加圧式ボールペンの変遷】(今回わかった範囲)

1971年 エアペン(NONボテ)使い捨てタイプ 60円

1974年 エアペン(NONボテ)ステンレスチップタイプ 150円

 (この後、使い捨てでないタイプも売られた模様)

1982年 スペースラブ 書き捨てタイプ 100円(以後10年以上売られる)

1985年までに  メタボ(金銀インク) 書き捨てタイプ 200円

2001年 パワータンク 

2002年 パワータンクスタンダード(プラスチックリフィル) 200円

スペースラブが10年以上売られていることから、おそらく、パワータンクスペースラブの後継として開発されたのだと思います。

一貫しているのは、「高級品ではなく普及価格帯の商品」であることです。
フィッシャー社のスペースペンは、私が調べた範囲でもその頃は安くても千円前後、むしろ、軸のデザインや素材で高級化し、輸入品であったにせよ、簡単に手の出ない価格帯になっていました。

千円で売っているものと同じような機能のものを100円やそこらで作る…ある意味無謀ともいえるプロジェクトです。
誰がどういう号令をかけ、開発に励んだのでしょうか。
でも、この商品群を見る限りでは、三菱鉛筆はあくまでその路線で加圧式ボールペンを開発し続けたようです。

フィッシャー社のスペースペンの芯は金属ですが、三菱鉛筆はエアペンの時から、プラスチック軸、またはプラスチック芯で作っています。
おそらく、加圧には金属のほうが向いているのでしょうが、普及価格にするならプラスチックでなくてはならなかったでしょう。
しかし、問題点も多々あったはずです。
(注: 最初のパワータンクは金属軸リフィルのものであったようで、これは現在も1本1000円、替え芯300円のタイプとして存在しています。プラスチックのものも加圧は変わらず3気圧です。プラスチックリフィルのものは、翌年2002年10月に発売されています。(→三菱鉛筆の「商品情報」へ)

エアペン(ノンボテ)の最初のカタログ紹介には、

新しい第三の筆記具と言っても決して言い過ぎではありません。

とありました。

でも、実際は、名前に反してボテが出ていたわけです。
1970年代は、いろいろな商品が開発途上で、「これで○○はもうOK」の夢の機械のような広告でものが次々発売され、「暮しの手帖」にテストされては「この愚劣な商品」「買うべきではない」とこっぴどく叱られていた時代ですから、誇大広告というのもちょっと気の毒な気がします。

従来品よりかなり良くても、「ノンボテという名前なのにボテが出る」と、消費者は満足しなかったのでしょう。
廉価な普段使いのものであっても、世に出てしまえば、「この値段で出しているのだから納得」とはなかなか思ってもらえません。
でも、三菱鉛筆は、加圧式をあきらめず、その路線で改良を続けたのでしょう。

後発の「スペースラブ」はかなり改良されたようで、「どんな上向き筆記も可能」に加え、「光学文字読取装置に最適」の新開発インクが使用されています。

この商品に思い入れのあった方もいるようで、文房具屋さんドットコムみんなの声コエこえ お気に入りの筆記具編の平成12年12月のアンケート結果には、

◆浮気もせずに使っていたが、製造中止に
 三菱ボールペンスペースラブ。浮気もせず、ずっと使い続けてきたのに、製造中止となりました。メーカーに問い合わせても無いし、あちこちの店に売れ残ってないかも確認しましたが、残念ながらありません。愛知県・パート・女・47歳

という、製造中止を惜しむ声もありました。
この翌年にパワータンクが登場するので、スペースラブは製造中止になったわけですね。この方はパワータンクに満足されたでしょうか?

パワータンクは現在、アウトドアの作業、濡れる場所、寒冷地などの条件の悪いところでも書けるボールペンとして広く使われるようになりました。
コンビニの文具棚の商品の中に、少々高くてもパワータンクが置いてあるのは、性能を愛して買っていく人たちがいるからでしょう。
個人であちこちに置いておくこともでき、いろいろな人がその便利さを味わえる状態になっています。

でも、それは、三菱鉛筆が「日常使える文具」としての開発努力をしてくれたからです。

文房具の中には、持っているだけで満足できるような、手のかかった高級品もたくさんあります。
でも、それだけが文房具のすべてではありません。
むしろ、普通の人が普段に使う文具が世の中には一番流通していて、それが高性能でストレスなく使えることが大事ではないでしょうか。
そこに力を注いでくれた三菱鉛筆は素晴らしい、と、今回とても思いました。

さて、ノンボテと並行して調べていたケルボはどうなったでしょうか? (続く)

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→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その7 ケルボの行方 へ

 関連記事は、 カテゴリー シリーズ:ノンボテ&ケルボ へ

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その5 プロの記憶とレファレンス

(「『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その4 ステーショナリー タニィによる調査」の続きです)

ステーショナリー タニィの店長さんである谷泉さんは、学生時代に「はなや文具店」というお店でアルバイトをしていたそうです。
アルバイトといえども、お休みは週一のみ。それゆえ、担当商品が決められていて、谷泉さんの担当は熨斗袋と筆記具で、その商品の品出しを毎日していらしたそうです。

私が「ノンボテ」の質問をしたときに、ご自分がアルバイトに入った頃には見かけなかった商品だからと、はなや文具店の「専務」をしていらした方に聞いたら(「専務」と「 」がついているのは当時のものだからです)、「三菱の商品だ」というお返事で、そこから三菱のお客様相談室に問い合わせてくださったのでした。

そのときも、受け付けの女性は初め「ノンボテという商品はありませんが、エアペンという品名のものはありました」だったのが、エアペンの商品画像を見て初めてそこに「NONボテ」という名前が印刷してあることに気づいた、ということです。

このことから「ノンボテ」にたどりつくまでには、いくつかの条件があることがわかります。

1 およその商品発売時期がわかる

谷泉さんは、自分がバイトをしていた時期には三菱の加圧式ボールペン「スペースラブ」を売ったという記憶をお持ちでした。
「ノンボテ」はその時期になかったものだから、それ以前のものだろうと見当がついています。

2 知っていそうな人がわかる

谷泉さんは、それなら「専務」さんがご存じだろうと考えて質問します。
「専務」さんは、この道40年近くの生き字引のような方だそうです。

3 会社名がわかる

「専務」さんは、「加圧式ボールペン ノンボテ」だけで、「三菱の製品」だとおわかりでした。

4 適切な質問を製造会社にできる

会社に聞けばわかるのが当たり前だと思われそうですが、「お客様相談室」に聞けば必ず望んだ回答がくるわけではないことを私は知っています。

何でもそうですが、「回答」は、相手の知りたいレベルに合わせてなされるものです。
小学生に専門用語を駆使する回答はしませんし、専門用語で質問してくる人に通りいっぺんの回答もできません。

私はある文具会社に質問をして、一応、納得のいく回答を得ました。
しかし、カタログの写真に説明と矛盾するものがあり、これはどういうことなのかと重ねて質問をしたら、担当の方から電話がかかってきて、こういう理由であるから、と、もっと詳しい説明を聞くことができました。
質問する側に予備知識があるのとないのとでは、得られる回答が全然変わってきます。

私が三菱鉛筆に質問をした場合、ノンボテの発売時期や会社名があいまいであるために、「エアペンの愛称」までたどりつかなかったのではないかと思います。
「お探しの商品は、残念ながら当社の商品には見当たりませんでした。」となった可能性もあります。

まして、この場合、担当者は初め、ノンボテが見つからなかったのです。
おそらく、その人が入社前の古い商品名に精通することなど無理な要求です。
しかし、そこに「この時期、貴社から確かに出ていた製品です」というはっきりした情報があればこそ、「ノンボテ」までたどりつくことができたのだろうと思います。

ステーショナリータニィの店長さんと「専務」さんは、ご自分たちが扱っていた文具のことをよく覚えておいででした。
次から次へと新製品が出る中、消えていったものも、その性能や評判も。
そこには、扱う商品をよく知り、記憶し、誠実に向き合うプロの姿がありました。

「専務」さんは、「文具店は、商品だけでなく、(文具の)知識を売る」というのが口癖で、アルバイトにも、見本市、展示会にはできるだけ参加できるようにして下さったそうです。
(余談ですが、コピー資料を送ってくださった封筒の文字にはびっくりしました。筆文字です~^^ 自分の住所や名前が別物のように美しく思えました。)
ステーショナリータニィにも毎日顔を出していらっしゃるようです。

今回、「ノンボテ」を調べることで、文具を愛するプロの人たちがいるお店に出会えたことは、私にとって大きな喜びでした。
ステーショナリー タニィの店長さん、「専務」さん、私のはずみのような質問に、たくさんのお時間を割いて、こんなに詳しく回答してくださってどうもありがとうございました。

それから、三菱鉛筆の地道な努力を知ることができたことも今回の収穫です。 (続く)

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→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その6 三菱鉛筆の努力 へ

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→ カテゴリー シリーズ:ステーショナリー タニィ へ

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その4 ステーショナリー タニィによる調査

「『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら…その3 本棚を探してみたら…」の続きです)

「ノンボテ」調査を始める少し前、検索で偶然見つけた文具店ステーショナリー タニィ TaniyのHPを、私は大変気に入っていました。

ステーショナリー タニィは、店舗を持つ文具店で、HPは、新製品の紹介や店舗情報を載せるためのもののようでしたが、そこに併設されていた「文具辞典」を作った動機に目を見張りました。

今般、文具の種類が増えたこともあり、お客さまのお問合せの度に、各メーカーのカタログ・HPで調べるのに時間が掛かってしまいます。
なるべく、お客さまをお待たせすることの無いように、商品の種類をメーカー別に整理しておこうと思い立ちました。少しずつ増やしていきますので、気長にお付き合い下さいませ。(但し、文具メーカーの取扱いの商品に限らせて頂きます。/おもちゃメーカーの商品や¥100-ショップの商品、ディズニー等のキャラクター商品は除かせて頂きます。)

いいなあ。こういうのって^^

店側が「客が無知だから啓蒙しなくては」という上から目線でなくて、「お客さまをお待たせすることの無いように」ですもの。

「文具辞典」は、他メーカーの同等品がわかる構成で、いろいろなメーカーの商品を扱うお店だからできるもので、これはメーカーにはのぞめません。
特に各社の学習帳の比較の項目は詳しくて、こういう普通で地味なところに力を注いでいるステーショナリー タニィが大好きになりました。

で、早々と左サイドバーにリンクを貼ってしまい、事後承諾でリンクの許可をいただくメールを書いて、快諾をいただきました。

そのお礼のメールを書いたときに、何気なく追伸で、

今、私の知人のブログで、
20年以上前くらいに「ノンボテ」という国産で加圧式の使い捨てボールペンがあったという話題が出ています。
ネットや持っている昔のムックなどを見ても見つからないのですが、
加圧式といえば、スペースペン、パワータンク、エアープレスくらいしか取り上げていないので、そんな製品があったのなら知りたいと思っています。
たぶん、すぐに消えてしまった商品ではないかと思っています。
(名前負けしてボテていたらしいので)
この製品にお心あたりはありませんか?

それだけ書いたのです。
もちろん、正式の依頼ではなく、文具に詳しい方に聞いたら手がかりがあるかもしれないな、という軽い気持ちでした。

しかし、翌日(10日)の返信で、「ノンボテ」の正体、翌々日(11日)の返信で当時のボールペン事情、さらに15日には商品の画像、後日、当時のカタログコピーまで、ステーショナリー タニィの調査力はものすごく、最初のメールでうなった私は、もう、うなりっぱなしの状態でした。(この調査力の秘密は次回に♪)

【ノンボテ】の正体(三菱鉛筆のカタログ 及び お客様相談室の回答より)

正式名称: 「エアペン」 ( 「NONボテ」 は愛称。軸に印刷してある)

発売元: 三菱鉛筆

発売年: AP-50(1971年)
      AP-106(1974年)

価格:  AP-50  60円 使い捨てタイプ
     AP-106 150円 ステンレスチップ カーボンインク採用

仕様: 0.7mm芯

いくつかあったようで、カタログでは「黒のみ」であったAP-106も、青や赤が後にできた(画像あり)。当初のカタログではどちらも尾栓を完全に溶着した使い捨てタイプのみだが、後のAP-106は芯交換ができた模様。

特長:

・曳糸性抜群のインク使用(余分なインクはインクの性質でまた軸内に引き戻されボテがなくなる)

・空気2気圧の加圧式(ボテ減少、上向き筆記可能、逆流なし)

・経済的(ボテ漏れ減少のため。筆記距離1500m 従来の1.5倍)

・無重力の宇宙空間や水の中でも書ける

画像は以下のものです。

まず、AP-50の「エアペン(NONボテ)」。使いきりタイプ60円のもの。

Airpen50_2 

軸に「NONボテ」と書いてあるのがわかるでしょうか?

