このごろの祝儀袋いろいろ
本年も、「けふこの本棚と文具の引き出し」をよろしくお願いいたします。
(よろしくお願いできる程度に更新しようとは思いますが、さて…)
お正月なので、お蔵入りしていた祝儀袋の話など。
結婚式に呼ばれたので、祝儀袋が要ることになりました。
以前から、伝統を踏まえつつ、ちょっと変わった和紙を使っていたり、色合わせがきれいだったりするものが好みです。
昔は、好みのタイプが近所で見つからず、フェリシモコレクション(当時は「はいせんすコレクション」)で購入していたくらい。
和紙の折り返し部分が渋めの落ち着いた色で、色がローテーションする5~6回のシリーズでした。
現在も、必要なときにちょうど好みのものがあるかわからないので、気に入ったものがあったときに買っておきます。
個性的な祝儀袋はずいぶん増えましたが、水引の色使いや飾りの形が好みに合わないものも多いです。
結婚式に持っていったものは紙製で、伊東屋新宿店で購入しました。
和紙の色合わせがきれいで気に入りました。
水引がト音記号のものもあったりしましたが、そこまでいくと、音楽関係の行事の御祝儀か、音楽家さんの結婚式でないとどうかなと思って。
このとき、他にてぬぐいで作った祝儀袋があったのですが、再利用できるのはいいとしても、結婚式には華やかさに欠ける気がして、買いませんでした。
その後、いろいろ調べていたときに、ハンカチをたたんで作った祝儀袋を見つけました。
グッドデザインで、どこかのサイトで前に記事を見た気がする…気づかなくて残念。
これも、結婚式にはちょっと華やかさに欠ける気がするものもありますが、いろいろなお祝い事に使えそうです。
もらった人は、後からハンカチとして使うことができます。
名前は心込袋(KOKOROKO)と言うようです。
(→ アマゾンの心込袋 へ)
そしてさらに、ネットで紹介されていた、百円ショップダイソーの210円商品「ふくさ金封」。
のし袋を入れる「金封袱紗」ではなく、濃い色の無地のふくさ自体を祝儀袋にしたもので、裏表2色の地の色に水引の色が映えてなかなか素敵です。
生地もちりめん風で、ハンカチよりも厚みがあります。
これはダイソー町田店で購入しましたが、実は、ダイソーに出向いた動機の一つはこれの実物を見たかったから、というくらい、心ひかれるものでした。
シンプルなだけに、柄物にくらべて利用しやすいのでは?
個人的には、大きな造花をつけたものより、水引の結び方で表現したものの方が好きです。
そのときお店にあったものは5種類でしたが、実際は6種類あるようです。
(画像にはNo.2がありません。)
ダイソーには、百円商品で紙製の祝儀袋もたくさん出していて、好みのものがありました。
差し色に使っている和紙風の紙が、以前ダイソーのおりがみにあったなあ、というぱりぱりした質感だったりしますが(画像左の黄色の紙など)、商品が豊富なだけに、好みのものが見つかりやすい気がしました。
オーソドックスな形は、この価格でかなり健闘していると思います。
さらに、ホームセンターに行ったら、水引タイプの88円の祝儀袋が何種類もありました。
安ければいいというものでもないけれど、どこまで広がる価格帯?
本格的な和紙の美しい祝儀袋も大好きなのですが、相手の好みや再利用できるかを考えて、どんな祝儀袋にするかの選択肢がいろいろあるのはいいことだと思います。
見て回った中では、お見舞い用ののし袋は、あまり種類がありませんでした。
簡易な祝儀袋で代用してしまうことがほとんどですが、こういう時こそ、きれいなハンカチののし袋がいいかもしれません。
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