Airpen50_3 みゃ~さんのご記憶にある通り「六角軸」で、ここにはありませんがカタログ写真では「先端部は真鍮色の固定」でした。
ボディの色はインク色のようですが、文字印刷部が白なので、そちらの記憶がまさったのだと思われます。

さらに、AP-106のほうは

Airpen150

Airpen150_2 こちらのほうは、文字の書いてあるところもインク色になっています。

【ステーショナリー タニィの「専務」さん 談】(「専務」さんについても次回)

1960~70年当時の油性ボールペンは、ペン先のボールのかみ合わせが大きかったため、ペン先を下に向けておくとインクのボタ落ちが当たり前で、書く前に、一度別の紙にペン先をすべらせて、ペン先のインクをぬぐってから書き始めていた。
フィッシャー社が圧力をかけて無重力でも使用できるボールペンを作ったことにヒントを得て、三菱でも圧力をかけてインクのボタ落ちを防ぐボールペンを作り、それが「ノンボテ」だった。
しかし、実際はそれでもインクはボタ落ちした。

さらに、三菱鉛筆から出た加圧式ボールペンは、ノンボテだけではありませんでした。

「その3」であげた「スペースラブ」(1982年発売 GL-100 100円) も、金銀のあの「メタボ」(GL-100 200円)も、実は加圧式だったのでした。(しかも、メタボは国産初の金・銀ボールペンだった)

【ステーショナリー タニィの店長さん 談】

「スペースラブ」はそんなに性能に問題もなく10年以上作られており、82年当時は「圧力式のボールペン」とか「インクがボタ落ちしないボールペン」とかいう機能の指名買いが多かった。(他に、ボールを2個入れてインクの逆流を防ぎ上向き筆記ができる ゼブラの「ツインボール」もあり、こちらの方がよく売れた)
当時の油性ボールペンは50円が主流で、スペースラブツインボールはけっこう高いボールペンだった。

とは言っても、スペースペンとは比べ物にならない安さですよね♪ (三菱鉛筆の加圧式ボールペンは、後で整理して書きたいと思います。)

こんな回答ができるステーショナリー タニィ …そこには文具を愛するプロの「人たち」がいたのです。(続く)

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→ 「ノンボテ」を調べてみたら その5 プロの記憶とレファレンス 

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その3 本棚を探してみたら…

「『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その2 引き出しを探してみたら…」 の続きです)

昔は、文房具が紹介されているムックや雑誌を眺めて、地方の私は「いつかこれを買いに伊東屋と丸善に行くんだ~」と憧れていたものです。
Photo

『文房具の研究』(中央公論社 別冊暮しの設計)が行方不明なのは残念ですが、他の手持ちの本の中にノンボテや加圧式ボールペンが出ていないか調べてみました。
(ついでに、おもしろそうなものを拾ったら話があちこちにいってしまいました。すみません。)

A 『文房具図鑑』 (ステレオサウンド別冊 1984)
B 『文房具の魅力』(中央公論社 1985)
C 『モノ・マガジン 4月号』(KKワールドフォトプレス 1985)
D 『文房具大図鑑』(ワールドフォトプレス 1998)

結論から言うと、これらの本の中には、ノンボテは出てきませんでした。(残念)
ただ、いくつか気になる商品がとりあげられていました。

A 『文房具図鑑』の中にあったもの
スペースラブ(三菱鉛筆)…画像 上から3本目
「スペース」という語感が気になるけれど、プラスチックの真っ黒なボディは商品名さえ読めず(泣) 100円池袋店 としかデータがない。(後に、ステーショナリー タニィから、このボールペンも今回重要な位置をしめることを教えていただきました。)Photo_2

ケルボ(ペーパーメイト)…画像 上から2本目の黄色のもの
おお~ありました♪ 消しゴムで消せるボールペン。ミディアム1mm。500円(西武池袋店) ペーパーメイトのロゴは、クリップの金属部分に刻印してあります。←けっこう高い。Photo_3

・スペースペン(フィッシャー)…3種類紹介
☆真空でもペン先を上に向けた状態でも書けるボールペン。980円。(ソニープラザ) 画像 上から2本目の水色のもの☆宇宙空間で使えるように作られたボールペンだから、地球上の環境ならまずどんな所でも耐えうるヘビーデューティーさがうれしい。5000円と2500円(西武池袋店) 画像 上から3本目(5000円)と4本目(2500円)Photo_9

ラジボー(セーラー)…ボールペンについにラジオが付いてしまった! いつどこでもラジオ放送が楽しめちゃう。ラジオを聞きながらメモを取るなんてもうお手のもの。AM1バンドで、5000円。他にイヤホーンをグレードアップした6000円、8000円のものもある
Photo_5

…ええと(^^;)
「ケルボ」とか「ラジボー」とか、ボールペン製品は何でも「~ボ」とか「~ボー」が愛称なの?
(というか、ラジボーはすでにイロブンの領域ではないのか? と思うのですが、Cの『MONOマガジン』では、ラジボー3種類全部を写真つきで紹介している熱の入れようです。)

しかし「~ボ」族には、さらにその上をいくツワモノがいました。

それは、B 『文房具の魅力』、C『モノマガジン』に紹介されていた三菱のボールペン、
 「メタボ」 M・E・T・A・B・O
Photo_10 

…まだ、メタボリックシンドロームなどなかったころ、「メタボ」はボールペンだったんですね。(画像は「モノマガジン」のもの)
「メタリックインキの金と銀があり、紙だけではなく、革にも書ける/200円/伊東屋」
なかなか高級なイメージなのに、今となっては復活できないのでは。
プラチナスペースペンより相当安い! 私が見つけていたら買っていただろうに残念です。

さらに、セーラーからは「マルチボ」1000円 なるものも出ています。
「キャップを右に回して黒、左に回して赤の2色ボールペン。ラッカー仕上げの色違いが5種あり、すっきりしたデザインだ。」
(ついでに、セーラーからは「マルシャン」(右に回すとシャープペンシル 左に回すと黒ボールペン、「シャレーナ」(おそらく「おしゃれ~な」ではないかと…の華奢なボールペンも出ています。)

どうも、ボールペンが「~ボ」族なのは、メーカー問わずこの頃の流行だったようです。
その元祖は、現在も残るゼブラの「シャーボ」あたりでしょうか?(1977年発売)
(このあたり、全然詳しくないので、わかる方がいたら教えてください。)

B 『文房具の魅力』の中にあったその他のもの

ケルボⅡ(三菱鉛筆)…あれ? メーカー名が変わっています。先のケルボは「ペーパーメイト」だったのに。
解説は、「ボールペンなのに普通の字消しで消える不思議もの。しかし、一定の時間がたてば、インクが定着して消えにくくなる。/1200円 伊東屋」です。
Photo_7  画像右端がケルボⅡ 左から2本目がメタボ

D 『文房具大図鑑』の中にあったもの

スペースペン(フィッシャー)…「進化するスペースペン」という見出しで、400CM(500円) CR-TP(1万円) 400TP(6000円)の3種類。「未来的デザインが魅力」と解説。Photo_8

画像右から、500円、1万円、6千円のスペースペン

楽ボ/楽ノック(三菱鉛筆)…「~ボ」族。「疲れないボールペン」として紹介。100円。(現在もあります)

この本は先の3種の本よりかなり新しいのですが、加圧式ボールペンパワータンクすでに発売されている時期なのですが、定番商品化しているのか取り上げられていません。(訂正:パワータンクの発売は2001年なので、1998年発行のこの本に載るのは無理)
スペースペンがデザインを変えつつ、不動の地位を保っているのは、さすが元祖の貫禄を感じます。

本にはたくさんの文具が紹介されていましたが、今はなくなってしまった商品がたくさんありました。
今、こんなのあったらほしいなというものが当時出ていてすでに廃番になっていたり、一時もてはやされていたものが全く姿を見せなくなっていたり。
新しく生まれた文具が定番となるためには、厳しく困難な競争を勝ち抜かなくてはならないのですね。

みゃ~さんからのコメントの情報では、ノンボテは、

記憶では…

ボディは白の鉛筆型の六角形断面で、先端部が真鍮色の固定、メーカーは三菱かパイロットだったと思います…。
只、名前負けでボテは有ったような…

ああ、記録が見つからなくても、使っていた人の記憶はこんなにあるのですねえ。

ノンボテはきっと寿命の短い商品だったのだろうと思いましたが、もっと前の雑誌や広告が見つかれば出ていそうな気がしました。

そのうち資料を探そうと思っていたところへ、思いがけないところから回答をいただきました。
私のブログからのリンクをお願いにいった文具店ステーショナリー タニィです。(続く)

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その2 引き出しを探してみたら…

「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その1 きっかけ」 の続きです。)

ネットでは加圧式ボールペン?「ノンボテ」に関する情報が出ていないので、当時の本か現物を探してみることにしました。

ノンボテは記憶にないのですが、ケルボが残っているといいなあと、古いボールペンの入っている引き出しをひっかきまわしてみました。

私はあまりものを捨てないので、高校入学祝いで買ってもらった万年筆(わっしーさんのブログ「つれづれなるままに… 文房具話」で紹介されているのと全く同じ蝶柄のもの)もペンの引き出しの中に入っていたりしますが、ボールペンや油性ペンはどうにも使えなくなることが多いので、古いものは処分率が高く、ケルボは残念ながら見つかりませんでした。

しかし、未開封のもので、え? というボールペンがその中にまじっていました。

プラチナ 加圧式ボールペン スペースペン 「金さん」「銀さん」
1

2

????
「スペースペン」って、フィッシャー社のものじゃないの? なぜにプラチナ?


説明書には、以下のような説明がありました。

ボールペン SPACEPEN
「加圧式→上向きでもスラスラ書ける!」「極寒、極暑の下でも書けます。」「水中の紙にも書けます。」

特長
●加圧インク替芯は、宇宙の凍るような寒さ、沸騰するような熱、真空の無重力の下でも書ける唯一のペンです。米、ロ両国の宇宙有人飛行の際に使われています。
●傾斜したボールソケット縁付きの新特許のボールは、より強く、ダメージにより強く低い筆記角度で滑らかに書けます。
●超高度タングステンカーバイドボール精密機械で作られたステンレスのソケットは、インクの漏れ滲みを防止し、かつ即時に適量のインクの流れをもたらします。
●替芯は、50psiの窒素ガスで加圧して封印しました。(USパテントNo.3,425,779)

替芯の交換
●替芯の交換は、テーパーを回してはずし、胴の中の替芯の交換を行ってください。
●替芯のお買い求めは、プラチナBSP-600(1本600円)とご指定ください。

※ご注意
◎水中で書く用紙は、水に強いウォータープルーフペーパーが最適です。
◎水中の紙に書く場合紙質により書けない場合があります。

フィッシャー社でも、三菱鉛筆でもない日本のメーカーの加圧式ボールペンが出てきてしまった。(金さんは金文字、銀さんは銀文字用です。値段は1本1000円と思われます。)

「USパテント」という言葉がありますから、フィッシャー社へ加圧式の技術の使用許可を得ての国産品だったのでしょうか。
本人、いつ買ったのだか忘れていますが(なぜ買ったのかもです 汗)、年賀状用品のコーナーで限定で売られたもののように思います。(「金筆」なんて筆ペンも未開封で残っていましたので。)

「金さん」「銀さん」の文字は台紙に印刷してあるのではなく、黒地のシールで貼られていたので、たぶん、普通の黒インクなどで売られていたプラチナの「スペースペン」があり、金銀のインクを入れたものが特別に作られたのだと思います。

「きんさん ぎんさん」がブームになったのは、1991年~からのようですから、この製品もそのころのものでしょう。(→Wikipedia「きんさんぎんさん」へ)


プラチナ萬年筆の現在のHPを見ると、加圧式ボールペンは「プレシャライズド PRESSURRIZED」(本体価格5000円)という高級タイプが出ていますが、日常使いの価格帯のものは出ていないようです。
ここにはUSパテントという言葉がないので、加圧式は自社開発のものなのでしょうか?

ノンボテもケルボも見つかりませんでしたが、少なくともこれで、三菱鉛筆だけが加圧式ボールペンを作っていたわけではないことと、フィッシャー社のスペースペンとパワータンクの間に加圧式ボールペンの製品が出ていないわけでもないことがわかりました。

次に、本棚で、昔の文具関係の本を調べてみました。(続く)

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→ 「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その3 本棚を探してみたら… へ

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「ノンボテ」ボールペンを調べてみたら… その1 きっかけ

少し前のことになりますが、松本麗香さんのブログLeica a la cartaで、加圧式ボールペンのパワータンクが話題になったことがありました。
(詳細は 記事ここで発見!? 三菱鉛筆POWER TANKへ)

文具話なので見にいったら、そこに寄せられていたみゃ~さんのコメントに、

確か…、

私が学生時代?に『ノンボテ?』とかいう、圧入ガスの力で上向きでも書ける使い捨てボールペンが有りましたけど…
今、無いという事は…

というのがあったのです。

「ノンボテ」!????

私は聞いたことがない製品です。
でも、その性能の説明から、明らかに加圧式ボールペンの一種にまちがいはなく、ネーミングからしても国産のように思われます。

現在、いろいろな文房具サイトや本で語られる加圧式ボールペンの話題で出てくる製品といえば、

A スペースペン(宇宙ペン Space Pen)【フィッシャー社】
B パワータンク(POWER TANK) 【三菱鉛筆】
C エアープレス(AirPress)【トンボ鉛筆】

大体この3種類です。

A 1965年、窒素ガスを封入した加圧式ボールペン「スペースペン」をアメリカのフィッシャー社が開発し、NASAにも採用され、上向き筆記ができ、過酷な環境でも書ける画期的なボールペンとして話題になった。

B 2001年、三菱鉛筆から発売された「パワータンク」は、プラスチックレフィルに3気圧の窒素ガスを封入した加圧式ボールペンで、200円前後と安価だが上向き筆記や低温や水濡れにも強く、性能が高い。

C 2008年、トンボ鉛筆が発売した「エアープレス」は、通常のレフィルを用いて、ノックする時にインクを加圧する「ノック加圧機構」を搭載し、速記や上向き筆記ができるボールペンである。

この基本事項に、価格がとか、基本性能がとか、レフィルの長さがとか、そういう論評をされているのがほとんどなので、1965年~2001年までの間に、その他の加圧式ボールペンは発売されていないものだと思っていました。

でも、そうではないらしい。

今、消せるボールペンとしてパイロットの「フリクションボール」が人気ですが、消せるボールペンとして私が真っ先に思い浮べるのは「ケルボ」という製品です。
これは、書いてしばらくは消しゴムで消すことができて、時間がたつと紙に定着して消せなくなるボールペンで、ボールペンが消しゴムで消せるということで当時画期的な商品でしたが、今はこの製品はありません。(ケルボについては、後に出てくる予定)
ケルボは自分が持っていたので確かに存在した商品だと言えますが、これをネットで検索しても、まとまった情報がなかなか出てこないのです。

インターネットでは、現在の情報はたくさん流れていますが、ネット普及以前の定番にならずに消えてしまった製品などの情報はぽっかりと抜けてしまい、その社のHPにものっていないことはよくあります。
まして、日頃、ボールペンが苦手な私では、見過ごしてしまった商品もたくさんあるに違いありません。

とりあえずネットで検索してみたら、「通販生活と一緒」というブログの「uni POWER TANK」という記事の中に、

かつて、ノンボテという言葉もCMに使われてたと思いますが、(昔の人間ですから)インクがボテッと漏れてしまったり、書き出しにインクが出ない、なんてことは今だってよくあること。

という文が見つかりました。
たぶん、インクのボテがない「ノンボテ」という機能をうたうCM、おそらくこれがボールペン「ノンボテ」のCMだったと思われます。

埋もれた加圧式ボールペン?「ノンボテ」はどんなものだったか、みゃ~さんにお尋ねするとともに、私も調べてみました。(続く)

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→ 『ノンボテ』ボールペンを調べてみたら… その2 引き出しを探してみたら…」 

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コーリン鉛筆カタログ化計画・神戸展開催のお知らせ ~鑑賞レポートリンク追加~

すでに左サイドバーで簡単にご紹介していますが、日本ではすでに生産されていない懐かしいコーリン鉛筆のコレクションをされているKero556さんが、近々、コーリン鉛筆関係のコレクションの展示会を開催されます。(7日無事終了されました)

あのコーリン三角顔が神戸に大集合☆
ブログ未登場の新顔もそこに!?

「コーリン鉛筆カタログ化計画 神戸展」

期間2008年7月2日(水)~7月7日(月)

      12:00~20:00 最終日は17:00迄

会場gallery黄金舎

    神戸市中央区海岸通4丁目3-13  
    ポートビルディング2F

入場無料

協賛は、ここでくじらナイフで紹介していますが、素敵な商品を取り揃えた文具店分度器ドットコムさんです。

珍しい鉛筆やシャープペンシルのコレクションのほか、什器(「コーリン鉛筆」のロゴが入った展示棚とか?)、物品販売などもあるかもしれないそうです物品販売はなくなりましたが、紙巻鉛筆ダーマトグラフを作る機械の展示が加わりました。

kero556さんは、先に、ご自分の鉛筆コレクションを小さな写真集にまとめていらっしゃいましたが、とてもセンスのよい素敵なものだったので、今回はどのように実物を見せてくださるのかなあと期待大です。
お近くの方、また興味をお持ちになった方は、どうぞ足をお運びください。

詳しい情報はkero556さんのブログコーリン鉛筆カタログ化計画をご覧ください。
展示会の情報が時々更新されています。(Kero556さんが会場にいる時間もわかります。)

Flyer_ol

~このブログのコーリン鉛筆の記事~

→「コーリン6本12色えんぴつは省スペース

→「コーリン鉛筆 高橋真琴柄

→「コーリン ウルトラセブン鉛筆 を見た

~分度器ドットコム扱いの商品の記事~

→「クジラナイフは切れ味抜群

→「ツバメノート&レポート用紙三態 ~BEAMS文具 まちがいさがし3~

(追記)

私も見にいく予定だったのですが、家で取り込みがありまして、残念ながら見送りになりました。
行かれた方のレポートを楽しみにしています。

(追記2)

会場に初日一番乗りされた松本麗香さんが、ご自分のブログにコーリン展詳細レポート三部作を書かれています。
麗香さんが自作していかれたリアルコーリン顔キーホルダーも必見です。

→ 初日一番乗り☆ コーリン鉛筆カタログ化計画 神戸展

→ 三角顔のヒミツ♪ コーリン鉛筆カタログ化計画 神戸展 その2

→ 愛すべき三角顔 コーリン鉛筆カタログ化計画 神戸展 その3

(追記3)

ブログ机上はいつでもの KOSSYさんが、コーリン鉛筆コレクション展 の鑑賞記事を書かれています。
展示物の様子がよくわかる画像がたくさんで、これはぜひ実物を見たいと思いました。
(あの、クーピーのようなもの、コーリンからも出ていたんでしょうか! 知りたい~)

(追記4)

他故壁氏さんが、ご自分のブログ「たこぶろぐ」の記事「いよいよ本日からですね」のコメント欄に、銀座五十音で今回のコーリン展のフライヤーをご覧になったお客さんの反応を書いておいでです。
銀座五十音にフライヤーが置かれていたいきさつも興味がありますし、
一般のお客さんのこのような反応を見ると、やはり「第○回 ○○展」がよそでも開催されるといいなあと思います。

なお、Kero556さんご自身のブログのコメント欄にも、いろいろな方の好意的な感想が寄せられていますが、「コーリン鉛筆のことを知らず、偶然立ち寄った」というあさゆきさんのコメントは、予備知識なしでこの展示を見た方の貴重な感想だと思います。

(追記5)

松本麗香さんが、コーリン展最終日の展示物と撤収の様子の記事を書かれています。
コーリン製のクーピーペンシルタイプの製品は「メニーカラー」という名前だったんですね。

串間努さんの著書『まぼろし小学校 ものへん』で、プラスチックの軸にたくさんの短い色芯が並んでいて、それを入れ替えて使う多色色鉛筆の名前が「マニカラー」で、それの意味は「メニイカラー」だったけど子どもが言いにくいから変わったという話を寺西商事さんがしていたと書いてありましたが、「メニーカラー」を商品名にしたコーリンもあったわけですね。

メニーカラーは、コーリン展のためにご自分のコレクションを送ってくださったnikichiさんのものだったようです。
初日と最終日に見ている麗香さんなので、展示の違いもわかりますね。
搬出は、麗香さんのほか、お客さんのandrewさんも手伝われたとか。
また、協賛の分度器ドットコムさんが、縁の下の力持ちのようにこの展示会を支えてくださっていたのもわかります。

→ 「コーリン鉛筆カタログ化計画 神戸展」最終日

(同一ブログからのせいか、麗香さんへ送ったトラックバックは2つめからははじかれてしまって…すみません。)

こんなに追記があるのなら、記事一つ作ったほうがよさそう。(反省)

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なぜ君だけが下を向く? ~吊り下げ売りのサクラマイネーム極細~

百円ショップの筆記具コーナーを見ていたら、何か違和感を感じました。

Photo よく見ると、袋に入ってたくさん並んでいるマーカーやボールペンのキャップタイプは、どれもキャップが上になっているのに、「サクラマイネーム極細」だけがキャップが下になっているのです(中央の水色のパッケージが「極細」です)。
念のために、サクラマイネーム極細を全部見てみましたが、どのパックも、キャップが下になるように包装されていました。

「サクラマイネーム細字」は、通常通り、キャップが上になる包装です。
「サクラマイネームツイン」は、細=極細のツインで、両方のキャップを上にするのは不可能で、これは極細が下になるように包装されています。
でも、ツインの場合に合わせて、極細を下にしなくてはならない理由って何かあるんでしょうか?

本体の商品名の印刷は、大体、キャップ側がスタートになっていると思います。
これは、右手で持ったときに商品名が読みやすいようにでしょうか? 
左手で持つと文字が逆さになるので。(こんなところにも右利き文化が?)
「極細」も、「細字」と同じような印刷を本体にしているので、キャップが下の包装だと、商品名を下から上に読むようになるので、読みやすくなるわけでもありません。
(ノック式の筆記具にもこれは言えることですが、それらは「0.7」とかを頭にわかりやすく表示していることが多いです。)
実際は、袋に大きく表示があるので、商品名がわからないことはないのですが。

そこに並んでいた商品が、メーカー名は様々でも、どれもキャップが上になっているので、一つだけ逆になっているのをとても不思議に思いました。
キャップを上にしたほうが、キャップが途中で外れる事故も少なそうだし、袋から取り出すときにキャップが残ってしまうこともなくて合理的だと思うのですが。

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1本で2色のマーカーペン(無印良品)の配色

先日、「1本で2色のサインペンのセット」みたいなキーワードで、ここを検索された方がいました。
1本で2色の色鉛筆は、コーリンや三菱のものがありますけど、マーカー類は「太―細」のツインはマッキー以来よくあるものの、赤青鉛筆型の2色のタイプは思い当たりませんでした。
どちらかといえば、100円ショップの得意分野じゃないかなと思って探してみましたが見つからず、先日、月に一度寄るファミリーマートで見つけました。

Photo_8 無印良品「水性マーカーツイン」8色・4本セット 税込み473円。
ケースには入っていません。
以前に出た、無印の細い蛍光マーカー6色セットを机に入れてある理由の一つが、ケースに入っていてコンパクトに収納できるからなので、ケースがないのはちょっと残念。
ばらしてペンケースに入れる人には問題なしでしょう。

2色のペンをジョイントしてある構造ですが、取り外しはできません。
自己流にカスタマイズはできませんが、その分丈夫ともいえるでしょうか。
色は 蛍光ピンク=赤 蛍光オレンジ=黄色 蛍光イエロー=緑 水色=青 という組み合わせで、4本で8色使えることになります。
チップの形は円錐形で、蛍光マーカーよりは水性ペンによくありそうな形。
本体は凸凹の少ないすとんとした形でクリップがないので、ここもペンケース向き。

ただ、8色の配色はこれがベストなのかなと疑問に思います。
今回入っている水性ペンの黄色って何に使うんでしょうか? 
赤、青は書き込みに使えますが、黄色で文字を書いても見えないし、マーカーとして使うなら蛍光イエローが入っていれば十分だと思います。
1セットで筆記をまかなうつもりなら、黄色よりは黒が入ったほうがいいのでは? 地味ですけど。


蛍光ピンク=蛍光イエロー、蛍光オレンジ=蛍光緑(←この色が入っていない)で(加えるとしたらこれに水色=紫で3本6色)、上塗りマーキング専用のマーカーにするか、水性ペンの普通の色ばかりで6本12色とかにしたほうが使いやすいと思うのですが。

もっといいものはないのかなあと思ったら、『中村商店』文房具店からアレコレ に、コクヨの WiLL STATIONERY ACTIC 蛍光マーカー が紹介されていました。
これは、蛍光マーカーの3本6色のツインタイプで、黄=紫 オレンジ=水色 ピンク=緑 の組み合わせでケース入り。税込み472円。
このほうがマーカーとしては使い勝手がいいような気がします。

ただ、色鉛筆のツインカラーはひっくり返して描くだけですが、マーカー類は一々ふたをしなくてはならないので、その点が面倒(←基本的に不精)
ふたを外したままでは、すぐに乾燥しないまでも、関係ないところをこすって汚したりしそうですし。
だから、アイデアはあっても、2色タイプのマーカーペンはあまり普及していないのかもしれません。

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ラメ入りポスカ ファンシーバージョンあります

先日、セブン-イレブンで、ポスカ ラメ入りを見つけました。
Photo_6 私はポスカは基本色で十分満足しているので、蛍光色もラメ入りも普段なら買わない(買えない?)のですが、これは特製ペンケースつき。しかも、ピンクのポスカの雰囲気の布ケース。
先日の、BEAMS文具でも真っ先に決めたのがマッキーそっくりのケースだったし、ぺんてるF水彩ストラップとか、マジックインキ消しゴムとか、文具の形に弱い私にはとても魅力的。
そのときは買わなかったものの、結局、ぽちっとアスクルでテジグを買うついでに買ってしまいましたとさ。(メーカー希望価格1260円 ぽちっとアスクルでは720円でした。もう売ってないみたいですが、よそにはあります。)

で、近くのスーパーのファンシーコーナーを物色していたら、そこにもラメ入りポスカが売っていましたが、どうも雰囲気が違う。(短い方がペンケース入り、文具店などのラメ入りポスカです。)
Photo_7 ディズニーキャラクターがついているんですね。色展開はラメ入りポスカと金と何かだったと思いますが、長さはファンシータイプの方が長め。
これは、ペンケースタイプのポスカは「極細」、ファンシータイプは「細字」だからでしょう。(胴体でなくキャップにはっきり書いてありました。)たぶん、文房具店の「細字」ラメポスカはファンシータイプと同じ長さかと思います。

ファンシータイプは地模様が統一されていません。キャラクターによって水玉だったり星だったり。絵の位置も「POSCA」の隣だったりキャラクター名の隣だったり。「ラメ入り」の文字の位置もまちまち。こういう仕様は珍しいのではないかしら。

セット買いより、単品としてのかわいさを重視しているのかもしれません。
ファンシーショップでの値段は、1本税込み273円でした。

しかし、地模様がきらきらしすぎて、普通のラメ入りもですが、特に水玉タイプは使用説明が全然読めません。今更ポスカに説明もいらないかもしれませんが。

私の恋するポスカもこんなに今風になってしまうと、どうしていいかわからない^^; ケースはしっかり基本形ポスカなのにね。
こんなカラフルタイプ、何に使おう? お気に入りテジグに落書きでもしようかな^^

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~過去記事~

→ ポスカへの恋 その1

→ ポスカへの恋 その2

→ ポスカへの恋 その3

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ぺんてる「パステル」と「パッセル」も中身は同じ?

以前の記事ぺんてる『ふとパス』と『パステル』は同じ中身で保留にしてあった、ぺんてるパッセルについて今回はとりあげます。

Photo Photo_2

ぺんてる「ふとパス」と「パステル」は同じものなので、今回は「パステル」(上)と「パッセル」(下)を比較。
どちらも黄色ベースの箱で、中身のパスの写真が出ているので雰囲気が似ています。(キャラクターはパッセルの方は小さくついています。なお、カタログではパッセルで青系の箱もありました。)

〔同じところ〕
・16色の選び方
・中の色の並び順
・パスの大きさ(カタログではどちらも、φ11×70mm 9g)
・単色の値段(1本63円)

〔違うところ〕
・「パステル」は紙巻、「パッセル」はクリアラベル巻き
・箱が開かない工夫は「パステル」はホック留め、「パッセル」はゴム掛け付き(ただし青系の箱のパッセルはホック留め仕様です。)
・箱入りの値段。パッセルの方が少し高価。
 (16色 パステル630円  パッセル651円、20色 パステル819円 パッセル840円)

同じ会社、同じ価格帯、同じ大きさで全然違う商品というのも考えにくいので、実際に塗ってみました。
Photo_5 塗った紙は方眼画用紙(普通の画用紙に2.5cmの方眼が印刷してある)です。上の段が「パステル」下の段が「パッセル」です。塗っていて特に違いは感じられませんでした。色もほとんど変わりません。
Photo_4 目で見ると、多少色が違うかなという色もあったのですが(画像は差を感じた「みどり」「きいろ」「ペールオレンジ」)、このあたりはロットの違いではないかなと思います。塗った場合に区別するのは無理でしょう。

たぶん、「パッセル」は、「パステル」の紙巻をクリアラベルに変えただけのものではないかと思います。そう考えると、もしくは、紙巻を全廃し、全部「パッセル」に切り替えてそれをセールスポイントにしても良かったと思うのですが、そこまで冒険はできなかったということでしょうか? 石油製品の値段も安定しないことですし。

ただ、この「パッセル」のよいところは、透明なラベルであるために、パスの色がはっきりわかるということです。

個人的に、学童用のパスで一番のおすすめは「サクラニュークレパス かくがた」だと思っています。これは太い四角柱のクレパスで、回りには薄く皮膜があるものの、紙が巻いてありません。このため、色がはっきりわかります。(利点はそれだけではありませんがそれはまた別の機会に)

多くのクレヨンやパスは、手を汚さず折れにくくするために紙を巻いてあります。このため、使っていくと色が見える部分が減って、色の見分けがつきにくくなります。ぺんてるパステルは、色ごとに紙の印刷の色を変えていて丁寧ですが、一段薄い色になっているために色をストレートに伝えることはできません(画像の「パステル」を見てください。)

でも、クリアラベルなら、透明に白(白いパスはグレー)で印刷するだけで、パスの色ははっきり透けて見え、しかもつやつやと美しく見えます。ぱっと目指す色がわかるのは紙巻にはない利点です。

紙巻とクリアラベル、どちらが子どもにむきやすいかは私にはわかりません。自分はクレヨンやクレパスが短くなったら、剥いて使うより、押し出して使っていたような気がするので。はがすのに問題がなければ、あるいは、汚れにくいというのを重視するのなら、パッセルは工夫された商品と言えるでしょう。(石油製品と紙製品のどちらがいいのかはこの場合考えていません。)

ただ、ぺんてる社のパス類の名称はこれでいいのかなとは思っています。
先日、ネットショップで「ぺんてるパステル」を定着材の必要な「パステル」と同じカテゴリーで売っているところがありました。しかも同じお店で「パッセル」はクレヨンやクレパスと一緒のカテゴリーで売っていました(- -;)
お店の注意が足りないと言えばそれまでですが、たぶん同じ中身のものに、違う画材のような名前をつけたぺんてる社にも問題があると思います。
「パス」という名を捨てた「パッセル」が認知されるかどうかは、今後のセールスにかかっているかもしれません。

※ぺんてるパッセルなどの単色が手に入らない場合は、以下のサイトでネット通販をしています。小さな店では従来の「ふとパス(パステル)」を置いていたら、それ以外を置くゆとりはないかと。単色のパスやクレヨンは均等に売れて行くものではないし、絵の具よりも古いものがたまりやすい気がします。
とりあえず「ふとパス(パステル)」のバラの方が手に入りやすいので、それで補充しておくのも手かなあと。サイズも同じなのできちんとケースに収納できます。

オリエントeショップ …郵便振替の手数料、配送料(200円均一)がかかります。注文は2個以上で。

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鉛筆を持つように… ~続・水性顔料ミリペン ゼブラ DRAFIX~

(前記事 「失われた定番 その2 ~水性顔料ミリペン ゼブラ DRAFIX~」の続きです)

各種のミリペンを使ってみて、どうして自分にはゼブラDRAFIXでなければならなかったのかというと、その大きな理由は段差のない外観と、持ちやすさです。(実際、書きやすかったのですが、もうペン先がすり減っているので、書き味の比較は無理かと。)

自分にとって持ちやすい筆記具というのはどういうものなのか、今回他のミリペンと比べて考えてみました。どれも耐水性タイプのものです。

Photo_2 上から
A ゼブラ ドラフィックス(DRAFIX)
B Too コピック マルチライナー(MALTI LINER)
C パイロット Hi-プチ
(水色)
          D  サクラ ピグマ(PIGMA)

Aは私の愛用品だったもの(ちょっと曲がってる?)、Bは文具王の『究極の文房具カタログ』にも出ていて、画材としても人気のもの、Cはドラフィックス以前に私が愛用していたミリペン(これだけ0.2mm。あとのペンは0.1mmのものです。これも廃番だと思います。)、Dはプロ作家がマンガを描くのに使っていたと言われるミリペンの代表格ではないかと思います。

見ての通り、Aのドラフィックスは蓋と本体の段差がなく、かさばらないデザインです。(蓋をとって後ろにはめても段差ができません。)
蓋をした状態ではコピックが一番短いです。

Photo_3 でも、蓋をとってみると、逆に一番本体の長いのはDのピグマ、長い方だったBのマルチライナーがかなり短くなっています。このあたりで、キャップの重さなどのバランスの好き嫌いも出るでしょうか? でも、全体的にはそう大きく長さは変わりません。

Photo_4 持ち方にかかわるペン先側の軸の形がかなり違います。
左から A ドラフィックスは、ずっと同じ太さでぎざぎざの滑り止めがつきペン先部分が細くなっています。 
B マルチライナーは、上部に段差があり、その後なだらかに細くなっていきます。
C Hi-プチは、画像ぎりぎりのあたりに段差があり、わずかに細くなってペン先が鉛筆型に細くなっています。
D ピグマは、直径の違う円柱を重ねたようなはっきりした段差がついています。

これを、鉛筆と比べてみました。

Photo_5 写真の鉛筆は、電動鉛筆削りで削ったものです。
私が鉛筆を持つ位置は、削ってある上からほぼ1cmのところを親指と人差し指ではさみ、その下に中指を添えます。中指の当たる位置は、削った上の4~5mmくらいからでしょうか。
指の太さも考え、大体、画像の帯のあたりに指があたっていると思います。(鉛筆の削り方で、芯からの距離は変わります。)

鉛筆は塗料部分ですので、もちろん段差はありません。
このミリペンの中で指の当たるところに段差がないのは、グラフィックスと、ぎりぎりHi-プチ。マルチライナーとピグマは、ちょうど指の当たる位置に段差があります。段差の上を持つと、私には少々上すぎて安定しません。
また、マルチライナーは段差から細くなっているので、鉛筆の軸のような一定の太さではなく、私は持ち方が変わります。

たぶん、これが私が他のミリペンでは駄目な理由なのだと思います。
私の持ち方だと、人気の高いマルチライナーとピグマは、長時間の筆記には段差が痛くて向かないペンなのです。
もちろん、この方が持ちやすい、安定するというユーザーは大勢いて、だからこれらのペンが支持されているのでしょう。
実はドラフィックスの0.05mmは、滑り止めのぎざぎざもなくてつるつる仕上げ。キャップは長くてマルチライナー風だし、本体にはきっちり段差がありピグマにそっくりなのです。このあたり、細いペンの標準の機能的な形なんでしょうね。でも、これは私は好きじゃなかった。線が細すぎてかすれるのもあったけれど、きっとこのデザインが原因だと思います。

学生時代、ほとんど鉛筆とプラスチック万年筆で通した私は、筆記具を持つときは鉛筆が基本になっていて、そのままの持ち方で持つことができたドラフィックスは、本当に使いやすいミリペンだったと言えると思います。
でも、もうとっくに廃番。私の使いやすいミリペンに出会え、再び筆箱の定番となる日は来るのでしょうか。

いつもの一言

「いつまでもあると思うな文房具」! o(ToT)o ダー

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失われた定番 その2 ~水性顔料ミリペン ゼブラ DRAFIX~

イラストやカットやマンガなどをかくのに、本格的にはつけペンに墨汁か製図用インク、となるのでしょうが、手軽には、細い線がかけるミリペンを使うのではないかと思います。耐水性のものであれば、色を塗っても線が流れませんし、油性ボールペンのインクのボテなどもないので、使いやすいと思います。

だいぶ前になりますが、私の筆記具(黒)の鉛筆以外のものが、ほとんど「プラチナ カーボンブラック」というデスクペンタイプのものと、耐水性のミリペンだけになっていた時期がありました。
カーボンブラックは仕事の必要で、このペンか、理想科学の「OKペン」というペンで書いた原稿でないと、リソグラフ(高速印刷機 謄写版の進化系)の製版ができなかったのです。初期のリソグラフは、プリントゴッコと同じようにカーボン原稿でないと製版ができなかったため、この2つ以外の万年筆やボールペンの黒では原稿が作れませんでした。もちろん、万年筆タイプで耐水性ですから、宛名でも文書でも何も問題がなく、汎用性が高かったのです。欠点は、デスクペンタイプで長いために携帯に不便だったことくらいです。(これは現在も買えます。)

で、耐水性のミリペンの黒は、最終的にこれだけを使いました。
「ゼブラ DRAFIX 水性顔料」 
今、ゼブラのドラフイックスを検索すると、シャープペンやシャープ芯が出ますが、私が使っていたのはミリペンです。油性と水性の両タイプがありましたが、油性はにじむ分太くなるのと、芯が乾きやすいというイメージがあって、油性のものはほとんど使いませんでした。
使っていた太さは、ほとんどが0.1mmで、たまに0.2mmでした。(0.05mmもありましたが、芯の質が変わり、細く硬すぎてうまくつかないことが多かったです。) 色は、黒、赤、青の3色。やはり、黒と赤の使用が多かったです。

線の太さが大体決まるので、線を引くのに多用。見出しの文字などを書くのにも便利。さらに、キャップと本体の太さが同じためスマートで携帯にも便利。裏移りしないし、乾けば水に流れない顔料系インクですから、これまたいろいろなものに使える。チップも硬すぎず、滑り止めのギザギザも持ちやすく、もう、買ってきては、引き出しでもバッグでも筆立てでも、そこらじゅうに置いて使っていました。ワープロは使っていましたが、まだまだ手書きのものが多かったせいもあります。ボールペンが苦手な私でしたが、これでボールペンを使う必要はほとんどなかったのです。値段も、0.1mmなら1本150円でした。

それが、ある日、それを買っている文具店で、ドラフィックスの棚に切れているものがあって(たぶん、0.1mmの黒)、「今度入れておいてくださいね」と言ったら、「これ、製造中止になったんです」と言われたのです。
私と同じく、ドラフィックスを愛用している人がいて、残っている分あるだけ取り寄せてほしいと言ったそうです。
私もそれにならいましたが、時遅し。
知らないうちに、愛用の定番のドラフィックスは、すっかり姿を消してしまいました。

そして私は、他のミリペンをいくつか使ってみましたが自分には合わず、それきり、あれほど使っていたミリペンは普段使いの文具から姿を消してしまいました。

今でも、グラフィックスの何種類かの太さのものは持っていて、必要なときに出して使うこともあります。水性ペンで長持ちしていますし大事に使っていますが、もうこれらを補充することはできません。

なぜそれほどまでに気に入っていたのか。
他のミリペンと並べてみると、その理由がわかるような気がしました。(この項続く)

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→ この続きは 「鉛筆を持つように… ~続・水性顔料ミリペン ゼブラDRAFIX~」へ

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ぺんてる「ふとパス」と「パステル」は同じ中身

ぺんてるの学童用のパス類(「クレパス」の仲間)はいろいろあって、同じコーナーにそれらが並んでいると、目移りというか、めまいがしそうです。私の近所の店では、「ぺんてるふとパス」「「ぺんてるパステル」「ぺんてるパッセル」「ぺんてるふとパスー自然の色ー」が並んで売っていました。これに、クレヨンと、サクラクレパス他の製品が加わるんですからもう大変です。

Photo 画像は、「ぺんてるパステル」「ぺんてるふとパス」それぞれ16色のものです。男の子と女の子のキャラクターは共通ですが(ついでにいえば、クレヨンも共通だ!)、ポーズも違えば色のイメージも違う。当然、違う製品だと思います。

Photo_2 ところが、ふたを開けてみると、中身はどちらも「ぺんてるパステル」と紙巻表示してあって、色の順番は違いますが入っている色は全く同じ。(白 黄 ペールオレンジ だいだい色 茶色 赤 水色 青 黄緑 緑 黒 灰色 黄土色 桃色 紫 こげ茶)。
まったく同じものである証拠に、1本ずつについている製品番号(単色を注文するときに使うと思います)は、白ならどちらも「GHS-T29R」です。

カタログをよく見ると、「ぺんてるふとパス」には「限定商品」のマークがついていて、「在庫がなくなり次第販売を中止する商品です」という断り書きがあります。つまり、「ぺんてるふとパス」はそのうちなくなって、「ぺんてるパステル」にとってかわられる予定なのですね。

しかし、この「ぺんてるパステル」という名前にはいくつか問題点があります。

1 「パステル」は、通常、オイルパステルには使わない名称では?

この製品は、重ね塗りや混色ができ、水をはじく油性のもので、「オイルパステル」系の性質を持っています。箱にも小さく「オイルパステル」と表示してあります。
しかし、パステル画などに使われる基本の「パステル」は、チョークやコンテのような雰囲気で定着剤を使わないととれてしまう性質の画材です。「パステル」がオイルパステルを指すことは少ない筈で、使う場合には「オイルパステル」とわざわざ書くようです。これを製品名にすると、「パステル画のパステルだと思って」買う人、逆に買わない人と混乱します。

2 別の「ぺんてるパステル」がすでに存在している

コーナーは学童用から少しずれるかもしれませんが、「ぺんてるパステル PASTEL」という製品が別にあります。これは、四角の硬い画材で、イメージはコンテです(ぺんてる社は「従来のかたいコンテと軟質のパステルの中間のかたさ」と言っています。) 12色セットなどもあるので、まぎらわしいと思います。私の行く文具店Bは小さいので、クレヨンやパスと同じコーナーで売っています。

3 「ふとパス」という名前が定着している

文具店Aでは、「ぺんてるふとパス単色注文中です」という紙が貼ってありました。実際はふとパスの単色は現在は「パステル」なのですが、お店でも「ふとパス」だと思っているわけです。

4 「自然の色」に「ふとパス」の名前を冠している

Photo_3 私の好きな「ぺんてるふとパス-自然の色-」の名前に「ふとパス」が入ってしまっているあたり、名称の統一がされていないなあと思います。学童用から「ふとパス」が消えても、大人用?に「ふとパス」が残ってたら意味がないのでは?

カタログ写真では、この製品1本1本は「ぺんてるふとパス」という紙巻になっています。(単品名は「パステル」です。)発売当時は確かに「ふとパス」だったわけですが、現在の中身は「パステル」。これもそのうちリニューアルしなくてはならないのでは?(2007年のカタログではまだ「ふとパスー自然の色ー」です。)

「ふとパス」にかわる名称として「パステル」を選んだのには会社なりの理由があるのでしょうが、先に挙げた理由からあまりプラスには働かないと思うのですが。
さらに、ぺんてるには「パッセル」もあるんですよ。(長くなるのでパッセルについては次の機会に) どれを選んだらいいのか買う側にわかりますか?
私はカタログを読んで、両者の中身が同じものらしいことはわかりましたが、どうも現物を確かめてみるまで信じられなくて。だって「同じものです」とはどこにも書いていないし、製品説明も違うんですから。

とりあえず、「ぺんてるふとパス」と「ぺんてるパステル」はまったく同じ中身なので、後は、ケースの好みなどで決めればよいということになります。カタログ上の値段は同じで、「パステル」の方はホックつきです。

なお、「ぺんてるふとパス-自然の色-」は24色ですが、普通の24色パスやクレヨンとは違う色選定で、中間色を多用したものになっています。緑が5種類もある一方で、通常の16色にも入っている「紫、水色、桃色」などがなく「こうばいいろ」「あかるいあお」「きねずみいろ」などが入っています。普通の小学生向きというより、大人向き商品かなと思います。トンボの中間色色鉛筆「色辞典」が好きな私は、当然これは大好きです。

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~関連記事~

ぺんてるパッセルについての記事はぺんてる『パステル』も『パッセル』も中身は同じ?

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デスクマットの転写落としにも ソルベント

4月から異動で職場が変わることになり、3月末は職場の掃除に大わらわでした。

机の上のものをどけて、支給されているデスクマットをはがしたら、中にはさんでおいた印刷物の文字やら罫線やらが、デスクマットにばっちり裏写り~^^;
最近のデスクマットは、インクが溶けない素材や加工をしてあるようですが、何しろもう黄ばんでいるような古いタイプなので、しっかり転写されてしまっています。
元々そんなにきれいではなかったとはいえ(あ、焼け焦げを作ったのは私だった^^; )、ちょっとこのまま次の人に渡すのには気がひける。

初めは、掃除用に持っていた、通販生活のオレンジエースを吹きかけてみました。けっこうお役立ちの洗剤なんですが、これでは印刷は落ちませんでした。
Photo_2 Photo_3 で、ラベルはがし用に残しておいたソルベントを、転写された文字の上4 にたらしてみてティッシュでふき取ったら、きれいにとれました!(ソルベントは、貼ってはがせる糊、ペーパーセメントの薄め液です。)

ソルベントはどんどん蒸発してしまうので、シールはがしの時に比べるとまめに補給をしなくてはなりませんが、これでデスクマットの汚れはとれました。

同じく異動する人が、「デスクマットに紙の印刷がくっついてしまって破れたのが取れない」と困っていたので、ソルベントを貸したらすぐにきれいに取れていました。

本来のペーパーセメント薄め液としてはまったく使っていませんが、実にお役立ちのソルベント、次の職場でも机上に置きたいと思います。(今度は「机上にものを置くな」の上司でないことを祈る。)

ただし、ソルベントは万能ではなく、セロテープ跡とテプラの跡は取れません。(前者はアルコールがよいとあちこちに書いてありますが、まだ実行していません。)

ソルベントは、近所の文具店では画材コーナーにありました。接着用品かデザイン用品の置いてある場所にあると思います。
ネット通販では、世界堂で、ディスペンサー(2種類)とともに扱っています。

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→ソルベントの使い道は「シールはがしは ソルベント」へ

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色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その4 まとめ

私の地域のサクラクレパスとぺんてるの絵の具のシェアは、ほぼ半々だと思います。小さな文具店でも、両方の箱入りが置いてあり、バラのものもどちらかは買うことができます。1_2 2_2 画像はホームセンターのものですが、仲良く? 両者が販売されています。(実際は、サクラVSぺんてる の熾烈な販売合戦が行われている激戦区なのかも。)

しかし、以前は、「ぺんてるえのぐ」はこちらでは販売されていなかったようで、私の記憶にあるのは、サクラマット水彩と寺西のギターペイントです。

以前、同人誌出身の漫画家の尾崎南さんの原画展に行ったときに、同人誌時代のカラー作品に「学校で使っていたぺんてるえのぐ」で描いたという説明があって、ぺんてるの絵の具? ととても違和感を感じたのを覚えています。(ぺんてるくれよんはよく知っていました。)
ぺんてるは、絵の具の開発としては後発なのか、こちらの地域に進出するのが遅かったのかのいずれかだったのだろうと思います。※追記あり
そして、現在は、こちらの地域ではよく見かけるメーカーとなりました。今回、寺西の調査が抜けているのは地域性で、おそらく関西にいけば、サクラクレパスと寺西の製品が多いことでしょう。
私自身、どちらを指名買いということはなく、サクラの補充がぺんてるだったり、その逆だったりと気ままで、「どちらがいいですか?」と聞かれても、差は感じない、という程度のユーザーです。

金属チューブの時代、「肌色」や「水色」は、12色セットの中には存在しない色でした。
それが、12色の中に混じるようになったのは、ポリチューブが開発されてからだと思います。チューブが切れて横から絵の具が飛び出したり、ふたの仕方が悪くて乾燥したりというトラブルが減って、子供にも扱いが楽になった。その結果、低年齢から使われるようになったのではないでしょうか。自分が子どもの頃は、絵の具は小学1年生の使う画材ではなかったような気がします。

私のただの推測ですが、現在、同じ会社のポリチューブにいろいろな仕様があるのは、

・ぺんてるが中間色の多いセットを出して差別化をはかり、ヒットした
・サクラクレパスも、中間色を入れたセットを出し、拡大をはかった
・しかし、学校納品では、中間色の多いタイプは評判が悪く採用されにくい。
・一般市場受けのよいタイプは量販仕様として残し、学校納品タイプをスタンダードとしてカタログにのせたり文具店に置いたりするようになった。

こんな感じなのかなあと思います。
一般受けしなかったのなら、たぶん量販仕様の中間色系セットは滅びていると思うのです。メーカーだって、いろいろな組み合わせを作るより一種類のラインの方が楽だと思うし。カタログに出ていないようなものをわざわざ作る理由は、やはり中間色セットが売れるからなんだろうとしか思えません。

でも、こうやって考えると、学校側は絵の具は混ぜて使うものだと思っているけど(三原色と白だけ使って混ぜて描くというのまであります)、使う側は必ずしもそう思っていないようで、両者の意識に隔たりを感じてしまいます。
ピンクや水色は白を混ぜれば簡単にできると思うのだけど、「白に、ちょっぴり赤や青」でなく、「赤や青を出してから、白」で混色すると、いつまでたっても色が薄くならないですからねえ^^; 「ももいろやそらいろと白」の混色のほうが簡単かもしれません。
風景や人物を描くときに、単色で塗ったのでは雰囲気が出ない。たやすく混ざって微妙な色を作れるのが絵の具の持ち味だと思うのですが、「人間の色はどうすればいいの~」と困る子どもは、「ペールオレンジ」や「うすだいだい」がないと意欲的になれないのかなあ。

私は多色ものが大好きで、色鉛筆やクレヨンなど12色では絶対満足しないのですが、絵の具セットは12色しか買ったことがありません。それは、根強いほど「その他の色は混ぜて作れるから」と思っているからです。混色も好きだし♪ (混色するのに否定的な人もいると思うので、私の場合、です。)
なので、私が選ぶなら、「緑、ビリジアンにはこだわらないけど、黄土色と藍色が入っているもの」にします。(今回なら、量販仕様でないポリチューブのサクラマット水彩かぺんてるエフ水彩。実物は見ていないけどギターペイントの選色もOK。「やまぶきいろ」より「きいろ」のほうが気が楽なので、サクラマット水彩ラミネートチューブには積極的になれない。)
でも、そういう需要ばかりではないらしいと今回の調査で思いました。

文具を買いに行くとき、だれもが文具店に行く時代ではなくなりました。大型スーパーやホームセンターにも文具のコーナーがあり、100円ショップもあります。大量仕入れのため安価で、少しでも安いものを求める客はそちらに向かいます。
そこに並ぶ商品は、かつての学校前文房具店とは比べ物にならないほど多様化しています。しかし、そこには製品の説明をしてくれる人がいません。売り場で用があっても、店員さんを探すことさえ困難なこともあります。しかも、そこにいる店員さんは文具だけを見ているプロではないし、仕入れにも携わっていなかったりします。

そこに並んでいるたくさんの絵の具から、どれを選べばいいのか? 何色と何色が必要で、それはどの製品に入っているのか? 
それは客側が学習しなくてはいけないことだとは私には思えません。
私はいろいろなカタログやネットショップを調べて、メーカーさんに問い合わせて、実際の製品をあちこちで探して比べてみましたが、非常に面倒で困難でした。
私たちが文具を買うときには、そんな知識はいらないはずです。
「小学校入学で用意する12色」「中学生の美術で使う12色」せいぜいその程度の要望で、目指す商品にたどりつきたい。
ニーズに合わせてと製品を多様化させることが、逆に、選択の難しさを与えてはいないでしょうか。
もっとわかりやすい表示、選択の手がかりをメーカーさんから与えてほしいと思います。そうでないと、文具店だって説明のしようがないと思います。

「水色とピンクの入ってるぺんてるがあったと思うんだけど」とお客が聞いても、カタログにも掲載されていないのでは「製造中止になったんじゃないでしょうか? どちらの色も単色ならございますが」くらいしか答えられない。その後、量販店でそのタイプをお客さんが見つけたら、「あの文具店、適当なこと言ってる」と思われます。これは文具店のせいではありません。

こうなると、12色標準ではなく、15色標準のほうがいいのかなあと思わないでもありません。そうしたら、混色系12色に、「肌色」「水色」とあと1色が入って、どれを買ってもそんなに違わなくなるんじゃないでしょうか。
…と思ったら、ぺんてるの15色は、ポリチューブが12色+ペールオレンジと金銀で、クリーンチューブが12色+紫と金銀です^^; (多様化ってほんとにいいことなんですか? こんなの覚えられません!)

とりあえずの客側の対策は、白が2本入っているタイプを1ケース買って白を1本抜き、替わりに追加したい色をバラで買って入れる。バラで追加して別に持っていてもいいけど紛失しやすいし、子どもが使うなら絵の具が全部そろっているか確かめられるほうがいいと思うので。
あとは、混色を覚えること、に結局なってしまうのでしょうか。ない色は作ればいいと柔軟に考えて…しかし、根本的な解決にはなっていませんね。
でも、黄土色と藍色の作り方なんか面倒…これじゃ、「人間の色を作るのが面倒」の子どもと変わらないかな 笑

※追記

各社の絵の具製造開始年

・サクラクレパス  水彩絵の具1928年  サクラマット水彩1950年 …同社HPより

・寺西化学工業   ギターペイント1951年 …同社HPより

・ぺんてる   ぺんてるえのぐ1952年  ぺんてるえのぐエフ1962年 ぺんてるエフ水彩1972年 …初見健一『まだある。 今でも買える“懐かしの昭和”カタログ~文具・学校編~』大空ポケット文庫 より

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〔前記事はこちら〕

→「色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~

→「色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その2 ぺんてる編

→「色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その3 サクラクレパス編

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色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その3 サクラクレパス編

前回の「色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その2 ぺんてる編」の続きで、今回は、サクラクレパスの水彩絵の具を取り上げます。

1 サクラマット水彩 みどり おうどいろ入り12色(MW12PT 他)(主に文具店)

「きいろ」「みどり」がわかりやすく、混色に必要な「おうどいろ」「あいいろ」のあるタイプです。Photo ポリチューブ入り。

ホックのついたビニールケース(シース)に入ったタイプもあり、ホームセンターではシース入りの方が箱入りより250円も安かったです。
特徴は、「緑の地に黄緑の縞模様」
私が見た限りでは、キャップはねじって外すだけのタイプでした。

2 サクラマット水彩 うすだいだい入り12色(MW12PR) (量販仕様~ホームセンターやスーパーなどを対象にした仕様~と思われます)

1のタイプから、「おうどいろ」「あいいろ」が抜けて、「うすだいだい」「セルリアンブルー」が入ったタイプです。
Photo_2 ホームセンターでは、1の箱入りタイプより180円安かったです。
文具店ではこのセットは見かけませんでした。

箱の特徴は「水色に黄緑の縞模様」。キャップは、ぺんてる同様、片手開けと、ねじって開けるの両方ができるタイプで、1の緑の箱入りのものより凝っています。

Photo_6 この両者は同じホームセンターで売っていましたので、買いにきた人は、「安い方が、キャップも凝っているし混色表もついていて便利でお買い得」と思うのではないかしら。
実際は色が2色入れ替わっているのですが。

(画像上の「きいろ」「あお」は、古い仕様のサクラマット水彩です。ポリチューブ表面がざらついた感じになっています。)

3 サクラマット水彩マルチ みどり おうどいろ入り12色(MWM12PE 他)

これは1と同じ色展開ですが、絵の具の特徴が少し違い、牛乳パックやペットボトルにも描けるという特性を持っています。ただ、実際問題、そういうものに描こうというときには、工作カラーとかマーカーとか、何か違う画材を使うことが多いと思うので、私はそういう活用をしたことは一度もありません。
Photo_3

箱の特徴は、「黄色地にオレンジ~黄緑の縞模様」で、「絵画や工作に! いろいろ描ける!」のコピーがついています。

画像上のプラスチックケース入りのものは私の使いかけですが、使いきった色は、ぺんてるエフ水彩で補充をしていました(呉越同舟^^;)。「白がなくなっちゃったから白を買う」というレベルの私は、ポスターカラーやアクリルの白を買ってくることはないけれど、そのくらいアバウトです。でも、混じらなくて困るとかいう不都合はありませんでした。
プラスチックケースのものは白が2本入っているタイプでしたが、箱入りのものは白1本タイプなので、これもいろいろな仕様があるのかもしれません。

マルチの値段は、普通のサクラマット水彩より高いので、水彩以外の目的が特になければマルチでなくてもいいような気がします。(特性を知っていれば有効活用はできます。)

4 サクラマット水彩 ラミネートチューブ入り やまぶきいろ ビリジアン入り 12色(EMW12)

1 ポリチューブの絵の具が12mlなのに対し、ラミネートチューブは5mlで、とてもこぢんまりした印象です。でも、昔、自分が使っていた金属チューブのは、白のチューブだけが大きい、このくらいのサイズでした。
箱の色は、青地(コバルトブルーみたいな色)に水色の線で、唯一の寒色使いがちょっと大人っぽい印象。
サクラクレパスの製品では、このタイプだけが「きいろ みどり」でなく「やまぶきいろ ビリジアン」が入っていて、混色向きのタイプです。「きいろ」が入っていない12色はこれだけのようです。

ラミネートチューブは、ポリチューブにくらべ減った分量がわかりやすいので、「チューブがふくらんでいるからまだ絵の具があると思ったらなかった」という悲劇がおこりにくくていいと思うのですが、12mlの大型チューブはないようです。
このあたりは、コストの加減なんでしょうか?
絵の具が少ないので、一箱の値段は一番安いですが、分量は半分以下です。

チューブ全体が白、キャップも白で、色はちょっとした線で表現されているだけなので、ポリチューブタイプにくらべて、ぱっと見、何色というのがわかりにくいです。この写真で「やまぶきいろ」「ビリジアン」が入っているとわかったらすごい!(しかも、箱の「ビリジアン」は「みどり」みたいな色で印刷されているし。箱に小さく文字が印刷してあるけれど、注意していないと見落としそう。)
2 昔の金属チューブのシールの方が、ぐるっと色が巻いてあるのでわかりやすかったと思うのだけど。
こういうのは、「区別がついて洗練された」デザインを狙ってほしいです。

次回は、まとめです。

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→ 続きは 色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その4 まとめ へ 

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色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その2 ぺんてる編

先の記事、「色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ」の追加です。
今回は、ぺんてるの製品について、画像つきで補足します。

1 ぺんてるの旧製品(細身ポリチューブの「ぺんてるえのぐ」WYB-12 

Photo     Photo_2     これは古い「My Sketch」水彩セットに入っていたもの。
「みずいろ」「オレンジ」「ペールオレンジ」のほか、「おうどいろ」が入っていて「ももいろ」がない、変わった仕様になっています。
これは、学校納品タイプで、実は、画像のように、元の仕様には「ももいろ」が入っていたものです。学校の要望によって色が入れ替わっていたようです。(書き直したのは持ち主でしょう。)

Photo_3 私の持っていたバラには、シールが2種類ありました。右のものはバーコードがついているので、店でバラ売りされていたものだと思います。
「むらさき」は12色には入っていませんでしたが、バラも販売されていたようですね。緑色のものは「みどり」で、「ビリジアン」ではありません。

2 「ぺんてるエフ水彩」 ビリジアン入り12色(主に文具店) (ビニールパックのもの WFC3-12 箱入りのものWFC2-12 ここにはありませんが箱入りのポリチューブもあります。)

Photo_4 画像ではビリジアンを飛び出させるのを忘れています(^^;)
特徴は、「湖の家」という、緑系の絵がついていること。(箱入りポリチューブは、この絵が縮小されて、絵の具チューブの絵がついています。)
この絵がついていれば、ポリチューブでも金属チューブ(クリーンチューブ)でも、ビリジアンの入った12色のようです。

このタイプには「レモンいろ」「ビリジアン」「あいいろ」「しゅいろ」「おうどいろ」が入っています。

3 「ぺんてるエフ水彩」 YFC2-12みどり・そらいろ入り12色(量販仕様と思われます)

Photo_5 これが、先に挙げた「ぺんてるえのぐ」の流れをくむタイプで、売っていたのはホームセンターです。同じ12色でも、中間色の多いタイプで、「みどり」「そらいろ」「ももいろ」「だいだいいろ」「ペールオレンジ」が入っています。
現在の市販の「My Sketch」にもこのタイプが入っていますが、このように単品売りも残っているわけですね。
箱の絵は、水色の地に赤いヨットのある絵で、チューブの色写真が出ています。
量販仕様の12色は、色のシールが別になっていて、名前などを書いて貼るようになっています。

Photo_6 2と3は、どちらも「ぺんてるF水彩」の12色を名のりながら、実際は5色も色が入れ替わっているわけで(画像では「ビリジアン」と「みどり」が抜けています)、これは買う側にはかなり迷惑な話です。
「ぺんてるエフ水彩のポリチューブの12色買ってきてね」の指名買いでも、行った場所がどこかによって、違う製品が並んでいるわけですから。

バラ絵の具は、近くの文具店ではどこも、ビリジアン系12色以外の、そらいろ系のバラも扱っていましたが、ホームセンターでは、ビリジアン系の「あいいろ」などは売っていませんでした(訂正)目立つところに吊るしてあるバラにはありませんでしたが、引き出しに入れて売っていました。

次は、サクラクレパスの製品を取り上げたいと思います。

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→ 続きは 色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その3 サクラクレパス編 へ

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童謡「ぼくのクレヨン」の12色

昔、「おかあさんといっしょ」か「みんなのうた」で、アニメつきで放送されていた歌に「ぼくのクレヨン」というのがあります。(作詞:片岡輝  作曲:佐藤眞)
「ぼくのクレヨン12しょく~」から始まって、いろいろなものをクレヨンでかいていく歌です。
アニメも、クレヨンでかいたような線の素朴なものでした。(おひさまがにこにこして、まわりの三角の光がぐるぐるしてたとか、お母さんが手をふっていてだんだん小さくなって豆粒になるのだけど、きみどりになるかなあと思ったのを覚えています。)
その画面が白黒だったかカラーだったかまでは覚えていませんが、案外白黒だったかも。

どんな12色だったかというと、

赤 … おひさま
青 … 空
黄 … チューリップ
ねずみ色 … ロケット
ピンク … ぼくのほっぺ
黄緑 … 豆つぶ

茶色 … お山
白  …雲
緑  … 地球
紫 … ふきだす火花
オレンジ … 星

黒い色 … 夜

空は「水色」でなく「青」、地球が「青」でなく「緑」なんですよね^^
このくれよんにはみずいろが入っていません。

たぶん、この12色は、当時売っていた12色のクレヨンと、微妙に違うんじゃないかと思います。
たぶん、「みずいろ」「はだいろ(現在の名前は ペールオレンジ、うすだいだい)」が必ず入るかなあと。

現在の12色の選定は、ぺんてるの場合、

ぺんてる(ぺんてるくれよん・よいこのくれよん・パッセル)の一般製品

 ・歌にあるが入っていない色…ピンク むらさき ねずみいろ

 ・名前の違う色…だいだいいろ(歌ではオレンジ)

 ・歌にない色…ペールオレンジ みずいろ はいいろ

となっています。(「はいいろ」は「ねずみいろ」と考えてもいいと思いますが。)
ピンクが抜けるのがちょっと意外でした。

ぺんてるのこれらのシリーズには30色になっても「ねずみいろ」が存在しません。
「ぺんてるふとパス-自然の色-」という私のお気に入りの製品がありますが(緑系や茶系が充実していてうれしい)、この中には、「ねずみいろ」ではなく「きねずみいろ」があります。

ぺんてるの「オイルパステル」36色とか、サクラクレパスの50色セットとかだと、「はいいろ」「くらいはいいろ」の2色があります。
クーピーペンシルには「はいいろ」がなくて「ねずみいろ」がありますが(私の持っている60色タイプのもの。「くらいはいいろ」もある)、昔の多色のクレパスかクレヨンにも「ねずみいろ」があった気がするのだけれど。(これは確かではありません)

たぶん、童謡では「はいいろのロケット」では音の感じがよくないので、「ねずみいろ」になっているのだと思います。あくまで、どこかのメーカーのクレヨンではなく「ぼくのクレヨン」ですしね。
「ねずみいろのロケット」が歌全部を通して活躍しています。宇宙時代だなあ♪

今のクレヨン、クレパスにも12色は存在しますが、主流は16色~20色くらいじゃないかなと思います。
歌のできたころは、まだ12色が主流だったのかもしれません。

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色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~

ここでとりあげる絵の具は、小学校などで使う水彩絵の具です。
具体的には、「サクラマット水彩」「ぺんてるエフ水彩」「ギターペイント」など。
誰もが子どもの頃にお世話になるのに、「水彩画」の本を見ると、こういう絵の具はまず取り上げてもらえません。
正確には「半透明水彩」といいます。薄めると透明水彩風、薄めないと不透明水彩風に描ける便利な絵の具なんですけどねえ。
(水彩画の本のほとんどは「透明水彩」についての本です。学校用の水彩の本は後述)
きっと、「~風」とか「~調」とかいうのでなく、ちゃんとそれ専門でなきゃだめ、ということなんでしょうね。
でも、普通に絵の具を買うといえば、先にあげたどれかが多いと思います。

24色とか、金銀入りとかの豪華なものもありますが、大体12色のものを使いますよね。
文具店に行ったら、12色セットの中から、値段とかメーカーとかチューブの種類などで気に入ったものを選んでくると思うのですが(お店で既に選んでいる場合もあり)、
この12色の組み合わせ、同じメーカー内でも違うタイプがあったりします

〔3社の「12色の絵の具」のすべての製品に共通する色〕

赤 青 黄緑 茶 黒 白 この6色しかありません!

「黄」でなく、「黄緑」が入っているのが意外です。
半分は、メーカーやシリーズによって違うものが入っていることになります。

〔標準的な選択〕…共通6色に加えて

レモン色 朱色 ビリジアン(ビリジァン) 藍色 黄土色 の5色に

Aタイプ 5色+黄色 (ぺんてるF水彩、ギターペイント )

Bタイプ 5色+山吹色(サクラマット水彩ラミネートチューブタイプ)

これらは、混色に一番向いた配色のようです。
よく、問題になる、なじみのない「ビリジアン」ですが、
「みどり」は、「ビリジアン」+「レモンいろ」(ぺんてるによる混色)、あるいは「ビリジアン」+「きみどり」(サクラクレパスによる混色) の混色でできるため、これは入っていなくてもすぐに作れる色だそうです。

Bの「きいろ」も、「やまぶきいろ」と「レモンいろ」の混色でできるという理由で省かれています。(通常、三原色といわれる「黄色」が混色でできるというのは何か不思議)
つまり、この配色は、「混色ができる」あるいは「混色の練習」を念頭におき、なるべく少ない色数で、たくさんの色を作ることができる色が選ばれています。
なお、ぺんてるエフ水彩は、ポリチューブのものもクリーンチューブ(金属 スズ)のものも、色展開は同じです。

〔入門期を考慮した選択〕…共通6色に加えて

Cタイプ +黄色 レモン色 朱色 緑 藍色 黄土色 の6色(サクラマット水彩ポリチューブ)

ここで、「きいろ」「みどり」が入っている理由は、基本的な色の名前を覚えられるようにという配慮だそうです。
それでも、混色や効果に必要な「あいいろ」や「おうどいろ」や「しゅいろ」は入っているので、混色の練習もすることができます。

〔混色がまだ無理な年齢に配慮した選択〕…共通6色に加えて

Dタイプ  +黄色 ペールオレンジ 橙色 緑 空色 桃色 の6色(ぺんてるのスケッチセット~市販品~の中の絵の具 などの一部の商品)

他の製品に加えて、明るい中間色が目立つ選択になっています。
これは、まだ混色が無理な年齢の子どもでも、クレヨンなどを選ぶように使いたい色がすぐに使える配色になっています。
混色をするのには逆に難しい配色になっていますが、このような配色は共同絵の具などにも見られ、大胆でのびのびした表現に向いているように思います。
現在は、この12色絵の具のみのものは市販されていませんが、ここに入っている「ペールオレンジ」「だいだいいろ」「そらいろ」「ももいろ」は、ポリチューブ単色で販売されています。(以前は、もっと細いポリチューブの12色セットで販売されていました。)

絵の具を選ぶときには、幼児にビリジャンの入っている絵の具では扱いが難しすぎるでしょう。
小学校で使う絵の具なら、学年が上がるにつれて、混色に必要な色と入れ替えて(あるいは買い足して)いくのがいいということになります。

その絵の具を買う前に、ちょっと気をつけて箱の色名を見ると、思わぬ発見があるかもしれません。
白が2本入っていたり、学校納品用で違う仕様だったりと種類もいろいろあるので、まだ違うものがあるかもしれません。
今回、サクラクレパスとぺんてるの製品は持っていたのですが、寺西のギターペイントはカタログで調べただけなので、違うものをご存じの方は教えてください。

ただ、個人的には、「○○えのぐ ジュニア」という品名とか、「混色自在」とかいうコピーがついているとか、何かもっと見分けやすい表示があるといいなあと思います。

なお、不透明水彩絵の具の参考書には、『みずえのぐの世界』(降籏孝 サクラクレパス出版部)があります。
何が正しいのかよくわからないことも多い絵の具の使い方ですが、こういう参考書があるとちょっとしたコツがわかり、あとは自分のやりやすいように変えていくのがいいんじゃないかなと思います。(書いてあってもこれは自分には無理、というのもあった。)

☆この記事を書くにあたり、ぺんてると、サクラクレパスの窓口に疑問点を尋ね、いずれも丁寧でわかりやすい回答をいただきました。ありがとうございました。

ぺんてるのHP

サクラクレパスのHP

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【追加記事】

→「色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その2 ぺんてる編

→「色々あります~学校で使う水彩絵の具12色の組み合わせ~ その3 サクラクレパス編

製品画像と、量販仕様についての補足です。

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受験生でなくても ~カナエルコーンは招き猫~

あちこちのお店の売り場の一角に、バレンタイン商戦とは別に、「がんばれ受験生」コーナーができています。
もう、それ用に作られているお菓子や文具がありますね。
かなり大量にあったので、メモしてくればよかったと思うほど盛況です。

合格お菓子の定番「キットカット」のグッズには、以前、五角形の「合格鉛筆」があったんですけど、今回は見かけませんでした。

(追記 後日、キットカットから「がんばる受験生へ」というパック商品で、キットカット1箱、赤系桜柄五画合格鉛筆、同柄スリーブのキットカット消しゴムのセットが発売されているのをみつけました。消しゴムはチョコレート型で茶色。製造は三菱鉛筆。鉛筆は日本製。消しゴムは中国製)

五角形の合格鉛筆は以前からあるものらしいんですが、五角だと、三角鉛筆(かきかた用に普及)、四角鉛筆(このごろのヒットは、「電車鉛筆」! 機能なんか無視して買ってしまった。セット箱が半ダースなのもコレクションにうれしい。電車だもの、四角でなくてはならないのです。)、普及品の六角鉛筆にくらべると、木材のロスが多そうでどうなのかなあと思うのですが。
肝心のキットカットは、「雪見桜 きっとサクラサクよ。」で、ローソンのものには、「シカクいアタマをマルくする」の問題つきシールが貼ってありました…って、これ、貼付期間が1月21日までと書いてあります(遅)

食料品売り場でもかまわず並んでいるぺんてるの「マークシート鉛筆」は、なくなってしまった「ぺんてるTUFFペンシル」より高級版で、やはりカーボングラファイト芯。合格祈願済み(^^;) さらに、合格祈願の様子までネットにアップしていると書いてあるので、ぺんてる合格祈願のページへ。
ぺんてるのはっぴに、必勝はちまき。がんばってますねえ、ぺんてる(^^)
(…てか、がんばってほしいのは受験生のほうなんですが。)
商戦であっても、遊び心があるメーカーが好きです。
「遊びは一番真剣にするもの」ですよね♪

しかし、今回、文具よりも私が夢中になったのは、東ハト「キャラメルコーン」の期間限定バージョン、「カナエルコーン」
Photo この、白と赤の招き猫がずらっと並んでいて実にかわいかった(*^^*)
赤は通常のキャラメルコーンと同じ味ですが、白はホワイトミルク味で、私はこっちのほうが好みでした。
受験生じゃないけど、このパッケージで毎冬出ないかなあ、と関係ない客までひきつけるかわいいデザインでした。

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コメント欄「帽子の女の子キャラクター」の質問への回答の補足は、
→ 帽子の女の子キャラクター 「ホリー・ホビー」追記 へ

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文具のCMだと思った ~キョーリン~

画面に映ったのはたくさんのコピックマーカー。
透明スタンドにたくさん立っていて、選ぶのに迷うほどのその数。
それから、きちんと削ってあるおろしたての鉛筆が半ダースほど。
ああ、文具ってきれいだなあと思いました。

コピックの中からどれを選ぼうかと迷う手がそのうちの1本を取り出して、
白い紙の上に曲線を描く。
それを3回繰り返して…青、オレンジ、黄緑で、ハートに似た模様を書いて。

でも文具のCMじゃなかった。
キョーリンのでした。
(鉛筆は持つシーンがなかったけど、何のために出てきたんだろう? 見たのは短縮版で、ロングバージョンだと使うのかな?)

あ、1回見ただけなので、細部違ってたらごめんなさい(^^;)

そういえば、昔は、文具のCMっていっぱいあったような。
「まっ黒けのけ」や「見える、見える」のボールペンとか、ユニボールや野菜鉛筆とか、カシオミニとか、象が踏んでも壊れない筆入れとか、「君のは太い」シャープペンとか、「はっぱふみふみ」とか。(全部わかったらあなたは同世代☆かも)

今はそういう小物CMはあまりないような気がします。

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プリントゴッコ消耗品を蓄えておく

7月30日のこのブログで、プリントゴッコ消耗品値段改定の記事を書きましたが、
12月になって、今年使うかどうかわからないにしても、消耗品はキープしておかなくては、と思いました。
プリントゴッコ消耗品は、近所のスーパーに常設しているんですが、夏にもたくさん売れ残っていたので、たぶん残っているだろうと思ったらたくさんあった♪

で、さりげなくリニューアルバージョンと並べて売っていたんです。
ランプ10個セットの横に4個セット、ハイメッシュマスター5枚入りの横に2枚入り。
足りないのは2個だから少ない方でいいや、などと割高な方を買っていく人もいそうです。
プリントゴッコのものって、どこで買っても割引というのはなかった気がするけど、在庫一掃セールとかもないのかしら。

プリントゴッコ消耗品は、旧タイプでもそれなりの値段はするので、まとめて買えばけっこうなお値段になります。
しかし、もっと高くなるんだからそんなこと言っていられないわよね~と、5セットずつ買ったら大変なことになりました(まだあまってたけどそんなに買えません)
でも、ちょうど、そのスーパーで、1万円買ったら500円の商品券バック、をやってたので、割戻しがあってよかったです。

でもねえ、これでこの先、年賀状がずっとパソコンだったら何やってるんだろ~ということになるんですが(^^;)
しかし、インクは並べていなかった。これはよそで調達しておかなくては(今のところ値上げはないみたいですが。こっちも、パステルカラーとか日本の色とかずいぶん増えて楽しかったのにな)

年賀状以外のプリントゴッコの使い方では、プラ板に印刷したことがあります。
お礼に、文字の入ったマスコットキーホルダーのようなものをたくさん作ろうと思って、プラ板に絵を描いてオーブントースターで焼いて厚くすればいいやと思ったんですが、
絵をたくさん描くのは面倒だし、ペンで色をつけるのも数があると大変。
それで、プリントゴッコで刷る、というのを考えました。

だいぶ前の話なので、詳しく覚えていないんですが、
プラバンをはがきほどの大きさに切って、
いつもと同じように多色印刷。(ハガキ1枚の大きさでできたものは2枚?4枚?)
印刷が乾くのに時間がかかったと思いますが、これを必要な形に切ってパンチで穴をあけ、天板にアルミホイルを敷いたオーブントースターで加熱します。(このあたりはご存じの人が多いと思うので省略)
イラストがぎゅっと縮んで厚くなってできあがり~♪

プリントゴッコを年賀状に使わなかったら、何か別の手作り品を作って遊ぼうと思います。
え、年賀状ですか? 
大体新年になるまで作れないことが多いだめだめ人間です。

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貸してもらって買う文具

職場の引き出しと机上に文具を相当たくわえている私は、人に文具を借りるという場面はめったにありません。
それだけに、たまに人のものを借りると、おお、これは! とびっくりすることもあり、そういう文具は自分のお気に入りとして所有することになります。

主なものは、自分が苦手とするタイプの筆記具です。
好きな文具は、あれこれ買ってきて使い比べたりしますが、嫌いなものは、とりあえずあるものを使っておこう、とあまり新規開拓をしないからです。

【ぺんてる ハイブリッドボールペン】
まだ水性ボールペンが少なかった頃、人に借りて、あまりの滑らかさにびっくりした製品。
筆圧がないので、ボールペンは嫌いな筆記具で、あれこれ使い比べることもないため気づかなかった。その人も、軽くなめらかに書けるというので愛用していました。
現在もこれの赤は定番で愛用。(仕事で細字が増えたため、黒はハイブリッドテクニカが主流になってます。)

【ぺんてる グラフギアシャープペンシル 0.7mm】
シャープペンシルも嫌いな私はなかなか好きなタイプがなく、ゼブラのラバー軸の100円シャープを定番にしていますが、この製図用シャープペンシルのグラフギアは、人に借りて、やはり書きやすさにびっくりした製品です。
持ち主こだわりの品で、芯が0.7mmで、Bや2Bの濃い目のものを入れてあるためだそうで、その人も複数本使っていて、文具店以外にもホームセンターでも安く手に入ると教えてもらいました。
ぺんてる・グラフギア1000は、芯カバー?がさらに収納できる設計ですが、やや複雑な構造のせいか、ウェストポーチにさしてがんがん使うと壊れてしまい、グラフギア500のほうがシンプルなだけに壊れにくいようです。こういう携帯する場面ではゼブラのほうがよく、グラフギアは机の中に入れ、机上で落ち着いて使うのに向いていると思います。(もともと製図用なんだから当たり前かも)

【パイロット ドクターグリップ ボールペン】
お店か病院か忘れましたが、受付においてあって、持っていて気持ちのいいやわらかさと、なのにしっかり線がかけるので気に入った製品。(どこまでも、筆圧の弱さがつきまとう私)
ただ、ドクターグリップはいろいろな素材のパーツからできているせいか、バッグのポケットにそのままほうりこんでおくと、持ち運んでいるうちにバラバラになってしまうことが何度もあり、これも、机上文具にするか、携帯時にはペンケースに入れるなどしたほうがよいのかも。(そもそもバッグのポケットに直接放り込むのが乱暴なんですけどね。)

先にあげた、「伊東屋レッドクリップ選定商品2008」の中には、こんな紹介文がありました。
こだわり筆記具の「カランダッシュ849コレクションボールペン」の後半部分です。(前半部は快適な使い心地の機能について説明しています。これも製品の良さがよく伝わる文章です。)

この商品は、お客様に褒められる一本でもあります。伊東屋の社員が所持している率が高いため、店頭でサインをいただくときなどにお使いいただくとその場で購入してくださるケースがよくあります

その場面が目に浮かぶようではありませんか。
店員からボールペンを借りて、その使い心地の良さに驚く客。
さすがは伊東屋、店員も並の筆記具は使っていないなあという尊敬。
返しがたく、勧められもしないのに、「これどこの製品なの?」と聞いてしまう。
ほしいというお客にそれが常備してあるコーナーへ案内し、自分の使用感をまじえて自信を持って説明する店員。
数ある筆記具の中で、それを選んだ店員の見識に感心し、客は満足してそれを購入していく。
店員は、自分のお気に入りが客に評価されたことを誇りに思い、いっそうその品に愛着を持つ。…

普通のボールペンよりは高いです(2625円)。 しかし、愛蔵でなく愛用したいと思わせる品質と価格のバランスのとれたものだから、伊東屋の社員さんも大勢使っているのでしょう。

これこそ、私の求める「選定」です。
自分も愛用している良いものを、広く多くの人にも知ってほしいという思い。
それを選んだ社員さんの文具への愛がベースに感じられます。
このボールペンは私もぜひ手に入れたいと思いました。

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どうしてそんなにデカいのか~ハローキティ ジャンボ消しゴム~

ネットでたまたま見つけたんですが、サンリオオンラインショップの、ハローキティ ジャンボ消しゴム。(画像はリンク先を見てくださいませ)

文字で見たときは、お値段(6300円!!)にびっくりして、1桁間違えてるんだろ~と思いましたが、間違ってなかった 汗。
普通の消しゴム60個分っていっても、たかがしれてると思いましたが、これを持って本当に使うんですかい 汗 (使ってる画像もありますよん)
だって、2.2cm厚のB5ノートと思えばいいんだもん、この大きさ。しかも、1kg超え!

「拡大画像」…拡大しなくてもいいわい!

いったい、どういう意図でこれを開発したんでしょうか。
「小さきものはみなうつくし」の、枕草子以来の感覚に挑戦するのかサンリオ!

まじめに、千円くらいだったら冗談で買うのもありかと思うんですが、6300円持ってサンリオギフトコーナーに行ったらどれだけ買い物ができるだろうと思うと、これを買うのはどんな人かなと思います。
だって、たくさん消しゴムを使う人でも、箱で買って使う分だけおろすほうが傷まないと思うし、切り分けるのなら切ってあるほうがいいと思うし。

巨大な消しゴムはんこ、というより消しゴム版画を作りたい人にはいいかもしれません。
ああっ、でも、6300円よ~~。買う勇気あります?

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コーリン鉛筆 高橋真琴柄

アクセス解析をしながらネットサーフィンをしていたら、ネット古本屋さんがあって、のぞいたらそこにコーリン鉛筆が売っていました。(どこに残ってるかわからないものですね)
そこで売っていた理由は、たぶん、高橋真琴さんがパッケージデザインをされていたからでしょう。(鉛筆の箱だけも売っていたもの)

少女フレンドを読んで育ったので、細川知栄子さんとか青池保子さんとかは絵柄を見ただけで作者名まで言えた覚えがありますが、高橋真琴さんはマンガでなくイラストだけの方だったので、絵は知っているけれど作者は知らない、という状態がずっと続いて、割と最近、大きく取り上げられるようになってきて、ようやくお名前を知ったのです。
私の世代ならとても見慣れた絵ですよね。

ものは3点です。

【for Lady  HB120 ジスマーク899 1ダース\180円 】コーリンマーク右向き
Photo_3 Photo_4

藤色がかった地色の箱に、白抜きで for Lady   白抜きの地で少女の絵、MAKOTOの文字、水仙の花が描かれています。
裏は、ダイヤ白抜きの中に上から、水仙、ガーベラ、山百合のイラスト。
蓋の中の部分に、「K6602」という数字があります。
鉛筆は箱よりもオレンジがかった渋いピンク地に、小さな水仙のちらし柄、端に5本の青い線。文字は「for Lady  ”Colleen”Brand コーリンマーク 120 *HB*」と「TCB608  *HB* ジスマーク」です。
鉛筆の後ろは切り落としタイプで芯が見えます。

【コーリン3300 少年と少女と猫】 コーリンマーク右向き
3300 

プラスチックケースに入って、それが紙パッケージに入っているやや高級タイプです。
紙箱は明るいピンクに白い筋、その中にピンクで「COLLEEN」のロゴ。
裏には、「\360」のクリーム色のシール値札(価格改定の貼りなおし?)とジスマーク。
プラスチックケースは、蓋が離れて開くタイプで、コーリンマークと、「COLLEEN」のロゴ。

高橋真琴さんの少年と少女の絵は、鉛筆の端を保護するような形で、少年はオレンジの伽助っ人に、青白ボーダーのシャツ、手に薄紫のパンジー、少女は左右二つ分けの髪にピンクのリボンをそれぞれ結び、白い衿のパフスリーブのブラウスにピンクのジャンパースカート(一体型のワンピースかも)に白い猫を抱いています。
裏には土曜日までの8こまの時間割がついています(8時間めがあった???)

鉛筆は、6本が薄いサーモンピンク、6本がエメラルドグリーンで、芯の見えない端の部分はどれぞれ同系の濃い色になっています。
絵柄は、端の方に少年と少女が手をつなぐ絵の顔だけシルエットの絵。
地模様は、にこにこしているプードル風の犬と白猫がたくさんと赤、黄、青の紅葉の端を丸くしたような柄(花柄)です。
文字は「コーリンマーク ”Colleen”3300 *HB* ジスマーク」と、エンボスで、別の面に「ETG30」の文字。
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鉛筆を持っていたら、後ろの芯を保護している木が取れてしまいました(--) これって後から貼るんですね。知らなかったわ。

【12色色鉛筆 「FLORAL Lady 12」 №770 500円】コーリンマーク左向き
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紙箱入り12色色鉛筆です。
箱の表側は、上部に削った色鉛筆の写真、「for Lady」の文字、下部に、「FLORAL Lady」、コーリンマーク NO770.LD があります。
イラストは、白い帽子をかぶった少女で、色とりどりの薔薇、アネモネ、パンジー、桜草、散らした鈴蘭などたくさんの花の乗った帽子とブーケを持っています。
Photo_8 Photo_9 箱の裏にも同じイラストの縮小版と、COLLEEN のロゴ、コーリンマーク、コーリン鉛筆№770-LD \500 の文字があります。
鉛筆には柄はなく、削った状態で入っています。

私は鉛筆は、ただの花柄とかきれいな色の軸などのファンシータイ